ARC-Vはもう終盤、でもこっちは序盤…さてがんばらないと。
それと前回の次回予告で、今回のタイトルを人を怒らせると碌なことにならない としましたが、間違えましたすみません。
…遊華がオベリスクフォースと遭遇し、倒して柚子と一緒にその場を離れた頃…ザ・シックス・ワールドの範囲内に、オベリスクフォースが数小隊現れ、参加者にデュエルを挑む、どこかへと移動するといったことをしていた。そしてその頃、遊矢は…。
「…よし、ペンデュラムカード。これで5枚か…もっと集めないと」
遺跡エリアだ。まだオベリスクフォースには遭遇しておらず、ペンデュラムスタチューを探していた。…が。
「う、うわあああああああ!!!」
「!?な、なんだ!?」
突如として悲鳴が聞こえ、聞こえたほうへ向かうと…。
「や、やめ、やめろ!やめろ!や」
「!ひ、ひいいいい!!」
「?!」
…オベリスクフォースが、ディスクを向け、光を当て…人が消えた。そしてオベリスクフォースは、ディスクから出てきた何かを手に取ると、地面に放る。……それは、カードだった。
「!?(い、今のは…)」
「ああ、あああ…う、うわあああ!!」
「おいおい逃げられると思ってるのか?」
「さっさとカードになれよおら!」
「うぐ!」
「ははは、さっきの威勢の良さはどうしたんだよ。ほら、大人しくカードになってろ!」
「うわ、うわ、うわあああああ!!」
「!!!」
…再び先ほどと同じようなことをし…ディスクから出てきたカードを、オベリスクフォースは手に取る。…そのカードの絵を見た遊矢は、驚いた。…ついさっき光を当てられた人物の、恐怖に歪む表情が写ったカードだった。
「ひ、人を…!?ぐっ…な、なんだ…」
…それを見たとき、遊矢の頭の中に、何かがの光景が広がる。…燃え上がる町、瓦礫となる建物、逃げ惑う人々…そして、そんな人たちが、光とともにカードになっていく姿。
「な、なんだこれ、うぐ、ぐ、ぐああ…」
遊矢がつけているペンデュラムが怪しく光り、遊矢の中には、凄まじい感情が湧き上がってくる。…それは、怒り、憎しみ。奴等を、アカデミアを、融合次元を、敵を滅ぼせ、という破壊衝動。
「ぐ、ぐあああ…ああ…」
そして同じころ、遺跡エリアの遊矢からそう遠くない位置にいるユートにも…同じような現象が、起きていた。
「な、なんだ、ぐっ、きゅ、急に…」
「お、おい大丈夫か…?」
「いったい、何が…」
そして…2人の頭の中に、声が響く。憎め、壊せ、憎め、壊せ、壊せ、壊せ、壊せ…という、不気味で低い声が響く。…そして…。
「ぐ、ぐああああああああああああ!!!!!」
「ん?」
遊矢が叫び声をあげ…それに、オベリスクフォースが気づき、遊矢を見つける……が、そこにいるのは…。
「……さない…」
「え?」
「お、おいなんだあれ…」
「ん?…なっ?!」
「許さない…アカデミアを…融合次元を…お前達を…」
……髪が逆立ち、明らかに異様で禍々しい黒いオーラを放ち、恐ろしい形相になっている…遊矢だった。
「な、なんだよおいおい…聞いてねえぞ!」
「ならとっととやっちまおうぜ!3人なら勝てるさ!」
「ああそうだ!とっととやっちまおう!」
というと、オベリスクフォース3人は、ディスクを展開する。…それを見た遊矢もディスクを構え、そして…。
「「「「デュエル!」」」」
オベリスクフォースA LP 4000
オベリスクフォースB LP 4000
オベリスクフォースC LP 4000
遊矢 LP 4000
「オレのターン!フィールド魔法、ブラック・ガーデンを発動!」
オベリスクフォースがフィールド魔法を発動すると、周囲が鋭い棘のついた茨で覆われる。
「そして手札から、
ローズ・トークン ATK 800
ハウンド・ドッグに茨が絡みつき、遊矢のフィールドに薔薇が一輪咲いた。…そして、ハウンド・ドッグの効果は…。
「さらに
「…」
遊矢 LP 4000→3400
ハウンド・ドッグが火の玉を吐き、それが遊矢に直撃し、吹っ飛ぶ。……だが、吹っ飛んだのに、遊矢は表情を一切変えず、普通に立ち上がり、平然としている。
「オレは手札からマジックカード、融合を発動!その効果で、フィールドのハウンド・ドッグと、手札の
ローズ・トークン ATK 800
「オレはこれで、ターンエンド」
オベリスクフォースA 手札2 LP 4000
モンスター
魔法・罠 なし
フィールド魔法 「ブラック・ガーデン」
「オレのターン、ドロー!オレも手札から、
ローズ・トークン ATK 800
「そして
「…」
遊矢 LP 3400→2800
「これで終わりだと思うなよ?手札からマジックカード、機械複製術を発動!こいつは自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスター1体と同じ名前のモンスターを、デッキから2体まで特殊召喚できるカード。普通なら攻撃力1000の
ローズ・トークン ATK 800
すでにいる1体に続いて、さらに2体の
「そして
「…」
遊矢 LP 2800→2200→1600
…先ほどに続いて合計1200のダメージを受けた遊矢…だが、前のときと同じように、表情を一切変えず、平然と立ち上がる。…その姿は明らかに異様で、不気味だ。
「…お、おいおい…だ、だが容赦はしない!
融合の渦の中に、3体のハウンド・ドッグが入り、現れたのは…2つの頭に続いては、3つの頭のハウンド・ドッグ。その姿は、3つの頭を持つと言われる伝説の番犬、ケルベロスを彷彿とさせる。多分。
ローズ・トークン ATK 800
「さらに永続魔法、マシン・デペロッパーを発動!こいつは自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力を200ポイントアップさせる!そして|古代の機械参頭猟犬《アンティーク・ギア・トリプルバイト・ハウンド・ドッグ》は、1度のバトルフェイズに3回モンスターに攻撃できる!」
「古代の機械猟犬」+「アンティーク・ギア」モンスター×2
①このカードが攻撃する場合のダメージステップ終了時まで、相手は魔法・罠カードを発動できない。
②このカードは1度のバトルフェイズに3回まで、モンスターに攻撃することができる。
③1ターンに1度、このカードが墓地にある場合、発動できる。このカードを含む「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地から除外して、その融合モンスター1体を融合召喚する。
「バトルだ!
「…」
遊矢 LP 1600→1300→1000→700
…相当な衝撃波が来て、吹っ飛んだ遊矢。だが、それでも遊矢は…平然としている。後さり気なく、吹っ飛ばされた先にあったアクションカードを取った。
「!……お、オレはこれで、ターンエンド…」
オベリスクフォースB 手札3 LP 4000
モンスター
魔法・罠 永続魔法「マシン・デペロッパー」×1
「!お、オレのターン、ドロー!…(くっそー!融合なしかよ!)オレは手札から、
ローズ・トークン ATK 800
「そして
「…」
遊矢 LP 700→100
…そしてとうとう、遊矢のライフが…たったの、100に。…そこまでのダメージを受けたはずの遊矢は、平然としている。
「?!…か、カードを1枚伏せて、オレはこれで、ターンエンド…」
「おいおい融合してくれよ頼むから!」
「うるせえ!」
オベリスクフォースC 手札4 LP 4000
モンスター
魔法・罠 セットカード×1
…そして、ここからが、逆襲の始まりだ。
「…オレの、ターン!!…オレは、スケール3の相克の魔術師と、スケール8の竜穴の魔術師を、ペンデュラムゾーンにセッティング!」
フィールドに光の柱が現れ、その中に…なんだか昔の中国の武将がしていそうな格好をした魔術師と、それなりに年老いた男性の魔術師が昇ってくる。
「これでレベル4から7のモンスターが同時に召喚可能。揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!出でよ、我が下部のモンスター達よ!手札から、レベル4のEMペンデュラム・マジシャン!」
「だ、だがブラック・ガーデンの効果だ!」
「…EMペンデュラム・マジシャンが特殊召喚に成功したことにより、効果発動。自分フィールドのカードを2枚まで破壊し、破壊した数だけデッキから、EMを手札に加える。オレは、フィールドのローズ・トークンと、ペンデュラム・マジシャンを破壊し、デッキからEMドクロバット・ジョーカー、EMヘルプリンセスを手札に加える」
ブラック・ガーデンのトークン精製は、モンスターが破壊されても行われる。これにより、オベリスクフォースのフィールドにトークンが現れる。
ローズ・トークン ATK 800
「…手札からEMドクロバット・ジョーカーを召喚、ドクロバット・ジョーカーの効果を発動するとともに、手札のEMヘルプリンセスの効果。ドクロバット・ジョーカーは召喚に成功したとき、デッキからドクロバットジョーカー以外のEM、魔術師ペンデュラムモンスター、オッドアイズモンスター1体を手札に加え、ヘルプリンセスはオレがEMを召喚・特殊召喚したら、手札からこのカードを特殊召喚できる。ドクロバット・ジョーカーの効果で、デッキからオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを手札に加え、ヘルプリンセスを特殊召喚」
「だ、だが、ブラック・ガーデンの効果だ!」
EMドクロバット・ジョーカー ATK 1800→900
EMヘルプリンセス ATK 1200→600
ローズ・トークン×2 ATK 800
「…オレはレベル4のEMドクロバット・ジョーカーとEMヘルプリンセスで、オーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4、竜魔人クィーン・ドラグーン!」
「!お、オレは|古代の機械双頭猟犬《アンティーク・ギア・ダブルバイト・ハウンド・ドッグ》の効果も発動!相手フィールドにモンスターが特殊召喚されたら、そのモンスターにギア・アシッド・カウンターを1つ乗せる!」
フィールドに空いた穴の中に、ドクロバットジョーカーとヘルプリンセスが紫色の光になり飛び込む。そしてフィールドに現れたのは…下半身が炎でできた獣の胴体に翼が生えたようなものになっている、金髪の女性。露出度もそれなりにある。…そして、瞬時に茨が絡みつく。……何も言う必要は、あるまい。
竜魔人クィーン・ドラグーン ATK 2200→1100 GAC 0→1
ローズ・トークン ATK 800
「竜穴の魔術師の、ペンデュラム効果。手札のペンデュラムモンスター1体を墓地へ送り、相手フィールドのマジック、トラップを1枚破壊する。この効果で、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを墓地へ送り、ブラック・ガーデンを破壊する」
「!しまった…」
竜穴の魔術師が青い光をフィールドに蔓延る茨へ放つと、茨が青い光に包まれ消えていき…消滅する。これで、ブラック・ガーデンの効果は消え、モンスターも解放される。…が、攻撃力は元に戻らない。だがそれでも…今の遊矢には、充分だ。
「竜魔人クィーン・ドラグーンの、モンスター効果!1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ使い、墓地からレベル5以上のドラゴン族モンスター1体を、効果を無効にして特殊召喚する!現れろ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK 2500
先ほど墓地へ送られたオッドアイズが復活する。…だが効果は無効になっているため、その力は発揮できない。
「そして手札から速攻魔法、ダブルサイクロンを発動。オレのフィールドの竜穴の魔術師と、お前のフィールドのセットカードを破壊する」
「!神風のバリア-エア・フォースが…」
「さらにオレは、スケール8の相生の魔術師を、ペンデュラムゾーンにセッティング」
1度消えた光の柱が再び現れ、今度は眼帯をつけ、フードを被り、弓を持つ女性が昇ってくる。
「対立を見定める相克の魔術師よ!その鋭利なる力で異なる星を1つにせよ!相克の魔術師の、ペンデュラム効果!1ターンに1度、自分フィールドのエクシーズモンスター1体を選択し、そのモンスターはこのターン、そのランクと同じ数値のレベルを持つモンスターとして、エクシーズ素材にできる!和合を見定める相生の魔術師よ!その神秘の力で、天空高く星を掲げよ!相生の魔術師の、ペンデュラム効果!1ターンに1度、自分フィールドのエクシーズモンスターと、レベル5以上のモンスターを選択し、エクシーズモンスターのランクを、選択したレベル5以上のモンスターと、同じにする!この2つの効果で、竜魔人クィーン・ドラグーンを、ランク7とし、同じ数値のエクシーズモンスターの、エクシーズ素材にできる!」
「な、なんだと!?」
竜魔人クィーン・ドラグーン ランク4→7
相克の魔術師の効果により、光がクィーン・ドラグーンへと宿り、相生の魔術師の効果により矢が放たれ、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと、クィーン・ドラグーンを光で包む。…これにより、ランク7となったクィーン・ドラゴンが、ランク7のエクシーズモンスターのエクシーズ召喚に、使えるようになった。
「オレは、レベル7扱いの竜魔人クィーン・ドラグーンと、レベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで、オーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!」
フィールドに空いた穴の中に、クィーン・ドラグーンとオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが、紫色の光になり、飛び込む。…そして、黒い光が、穴から溢れる。
「二色の眼の竜よ!その黒き逆鱗を震わせ、刃向う敵を殲滅せよ!エクシーズ召喚!蹂躙しろ、ランク7、怒りの眼輝けし覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!」
…フィールドに現れたのは………胸に顔のようなものこそあるが、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、そして…ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン、その2体が合わさったような…黒い、ドラゴン。
覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン ATK 3000
「オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンの、モンスター効果!このカードがドラゴン族エクシーズモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚したとき、敵のフィールドに存在するレベル7以下のモンスター全てを破壊し、その数×1000ポイントのダメージを、敵に与える!」
「「「!な、なんだと!」」」
「刃向う雑兵共を薙ぎ払え!!オーバーロード・ハウリング!!」
「「「ぐ、ぐああああああああ!!!!」
オベリスクフォースA LP 4000→0
オベリスクフォースB LP 4000→3000
オベリスクフォースC LP 4000→3000
「そしてこの効果を発動したターン、オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンは、3回攻撃できる!よって残った貴様ら全員に、ダイレクトアタックを仕掛ける!」
「な、ああ、あああ…」
「う、うそだ…」
「バトルだ!オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンで、ダイレクトアタック!反旗の逆鱗ストライク・ディスオベイ!!」
オッドアイズ・リベリオンの翼に紫色の雷が流れだし、それにより翼が展開、そして宙に浮き始め…その顎と一体化した牙を地面へと突き立て、猛スピードでオベリスクフォースへと迫り…その牙を、オベリスクフォース目掛け突き上げる。
「「う、うわあああああ!!!」
オベリスクフォースB LP 3000→0
オベリスクフォースC LP 3000→0
…デュエルが終了し、オッドアイズ・リベリオンが消える。そして、オベリスクフォースも、消える。
「……っ!……!…今、何が…」
デュエルが終了したからかは分からないが、遊矢から出ていたオーラが消え、髪が元に戻り、遊矢の表情もかなり和らぐ。
「…!確か、人がカードになって、それで…デュエルをして…………このカードは、いった…?!…これは…ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン?!」
先ほど出したカード、覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンを確認し、念のためエクストラデッキを確認したところ…もう1枚、デッキに入っていなかったカード…否、そもそも持っていないカード、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンがあった。…そんなダーク・リベリオンを持っているユートはと言うと…デュエル開始時点で様子がおかしく、デュエルが終了した途端に倒れたため、ヘリで黒咲と共に運ばれた。
「いったい、どうして…」
「…どうやら共鳴が途切れたようだな」
…そんな様子を、遺跡エリアの高い位置で見ている、謎の人物。…ローブにフードなど、その素顔や体は隠され、誰なのかは分からない。…声は高めなため、女性の可能性はある。
「まあいい。因子は十分発現した、共鳴がなくとも勝手に覚醒するだろう。…さあ、次だ」
そういうと、謎の人物の近くに赤紫色の渦が現れる。
「精々その時まで、因子を高め合うがいい…」
…そして、一瞬見えたその目は……青と赤紫、2の色に、怪しく光った。
遊矢(逆鱗)「オレはお前を許さない!」
遊矢落ち着け、落ち着くんだ。
遊矢(逆鱗)「どれだけ長く放っておいた…許さない、絶対に許さない!二色の眼の竜よ!その黒き逆鱗を振るわせ、刃向う敵を…いや、作者を殲滅さよ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク7!怒りの眼輝けし覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!」
覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン ドラゴン族・効果/エクシーズ/ペンデュラム 闇属性 ランク7 ATK 3000 DEF 2500
【Pスケール:青4/赤4】
①1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。デッキからPモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
ドラゴン族レベル7モンスター×2
レベル7がP召喚可能な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
①このカードがXモンスターを素材としてX召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのレベル7以下のモンスターを全て破壊し、
破壊した数×1000ダメージを相手に与える。
このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
①モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のPゾーンのカードを全て破壊し、このカードを自分のPゾーンに置く。
こ、今回のキーカードは、覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!通称オベリオン!エクシーズモンスターを素材にエクシーズ召喚に成功したら、相手のレベル7以下のモンスターを全て破壊して、その数だけ1000ポイントのダメージを与えるのと、その効果を発動したターンは3回攻撃できる!ただし1度きりだ!それとモンスターゾーンで破壊されたら、自分のPゾーンのカードを破壊して、このカードを自分のPゾーンに置くぞ!」
遊矢(逆鱗)「やれ!オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!オーバーロード・ハウリング!」
うぐああああ!!う、うう…お、オベリオン自体は、効果を発動するには、難しい…ダーク・レクイエムかランク5にした闇属性、ドラゴン族のエクシーズにアストラル・フォースを使うか、ランク6か変化させたドラゴン族エクシーズに、幻影騎士団ラウンチを使う、そして相剋相生で変化させるなど、方法は増えつつあるが、効果を発動させるのはやはり難しいぞ…
遊矢(逆鱗)「オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!攻撃しろ!!反旗の逆鱗ストライク・ディスオベイ!!」
破壊されることでPゾーンへと置ける効果は、使えばほぼ確実に置ける!P効果は状況に応じていろんなカードをPゾーンに置ける!こいつと相性のいいのは、オッドアイズ・アブソルート・ドラゴン!!!くず鉄のかかしぃぃぃいいい!!」
遊矢(逆鱗)「2回目ェ!」
アブソルートは破壊されたら、エクストラデッキからオッドアイズ1体を特殊召喚できる!ただし正規召喚じゃないからその後は呼び出せなくなるから要注意!ガード・ブロック!
遊矢(逆鱗)「3回目ェ!」
弱点はレベル7以下しか破壊できない!レベル8以上は破壊できないし、エクシーズモンスターに至ってはまったく効かない!でもブラック・ガーデンとかと相性いいと思いまぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!
遊矢「はあ、はあ…あ、あれ、オレは……あれ、なんかやっちゃった?…ん?えーっと…次回、人を怒らせると碌なことにならない…まあ、うん…そうだな」