僕とギンガSとStrikers   作:T&Y-Tiga

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先週の金曜日に北九州でウルトラマンのイベントに行ってきました。
とても楽しかったです。


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第1話 異世界へ

あの決戦から一年が経ち、その夜の事だった。

 

明久「あれは・・・?」

 

明久は今何かのビジョンを見ていた。

地球と良く似た星で綺麗な水晶の森の中で背中に水晶を持つ巨大な何かと戦う

頭部に黄色の胸に青いV字型の輝きを持つ巨人が戦っているビジョンが。

 

更に場面が変わり明久の目の前に青く輝く巨大な水晶体がそびえ立っていた。

 

明久「何だ?これ。」

 

明久は水晶体に触れると突然頭の中にもビジョンが流れ込んできた。

 

水晶の中にさっきの巨人と更に青く輝くV字部分を進むと首に紋章が入った

水晶のペンダントを下げた青年の姿が。

 

ビジョンが終わると明久は飛び起きた。

 

明久「今のは・・・夢?」

 

翌日明久は今、文月学園の3年Fクラスの教室で窓の向こう側の空を見ていた。

明久は3年生に進級し今は昼休みで友達の雄二達は先に屋上へと行ったが

明久だけは皆に後で行くと伝えてあるから今は一人なのだ。

 

昨日の夜、夢で見たあのビジョンを見てから明久は気になってしょうがなかったのだ。

 

明久「ギンガとタロウ今頃どうしてるかな」

 

明久は制服の裏ポケットからギンガスパークを取り出した。

 

明久「ギンガは旅に出るって言っていたし、タロウは故郷で教官をやっていたって

前に話してくれていたから今も新人たちを鍛えているのかな?」

 

明久は今でもギンガスパークを所持していた。

あの決戦からギンガスパークは全く反応しなくなっていた。

まぁ無理もないと明久は考えていた。

 

明久「元々これはスパークドールズを見つけることやリードして

ウルトライブする事に機能するけどもうこの世界にはスパークドールズは

無いから意味ないんだけどなぁ」

 

確かに今の明久にとってはこのギンガスパークはあっても全然意味がないが

でもこのギンガスパークは明久とギンガをいや、今までこのギンガスパークで

ウルトライブしてきた怪獣や宇宙人そしてギンガとタロウ以外のウルトラ戦士たちを

繋ぐ大切な絆の証のようになっていた。

 

明久「きっと皆、元気にやっているさ」

 

そう言うと明久は席を立ち皆が待っている屋上へといこうとしていた。

すると教室の扉が開きそこからある先生が来ていた。

 

西村「吉井、学園長がお呼びだ。直ぐに学園長室へ行ってこい」

 

この先生の名は西村先生。

 

前の戦いで明久をサポートしギンガライトスパークで主にウルトラセブンにライブして

一緒に共闘したりスーパーグランドキング戦でも雄二達と一緒にライブして戦ってくれた。

※因みに雄二はウルトラマンティガ、秀吉はウルトラマンにライブしていた。

 

明久「はい、分かりました。」

 

明久はスマホを開き雄二達に学園長から呼び出されたとメールを打った。

 

明久「西村先生、もしかして観察処分者の仕事ですか?」

 

西村「あぁ、何でも新しい腕輪を作ったからテストをして欲しいらしい」

 

明久「分かりました。じゃあ行ってきます。」

 

明久は学園長室へと歩いていった。

 

学園長室に着くと明久はドアをノックして中に入っていった。

 

明久「失礼します。吉井です。」

 

藤堂「おぉ、やっと来たかい。待ってたよ」

 

学園長は明久に要件を話す

 

明久「それで僕はその新しい腕輪で召喚のテストをやれば良いんですね」

 

藤堂「そう言うことさね。まぁちゃんと報酬も出すから安心しな。」

 

明久「分かりました。じゃあ早速・・・」

 

明久は学園長から渡された腕輪を受け取るとそれは腕輪と言うより

手首に着けるブレスレットの様な形だった。

 

明久「あのこれって黒金のやつとは違った形ですね」

 

藤堂「まぁね。それは試作品だからあまり雑に扱うんじゃないよ」

 

明久「はい、はい。分かってますっと。」

 

明久は試作品を左手首に着ける。

 

明久「それじゃあ、やりましょうか!」

 

明久は試作品を起動し召喚態勢に入った。

 

明久「試験召喚獣召喚!サモン!」

 

明久はサモンを唱えるが何も起こらなかった。

 

明久「あるぇ?おかしいな何も起きない?」

 

藤堂「何じゃと!?一体どういうことさね!?」

 

明久「いやいや、僕に聞かれても知りませんから!?」

 

その時、試作品がいきなり起動し召喚フィールドが明久だけを

中に閉じ込めてしまったのだ。

 

明久「ちょっと!これってどういうことなの!?」

 

明久は学園長に問いかけるが学園長も何が起きているのか分からなかった。

 

藤堂「あたしが知るわけないさね!?。こっちが聞きたいくらいさね。」

 

すると今度は試作品が輝き出した。

 

明久「な、何だこれ!?」

 

明久は試作品から発せられる余りにも眩しい光に片方の腕で目を覆う。

 

藤堂「吉井!?」

 

明久「う、うわぁああああー!!」

 

輝きは激しさを増し学園長室内全体が光に包まれた。

 

そして光が消え学園長が目を覆うのをやめるとさっきまでそこに立っていた

明久の姿はなかった。

 

藤堂「吉井?一体何処に行ったんださね」

 

こうして明久は光に包まれこの世界から姿を消した。

 

 




次回の話はギンガSの第一話を元に書いていきます。

勿論なのは達も登場します。

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