SAO~黒の剣士と遊撃手~   作:KAIMU

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 どうも、KAIMUです!

 今回は、アニメの第二話にあたるお話です。


六話 攻略会議 前編

クロト サイド

 

 デスゲーム宣言から一ヶ月が経過し、その間に約二千人が死んだ。しかし、アインクラッドは一層すら攻略されていなかった。

 たった一ヶ月で二割の人が死んだのは、かなり驚いた。オレ自身予想なんてしていなかったが、それでも二千人は死にすぎだと思った。しかし、ショックかと聞かれると、そうでもない。オレはまだこの世界で人が死ぬ瞬間を見ていないからだ(コペルの時は音を聞いただけなのでノーカウント)。

 

 一層止まりなのは、迷宮区がベータ版とはまるで違うマップになっている事や、mobのステータスと行動パターンが変更されている事が理由だ。ベータとの違いが、オレ達元テスターの首を絞め、死亡させる原因になっていると、アルゴは言っていた。実際にオレとキリトも、何度か危ない目に遭った。

 だが、そんなオレ達に一つの朗報が届いた。”トールバーナ”でボス攻略会議が行われる、と。

 

 ~~~~~~~~~~

 

 今、オレとキリトは迷宮区に一番近い街”トールバーナ”にいる。一ヶ月もすれば、この街にもそれなりの人が集まってくる。”メダイ”で道具をそろえたハルは、この街で露店を開き、この街にやってきた人達をサポートしている。オレとキリトが素材を提供したので、鍛冶スキルの熟練度が瞬く間に上がり、NPC鍛冶屋よりも腕の良い鍛冶屋として評判になった。

 そんなハルのサポートをオレ達は優先的に受けているので、いい事尽くめなのだが………

 

 (フードがうざってぇ…)

 

 人が増えたために、女と間違われてナンパされる事が多くなったのだ。そのためフードを被って顔を隠している。オレがナンパされる確立は六割くらいだったが、キリトはナンパされなかった。…同じ女顔のハズなのに、解せぬ。

 

 「あ、兄さん、クロトさん、お帰りなさい」

 

 「ただいま、ハル」

 

 気が付けば、ハルの店の前まで来ていたようだ。オレもハルに返事をする。

 

 「ただいま。今日はどうだったんだ?」

 

 「うん……また、ガキが出しゃばるな!って言われちゃった」

 

 「ハル、どんなヤツだった!?今すぐにデュエルで叩きのめして―――」

 

 キリトの目つきが変わった。ハルの事になると相変わらず沸点が低い。っていうか本気で全損決着モードを選択しかねないオーラだ。

 

 「兄さん待って!続きがあるから!!」

 

 「まだ他にも言われたのか!?」

 

 キリトよ、何故そう悪い方へと考える?呆れるくらい過保護だなぁ。それじゃあいつまで経ってもハルの気苦労が絶えないぞ?

 

 「違うよ!助けてくれた人がいたんだ……エギルさんっていう両手斧使いの人が」

 

 「…そっか。その人に、いつかお礼しないとな」

 

 やっとおさまったか……と、オレがホッとしているとハルが難しい表情で聞いてきた。

 

 「兄さん、ちゃんと話せるの?大柄で筋肉モリモリのスキンヘッドの黒人さんに?」

 

 ハルの言葉を聞いて、キリトの顔から血の気が引いた。かくいうオレも、想像しただけで会いたくなくなってきた。つーかどんな悪役レスラーだよ、ソイツ。フツーにこえーよ。

 

 「…ハルは平気なのか?脅されなかったか?」

 

 だーかーらー、何でお前はそういうベクトルに考える?いちいち過剰に反応しすぎだぞ?

 

 「大丈夫だよ。エギルさん、見た目こそ怖いところあるけど、この世界じゃ数少ない良識を持った立派な大人だよ。店開いた頃からのお得意様だし」

 

 「マジか…」

 

 これにはオレもキリトも驚いた。前にハルを褒めてくれたお得意様ってエギルって人の事だったのか。

 

 「それより剣出して。会議の前にメンテ済ませるから」

 

 「ああ、頼む」

 

 オレ達はハルに武器をメンテしてもらう。もちろんタダで。仲間に鍛冶屋がいるってホント助かるぜ。

 

 「なあクロト、会議には何人集まると思う?」

 

 メンテを待つ間、キリトが今日の会議についてオレに聞いてきた。特にすることも無いので、オレはそれに応じる。

 

 「ん~、一レイド分くれば御の字じゃね?」

 

 「そうなるか……ボス攻略は二レイド以上が望ましいんだけど…」

 

 「無理だろ。つーかベータの時はボス戦の中でも競争があってマトモに連携が組めてなかったろ?」

 

 そう言って、オレ達はベータ時のボス戦を思い出す。

 

 「…確かにそうだな。きちんと連携が組めれば少人数でも倒せたけど、バラバラに戦ったせいで二レイドでも全滅なんてよくあったし」

 

 「そ。パターンは単純だったからなぁ。だからオレらは二人でも十層のボス倒せたろ?」

 

 「ああ、そうだな」

 

 実際、時間こそかかったが、九層は野良の一パーティで、十層はキリトとのコンビでボスを倒したのだ。すごく疲れたが。その原因として挙げられるのが、ボスの行動パターンが他のMMOと比べて単純なものだった事だ。

 もちろん製品版はもっと複雑にされているだろうが、命がけの戦いであるため、他人と協力しないっていう人はまずいないだろう。

 

 「それに、こんなデスゲームなんだ。リーダーさえちゃんとしたヤツなら、ボス戦くらい皆連携組んでくれるだろ。ベータん時の様な競争してたら死ぬってのは目に見えてるし」

 

 オレの言葉を聞いて、キリトも納得したようだ。そこにハルがオレ達の剣を持ってきた。

 

 「二人とも、メンテ終わったよ~」

 

 「ありがとう、ハル」

 

 そう言ってキリトはハルの頭を撫で、ハルは気持ちよさそうな表情でそれを受け入れる。もう慣れたからツッコミなんてしない。

 

 「会議に行くぞ」

 

 ただ、それだけ言ってオレは一人会議の場所へ歩く。

 

 「悪い!今行く!ハル、行ってくる」

 

 「うん、行ってらっしゃい」

 

 オレから少し遅れてキリトも歩き出す。後は、今日の会議が荒れないかどうかだな。

 

 ~~~~~~~~~~

 

 「へぇ…どうにか一レイドくらいはいるんじゃないか、キリト?」

 

 「いや、四十人は超えてるみたいだけど……一レイドには届かないと思うぞ」

 

 オレがぱっと見た感じで聞くと、キリトはある程度人数を数えてから返事をする。

 

 「ま、仕方ないだろ」

 

 元々一レイド分の人数が揃うとは考えていなかったオレは、思考を切り替えてキリトに告げる。

 

 「キリト、気をつけろよ」

 

 「へ?…ああ、分かってる」

 

 キリトは一瞬間の抜けた顔をしたが、オレが言いたい事が分かったらしく、真剣な顔でうなずいた。と、そこで―――

 

 「はーい!それじゃ、五分遅れだけど始めさせてもらいまーす!」

 

 パンパンと手を叩いて全員の意識を自分に向けて、会議の開始を告げる主催者。

 

 「今日はおれの呼びかけに集まってくれてありがとう!知っている人もいると思うけど、一応自己紹介しておくよ」

 

 彼は一拍置いて、自己紹介を始める。

 

 「おれはディアベル!職業は…気持ち的に、ナイトやってます!!」

 

 会議の主催者…もといディアベルは、場違いなくらい爽やかな、男らしいイケメンだった。染料系アイテムで染めたらしい水色の髪が似合っている。

 

 「…羨ましい…」

 

 「俺もだ…」

 

 周りが「SAOにジョブシステムなんてねーだろ」とか「ホントは勇者って言いてーんだろ」とか言ってる中、オレ達はディアベルの男らしさを羨んでいた。我ながら小さい男だと思う。

 

 「オーケー。それじゃ、本題に入ろう」

 

 そう言って、ディアベルはさっきまでの明るい表情から一転して真剣な表情をする。

 

 「今日、おれ達のパーティーが、ボスの部屋を発見した!」

 

 その言葉に、周囲がどよめく。オレ達も最上階までは上れたが、ボス部屋は見つけられなかった。そのため、ディアベルの言葉に少なからず驚く。

 ディアベルは話を続ける。

 

 「つまり、明日か明後日にはボスに挑めるって事なんだ!…ここまで一ヶ月……一ヶ月かかったけど、ボスを倒し、このデスゲームがいつかきっとクリアできるんだって事を”はじまりの街”で待っている人たちに証明しなくちゃならないんだ!それが、今ここにいるおれ達トッププレイヤーの義務なんだ!そうだろ、みんな!!」

 

 ディアベルの言葉には賛成だ。加えて彼は、相手の感情に呼びかける事でオレ達の心を奮い立たせてくれる。リーダーに相応しい人だと思う。

 

 (リーダーは上々っと。このまま荒れなければいいが……)

 

 オレはずっと別のことを気にしていたため、ある事を失念していた。

 

 「よし!それじゃあ、近くにいる人や仲間とパーティーを組んでくれ!」

 

 「「…うぇ!?」」

 

 やべぇ!!完全に忘れてたぁ!!

 

 「どどどどうすんだクロト!?」

 

 「オレだって考えてなかったよ!つーか落ち着け!!そしてアブれたヤツ探せ!!」

 

 めちゃくちゃ動揺するキリトを落ち着かせ、パーティーを組んでくれそうな人を探す。

 

 「…あそこに二人組がいる」

 

 落ち着きを取り戻したキリトが見つけてくれたようだ。オレは人が多い所からアブれた人がいないか探したが、丁度六の倍数の人数でダメだった(SAOは一パーティー六人まで)。

 キリトが見つけた二人組はその場から動こうとしなかったので、オレはキリトと共に近づく。

 

 「あんたらもアブれたのか?」

 

 「アブれてない。…周りがお仲間同士だったから、遠慮しただけ」

 

 「あの、そういうのをアブれたって言うんじゃ…」

 

 キリトの問いかけに、冷たく言葉を返す細剣使い。そしてそれを注意しようとする盾持ちの片手剣使い。二人ともフードで顔は見えないが、声からして女性のようだ。珍しい。

 

 「そっちが二人だけってんなら、オレらと組まないか?今回だけの暫定でいい」

 

 「…貴方達から申請するなら、受けない事もないわ」

 

 「わたしも同じです」

 

 「決まりだな」

 

 キリトに目配せをして、パーティー申請を出してもらう。彼女達はイエスボタンを押したようで、オレ達の視界の左上に二つのHPバーが増える。

 

 (…アスナと……サクラ…?)

 

 一瞬二人のどちらかが桜かと思ったが、即座にそれを否定する。彼女はゲームをしなかった筈だ。きっとただの偶然だろう。そう思い、ディアベルの方を向く。

 

 「そろそろ組み終わったかな?それじゃあ―――」

 

 「ちょお待ってんかぁー!」

 

 突然、オレ達の後ろからダミ声が聞こえた。全員が振り返ると、声を発したであろう男は階段を数段飛ばしで飛び降り、ディアベルの近くまでやってくる。

 

 (変な頭してるけど…誰だ、アイツ?)

 

 普通なら、空気読めよとかツッコミをいれたくなるが、それを忘れるくらい特徴的な髪型をしていた。まるでサボテンのようにトゲトゲしていたのだ。オレは彼が何をしようとしているかよりも、彼の頭が気になって仕方がなかった。

 

 (アバターの髪型を変更する施設はまだ無いから…あれがリアルの髪型なんだよな?ならあの髪型でどーやってナーヴギア被ったんだ?どう考えてもギアに収まらないよな?)

 

 オレがくだらない事を考えている間も、話は進む。

 

 「意見とかはいつでも大歓迎さ。ただ、その前に名乗ってくれないかい?」

 

 ディアベルは、突然会議に乱入されても不快な顔をせずに、サボテン頭の男に対応する。それにサボテン頭はフンッと鼻をならしてから名乗る。

 

 「わいはキバオウってモンや!ボス攻略の前に、言わせてもらいたい事がある!」

 

 キバオウの言葉を聞いた瞬間、オレは嫌な予感がした。

 

 「こん中に、五人か十人、ワビぃいれなアカンやつがおる筈やで!」

 

 ……間違いない。こいつが会議を荒らす。予感が確信に変わっていき、オレの体が強張る。その間もディアベルは落ち着いた様子で

 

 「詫び?誰にだい?」

 

 と肩をすくめて返す。それに対し、キバオウは叫ぶ。

 

 「決まっとるやろ!今まで死んでった二千人に、や!やつらがなーんもかも独り占めしよったから死んでったんや!せやろが!!」

 

 ここまで聞いて、ようやくディアベルもキバオウが言おうとしている事が分かったようだ。表情が真剣なものに変わる。

 

 「キバオウさん、君が言うやつらとは……元ベータテスター達の事かな?」

 

 「そや!ベータ上がりどもはこんクソゲームが始まったその日にダッシュで”はじまりの街”から消えよった。右も左も分からん九千人のビギナーを見捨ててな!やつらはウマい狩場やボロいクエやら独占して、ジブンらだけポンポン強うなった後はずーっと知らん振りや。こん中にもおる筈やで!ベータ上がりっちゅうのを隠してボス戦に参加しようとしてる小ズルイやつらが!」

 

 そう言いながら全員を見回した時、オレとキリトの所で一瞬目が止まったのは気のせいだろうか?もしかしたら疑われているのかもしれない。キバオウはなおも続ける。

 

 「そいつらに土下座さして、溜め込んだ金やらアイテムやらを軒並み吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命を預けられんし、預かれん!」

 

 キバオウのせいで、全員が疑心暗鬼になりかけていた。加えて、キバオウの言葉は一方的だ。確かにオレとキリトは元ベータテスターで、初日にビギナーを見捨てた。だが、自己強化が落ち着いた頃からアルゴを介して最前線の情報を提供し続けたのだ。今までの罪滅ぼしの意味を含めて。それに、元テスターの方が圧倒的に死亡率が高い事もアルゴから聞いた。

 

 「…く…!」

 

 今すぐにキバオウに反論したくて仕方がない。だが、そうすれば元テスターだと名乗るもので、ここにいる全員から非難されるだろう。だから何も言えない。キリトも同じようで、握り締めた拳が震えていた。と―――

 

 「発言いいか?」

 

 張りのあるバリトンボイスで、一人の男が進み出た。

 

 「俺の名はエギルだ。キバオウさん、あんたの言いたい事はつまり、元ベータテスターが面倒を見なかったせいで多くのビギナーが死んだ。その責任を取って謝罪、賠償しろという事だな?」

 

 筋肉モリモリの大柄で、色黒でスキンヘッドの両手斧使い……エギルという人は、ハルの言ったとおりの外見だった。キバオウもその外見に気圧されたのか、少し後ずさる。しかし、それを押さえ込むように大声をだす。

 

 「せや!あいつらが面倒見れば死ななかった二千人や!それもただの二千人ちゃうで!ほとんどが他のMMOじゃトップ張ってたベテランやったんやぞ!あいつらが金やらアイテムやら情報やら分け合っとったら今頃ここには十倍の人数が…ちゃう、二層や三層まで突破できたに違いないんや!」

 

 キバオウに対し、エギルは冷静に答える。

 

 「そうは言うがキバオウさん、金やアイテムはともかく、情報ならあったぞ?」

 

 そう言って、エギルがポーチから出したのは……アルゴの攻略本じゃないか!

 

 「このガイドブック、あんたも貰っただろ?道具屋で無料配布されていたからな」

 

 「「む、無料だと…?」」

 

 バカな!オレ達は一冊五百コルで買ったというのに!どーなってんだ!?

 

 「私達も貰ったわ」

 

 「無料だったので、一冊ずつ貰いました」

 

 この二人もか!アルゴめ…!今度会ったら覚悟しとけ…!

 

 「もろたで。けどそれがなんや?」

 

 オレ達が攻略本の事でショックを受けている間も、エギル達の話は続いていた。

 

 「このガイドブックは俺が次の村や街に着く度に置いてあった。情報が早すぎるとは思わなかったのか?」

 

 「せやかて、早かったらなんやっちゅーねん!」

 

 ここまで言われてまだ分からないとか頭悪すぎだろ、キバオウ。周りのヤツらの中には、エギルが言おうとしてる事に気づいたヤツだっているのに。

 

 「このガイドブックを作成したのは、元ベータテスター以外にありえないって事だ」

 

 「んな!?」

 

 エギルに言われ、キバオウは絶句する。そしてエギルはオレ達を見回しながら続ける。

 

 「いいか、情報は誰にでも手に入れられたんだ。それなのに沢山の死人が出た。それを俺は、彼らがベテランだったからだと考えている。このSAOを他のMMOゲームと同じものさしではかり、引き際を見誤ったんだろう。それを踏まえて、俺達はボスにどう挑むべきか……それが議論されると、俺は思っていたんだがな」

 

 エギルがそこまで言うと、キバオウは何も言い返せないのか、悔しそうに唸るだけだった。そこでディアベルが、キバオウをなだめるように言った。

 

 「キバオウさん、君の気持ちはよく分かるよ。おれだって右も左も分からないフィールドで何度も死にそうになってここまで来たんだから。でも、今は前を見るべきだよ。ここで元ベータテスターを排斥してボス攻略に失敗したら、元も子もないだろ?だから、今は彼らの力をボス攻略に役立ててもらおう」

 

 「…ええわ、ここはあんさんに従うたる。せやけど、その後でキッチリ白黒つけさしてもらうからな!」

 

 一応ここではもう元テスターの事は蒸し返さないようで、大またで近くの席へ行き、座り込んだ。

 

 「キバオウさんのように、元ベータテスターの事を快く思っていない人は他にもいると思う。彼らが受け入れられないって人は、残念だけど抜けてくれ。ボス戦では連携が大事だからね」

 

 ディアベルの言葉を聞いてから、席を立つ者はいなかった。どうやら全員元テスターの事はひとまず置いといてくれるようだ。オレ達としてはありがたい。

 

 (吊るし上げられるのは免れたか……にしても、元テスターってのはこんなにも肩身が狭いのかよ…!)

 

 エギルやディアベルのように、元テスターでも気にしない人は確かにいるが、それは少数だろう。彼らがリーダーでいる限りは大丈夫だろうが、キバオウのようなヤツがリーダーになれば、オレ達の身が危なくなるのは容易に想像できた。

 

 (全く、足並みをそろえるだけでも大変だな……)




 最初の方でキリトのキャラがブレてますが、ご容赦ください。本作のキリトにとって、ハルはそれだけ大事な存在なんです。

 そして気が付いたら七千字近く書いていたので、あわてて前編としました。

 ボス戦直前まで書いてたら、何字になったことやら……そのくせ、ぐだぐだで原作とあまり変わらない気が…(汗)本当にすみません。

 誤字、脱字、アドバイス等ありましたら、感想にてお願いします。

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