突如としてレオ･コーポレーション社長、赤馬零児に呼び出された主人公の巳柳 遊華。所持しているカードについての質問の後には…アクションデュエル！
そこで零児は、融合、シンクロ、エクシーズ…３つの召喚方法を繰り出してきた。
そしてここから、怒濤の攻防戦が始まる！
それでは、どうぞ。
フィールドの状況
遊華 手札２ ＬＰ ４０００
モンスター カードガンナー×１（攻）
魔法･罠 セットカード×３
零児 手札３（ＤＤ魔導賢者ケプラー） ＬＰ ５４００
モンスター ＤＤＤ烈火王テムジン×１（攻）、ＤＤＤ疾風王アレクサンダー×１（攻）、ＤＤＤ怒濤王シーザー×１（攻）ＯＵ×２
魔法･罠 なし
ターン状況：零児のターンのメインフェイズ１
「では、バトル。まずはＤＤＤ烈火王テムジンで、カードガンナーを攻撃する！
「しゃ、社長勇気ありますね…くっ…」
遊華 ＬＰ ４０００→２４００
テムジンの炎を纏った斬撃により、カードガンナーはあっさり破壊される。…このダメージは、とても大きい。でも、彼女は負けるつもりはない。
「く…カードガンナーの効果で、１枚ドロー！」
「…では、ＤＤＤ怒濤王シーザーで、ダイレクトアタック！」
「リバースカード、オープン！リミット･リバース！墓地のカードガンナーを、特殊召喚！」
「…モンスターの数に変化が起きたことにより、攻撃が巻き戻る。改めて私は、ＤＤＤ怒濤王シーザーで、カードガンナーを攻撃する」
シーザーの巨大な剣が、カードガンナーに迫る。…だが。
「リバースカード、オープン！永続トラップ、竜星の具象化！自分のモンスターが戦闘、または効果によって破壊されたとき、デッキから竜星モンスター１体を、特殊召喚する！」
「ほう…攻撃はもう止めらない…だが、ダメージは大きいぞ」
「それなら、これを。リバースカード、オープン！トラップカード、ガード･ブロック！ダメージを受けるとき、戦闘ダメージを無効にして、デッキからカードを１枚ドローする！」
「なるほど…ダメージを防いだ上に、手札補充か」
ダメージはバリアによって完全にシャットアウトされ、後続が呼び出されることになった。その後続とは…。
「（ここは…）デッキから…チューナーモンスター、光竜星－リフンを特殊召喚！」
「（チューナー……ほう）メインフェイズ２」
「（あー、ダメだったか…）えーっと…」
後続として呼び出された黄色い東洋龍とともにアクションカードを探す遊華。期待としては、リフンを攻撃させ、竜星の共通効果であるリクルート効果を発動し、あるモンスターを呼び出そうとしたが、失敗してただいま、雲海大平原にあった、とあるアクションカードを探している。
「カードを２枚伏せ、ターン」
「！とりゃあー！！！………よっしゃー！アクショントラップ、雷気流！自分フィールドのカード１枚を、破壊する！」
「ほう…それにより、リフンのリクルート効果を発動するか」
「はい！…私が破壊するのは、光竜星－リフン！…ごめんねリフン」
リフン目掛け、電撃を含んだ乱気流が突撃し、リフンが破壊された…が。
「そしてリフンの効果！リフンは戦闘かカード効果で破壊された場合、デッキから、リフン以外の竜星モンスター１体を、特殊召喚できる！私は、闇竜星－ジョクトを特殊召喚！」
「……！…どうやら君は、これを特殊召喚したかったようだな…私はこれで、ターンエンド」
リフンの後続として現れたモンスターは、黒い……竜……………とはあまり呼べないモンスターであった。
零児 手札３（ＤＤ魔導賢者ケプラー） ＬＰ ５４００
モンスター ＤＤＤ烈火王テムジン×１（攻）、ＤＤＤ疾風王アレクサンダー×１（攻）、ＤＤＤ怒濤王シーザー×１（攻）ＯＵ×２
魔法･罠 セットカード×２
「それでは私のターン、ドロー！…私は、闇竜星－ジョクトの効果を発動！手札の竜星を２体墓地へ送り、デッキから攻撃力が０竜星と、守備力が０の竜星を２体、特殊召喚する！」
墓地へ送ったカード
風竜星－ホロウ
炎竜星－シュンゲイ
「中々強力だな…」
「それではっと……うん、特別にこれ！さあ来て、秘竜星－セフィラシウゴ！地竜星－ヘイカン！」
「ペンデュラムモンスターが１体か」
現れた２体は、ジョクトよりも竜と呼べる姿をしている。
秘竜星－セフィラシウゴ ＤＥＦ ２６００
地竜星－ヘイカン ＡＴＫ １５００
「はい！それじゃ次に、手札からチューナーモンスター、ジャンク･シンクロンを召喚！」
現れたのは、オレンジ色の小柄な戦士。しかしながら、なんだか愛嬌を感じる見た目のモンスターだ。
「さらにチューナーを増やしてきたか…」
「それでは、ジャンク･シンクロンの効果！ジャンク･シンクロンは召喚に成功したとき、墓地のレベル２以下のモンスター１体を、効果を無効にし、表側守備表示で特殊召喚できる！さあ来て！水星ビシキ！」
ジャンク･シンクロンの隣には…カメにも似た青いモンスターが現れた。…こちらも幻竜族である。
ジャンク･シンクロン ＡＴＫ １３００
水竜星－ビシキ ＤＥＦ ２０００
「それで、何をシンクロ召喚する」
「社長相手なら、妨害覚悟でも行かせてもらいます！私はレベル２の水星竜－ビシキに、レベル３のジャンク･シンクロンをチューニング！」
ジャンク･シンクロンがレバーを引くと、背中のほうにあるエンジンがかかり、ジャンク･シンクロンが３つの歯車に変わる。その中にビシキが入り、２つの星に変わる。そして、輪から光が溢れる。
「数多の英知を集め、その本に全てを記せ！シンクロ召喚！」
輪から光が放たれ、現れたのは…本を持つ、見た目的にもインテリ系の魔法使いだ。
「レベル５、シンクロモンスター、ＴＧ－ハイパー･ライブラリアン！」
ＴＧ－ハイパー･ライブラリアン ＡＴＫ ２４００
「……この効果…シンクロを多用するのなら、とても利便性があるな」
「はい！あ、それとビシキをシンクロ素材としたシンクロモンスターは、罠カードを受け付けないので。…それでは私は、レベル６の秘竜星－セフィラシウゴに、レベル２の闇竜星－ジョクトをチューニング！」
ジョクトが飛び、透明となる。そして２つの歯車へと変化し、その中にセフィラシウゴが入る。そして６つの星になる。
「煌めく光を纏い、天空より舞い降りよ！シンクロ召喚！！」
歯車から光が溢れだし、現れたのは…光り輝く、黄金の東洋龍。
「レベル８、シンクロモンスター…黄金の竜の星、輝竜星－ショウフク！そしてショウフクとハイパー･ライブラリアンの効果！ショウフクはシンクロ召喚に成功したとき、シンクロ素材になった幻竜族モンスターの属性の種類だけ、フィールドのカードを、デッキに戻す！そしてハイパー･ライブラリアンは、自分か相手がシンクロ召喚に成功した場合、デッキから１枚ドローする！」
「デッキバウンス…相手にするなら厄介だな。それも種類となると、低レベルの幻竜モンスターも駆使すれば、より多くのカードのバウンスが可能、という訳か」
輝竜星－ショウフク ＤＥＦ ２６００
「はい！そして素材にしたモンスターの属性は、地属性と闇属性の２種類！２枚戻せるから、私がデッキに戻すのは…怒濤王シーザーと、右のセットカード！」
「…的確と言えるが、こうさせてもらおう。ショウフクの効果にチェーンし、選択されたカードを発動する！」
「！く…」
「私が発動するのはトラップカード、ＤＤＤの人事権！自分の手札、フィールド、墓地のＤＤモンスター及び、ペンデュラムゾーンのＤＤペンデュラムカードを合計３枚デッキに戻し、デッキからＤＤモンスター２体を手札に加える！私はフィールドのＤＤＤ怒濤王シーザー、墓地のＤＤナイト･ハウリング、ＤＤゴブリンをデッキに戻す。そして手札に加えるのは…このカードだ」
シーザーが消え、２枚のカードが手札に加えられる。その加えられた２枚は…。
「！ペンデュラム…」
「そうだ。さあ、どうくる」
「なら、ショウフクのもう１つの効果！自分フィールドのカードを１枚破壊し、墓地のレベル４以下のモンスターを、特殊召喚する！私が破壊するのは、地竜星－ヘイカン
！そして呼び戻すのは…炎竜星－シュンゲイ！そして、ヘイカンとリフンと竜星の具象化の効果発動！リフンは竜星モンスターが破壊されたときに墓地から特殊召喚し、ヘイカンは戦闘及び効果で破壊されたとき、デッキから竜星１体を守備表示で特殊召喚できる！」
「…その効果…やはり厄介だな」
炎竜星－シュンゲイ ＡＴＫ １９００
と、零児は、何度も相手にしたことのある、リクルーターが活躍するデッキを思い出して呟く。…確認したら、モンスター効果による特殊召喚は、同名モンスターの効果が１ターンに１度のみ。その分、リクルートの幅が広いのはこちらだが、あのカードたちは効果制限がないことに加え、あるモンスターの存在が厄介だ。そのモンスターのせいで負けたことは、苦い記憶だ。
「それでは、ヘイカンの効果でビシキを特殊召喚！」
光竜星－リフン ＤＥＦ ０
水竜星－ビシキ ＡＴＫ ０
「そして私は、レベル４のシュンゲイとレベル２のビシキに、レベル１のリフンをチューニング！」
リフンが飛び、透明となる。そして１つの歯車へと変化し、その歯車の中に、シュンゲイとビシキが入る…なんだか狭そうにも見えるが…その２体が合わせて６つの星に変わり、直列になる。
「禍々しい雷を纏い、暗闇より現れろ！シンクロ召喚！！」
歯車から光が溢れ、現れたのは…赤い雷を纏った、黒い竜。
「レベル７、シンクロモンスター…黒き竜の星、邪竜星－ガイザー！リフンは自身の効果で特殊召喚されたときに除外されて、ハイパー･ライブラリアン、そして、シンクロ素材となったシュンゲイの効果！シュンゲイはシンクロ素材になったとき、攻撃力が５００ポイントアップする！そしてハイパー･ライブラリアンの効果で、１枚ドロー！」
邪竜星－ガイザー ＡＴＫ ２６００→３１００
「……この効果…竜星限定のスクラップ･ドラゴンというべきか…スクラップ･ドラゴンと比べ、相手にしたとき、防ぎづらいな」
「味方になったら心強いですよ！魔法カード、死者蘇生を発動！墓地のホロウを特殊召喚！」
風竜星―ホロウ ＤＥＦ １８００
「それじゃあさっそく、ガイザーの効果！私の竜星モンスター１体と、相手フィールドのカード１枚を選んで、破壊する！私が選ぶのは、ホロウと、残りのセットカードを破壊！」
「ならばその効果にもチェーンし、選択されたカード、ＤＤリクルートを発動。相手フィールドのモンスターの数が、自分フィールドのモンスターの数より多い場合、その差の数だけ、墓地の契約書かＤＤモンスターを、手札に加える。私のフィールドには、ＤＤＤ烈火王テムジンと、ＤＤＤ疾風王アレクサンダーの２体。そちらはＴＧ－ハイパー･ライブラリアン、輝竜星－ショウフク、邪竜星－ガイザー、破壊されようとしているホロウの４体。その差は２。よって私は墓地の契約書を２枚、手札に加える」
「げ！ということは…」
「私が手札に加えるのは、地獄門の契約書と、戦乙女の契約書」
レベル制限のないサーチ効果を持つカードを手札に加えられることは、かなり厄介なため、露骨に嫌な顔をする遊華。さきほど手札に加えたカードは、レベルの高いペンデュラムモンスター。次のターン、このままだと厄介なことになるのは明白だ。
「で、でも、破壊されたホロウの効果で、シュンゲイを特殊召喚！」
炎竜星－シュンゲイ ＡＴＫ １９００
「バトル！まずは邪竜星－ガイザーで、疾風王アレクサンダーを攻撃！牙竜魔雷撃！」
「……いいだろう」
零児 ＬＰ ３９００→３３００
アレクサンダーに、いくつもの雷が当たり、破壊される。…ちなみにアクションカードを見つけ、回収したのだが、使わなかった。
「そして、ハイパー･ライブラリアンで、烈火王テムジンを攻撃！ブックアタック！」
「それにはこれを使わせてもらおう。アクションマジック、サンダー･ストーム。自分フィールドに１体しかモンスターが存在しない場合にしか発動できないが、相手フィールドの、表側表示モンスター全ての攻撃力、守備力を１０００ポイントダウンさせる」
「げ！」
サンダー･ストーム アクション魔法
①自分フィールド上にモンスターが１体しか存在しない場合、発動できる。相手フィールド上の表側表示のモンスター全ての攻撃力、守備力を、ターンの終わりまで１０００ポイントダウンさせる。
風が吹き荒れ、雷が起こり、雨が降る。凄まじい大自然の力の前に、遊華のフィールドのモンスターたちはその嵐により、力を抑えられてしまう。…この規模なら、自分フィールドにも影響が及びそうだが、効果上そうはならない。
ＴＧ－ハイパー･ライブラリアン ＡＴＫ ２４００→１４００
輝竜星－ショウフク ＤＥＦ ２８００→１８００
邪竜星－ガイザー ＡＴＫ ３１００→２１００
炎竜星－シュンゲイ ＡＴＫ １９００→９００
「これでＴＧ－ハイパー･ライブラリアンの攻撃力は、テムジンの攻撃力を下回った。何もないなら破壊させてもらう！」
「くっ…（このアクションフィールドの中で、一番厄介なカードを…）」
遊華 ＬＰ ２４００→１８００
サンダー･ストームは、カードの効果も中々のものだが、それ以外にも厄介なことがあり、このカードが発動したら…その風で、アクションカードが吹き飛び、場所が大きく変わってしまうのだ。…デュエルディスクのカードや手札が吹き飛ばないのが、かなり不思議なことである。
「…カードを２枚伏せて、ターンエンド！」
輝竜星－ショウフク ＤＥＦ １８００→２８００
邪竜星－ガイザー ＡＴＫ ２１００→３１００
炎竜星－シュンゲイ ＡＴＫ ９００→１９００
遊華 手札１ ＬＰ １８００
モンスター 輝竜星－ショウフク×１（守）、邪竜星－ガイザー×１（攻）、炎竜星－シュンゲイ×１（攻）
魔法･罠 「竜星の具象化」×１、セットカード×２
ターン終了の宣言とともに、嵐が収まる。そして、零児のターンが来る。
「私のターン、ドロー…速攻魔法、サイクロンを発動。右のセットカードを破壊する」
「く…（竜星の凶暴化の発動条件は、相手モンスターと戦闘を行う、ダメージ計算時のみ…）」
「続けて永続魔法、地獄門の契約書を発動し、その効果を発動。デッキから、ＤＤＤ制覇王カイゼルを手札に加える。そして私は…」
サイクロンにより、セットカードを破壊。そして零児は…手札のカード２枚を、見せる。
「スケール１のＤＤ魔導賢者ガリレイと、スケール１０のＤＤ魔導賢者ケプラーで、ペンデュラムスケールをセッティング！」
「！来る！！」
ケプラーと、レンズのようなものが体にあるモンスター、ガリレイが、フィールドに発生した光の柱の中に浮かび、ガリレイに１、ケプラーに１０という数字が浮かび上がる。
「これにより私は、レベル２から９のモンスターを、同時に召喚可能！我が魂を揺らす大いなる力！この身に宿り、闇を切り裂く新たな光となれ！ペンデュラム召喚！！」
出現した振り子が、ガリレイ、ケプラーの間を揺れ…そして、紫色の光が、フィールドへと落ちる。
「世界を制覇せし王、ＤＤＤ制覇王カイゼル！全ての王をも総べる超越神！ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドン！」
現れたのは、これまでに出たＤＤＤモンスターとは違い、鎧を身に纏っていると思われる、赤いマントを纏い、特殊な形状の剣を携えたモンスターと…それこそまさに、振り子のような形状をしたモンスター……その、“４体”であった。
ＤＤＤ制覇王カイゼル ＡＴＫ ２８００
ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドン×３ ＡＴＫ ３０００
「なっ……で、でもそれなら！トラップ発動！奈落の落とし穴！ペンデュラム召喚は見たところ、同時の特殊召喚！ならこれで、そのモンスターを全て、破壊させてもらいます！」
巨大な穴が開いたかと思うと、その中に……カイゼルのみが、落下した。
「……あれ？」
「君の判断は正しい…だが、ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドンは、このカードを対象としない魔法、罠カードの効果では…破壊されない。奈落の落とし穴は、対象を取らずに破壊し、除外する効果…よって、ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドンのみ、破壊されない」
「な！」
「そして自分フィールドのモンスターが破壊されたことにより、ヘル･アーマゲドンの効果。破壊されたモンスター１体を選択し、そのモンスターの攻撃力を、このモンスターの攻撃力に加える。私が選択するのは、制覇王カイゼル」
「！カイゼルの攻撃力は、２８００…」
「５８００…それを全てのヘル･アーマゲドンで行う」
ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドン×３ ＡＴＫ ３０００→５８００
攻撃力６０００が近くもあるモンスターが３体…遊華のライフは１８００。このままでは、簡単に遊華のライフは消し飛ぶ。
「では、バトルだ。ＤＤＤ死偉王ヘル･アーマゲドン１体で、邪竜星－ガイザーを攻撃する」
「えっーと、アクションカードアクションカード……っと、あった！ってのあー！！！」
遊華 ＬＰ １８００→０
防御に使えるカードがない以上、アクションカードに頼るしかなく、探して見つけたのはいいが…一瞬でライフが消し飛び、デュエルが終了した。
「いたたたた…あ～負けた～！」
「いいデュエルだった。だが、最初のほうで受けたダメージのことを含めて考えれば、君はまだまだと言えるだろう」
「うう、はい…」
「…ではもう１つ、頼みごとがあるが…」
「はい…え？」
次はどんなことを言われるか…と思っていたら、意外にも頼みごとであった。少し落ち込んでいた遊華も、思わず普通に顔をあげる。
「…これは内密にしてもらいたいことだが…遊勝塾を知っているか？」
「そりゃもうはい！榊遊勝が開いたデュエル塾で、榊遊矢も所属してる塾ですよね！」
「明日、そこにデェエルを挑む。できればそれに参加してもらいたいんだが」
「あ、すみません…明日どうしても外せない用事があって…」
「そうか…ならば仕方ない…時間を取らせてすまなかった」
「いえいえ！社長とデュエルできたのでもうすごく楽しかったです！」
遊華のその言葉を聞き、「そうか…」と呟く零児。…そしてすぐ中島さんが来て、次の仕事へと向かった。そして、遊華は時間が時間なので、急いで家路についた。
遊華「作者のバカァ～！！！」
ぐっふぉ！…あ、アッパー痛い…。
零児「おそらく、ここハーメルンだけではなく、遊戯王二次創作全体でも、最初のデュエルで主人公が負けるのは、珍しいだろう…敗北というものは、誰でも悔しいものだ」
遊華「いくら社長相手だからって負けるより勝ちたかった～！！」
し、失敗は、成功の元とも言うし、失敗から
零児「お前が学べ。では、学ぶという目的も含め、全力デュエル塾を始めよう。無駄に後書きを長くしては、読者も迷惑だろう」
うぐぉ！…うう…そ、それでは…今回は、キーカードで。…今回のキーカードは…。
輝竜星－ショウフク 幻竜族･効果／シンクロ 光属性 星８ ＡＴＫ ２３００ ＤＥＦ ２６００
チューナー＋チューナー以外の幻竜族モンスター１体以上
①このカードがＳ召喚に成功した時、このカードのＳ素材とした幻竜族モンスターの元々の属性の種類の数まで、フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
②１ターンに１度、自分フィールドのカード１枚と自分の墓地のレベル４以下のモンスター１体を対象として発動できる。そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。
輝竜星－ショウフク！
遊華「よっしゃー！それじゃあ任せて！ショウフクはチューナー以外が幻竜族だけど、それでもシンクロ素材にした幻竜族の数だけ、フィールドのカードをデッキへと戻す強力なバウンス効果を持っています！」
零児「似た効果にはジャンク･デストロイヤーがあるが、それとは違い、チューナーも数に含まれる。積極的に幻竜族を使ったほうが、より強力になるだろう」
遊華「ただし！ジャンク･デストロイヤーと違って、素材にしたモンスターの数じゃなくて、素材にしたモンスターの、属性の種類を参照するから、同じ属性のモンスター２体をシンクロ素材にシンクロ召喚したら、２枚しか戻せないから注意！」
零児「種族も幻竜族限定なことも注意だ。それともう１つの特殊召喚効果。今回の話しでは、モンスターしか破壊していないが、自分フィールドのカードなら、なんでも破壊できる。例え、魔法や罠、ペンデュラムカードでも、フィールドにあれば破壊し、墓地のモンスターを呼び戻せる」
…それと、墓地から特殊召喚できるモンスターには、レベル４以下の制約はないから、特殊召喚時にも効果を発動できるモンスター、１ターンの効果発動の制限がないモンスターを呼び出してさらに発動！…と言った使い方もできる。
零児「レベル･スティーラーとの組み合わせにより、１体でそのままのレベルだと、最大４ターン分の特殊召喚効果の破壊コストに使える」
遊華「ただし、ガイザーと違って竜星をデッキから特殊召喚する効果は内蔵してないんだよね…」
特殊召喚効果があるから、仕方ない。それでは今回はここまで！次回も、よろしくお願いします！そしてもう１つ…大切なこと。
遊華「？大切なこと？」
誤字間違いなど、様々なご指摘を受け付けています！
零児「…前の話しから言え！」
痛い！グー痛いです！！そ、それでは
遊華「次回も、読んでくださいね！」