僕とギンガSとStrikers   作:T&Y-Tiga

6 / 12
皆さん、七か月ぶりに投稿しました。T&Y-Tigaです。

自衛隊の前期と後期の教育が終わり中隊に配属されて
一ヶ月が過ぎもうある程度落ち着いて来たので久しぶりに投稿しました。

先週のウルトラマンXはギンガとビクトリーの共演がありましたし
更にはウルトラマンギンガビクトリーの技でガイア、ダイナ、ティガの順番で
それぞれの光線技を放つシーンは興奮しました。

色々なウルトラマンとの共演もしてほしいです。


第4話 ギンガ対ビクトリー

異世界へと転移してしまった明久はギンガスパークに導かれ機動六課の高町なのは達と

出会い、そこで明久は夢の中で見た謎の青年「ショウ」と出会う。

そこで明久は謎の水晶体ビクトリウムを略奪する侵略者、スパークドールズの復活

そしてショウがビクトリアンに伝わる神秘のアイテム「ビクトリーランサー」で変身する

ウルトラマンビクトリー。ビクトリーと侵略者の戦いに巻き込まれる明久と機動六課。

 

その時明久はギンガスパークに叫んだ。

 

明久「僕に・・・切り開く力を!!」

 

明久の想いが届き明久は再び変身する!

 

「ウルトラーイブ!!ウルトラマンギンガ!!」

 

明久「ギンガーー!!」

 

ウルトラマンギンガ 再び

 

ギンガは何とか侵略者を撃退に成功するがビクトリーがギンガに襲いかかる!

 

 

 

OP 英雄の詩

 

 

 

第3話 ギンガ対ビクトリー

 

ギンガはビクトリーの攻撃をジャンプして避けた。

 

明久『あのウルトラマン、怪獣の力を使えるのか』

 

明久はビクトリーに近づき問い掛ける。

 

明久『お願いだ、教えてくれ、君は一体何者なんだ?』

 

明久は質問をするがビクトリーいや、ショウからの返事は

 

ショウ『お前に話す必要はない』

 

ビクトリーはギンガに背を向けて歩く

 

明久『君、それ全然答えてなってないよ!』

 

明久が戸惑いの気持ちをぶつけるとビクトリーが攻撃をした。

 

ビクトリー『ビクトリウムスラッシュ!』

 

ギンガは攻撃を避けてジャンプしビクトリーに詰め寄る。

 

明久『いきなり何するんだよ!』

 

ビクトリーはギンガの腕を払い除けるとパンチやキックで攻撃する。

ギンガはビクトリーの攻撃を避けたり受け流す。

 

ショウ『フン!中々やるな。行くぞ!』

 

ビクトリーはギンガに畳み掛ける。

 

明久『ちょっ!?待っ、止めろ!』

 

ギンガはビクトリーの攻撃に対して防戦一方となるが2体が空中で取っ組み合い

地面に着地するとお互い蹴り合い両者は距離を離した。

 

ショウはEXレッドキングのスパークドールズをビクトリーランサーにリードする

 

『ウルトランス!!EXレッドキング!!ナックル!!』

 

ギンガ『ギンガセイバー!!』

 

ギンガもギンガセイバーを出し火炎弾を切り裂きビクトリーに組み付く

 

ビクトリー『ビクトリウムバーン!!』

 

ビクトリーは額のV字型から光線を発射しギンガは吹き飛ばされる

 

するとビクトリーのカラータイマーが青から赤へと変わり点滅し始め対する

ギンガも同じようにカラータイマーが青から赤へと変わり点滅していた。

 

明久『このままだと・・・』

 

ショウ『もう時間がないか・・・次で決める!』

 

ギンガはギンガスパークランスを出現させ構えると両者が走り出しジャンプした。

 

キサラ女王「お止めなさい!ショウ!!」

 

ギンガとビクトリーは空中で激突しそして・・・両者は消えた。

 

なのは「何がどうなったの?」

 

フェイト「なのは、スバル達の身体は何処も怪我してないよ。気を失ってるだけだから」

 

なのは「そう、良かったぁ。」

 

なのはは安心したように返事する。

 

フェイト「ねぇなのは、さっきの2体の巨人はどうしたの?」

 

なのは「分からない、2体とも激突した後消えちゃったの」

 

フェイト「そう・・・」

 

なのは「とにかくはやてちゃんに連絡とヘリを呼んで貰おう」

 

 

その頃明久は

 

 

???『・・久』『明久』

 

何者かが明久に語りかけその声で明久は目を明けその声の主を見ると目を大きく見開いた。

 

明久『ギンガ?』

 

ギンガ『あぁ、久し振りだな明久』

 

明久『どうして!?ギンガがここに・・・』

 

ギンガ『あの時言ったはずだ。君が私を信じて呼べば必ず駆けつける・・・と』

 

明久はその言葉を聞いて思い出すが明久はギンガに問い掛けた

 

明久『ギンガ・・・教えてくれ!何でスパークドールズが復活したんだ。

それにあの見たこともない黒いウルトラマンは・・・誰なんだ?』

 

ギンガ『君は何も感じなかったのか・・・彼の拳に邪悪な気配は無かった。』

 

明久『どういうことなのさ、現に攻撃してきたじゃないか。

最初に仕掛けてきたのはアイツだよ』

 

ギンガ『・・・考えろ明久』

 

明久『・・・え?』

 

ギンガ『考えるんだ』

 

そして二人の会話が終わると光が晴れ元の山道に明久が立っていた。

 

明久「考えろ・・・考えろ・・・考えろ、か」

 

すると上の方から凄い音がして明久が上を向けるとヘリが降りてきて

そこからなのはとフェイトがヘリから降りてきた。

 

なのは「明久君、良かった無事だったんだね。」

 

明久「なのはさん!!どうしてここに」

 

なのは「君を捜してたんだよ。さ、早く乗って」

 

なのはは明久をヘリへ乗せようとするが明久は抵抗をする。

 

明久「ちょ、ちょっと何するのさ」

 

フェイト「お願い、私達と一緒に来てほしいの」

 

なのはとフェイトは明久をヘリに乗せ終わるとそのままヘリは飛んでいった。

 

 

その頃ショウはキサラ女王と通信をしていた。

 

ショウ「あの銀色の巨人は一体何者何ですか?地上にも・・・

ビクトリーと同じ力を持つ者がいるんですか?」

 

キサラ女王「貴方はまだ巨人達の本当の力を知りません。それがどれほど・・・

強大なものかを・・・その力を破壊の為に使うのか、或いは未来の為に使うのか、それは

貴方次第なのですよ。ショウ・・・」

 

キサラ女王は通信を切る。

 

カムシン「恐れながら申し上げます。」

 

キサラ女王「何ですか?カムシン・・・」

 

カムシン「ショウにビクトリーランサーを遣わせるには

まだ速かったと私は考えますが。」

 

キサラ女王「私は彼を、ショウを信じてます。」

 

 

キサラ女王との通信を終えたショウはキサラ女王に言われたことを考え

ビクトリーランサーを手にとって考えていた

 

ショウ「俺次第・・・か」

 

??「兄貴!!」

 

ショウ「レピ、サクヤ。二人とも何やってるんだ。

出てきちゃダメじゃないか。」

 

サクヤ「だってショウの事が心配で・・・」

 

ショウ「地上は危険なんだ。速く神殿へ戻った方が良い。」

 

サクヤ「そんな危ない所でどうして貴方一人で戦わないといけないの?」

 

ショウ「ビクトリウムを奪っている奴らを見つけ出す。それが俺の使命だからだ。」

 

ショウがそういうと彼のお腹から空腹の音が鳴る。

そして空腹で倒れてしまった。

 

レピ「姉ちゃん、大変だ!!兄貴が腹ペコだよ」

 

 

そしてビクトリウムを狙うアンドロイド、ワンゼロは

チブル星人、エクセラーの宇宙船へと戻っていた。

 

エクセラー「もう一人のウルトラマンか、実に興味深いですね。」

 

ワンゼロ「ビクトリーとギンガは我々の計画に邪魔になる存在です。

何か手を打たなければ・・・」

 

エクセラー「まぁ良いじゃないか、ゲームの駒は多い方が楽しいからね♪

アンドロイド、ワンゼロ。ビショップをEの2へ」

ワンゼロはエレキングのスパークドールズを移動させた。

 

 

なのは達にヘリに乗せられた明久は機動六課へと到着した。

もう辺りは夜になっている。

スバル達は医務室に預けると明久となのはとフェイトの3人は局内を歩いていた。

今は色々と話しをしながら部隊長室へと向かっていた。

 

なのは「そっか、明久君も私達と同じ地球出身なんだ。もしかしたら帰れるかもしれないね。」

 

明久「本当に!?良かったぁ・・・」

 

フェイト「さぁ、ここだよ」

 

3人は部隊長室へと到着した。

 

フェイト「(コンコン)フェイト執務官です。高町一等空尉と共に次元漂流者の方に同行してもらいました。

八神部隊長」

 

「どうぞ、入ってください」

 

フェイト「失礼します。」

 

明久はフェイトとなのはの後について部屋に入ると、そこにいたのは

 

明久「え、女の子?」

 

女性だった。それももしかしたらなのは達と同年代の女性が座っていた。

 

はやて「どうも。私が機動六課の責任者で部隊長の八神はやてです」

 

明久「あっ僕は吉井明久です。次元漂流者? みたいな者らしいです」

 

はやて「吉井明久‥‥明久君でいいですか? 君の事はフェイト執務官やなのは隊長から色々聞いて

事情は把握してます。これから明久君の住んでいた町の事を詳しく調べますから町の事を教えてくれますか?」

 

 明久「はい。分かりました。××県文月市文月町です」

 

はやて「試験召喚獣か・・・私も地球出身なんですがそんなん聞いた事なかったですね。

私が地球にいた時から随分変わったんやね」

 

はやては端末で調べていると顔を傾けた。

 

はやて「ん?あれ?おかしいな?」

 

フェイト「どうかしたの? はやて?」

 

なのは「何かあったの?はやてちゃん?」

 

はやて「ないんよ」

 

なのは「え? ないって・・・もしかして」

 

はやて「うん、私たちの地球の日本には文月市なんて街はないんや」

 

明久「え・・・ええぇぇぇぇえええ!?」

 

流石の明久もこればっかりには驚いた。

 

はやて「明久君? 君のおった世界は本当に地球で間違いないんやな?」

 

明久「う、うん。それは間違いないよ」

 

はやて「となると呼び方が同じだけで全く別の世界なんやろうか?」

 

なのは「それはないと思うよ? 明久君が話してくれた、地球は私達の知ってる地球立ったし・・・」

 

フェイト「ねぇ、はやて。もしかして明久君って・・・」

 

はやて「うん、恐らくフェイトちゃんの考えとる通りや・・・並行世界出身か

・・・ずいぶんと厄介なことになってしもうたな・・・まさか『二人目も出てくるなんて』」

 

明久ははやてが言った平行世界という言葉でもしかしたらと考えた。

 

明久『平行世界、確かタロウが前に教えてくれた。多世界宇宙(マルチバース)と同じなんじゃ

それにさっき二人目って・・・』

 

明久は口を開く。

 

明久「えっと、もしかして僕は帰れない・・・・・。って事?」

 

なのは「明久君‥‥‥私達管理局は次元漂流者を元の世界に返してあげるのも仕事の内だから

明久君を元の世界に返してあげたいんだけど」

 

はやて「そんな管理局にも手え出さへん次元ってもんがあるんやけど‥‥‥その一つが並行世界なんよ。

並行世界っていうのは決して交わる事のない横の世界のことなんやけど‥‥」

 

明久『確か、タロウも言ってたな。別の宇宙へと行くとなると並み大抵にはいかないって』

 

はやて「もしかして、明久君。うちらの話しが分かるんか?」

 

明久「うん、まぁね。」

 

フェイト「驚いた、普通こんな難しい話しがちゃんと理解できるなんて。」

 

はやて「うん、私もびっくりや。」

 

明久「そっか。じゃあ僕はもう二度と元の世界には帰れないの?」

 

フェイト「もちろん何とかして帰れる方法は探すよ? けどすぐに帰るのは‥‥‥」

 

なのは「私達も出来る限りの事はするけど、明久君を元の世界へ帰れるように

するには、もしかしたら時間がかかるかもしれないの・・・」

 

なのはとフェイトが気まずそうに黙り部屋が静寂に包まれる。

そんな中八神さんが沈黙をやぶり僕にとんでもない相談を持ちかけてきた。

 

はやて「明久君、もし良ければうちら機動六課に入隊せえへんか?」

 

明久「・・・え?」

 

フェイト・なのは「な!?(え!?) はやて!?(はやてちゃん!?)」

 

はやて「大丈夫やよ。なのはちゃん、フェイトちゃん。さっき3人が局内に入った時、簡単に魔力探知してみたんやけど、明久君の体から、魔力が検出されてる。多分明久君にも魔力の素質はあると思うんや」

 

フェイト「けど・・・」

 

なのは「本気なの?」

 

はやて「もちろんや」

 

フェイト「・・・なら、私からはもう何も言う事はないよ。はやてに任せる」

 

なのは「私もはやてちゃんを信じるよ」

 

はやて「ありがとうな。フェイトちゃん、なのはちゃん。」

 

はやて「えっとな、明久君。君はすぐに帰られへんって事は、しばらくこの世界で生きていかなあかんわけやん? 

もちろん申請すれば保護対象になって生活できるんやけど、それにならんと六課で働いてみーひんかって事や」

 

明久「僕が?機動六課で?どうして?」

 

はやて「六課はそれなりに大きな部署やから、明久君が元の世界に帰るための情報を集めやすいのが一つと、

後もう一つはこっち側からのお願いや」

 

明久「八神さん達からのお願い?」

 

はやて「うん。今、私等はレリックっていうロストロギアを探してるんやけど、それ集めるのを手伝ってほしいんや」

 

明久「レリック?」

 

フェイト「簡単にいうと古代に作られて、何の目的で作られたか分からない謎の古代遺産。

これは悪い事しか考えない人の手に渡って悪用されると、世界の一つが消滅する危険があるものなんだよ。

それを探すのに明久君の力を貸してほしいってはやてが言ってるんだよ。」

 

はやてからの提案を聞いた明久は考え込んだ。

 

明久『確かに八神さんの言う通りここにいれば、帰れる情報が入るかも知れないしそれにあの水晶や

あの黒いウルトラマン、スパークドールズを悪に利用している奴らの事が何か分かるかも知れない』

 

明久「別に力を貸すのは構わないけど僕にできる事ってあるかな? 僕はただの高校生だし、

力になれる事なんてあまりないと思うんだけどな・・・」

 

はやて「なるんや。明久君が六課に入ってくれたらうち等の助けになるんや」

 

そういう八神さんの目は真剣だった。それはなのはとフェイトも同じめをしていた。

どうやら、本気で明久が役に立つと思ってるらしい‥‥‥ 

 

明久「ふぅ、やれやれ。そんな真剣な目で言われたら断れないじゃん」

 

なのは「え? という事は‥‥‥‥」

 

明久「うん。僕でよければ喜んで力になるよ。どこまで出来るか分からないけどね?」

 

明久ははやての申し出を受けた。

 

フェイ「本当にいいの? 吉井君? 結構大変だよ?」

 

最期にフェイトが明久に本当にいいのか聞いてくる。

 

明久「良いよ。体力には結構自信あるしね」

 

ウルトラ兄弟や他のウルトラマン達に鍛え上げられたおかげで、体力の方はかなりある方だと自分でも思う。

 

明久「それになのはさんやフェイトさん、八神さんみたいな、可愛い女の子がそんな危険な物を探してて、

僕なんかの力でも助かる。って言うんだから、できる限りの事はやりたいじゃない」

 

なのは「ふにゃっ!? か、可愛い? 私が?」

 

フェイト「か、可愛い? 私が?うぅぅぅ///」

 

はやて「にゃははははは。なのはちゃんもフェイトちゃん顔真っ赤やで~」

 

なのは「そ、そう言う、はやてちゃんだって顔赤いよぉ‥‥‥」

 

フェイト「そ、そうだよ。はやても顔が真っ赤だよ・・・」

 

はやて「な!? これは部屋がちょっと暑なってきただけや!」

 

なのは・フェイト「「わ、私だって!」」  

 

 

それから暫くたって・・・

 

 

はやて「それじゃ、改めて。ようこそ機動六課へ!明久君。

うちらは君を歓迎するよ!!」

 

なのは「此れからよろしくね。明久君♪」

 

フェイト「よろしくね。吉井君」

 

明久「こちらこそ。よろしくね。なのはさん、フェイトさん、八神さん」

 

はやて「あっ、吉井君・・・うちらは名字やさん付けで呼ばれるのは

あまりなれてないんや。硬苦しいのもそうやし、つぎからうちらの事は

名前で呼んでもらって構わないんよ。その代わりにうちらは明久君って呼ぶから

それでええかな?」

 

明久「うん、僕もそっちの方が話しやすいしそれで良いよ」

 

はやて「了解や、二人もそれでええな?」

 

なのは「私も良いよ。明久君、私の事もなのはって呼んで良いよ。」

 

フェイト「私も明久って呼ぶから、私もフェイトって呼んでね」

 

明久「うん、分かった。なのは、フェイト、はやて」

 

その時、ノックのする音が部屋に響く

 

「失礼します。はやて部隊長、いらっしゃいますか?」

 

はやて「どうぞ。入ってください」

 

明久『あれ?今の声ってどこかで・・・』

 

するとドアが開き入ってきたのは明久が知っている人物だった。

 

明久「友也!?」

 

友也「久し振りですね。明久君」

 

それはかつて明久が元の世界で「ジャンナイン」と共に

戦った一条寺友也だった。

明久は思わず友也に抱きついた。

 

明久「久し振りだね!友也!!」

 

友也「相変わらずですね。明久君も」

 

そんな二人の様子になのはは聞いてきた。

 

なのは「え?明久君って友也君と知り合いなの?」

 

明久「いや、知り合いって言うか、友達なんだ。ね、友也」

 

友也「はい、僕は明久君と同じ世界の出身なんです。」

 

はやて「そうやったんか、良かったなぁ、明久君。友達とまた会えて」

 

フェイト「ふたりは本当に仲が良いんだね」

 

明久「って言うか、どうして友也がここに?」

 

友也「実は僕も君と同じでこの世界へと転移してしまって

そして今ではここの機動六課の研究室で面白い研究をしているんです。」

 

すると友也ははやてに研究結果を報告する。

 

友也「はやて部隊長、あの水晶体について分かった事を報告しても宜しいですか?」

 

はやて「ええよ、始めてや。」

 

友也「お二人も聞いていきますか?」

 

なのは・フェイト「「うん」」

 

友也「では説明します。」

 

友也はガンパットを操作し隊長室の中で大きなモニターを表示した。

 

友也「これが現在このミッドチルダで発見されている水晶体。

水晶体は独自の光を放ち同じエネルギーの波動をもっています。

そしてあのEXレッドキングと波動スペクトルが同じなんです。」

 

明久「スパークドールズと水晶体・・・何か関係があるってことか」

 

今度はシェパードンのデータを表示した。

 

友也「一方、この怪獣は完全に生物です。そしてあの謎のウルトラマンビクトリー

地底には何か大きな意思を持つものがいる。僕はそう考えてます。」

 

 

 

その頃、ミッドチルダの首都クラナガンでは

 

 

建物の照明が突然消え更には携帯端末が使用出来ないという現象が

起こりその近くを電気を帯びた何かが地下を移動していた。

 

そしてその影響は機動六課にまで及んでいた。

直ぐに非常用電源に切り替わり部屋に明かりが戻ってきた。

 

なのは「また、最近多いよね。こういうの・・・」

 

フェイト「うん。」

 

はやて「うちらも困ってるんやけどな」

 

友也「それの事も含めて僕は報告に来たんです。」

 

はやて「本当?」

 

友也「はい、ここ最近クラナガン近辺で報告された電波障害、電子機器の異常

地殻の振動にポイントを打ってみたんです。」

 

友也がガンパットのボタンを押すと今度は地図が表示された。

 

なのは「移動してるね」

 

友也「高圧電力を帯びた何者かが地下を移動しその電磁波が磁場に影響を与えているんです。」

 

はやて「つまり、電気ビリビリの何かが地下を進んでるってことやね

でも何の為にや・・・」

 

明久「水晶体を探しているんだ。」

 

その明久の推理に友也は頷いた。

 

 

 

そして翌朝

 

 

 

機動六課 医務室

 

 

スバル「・・・ここは?」

 

シャマル「気がついた?スバル」

 

スバル「シャマル先生?」

 

シャマル「貴女、昨日の夜からずっと気絶してたのよ。

ティアナ、エリオ君もキャロちゃんもね」

 

スバル「ティア達は?」

 

シャマル「大丈夫よ、他の皆も無事よ。だから安心して?」

 

スバル「はい。なのはさん達は?」

 

シャマル「なのはちゃんとフェイトちゃんも無事よ。」

 

スバル「そうですか。良かった」

 

すると医務室のドアが開きなのはが入ってきた。

 

なのは「スバル?起きてる?」

 

スバル「なのはさん?」

 

なのは「スバル、身体の方は何ともない?」

 

スバル「はい、何ともありません。大丈夫です。」

 

なのは「そう良かった。今日は皆安静のために今日一日私達全員はお休みするようにって

それを伝えに来たの。デバイスの方もメンテナンスに出してあるから

スバルもそれで良いかな?」

 

スバル「はい、分かりました。」

 

なのは「後、これ皆が起きたら食べてね。」

 

なのはは机の上に食べ物と飲み物が入った袋を置いた。

 

なのは「それじゃあ、私は用事があるから安静ね♪」

 

スバル「ありがとうございました。なのはさん」

 

なのは「うん。じゃあね」

 

なのははスバルに笑顔で手を振って医務室を出ていった。

 

 

その頃、ショウを心配して地上に出ていたレピと、サクヤは

 

レピ「姉ちゃん、地上の世界の天井って広くて青いんだね♪」

 

二人は地上に出たのは初めてなのか見る物全部が新鮮に感じるようだ。

 

レピ「あの白くてふわふわ浮いてるの何かな?とても美味しそう♪

速く兄貴が回復するような美味しい食べ物見つかるといいね」

 

サクヤ「急ぎましょ、ショウが目を覚ます前に帰らなきゃ♪」

 

そして二人はクラナガンへと歩いていった。

 

 

そして機動六課へと入隊した明久は管理局の制服に着替えていた。

 

明久「何か軍人ぽい制服だね。これ」

 

友也「似合ってますよ、明久君」

 

明久「そっかなぁ・・・」

 

今日、明久はフェイトの運転する車に乗ってなのはと一緒に首都クラナガンへと

案内するようにとはやてから指示があった。

そして明久は今、玄関前で車が来るのを待っていた。

 

明久「それにしてもどんな街なのかな、クラナガンって首都って言うから

凄い都会かも♪」

 

友也「僕も最初に行った時は驚きましたからね、きっと明久君も驚きますよ」

 

そこへ車が到着した。

 

フェイト「お待たせ、明久。待った?」

 

明久「ううん、そんなに待ってないよ。」

 

フェイト「そう、じゃあ速く行こっか」

 

明久「うん。」

 

そして車に乗り込んだ明久はクラナガンへと向かった。

 

 

レピと、サクヤは・・・

 

レピ「凄いなぁ、地上って、高いものがいっぱい建ってる。」

 

サクヤ「そうね、でも何処に食べ物があるのかしら」

 

明久達は・・・

 

明久「ふう、結構大都会だね。ここは色々な物が売ってて凄いよ」

 

なのは「そうだよ、何たってここミッドチルダで一番大きい街だもん」

 

フェイト「はい、二人共喉乾いたでしょ、飲み物だよ。」

 

明久「あ、ありがとう。フェイト」

 

なのは「ありがとう、フェイトちゃん」

 

3人は近くの机と椅子がある休憩所で飲み物を飲んで休憩していた。

 

なのは「次は何処へ行こっか?」

 

その時、明久は昨日のビクトリーに変身して戦っていたあの青年と

同じ様な服装をした。女性と男の子を目撃した。

 

明久『あの服、アイツと同じだ』

 

すると二人は果物売り場でリンゴを沢山持つとそのまま走ってしまった。

 

明久『(°Д°)!え!ちょっ!?不味いよあれ!?』

 

明久は二人を追いかけた。

 

なのは「(゜ロ゜;!あっ!明久君!?」

 

フェイト「何処に行くの!?明久!?」

 

 

明久はそのまま二人を追い掛けた

 

明久「ちょっと!!君達!!」

 

明久は二人に追い付き何とか止まらせた。

 

明久「ダメじゃないか!勝手に物を取っていっちゃ!泥棒だよ」

 

レピ「でも速くこれを兄貴に届けなくちゃ行けないんだ。」

 

明久「兄貴?」

 

サクヤ「ご免なさい、私達あまりここでの事が分からなくてすみません。」

 

明久「いや、僕に謝れても・・・」

 

そこへ果物屋の店員が追ってきた。

 

店員「あ、やっと追い付いた。さぁ、お金を払って!!」

 

明久は二人を見るとまるで困っている表情を見せた。

 

明久『この二人ってもしかしたらアイツと同じ人なんじゃ

それにお金を知らない所を見ると、まるでここを知らない見たいいだな。』

 

明久はポケットからなのはとフェイトから貰った小遣いを出した。

 

明久「なら僕が払いますよ。全部でいくらですか?」

 

店員「あ、600円だよ」

 

明久は代わりにお金を払った

 

明久「すみませんでした。忙しいところをこの二人はお金が無いところから

この街へ来たみたいで分からなかったみたいなんです。」

 

店員「そうだったんですか。次からはちゃんと払ってね」

 

店員はそのまま帰って行った。

 

明久「ふぅ、これで一安心かな。」

 

サクヤ「あの、ありがとうございます。」

 

レピ「ありがとう!お兄ちゃん!」

 

明久「どういたしまして、それで君達に聞きたいことがあるんだけど?・・・」

 

ショウ「レピ!サクヤ!」

 

そこへショウがこっちへ走って来た。

 

レピ「兄貴!」

 

明久「アイツは・・・あの時の」

 

ショウ「お前は・・・」

 

ショウは明久の近くにレピとサクヤがいることに対して疑問をぶつけた。

 

ショウ「なぜお前が二人の側にいる!?」

 

明久「いや、僕は別に・・・」

 

レピ「待ってよ、兄貴!!このお兄ちゃんは助けてくれたんだよ」

 

ショウ「助けた?こいつが・・・」

 

サクヤ「そうよ、私達の代わりにお金を払ってくれて助けてくれたのよ」

 

ショウは二人の言葉を聞いて嘘を言っているようには見えなかった。

 

ショウ「二人を助けた事には礼を言う。だが・・・」

 

その時エレキングが出現しエレキングが光出すとそこから昨日レッドキングに

ライブしていたワンゼロが降り立った。

 

ワンゼロは明久とショウを睨むと水晶体を転送しようとした。

 

そこへなのはとフェイトに通信が入ってきた

 

はやて『なのはちゃん、フェイトちゃん。今二人がいるその近辺で異常な

地殻変動が起こってるんや。至急調査に向かってや!!』

 

なのは・フェイト「「了解!!」」

 

 

ワンゼロは水晶体を転送しつづけるとそこから逃げ出した。

 

ショウ「今度は逃がさないぞ」

 

明久「ちょっ、ちょっと!!あぁ、もう!!」

 

ショウはワンゼロを追いかけると明久もショウを追い掛けた。

 

ショウはワンゼロを捕まえるとワンゼロはショウに反撃する。

ショウも負けじとワンゼロに挑むがかわされてしまう。

 

そこへ明久も追い付きワンゼロはその隙を見て逃走した。

 

明久「お前は誰だ!目的は何なんだ!!」

 

ショウ「貴様達が地下の資源を奪い我々滅ぼそうとしている。」

 

明久「一体、何を言ってるんだよ」

 

ショウ「ビクトリウムは我々の命だ!!」

 

ショウは明久に襲いかかり明久は何とか受け流していく。

そこへなのはとフェイトが駆けつけた。

 

なのは「明久君!」

 

フェイト「何やってるの、明久!」

 

明久「なのは!フェイト!二人はこの先に逃げた女の人を追って!!」

 

なのは「えっ!」

 

明久「その人が今回の水晶体の事に何か関係があるみたいなんだ。

だから速く追って!!」

 

明久はやり過ごしながらなのはとフェイトにお願いをした。

 

なのは「分かった、気を付けてね。行こう!フェイトちゃん!!」

 

フェイト「うん!!」

 

二人は逃げたワンゼロを追跡した。

 

ショウは明久の肩を掴み殴ろうとするが一瞬頭の中を

キサラ女王の言葉を思い出し、殴るのを止めた。

 

ワンゼロを追跡していたなのはとフェイトの二人は別れて先回りして

バリアジャケットを展開したなのはがワンゼロの正面に立った。

 

なのは「行かせません」

 

ワンゼロは動こうとするがレイジングハートを構える

 

なのは「動かないで!!動くと撃ちます!!」

 

ワンゼロが顔を後ろへ向くと同じ様にバリアジャケットを展開したフェイトが

デバイスを構えていた。

するとワンゼロは懐から黒い球体状の『チブロイドオーブ』を取りだし開くと

そこから数体のチブロイドが出現した。

なのはとフェイトは応戦しチブロイドを撃破していく。

 

そしてなのははレイジングハートの魔力弾に麻酔効果を付与させて

ワンゼロに向けて放つが効かなかった。

ワンゼロからの電撃攻撃を避けたなのははすかさずワンゼロに向けて魔力弾を

放ち弾はワンゼロの腕を霞めその部分からは機械の部品が露出しそして再生した。

 

 

なのは「貴女は・・・何者なの?」

 

するとワンゼロはチブルスパークとエレキングのスパークドールズを手に取り

モンスライブした。

 

「モンスライブ!!エレキング!!」

 

友也「危ない!速くそこから離れてください!!」

 

エレキングは段々と巨大化していくと怪獣サイズになり

口から三日月型の光弾を発射し待ちを破壊していった。

 

飛んできた瓦礫がショウに迫ろうしている時、明久はショウを突飛ばしたが

代わりに明久は左足を負傷してしまった。

 

ショウ「何故俺を・・・?怪我したのか!?」

 

明久「僕は大丈夫、それよりエレキングが来る!!」

 

進撃を続けるエレキングにショウはビクトリーランサーをガンモードにして

EXレッドキングをリードする。

 

「ウルトライブ!ゴー!EXレッドキング!」

 

ビクトリーランサーから放たれたモンスシューターと言う光弾がエレキングに

直撃し、エレキングを吹き飛ばした。

 

明久「何だ?今の・・・」

 

ショウはビクトリーランサーをガンモードからランサーモードにチェンジし

ウルトラマンビクトリーへと変身した。

 

「ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!!」

 

ビクトリー『ジェア!!』

 

ビクトリーはエレキングにパンチやキック技でエレキングを攻める

エレキングも尻尾を電気の鞭みたいにして反撃するが

ビクトリーはジャンプしながら避け二体は組み付いた。

 

しかしエレキングの攻撃に怯んでしまったビクトリーはエレキングの

電撃鞭の猛攻に苦戦し体を尻尾に巻き付けられダメージを負ってしまう。

カラータイマーも点滅してしまう。

この期を逃さずエレキングは口から発射する三日月型の光弾を連射し

ビクトリーを追い詰める。

 

明久「無理しちゃって」

 

その様子を見ていた明久はギンガスパークを取りだしウルトラマンギンガへと

ウルトライブした。

 

「ウルトライブ!!ウルトラマンギンガ!!」

 

明久「ギンガー!!」

 

ギンガ『ショウラッ!!』

 

ギンガはギンガスパークランスでエレキングの光弾を弾きビクトリーを

守るように立ちふさがった。

 

ギンガ『ダァッ!!イィヤッ!!デェッア!!』

 

ギンガの攻撃によって怯んだエレキングだがギンガは左足を押さえた。

どうやら明久の身体の傷がギンガの身体にも影響を与えているのだ。

今のギンガは満足に戦える状態ではない。

 

それを見ていたビクトリーは迷うがもう迷いは振り払いビクトリーは

エレキングに向かって高々とジャンプしそこらか強烈な飛び蹴りを喰らわせた。

 

 

BGM ウルトラマンビクトリーの歌

 

 

それを見たギンガは頷きビクトリーは足から放つ「ビクトリウムスラッシュ」を

放ちエレキングを後退させショウはウルトランスでEXレッドキングナックルを発動した。

 

 

ショウ『行くぞ!』

 

『ウルトランス!!EXレッドキング!!ナックル!!』

 

強烈なマグマを帯びたパンチ技はエレキングにダメージを与えて

そして渾身の一撃がエレキングを吹き飛ばした。

 

ウルトランスを解除しビクトリーは両手で描いたV字型のエネルギーを右腕に集めてから両腕をL字に組み、

右腕の甲にあるVクリスタルを正面に向けて放つ、V字型の必殺光線。

『ビクトリウムシュート』を放った。

 

ビクトリー『ビクトリウム・・・シュート!!』

 

ビクトリウムシュートの直撃を受けたエレキングは爆発しそこからエレキングの

スパークドールズを回収した。

 

明久は左足を押さえたまま歩くとそこへショウと後ろにレピとサクヤがいた。

 

ショウ「何故俺を助けたんだ」

 

明久「まぁ何と無くだよ。僕達同じウルトラマンなんだし、

それにお互い背負っている物は違うけど目指すものは同じかもってね」

 

ショウ「だと良いがな」

 

すると明久はポケットからウエハースチョコが入った袋をショウに渡した。

 

明久「僕の名前はは吉井明久。君は?」

 

ショウ「俺の名前はショウ」

 

ショウはチョコを食べながら3人で一緒に帰って行った。

そんな3人を見ていた明久の元へなのはとフェイトが来た。

 

なのは「明久君!」

 

フェイト「明久!」

 

明久「なのは、フェイト・・・くっ!」

 

明久は左足を押さえた。

 

なのは「明久君、大丈夫!?」

 

フェイト「怪我してるの?」

 

明久「大丈夫・・・ちょっと足を挫いただけだから」

 

明久はなのはとフェイトに体を支えて貰い機動六課へと帰って行った。

 

明久『ショウ・・・か。きっと一緒に戦える時が来るよね』

 

その頃宇宙では・・・

 

エクセラー「excellent!!ビクトリウムの力は実に素晴らしい♪

偉大なるグランドマスターよ、貴方の肉体は間もなく復活するでしょう。

この宇宙最高の頭脳を持つこの私の手によってね・・・フッフフフ」

 

 

 




何とか投稿しましたがやっぱり時間を見つけるのはとても大変です。
次回の投稿も時間を見つけては執筆していこうと思います。

次回は明久がデバイスを貰える所と明久の身体の中にある
なのは達とは違う力の事、そしてギンガがギンガストリウムへとなる
話を書こうと思います。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。