なお、今回はデュエルなしです。
それでは、どうぞ。
アクションデュエル、それは…質量をもったソリッドヴィジョンの実現により可能となった、進化したデュエル。モンスターとともに、地を蹴り、宙を舞う…そんなデュエルに、人々は魅了されていった。…そして…。
「オレは、スケール1の星読みの魔術師と、スケール8の時読みの魔術師を、ペンデュラムゾーンにセッティング!」
2つの光の柱が、現れる。
「これにより、レベル2から7のモンスターを、同時に召喚可能!」
それは、アクションデュエルに次いでの、革新であった。
「揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!」
今までになかった、そのシステム。
「ペンデュラム召喚!!」
しかし、デュエルディスクは、反応した。……その理由は、まだ定かではない。
「現れろ!我がしもべのモンスターたち!!」
榊遊矢…彼はその、新たな力を…ペンデュラムを発現させた、最初の人間である。そしてペンデュラム召喚が行われた頃、5つの欠片が…虹、青、黒、緑、黄色…それぞれの光を放っていた。
「え?!な、何これ…なんで、いきなり光って…」
「うおお?!な、なな、なんだ?!」
「…?これは、いったい…」
「え?…光が…」
「!こんなところで光られても、困るな…」
セフィラの欠片…そう呼ばれる石が光を放ち、そしてその光は、それぞれの持ち主のデッキに宿る。…そして、これは…運命の始まりであった………。
「…始まったか、愚かな物語が」
とある場所…そこでは、榊遊矢とその対戦相手、ストロング石島とのアクションデュエルが映し出された画面が…暗い空間の中、空中に浮いている。
それを見ているのは1人の少女。フードを深く被り、その表情は窺い知れない。
「…長かった…あれからどれほど経ったか…ふふふ…全ての準備は整いつつある…後はそれを完了させるまで…タイミングは逃せないな」
その声には明らかな喜びが含まれているが、どこか邪悪だ。
「…だがセフィラの欠片…あれは厄介だ。放置し過ぎれば妾にとって障害となりうる…さて、いつにするか…」
何かを考えるように顎に手を置くが、すぐにやめる。
「…その期はまだまだ、見極める必要があるか。だが…もうすぐ…もうすぐ、待ちわびた時が…世界の再製の時が、やっと訪れる…それまでの茶番を、じっくり楽しもうじゃないか。フッフフフ…ハハハハハハハ!!」
「…もう、戻れないんだな、あの頃に。…頼む…早く、早く来てくれ」
そして、どことも知れぬ場所で、誰かがそっと呟いた。
ペンデュラムの出現……これは、始まりにしか過ぎない。…避けることはできない、戦いの。
…ということでプロローグでし
柚子「大量の改行に加えて、主人公出てないじゃないこの駄作者!」
痛い!柚子さんハリセン痛いからやめて!ていうか出てたよ主人公!チラっとだけど。
柚子「じゃあ全然出てないじゃない!ていうか最後辺りの何よ!」
痛いからやめてお願い!まあ最後辺りのは、後々敵対する人達。
柚子「後々ってそれをまだ始まってもないプロローグで出してどうすんのよ!!っていうか再製って何よ再製って!!」
痛い!さ、再製が意味することを、今言うことはでき
柚子「分かる人には十分分かるわ!!」
ぐっほあ!
遊矢「ゆ、柚子…その辺にしてやれよ。…こっちも痛くなってくる」
昇「いくらなんでもやり過ぎだ」
柚子「…そこまで言うなら、仕方ないわね」
遊矢、権ちゃん、ありがとう。
昇「ご、権ちゃんだとぉ?!むむむ…けしからーん!!せめて権現坂とよべ!!」
まあともかく、これから遊戯王ARC-V 光紡ぐ意思を、よろしくお願いします!