僕とギンガSとStrikers   作:T&Y-Tiga

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第7話 新たなる力 その名はギンガストリウム!(A) 修正版

明久「うん。えっと・・・先程紹介されました。吉井明久です。次元漂流者です。

この世界のことも魔法の事もまだ分かりませんけど、これから先、宜しくお願いします」

 

はやて「んじゃ、こっちの主要メンバー紹介や。

隊長達とフォワードの皆、ちょっとこっち来たってや」

 

明久「これが僕のデバイス?」

 

ヒカリ『あぁ。これが私と友也が共に開発した明久、

君だけの専用のデバイスだ。その名も・・・」

 

友也「アキレスD9です」

 

明久「うんっ!今日から君の愛称はナインだ!よろしくねナイン!」

 

ナイン『ナイン・・・気に入りました。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。マスター』

 

明久「うん、じゃあナイン行こうか!」

 

ナイン『はいっ!行きましょう!マスター!』

 

明久「ナイン!セットアップ!!」

 

『ドールズライブ!!ウルトラマン!!』

 

ウルトラマン『シュワッ!!』

 

明久「スペシウム光線!!いっけぇーーーー!!!」

 

明久「はぁ、はぁ、はぁ、す、凄い、凄まじい威力だ」

 

ナイン『大丈夫ですかマスター?手が震えてますよ?』

 

明久「え?」

 

明久「これが、ウルトラマンの、力・・・」

 

 

 

Op 英雄の詩 cv下野 紘

 

 

 

 

 

明久がエストと友也と一緒に慣らし訓練をしている頃

 

地底世界

 

キサラ「そうですか、助けられたのですね」

 

ショウ「はい・・・しかし、あの明久とギンガが何の目的で

動いているのか未だに解りません。」

 

キサラ「その明久という青年も貴方と同じように宿命を背負っているのかも知れませんね」

 

ショウ「アイツと俺が・・・ですか?」

 

その時地底世界と地上世界を繋ぐゲート付近では

 

サクヤ「駄目よレピ、またショウに怒られるわ」

 

レピ「大丈夫だよ。兄貴が大事そうに持ってたこれきっと美味いんだよ。

おいら達が取ってくれば兄貴も喜ぶよ。」

 

レピは近くに落ちている石を拾いそれを遠くへ投げると音が響き

ゲートの前にいた門番は音に連れられて持ち場を離れた。

 

レピ「今だ!」

 

サクヤ「ちょっと待ちなさい!」

 

二人はゲートに入るとそのまま地上へと転送されていった。

 

 

 

そして宇宙では・・・

 

ワンゼロ「申し訳ありません。次こそは!」

 

エクセラー「Shut up!言い訳など聞きたくありません。」

 

エクセラーの両目が光るとワンゼロに失敗した制裁を与えた。

 

エクセラー「ワンゼロ、貴方は暫くはビクトリウムを集めることに専念なさい」

 

ワンゼロ「しかし、奴等が!」

 

???「どうやらやっと俺様の出番のようだな!」

 

そこに姿を現したのは分身宇宙人ガッツ星人だった。

 

ボルスト「フッフッフッ・・・俺様はガッツ星人ボルスト。宇宙最強の戦士だ!」

 

エクセラー「そう言うことです。分かりましたね?ワンゼロ」

 

ワンゼロは不満そうな表情をする。

 

そしてエレキングが置かれていたテーブルには大量のスパークドールズが置かれていった。

 

 

あの後、僕は友也と一緒にエストとウルトラ戦士達とのドールズライブの訓練で何とかウルトラ8兄弟(ゾフィー・ウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンジャック・ウルトラマンエース・ウルトラマンタロウ・ウルトラマンレオ・ウルトラマン80)の分は使える様にはなれた。

 

友也は、はやてに説明するときは僕と話を合わせて(僕がギンガだってことを伏せながら)名目上、僕は友也の製作したデバイスのテストデバイサーとして友也の指示で動きなのは達とは別動隊として行動することをはやてに進言して何とか無事に許可を取れた。これならもしウルトラマンギンガとして戦う際にも正体がバレる心配はないし、訓練についてもフォワード達とは別で友也と二人でやることになっているのでそこは抜かり無しだ。流石、友也と僕は思った。

 

ただし友也からは忠告として無茶はしないようにと釘を指された。

もし戦闘中にドールズライブして三分を過ぎてしまえばライブしていたウルトラマンのスパークドールズのエネルギーが切れてしてしまい再び使える様になるまでの再チャージの時間が何んと3時間も掛かると説明を受けた。

 

その後、午前の訓練が終わったなのは達とフォワードの皆と合流して

昨日紹介のとき居なかったライトニング分隊の副隊長「八神シグナム二等空尉」

とお互いに自己紹介をした後で僕は一緒に皆とお昼御飯をとった。

 

その時に僕はフォワードの皆からは

スバルはアキ、ティアナは明久、エリオとキャロは明久さんと呼ばれるようになった。

 

 

機動六課・屋上

 

 

明久は屋上で一人で考えていた。

 

明久「ふぅ・・・」

 

ショウ『俺の名は、ショウ』

 

明久『ショウ、君は一体何者なんだ?』

 

明久はショウの存在がとても気になっていた。

 

「こんな所で何してるの?明久君」

 

明久が後ろを振り向くとそこにはなのはが立っていた。

 

明久「なのは・・・ううん、何でもないよ。でもどうしてここへ?」

 

なのは「明久君が一人で屋上へ行くのを見かけてそれで付いて来ちゃった。」

 

明久「そう」

 

なのは「隣・・・良いかな?」

 

明久「良いよ。」

 

なのはは明久の隣に来ると空を見上げる。すると明久は口を開けた。

 

明久「あのさ、なのは。聞きたい事があるんだけど良いかな?」

 

なのは「ん?何?」

 

明久「なのはは自分の持つ力が怖いと思ったことってある?」

 

なのは「自分の持つ力が怖い?」

 

明久「うん、僕は怖いんだ。自分の持つ、力が・・・」

 

明久はあの時感じた自分の中にあるウルトラマンの力を恐れていた。

あの時ギンガや他のウルトラマン達は何故自分にこの力を授けたのかそれが知りたかった。

でもこの事は誰にも相談できない、相談してもきっと怖がられてしまうと

明久は考えていた。

 

なのは「でも力を持ったのならきっと何か意味があるって私は思うな」

 

明久「意味?」

 

なのは「うん。私は自分の持っているこの力は誰かを助ける事が出来るって

私はそう信じて今まで頑張ってきたんだ。だから明久君もきっといつか答えが見つかるよ。

きっとね♪」

 

明久「なのは・・・」

 

なのは「それじゃあ私は仕事に戻るね。じゃあ」

 

明久「うん。ありがとう・・・なのは」

 

その頃、地底世界から地上へとやって来たレピとサクヤはミッド・市街地の

露店商店街へと足を踏み入れていた。

 

レピ「やっぱり地上は凄いや。見たこと無いものが沢山ある♪」

 

サクヤ「もううろちょろしないでよ。迷子になったらどうす・・・

あっ!これ可愛い!!」

 

サクヤは露店に出されている服に目を奪われ手にとって物色し始めた。

そしてレピも目当ての物を手に取った。

 

レピ「あっ!あった!」

 

「おい!何だあれ!?」

 

誰かが叫ぶとそこには空から大量の落下物が市街地に落下していた。

そして落下物からは『無双鉄人インペライザー』が多数出現した。

インペライザーとモンスライブしているチブロイド達は進撃を開始した。

 

 

 

 

機動六課・指令室

 

機動六課に非常サイレンが鳴り響いていた。

 

はやて「グリフィス君、状況は!?」

 

グリフィス「はいっ!現在ミッドの市街地に謎の巨大なロボット軍団が出現し

破壊活動をしています。市街地担当の管理局員が迎撃に出ていますが敵の数が多く

現在の戦力では長くは保ちません。先ほどこちらにも援護要請が入ってきました。

どうしますか?八神部隊長」

 

はやて「そんなの決まってるやないか」

 

はやては前線メンバーに通信を開く

 

はやて『皆!緊急事態や!ミッド市街地に謎の巨大ロボット軍団が出現した。

現在は市街地担当の管理局員が応戦しとるが敵が多いうえに今の戦力でも

長くは持ちこたえられへんみたいなんや!うちらはレリック担当やけど

人々を守るのもうちらの仕事や!皆!直ちに出動してや!!』

 

スターズ&ライトニング「「「了解!!」」」

 

明久「はやて!僕も行きます!」

 

はやて「ほんなら明久君は先に先行して市民の避難誘導を頼むで

それが済み次第、友也君の指示に従ってや」

 

明久「了解!」

 

 

そして町外れの林の中では

 

ボルスト「ワンゼロ、さっさとビクトリウムを転送しろ!」

 

ボルストの命令でワンゼロはビクトリウムを転送しようとする。

 

ボルスト「ふんっ、生意気な小娘が・・・出てこい!ギンガ!ビクトリー!

早くしないとインペライザー軍団がこの街を破壊し尽くすぞ!」

 

地上での異変は地底世界でも起こっていた。

 

シェパードンもビクトリウムを奪われて怒っていた。

 

キサラ「またしてもビクトリウムが!・・・お願いします、ショウ!」

 

ショウ「はい!」

 

カムシン「ショウ!大変だ!レピとサクヤがいないんだ!」

 

ショウ「まさかあの二人・・・」

 

 

 

明久「こっちです!早く逃げてください!!急いで!」

 

「大丈夫ですか!」

 

「急いでください!」

 

明久は現地の局員と共に逃げ惑う市民達の避難誘導をしていた。

 

そこへ機動六課前線メンバーを乗せたヘリが到着した。

 

ヘリの後部ハッチから先頭になのはとフェイト、ヴィータ、シグナムと

その後からウイングロードでその上を走るスバルとティアナ、フリードに乗っている

エリオとキャロの編成でインペライザーに軍団に向かっていく。

 

はやて『皆!攻撃開始や!!』

 

前線メンバー「「「了解!!!」」」

 

前線メンバーは隊長陣とフォワード陣と別れた。

 

なのは「レイジングハート!」

 

レイジングハート『All right』

 

レイジングハートはカートリッジロードで砲撃の威力を上げていく

 

なのは「ディバィィンバスター!!」

 

なのはの放った砲撃はインペライザーを貫通させながら撃破していった。

 

ヴィータ「アイゼン!」

 

アイゼン『Jawohl!』

 

アイゼンもカートリッジをロードしハンマーへと変形させる。

 

アイゼン『Gigantform』

 

ヴィータは高速で飛行しながらインペライザーとの間合いを詰め懐に入った。

 

ヴィータ「ぶっち抜けーーー!!」

 

ヴィータとアイゼンの強烈な一撃にインペライザーはダウンし爆発四散した。

 

フェイト「バルディッシュ!」

 

バルディッシュ『Yes, sir.』

 

同じようにバルディッシュもカートリッジをロードし魔力刃に威力をのせる。

 

フェイト「ハーケンセイバー!」

 

フェイトの放った魔力刃はインペライザーの片腕を切断し真上に移動し

そこから急降下しながら頭頂部から一気に切り裂く

 

フェイト「はぁぁああーーー!!」

 

インペライザーは縦に真っ二つにされた。

 

シグナム「レヴァンティン」

 

レヴァンティン『Jawohl』

 

レヴァンティンもカートリッジロードで魔力を高め居合いの構えをとる。

 

シグナム「紫電・・・」

 

インペライザーはシグナムに砲頭を向け光弾を放った。

 

シグナム「・・・一閃!」

 

シグナムの紫電一閃に放なたれた光弾は切り裂かれそのままインペライザー本体を

一閃し、インペライザーの上半身がガラリと落ち爆散した。

 

 

スバル「こいつ固そうだよティア!」

 

ティアナ「見れば分かるわよ!」

 

フォワード達は連携でインペライザーに立ち向かう。

 

ティアナ「スバル!エリオ!私達はカートリッジをロードして一気に潰す!

キャロは私達のバックアップを!」

 

スバル「うん!」エリオ&キャロ「「はい!!」」

 

スバル、ティアナ、エリオは同時にカートリッジをロードし準備する。

 

ティアナ「行くわよクロスミラージュ」

 

クロスミラージュ「Yes」

 

ティアナ「クロスファイア・・・シュート!」

 

クロスミラージュから放たれた魔力弾はインペライザーの頭部に命中しよろめく。

そして背後からエリオは高速でインペライザー突撃していく。

 

エリオ「ストラーダ!」

 

ストラーダ『Jawohl!』

 

エリオ「うぉぉおおおーー!」

 

エリオの技『スピーアアングリフ』でインペライザーの背後から

複部を貫かれインペライザーの腹部には風穴が空いた。

 

そしてスバルはウイングロードをマッハキャリバーと共に走る。

 

スバル「相棒!」

 

マッハキャリバー『All right buddy』

 

インペライザーは頭部と両肩の砲から光弾を連射するがスバルとマッハキャリバーの

巧みなローラーブーツで裁きで避けながらインペライザーに近づいていく。

しかし避けたはずの光弾がスバルに迫るが

 

キャロ「フリード!ブラストレイ!」

 

キャロはフリードから放たれた炎の砲撃によって光弾は撃ち落とされ

スバルは止めの一撃に入った。

 

スバル「一撃必倒!」

 

スバル「ディバィィン・・・バスッタァアア!!」

 

スバルとマッハキャリバーによる最大の破壊力を誇る拳の打撃「ディバィンバスター」を

インペライザーにねじ込む様に打ち込むと拳が中に入り背後から爆発が起こり

インペライザーは背中から倒れ爆散した。

 

スバル「やった!」

 

エリオ「よっしっ!」

 

キャロ「やりました!」

 

ティアナ「皆!気を抜かない!まだ沢山いるんだから!」

 

エリオとキャロ「「は、はい!」」

 

スバル「!?ティア!あそこにまだ人がいるよ!」

 

ティアナ「何ですって!?」

 

なんとそこにいたのはレピとサクヤだった。

 

ティアナ「嘘でしょ・・・」

 

スバル「あたし、行ってくる!」

 

ティアナ「スバル!」

 

スバルはレピとサクヤの方へ向かっていった。

 

レピ「早く逃げて!」

 

サクヤ「早く逃げてください!!」

 

「坊や、これあげるよ!」

 

レピ「でもお金は?」

 

「わしの奢りだから!良いんじゃ。早く逃げるんじゃぞ」

 

二人のもとへスバルが駆けつける

 

スバル「ここは危険です。早く逃げてください!」

 

だがスバル達の後ろいたインペライザーが3人に無情に砲頭を向ける。

 

ティアナ「スバル!!」

 

スバル「えっ!」

 

キュイイイィィィン・・・

 

インペライザーが3人に光弾を放とうとする。

 

そんな中でなのはが気がつく。

 

なのは「スバル!!逃げてぇえ!」

 

それを少し遠くから聞こえてきた声に明久は

 

明久「スバル!?」

 

ナイン『マスター!!』

 

明久はギンガスパークを手にしギンガへウルトライブする。

 

ウルトライブ!!ウルトラマンギンガ!!

 

明久「ギンガァアア!!」

 

ギンガ『ショウラァアッ!!』

 

ギンガは3人を間一髪の所で救いだし安全な場所へ降ろした。

 

隊長&フォワード&ロングアーチ達「「「ウルトラマンギンガ!!!」」」

 

スバル「ありがとう・・・ギンガ」

 

ギンガは3人が安全だと確認すると頷きインペライザー軍団の前に立ち塞がった。

 

ギンガ『シェアッ!』

 

ボルスト「ん!ギンガ、お前だけかまぁいいやってしまえ!」

 

インペライザーはボルストの指示でギンガに向かって進撃する。

 

ギンガ『ギンガセイバー!シェアッ!イィッヤァアッ!』

 

ギンガはギンガセイバーでインペライザー軍団に切りかかり次々と切り伏せる。

残りのインペライザー達も砲撃するがギンガはそれを容易く避ける。

 

ギンガ『ギンガクロスシュート!』

 

ギンガの必殺光線ギンガクロスシュートを放ち何とか数を減らして行こうとするが

流石に数が多いのか死角からの攻撃でギンガも攻撃の手を緩めてしまいギンガはインペライザーの集中紅撃をまともに喰らってしまった。

 

ギンガ『グゥッ!グワァッ!グァアァァァアッ!!グェアッ!』

 

隊長&フォワード&ロングアーチ「「「ギンガ!!!」」」

 

ショウも駆けつけるがインペライザーの手痛い集中砲撃でギンガは地面にダウンしてしまう。

 

ギンガ『ぁあ・・・あ、ぐぁっ、グゥッ!』

 

ショウ『あいつ・・・』

 

ボルスト「フッハハハ、良いぞインペライザーもっとやれぇ!」

 

 

なのは「皆!何としてでもあのロボットの数を減らすよ!」

 

全員「「「了解!、おう、ああ」」」

 

なのは達は何とか自分達でも出来る限りインペライザー数を減らそうとする。

 

ボルスト「ちっ!うるさいハエ共が!インペライザーそいつらから先にやってしまえ!」

 

インペライザーは今度はなのは達に砲頭を向ける。

 

ギンガ『ぐぅ、はっ!?危ない!!』

 

その事に気がついたギンガはカラータイマーが赤に鳴っているのにも関わらずなのは達の前に立ちインペライザーに背を向けた。

 

ギンガ『ふぁっ!グァアッアアアァァァ!!!』

 

インペライザーの執拗な砲撃にギンガは身を呈してなのは達を庇ったのだ。

 

なのは「私達を助けるために・・・?」

 

フェイト「ギンガァ!!」

 

ヴィータ「やめろ、ギンガ!そのままじゃお前は!!」

 

シグナム「ギンガッ!」

 

スバル、ティアナ、エリオ「「「ギンガ!!!」」」

 

キャロ「逃げて!ギンガ!!」

 

だがそれでもギンガは耐え続ける。

 

ウルトライブ!GO!EXレッドキング!

 

ショウはビクトリーランサーにEXレッドキングをリードし

モンスシューターでボルスト目掛けて撃った。

しかしボルストがバリアーを張り防いだ。

このお陰でインペライザーの動きが停止し、転送されようとしていたビクトリウムも途中で中断され地底へと戻っていった。

 

耐え抜いたギンガも思わず膝を着ける。

 

ボルスト「貴様はビクトリアンか!」

 

ショウ「何故ビクトリウムを狙う!」

 

ショウはビクトリーランサーの銃口を向ける。

 

ワンゼロ「お前に話す必要はない!」

 

ショウ「何だと!」

 

ボルスト「何をしている。ワンゼロ!さっさと倒してしまえ!」

 

ワンゼロはチブロイドオーブを開くとそこからチブロイドがショウに襲いかかる。

 

ショウ「ふっ!ハァッ!とりゃ!」

 

ショウは格闘戦でチブロイド達と闘いラッシュや蹴り技で倒していく。

ビクトリーランサーのガンモードで残りのチブロイドを撃ち抜く。

 

しかし、ワンゼロとボルストは逃げられてしまった。

 

 

 

その後レピとサクヤは前線メンバーに保護されそこへショウが迎えに来た。

 

二人はショウに駆け寄った。

 

レピ「兄貴!これ貰ったんだ♪兄貴好きだろ?」

 

ショウ「レピ・・・地上には出るなって言っただろ。危ないじゃないか!?」

 

サクヤ「ごめんなさい!レピがどうしてもショウにあげたいからって」

 

ショウ「お願いだ。頼むから俺の邪魔をしないでくれ。」

 

ショウに言われて落ち込むレピ。そんなレピの顔を見て前線メンバーは

表情を暗くさせていく。そんな中でただひとりスバルは

 

スバル「あの、そんな言い方・・・」

 

明久「そんな言い方、良く、ないんじゃないかな?」

 

そこには中傷を負った明久が手を片方の肩を押さえながらとぼとぼと歩いてきた。

 

なのは「明久君!!どうしたのその怪我!!」

 

フェイト「ひどい怪我。はやくシャマル先生の所へ」

 

はやて『アキ君!大丈夫なんか!!すぐにシャマルに連絡して準備させるかんな』

 

なのはとフェイトは明久に駆け寄り肩を貸してやる。

 

明久「ごめん、二人とも」

 

なのは「良いよそんな事」

 

フェイト「気にしないで」

 

そんな明久を見てショウは

 

ショウ「お前には関係の無いことだ」

 

明久「君の為にやってたんだろ、仲間思いの良い人達じゃないか」

 

ショウ「俺には共に戦う仲間など必要ない」

 

その言葉に明久は表情を曇らせる。

 

ショウ「さぁ、行くぞ」

 

ショウは二人と一緒に去っていった。

 

明久「くぅっ!」

 

ナイン『マスター!?大丈夫ですか!?』

 

なのは「あっ!明久君、大丈夫?」

 

フェイト「大丈夫?明久」

 

明久「っ、大丈夫だよ」

 

明久は去っていくショウの背中を見て

 

明久『仲間なんて必要ないだなんて、どうして君はそこまで・・・』

 


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