ハイスクールD×D 同級生のゴースト   作:赤土

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キャラ紹介に1万文字以上って……
そんでもってこれ、前半部分なんだぜ?


つまりセージは実はかなりおしゃべり


キャラ紹介・セージ(その1)

宮本 成二(みやもと せいじ) / 悪魔名:歩藤 誠二(ふどう せいじ)※1

 

身長:179cm(実体化時。霊体時はある程度自由に変更可能)

 

体重:0(霊体時)~71kg(実体化時)

 

誕生日:12月21日

 

髪色:墨色(霊体時は素鼠色)

 

髪質:やや癖のあるショート

 

種族:人間→霊魂兼転生悪魔※2

 

ランク:「兵士(ポーン)」※3

 

駒王学園2年所属の生徒だったが、クラスメートである兵藤一誠の初デートに

不審なものを感じ、追跡したところを堕天使レイナーレ一派の襲撃を受け

イッセーを庇い、瀕死の重傷を負う。

その際、肉体は事後に現場に駆け付けたリアス・グレモリーによって駒王総合病院へと運ばれたが

魂はレイナーレに殺害されたイッセーのものに引き寄せられ、リアスによる

悪魔転生の巻き添えを受ける形となる。またその際、イッセーが所持していた

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)」に宿る「赤龍帝(ウェルシュ・ドラゴン)」ドライグと対面し

赤龍帝の鱗を貸与されることで霊魂の実体化能力を得る。

またその際、貸与された赤龍帝の鱗は「龍帝の義肢(イミテーション・ギア)」として変化し

右手(後に両足にも移植可能となる)に宿す形となった。

彼自身も神器(セイクリッド・ギア)記録再生大図鑑(ワイズマンペディア)」を有しているが

こちらは発現が「龍帝の義肢」より遅れる形となったため

当初は「龍帝の義肢」を起動キーとする必要があった。

イッセーが「悪魔の駒(イーヴィル・ピース)」の兵士8個を使用したため、彼もその影響を受けている。

普段は霊体であるため、結界の張られている旧校舎やレーティングゲーム会場などと言った

特殊な場所以外では行動を大きく制限されるため

通常(特に日中)はイッセーの身体に憑依することが多い。憑依中はイッセーの精神世界の中で

オカルト研究部の部室を模した空間を形成し、そこで過ごしている。

ある程度の五感をイッセーと共有することも可能であり

これは互いに任意でカットすることもできる。

 

肉体を失い霊魂となったことで、霊魂の特性

(ある程度の物体をすり抜けることができる、浮遊して移動できる等)を活用できるが

悪魔の特性に加え霊魂の特性もあるために通常の悪魔以上に光に弱く

さらに除霊用の道具にも弱くなってしまっている。

上述の特殊な場所では実体を得て行動することもできるが

その場合は普通に肉体を持っているのと同じ性質を有してしまうため

生理的な制約(食事、睡眠、排泄など)がかかってしまう欠点もある。

また、霊体状態でいる時には基本的には視認されないが

同じ霊的な存在(幽霊など)やある程度以上の実力者(少なくとも、グレイフィア以上)には

しっかりと視認されてしまう。

 

当初は記憶の混乱もあり、ドライグの声が届かないイッセーへの

メッセンジャー的役割も担っていたが、レイナーレとの戦いを経て記憶が回復し

ドライグの声がイッセーに届くようになると、ドライグと共同で

イッセーのサポートに回るようになるが、イッセーとは主にリアスを巡って

そりが合わないことが多く、霊体状態での単独行動も多い。

 

そんな中、「白龍皇(バニシング・ドラゴン)」アルビオンが動き出したことを切欠にドライグが「龍帝の義肢」と

セージが得た力の回収を試み、その影響で「龍帝の義肢」と魂の右手部分を失ってしまう上に

悪魔の駒の影響で肉体への帰還が叶わない事、主であるリアスに対する態度等で

反抗的と見做されギャスパー・ヴラディと入れ替わりで

幽閉処分を受けるという災難に見舞われる。

 

その直後に起きた「禍の団(カオス・ブリゲート)」と「アインスト」の襲撃の最中に脱獄するも

「龍帝の義肢」を失ったことによる無力化で禍の団相手には善戦するも

アインストには歯が立たず※4、アインストと化したカテレア・レヴィアタンとの戦いの中で

消滅の危険を冒してイッセーに憑依。決死の覚悟で戦いに挑むが

直後に魔王によってヴァーリ・ルシファー共々転移させられてしまい

失意のまま消滅……したかに見えたが、転移先での二天龍の戦いの最中、最後の力を振り絞り

赤龍帝の一部分である「龍帝の義肢」と「白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)」の一部を奪い異次元へと飛ばされ

その際の衝撃で魂もバラバラになってしまう。

 

異次元で「白金龍(プラチナム・ドラゴン)」の手により魂を再構築され、赤龍帝と白龍皇の一部から作られた

紫紅帝の龍魂(ディバイディング・ブースター)」と「紫紅帝龍(ジェノシス・ドラゴン)」フリッケンの力を授かり

アインストの脅威を聞かされつつ帰還。記録再生大図鑑の制約を取り払い

新たな力で白龍皇を一蹴、イッセーを引き連れ帰還に成功。※5

 

脅威を拭い去った後、白金龍から得たアインストと「ゲート」の情報を提供するために

日本神話と日本の仏教勢力からなる「神仏同盟(しんぶつどうめい)」のバックアップを受け

「三大勢力」のトップ陣との対談に参加することになるが

現時点(会談終了時点)において、未だ冥界政府の彼に対する処遇は変化していない。※6

 

 

趣味・嗜好

多芸・多趣味で、雑学にも秀でている(「記録再生大図鑑」の影響もあるかもしれないが)。

特に特撮番組「面ドライバー」シリーズの大ファン※7で

事あるたびに意識した言動をとることがある。※8

他にも多彩なアニメやゲームを嗜んでいるのか、引き合いに出すことが多い。

 

イッセーや松田・元浜には及ばないものの異性に対する興味も高く

年齢詐称してエロ本を買う※9程度には興味を持っているが

それを公の場で声を大にすることには抵抗感が強く、しばしば彼らのブレーキ役を務めている。

そのため「変態三人組」のブレーキ役として学園の女生徒からは

評価されている(木場ほどではないがファンもいる)ものの

本人はあまりその評価は素直に喜べないと評している。

 

家庭環境からか家事能力も最低限ながらも維持している他

自身で食べて美味いと感じた料理のレシピを知りたがるため、食に対する好奇心も強い様子。

猫を飼っている関係上か、猫に対する知識も豊富で野良猫相手に遊ぶこともしばしばある。※10

 

 

性格

洞察力に優れ、直感にも長けている。これは記録再生大図鑑の運用や

直情的なパワータイプに偏重したグレモリー眷属のブレーンとしても重宝する要素である。

また生真面目であり、どちらかと言えば堅物と評される。それは変態三人組はもとより

主であるリアスに対しても遠慮なく向けられるが

全て「後で痛い目に遭うぞ」と言うお節介に起因している。

と言うより基本的に世話焼きな部分が強く、変態三人組と知り合ったのも

金座高校の生徒にカツアゲされている元浜を助けた事に端を発し

肉体を失う切欠になったのも「イッセーがうまくデートできるか心配」と言うお節介からである。

 

その世話焼きぶりたるや(先述の雑学による知識も併せて)

とても男子高校生らしからぬ様相を見せるが、その一方で年相応の照れ臭さからか

偽悪的に振る舞うことも少なくない。

出奔すると見せかけて暴走する木場の様子を見に行ったり

次期領主として、駒王町の領主として下すべき判断を下せるよう

敢えてリアスに苦言を呈したりと、自分なりのやり方で仲間の世話を焼いていた。

 

また、一度受けた約束は何があろうと守ろうとし

(自身が出来なくなりそうならば、後任者を用意する徹底ぶり)※11

利害が一致しているならば、相手の利を優先した行動に出るなど献身的に動くが

逆に利害が不一致の場合、我関せずとばかりに非協力的になる(例えリアスの命令でも)が

上辺はどんな形であれ取り繕う辺り、眷属としての空気は読める模様。※12

 

幼少期に見た戦争アニメや祖母と出かけた原爆ドームの展示品を見たトラウマからか

戦争のような殺し合い、それも無益な戦いは何よりも嫌う。

しかし巻き込まれた場合にはどんな手を用いてでも早急に終わらせようとし

必要とあらば二度と同じようなことが起きないよう

相手を徹底的に叩きのめす残虐性も発揮する。※13

 

 

対人関係

オカルト研究部

兵藤一誠

同じくリアスの「兵士」であり、人間だったころからのクラスメートにして

悪魔の駒の共有先であり、肉体の間借り相手。

変態的な性癖に辟易としながらもある程度の共通点はあるため

「空気さえ読めれば……」と低いながらも一定の評価はしている。

一方、矯正については「このバカは死んでも治らなかった」事から諦めている。

思想的な面では反発することが多いものの、セージ自身はかつてのクラスメートであり

友人であった「駒王学園2年・兵藤一誠」として見ようとしている節がある。

 

リアス・グレモリー

肉体を助けた恩人にして、魂を悪魔にした張本人。

上級生としてではなく自身(イッセー)の主、駒王町の領主として見ているため

我儘や全体的な思想の甘さに苦言を呈することも少なくない。

歩藤誠二(宮本成二)個人として扱うことを内心希望しているが

リアスの側は「イッセーの付属品」として見做している部分があるため

反発を招いている。※14

 

アーシア・アルジェント

リアスの「僧侶(ビショップ)」にして、イッセーに憑依していたころに関連が生まれた友人。

人間に戻ることに拘る彼とは対照的に、悪魔であることに後悔を抱かない姿には

ある意味見習うべきものがあると思っている。

 

姫島朱乃

リアスの「女王(クイーン)」。「モーフィング」を会得させるきっかけを作ったが

リアス以上に「イッセーの付属品」として見做している部分があるため

関係はあまり良好ではない。

 

木場祐斗

リアスの「騎士(ナイト)」。レーティングゲームにおけるスポーツ感覚の戦いに苦言を呈すが

エクスカリバー強奪事件における出奔を切っ掛けに親しくなり

イッセーに代わり霊体でうまく動けない彼の代行を担うことも少なくない。

セージとの決闘に興味を示しており、現在も約束を交わしている。

争いを好まないセージだが、コミュニケーション程度の戦いにはある程度の理解は示している。

 

塔城小猫

リアスの「戦車(ルーク)」。黒猫(実は実姉)の捜索依頼を引き受けたことで交流関係が生まれる。

健啖、猫好き(彼女は猫の妖怪だが)等話題の共通点も多く、比較的フレンドリー。

セージが幽閉された際には木場と共に協力を申し出る。

 

ギャスパー・ヴラディ

リアスの「僧侶」。エクスカリバー強奪事件の折、そこにいたことを知らないセージによって

眠っていた棺桶ごと「ギャスパニッシャー」と言うハンマーに変異させられたことにより

セージに対し苦手意識を持っている。

 

 

生徒会

ソーナ・シトリー

駒王学園生徒会長。ライザー戦の顛末をある程度認識しており

また、人間時代の「駒王番長」としての活躍も知っているため、比較的好意的。

最も、セージ本人は「生徒会まで悪魔かよ……」と辟易としているが。

 

匙元士郎

ソーナの「兵士」。生徒会としても新入りであるためか互いに素性を知らず

匙からは「得体のしれない奴」「臆病者」と散々に評価されている。

 

薮田直人(やぶたなおと)

生徒会顧問教師。人間時代の担当教師でもなかったことから接点は殆どないが

教師として接することもある。記録再生大図鑑が効かなかったことから

イッセーに「必要以上に関わるな」と警告したことも。

 

 

フェニックス家

ライザー・フェニックス

フェニックス家三男。態度や人間蔑視はともかくとして

言っていることにはある一定の評価を下していた。

リアスの命令通り(本人の弁)、消火器を吹き付けたり聖水のプールに叩き落して

完膚なきまでに叩きのめし再起不能にし、グレモリー家とフェニックス家による

裁判を起こす一因を作ってしまう。

 

レイヴェル・フェニックス

フェニックス家長女にしてライザーの「僧侶」。

特性などを警戒したが、証言通り戦意を見せず戦いもしなかったため

完全に骨折り損になった。ある意味、セージの裏をかいた人物。

 

ユーベルーナ

ライザーの「女王」。

ライザーを確実に倒す土壌を作るために囮となり、一騎打ちに持ち込むも一時敗退。

その後「昇格(プロモーション)」のカードで強化、撃退したが

その際に光の槍でライザーごと貫通したため、彼女に後遺症を残す結果となってしまった。

 

シーリス

ライザーの「騎士」。

剣圧による衝撃波攻略のため、「物質変化(モーフィング)」を初めて使用した相手。

こちらも光剣で腹部を貫通したため、後遺症を残してしまう。

 

 

魔王

サーゼクス・ルシファー

現魔王にしてリアスの兄。「反抗的な眷属」として処罰を下した相手として

処罰に対し理解はしているが反感も抱いている。

 

セラフォルー・レヴィアタン

現魔王にしてソーナの姉。「反抗的で出来の悪い眷属」と言われており

その評価通り(?)にアインストレヴィアタンによって異次元に放逐された際には

ぞんざいにぶん投げる形で救助している。

 

 

その他冥界

グレイフィア・ルキフグス

サーゼクスの「女王」にして妻。

霊体のセージを初めて見破った存在。「子持ちの女性」と言うキーワードに

記憶が不完全なセージが一瞬反応している。

 

ウォルベン・バフォメット

「イェッツト・トイフェル」突撃隊長。

本来の赤龍帝(イッセー)以上に危険な存在と見做され、監視対象とされている。

 

バオクゥ

幽閉時、ネットを介して知り合った盗聴バスター。

情報を提供する代わりに、悪魔の駒に関する情報を得ようと交渉を持ちかける。

 

リー・バーチ(李覇池)

バオクゥの紹介でネット上で知り合ったフリージャーナリスト。

取材対象となる代わりに、情報を得ようと交渉を持ちかけた。

 

ザトゥージ

リアスの紹介で使い魔ゲットの講師として来るものの

セージは全く興味を示すことはなく、話半分程度にも聞いていなかった。

 

 

堕天使

レイナーレ

全ての元凶にして友の、自分自身の敵。

イッセーやドライグを巻き込み暴走し蹂躙の限りを尽くすが……

 

ドーナシーク

レイナーレに追われるイッセーを連れて逃げる時に現れたレイナーレの部下。

原作同様リアスと朱乃に倒されたため、報復はならなかった。

 

カラワーナ、ミッテルト

夢の中において上記の事件を追体験しているときに現れたレイナーレの部下。

やった事はドーナシークと同じ。

出会ったのは夢の出来事であるため、正史においては全く面識がない。

それなのに夢に現れた理由は不明である。

 

コカビエル

エクスカリバー強奪事件を利用し、戦乱を企てた「神を見張る者(グリゴリ)」の幹部。

戦争嫌いのセージとは全くもって相容れない存在であり

(ヴァーリの助力を受けたとはいえ)オカ研+ゼノヴィアの総攻撃で撃退する。

 

 

ドラゴン

「赤龍帝」ドライグ

レイナーレに瀕死の重傷を負わされた直後に遭遇した存在にして

「龍帝の義肢」を貸与した張本人。

後にその目的が「イッセーのバックアップ」であることを知り

リアスや朱乃以上に「『宮本成二』として見ていない」事が発覚し逆上。

アインストとの戦いの最中決死の覚悟でイッセーに憑依。

力の一部を奪うことに成功、以後紫紅帝龍がセージに宿ったため袂を分かつ。

 

「白龍皇」アルビオン

ドライグとのいざこざに巻き込まれ、また持ち主である

ヴァーリの戦闘狂ぶりを快く思わなかったため

ドライグと同様に力の一部を奪うことに。

 

「白金龍」

正式名称不明。異次元に飛ばされたセージの魂を復元し、「紫紅帝の龍魂」を授けた存在。

 

「紫紅帝龍」フリッケン

「紫紅帝の龍魂」の制御のため、異次元を通りすがったとある通りすがりの魂の一部が

ドラゴンとなった存在。イッセーにとってのドライグのようなもの。

二天龍を「ロートル」呼ばわりする彼には歓喜半分恐れ半分といったところ。

 

 

神仏同盟

天照大神

日本神話の主神。セージの母の声を聴き、困窮を極めているセージの後ろ盾にならんとする。

 

大日如来

日本に籍を置く仏教勢力の高位の仏。厳密には密教の存在。

人間界では料理評論家兼俳優の天道寛(てんどうひろ)として活躍、そこで培った腕で発揮された料理を

五大勢力の会議の際に振る舞っており、セージに対しても

既に他界し仏教勢力のあの世にいる祖母のメッセージを伝えている。

 

 

禍の団

カテレア・レヴィアタン

旧魔王派の一人。当時幽閉されていたセージは事情を知らなかったとはいえ

「ボロボロの服を着た誰かさん」程度にしか認識していなかった。

後にアインスト化し、それが原因でセージは魂を削る決意をすることに。

 

フリード・セルゼン

アーシア誘拐、エクスカリバー強奪と様々な事件に関わっている元教会の戦士。

当初こそ霊体のセージに致命傷を負わせるも、次第に地の利やセージの特殊能力の前に

敗退を喫することが増えていくようになる。

 

紫藤イリナ

エクスカリバー強奪事件の際にゼノヴィアと行動を共にしていた際には

思い込みの激しい不安定な人物と見做されていたが、その懸念は

禍の団とアインストの襲撃の際に現実のものとなってしまう。

 

ヴァーリ・ルシファー

現「白龍皇」。ただ強い者と戦いたいという一心でテロ組織にまで加担するある意味純粋な思いは

戦争嫌いのセージには戦争狂のコカビエルと同等にしか映らなかった。

 

 

人間

テリー(やなぎ)

駒王警察署超常事件特命捜査課(ちょうじょうじけんとくめいそうさか)(超特捜課(ちょうとくそうか))課長。

エクスカリバー強奪時に駒王町に現れたフリードやはぐれ悪魔と戦う際に共闘。

志はある程度認めているものの、警察官として「学生が命のやり取りに首を突っ込むな」と

釘を刺されてしまう。

 

氷上涼(ひかみりょう)

超特捜課巡査。柳同様、志は立派と褒めるが「戦いは警察の仕事」と注意されてしまう。

 

伊草慧介(いくさけいすけ)

NPO法人・蒼穹会(そうきゅうかい)会員にして元教会の戦士。

説教臭い性格で、イッセーに憑依して様子を見ていたセージをして辟易とさせていた。

 

ゼノヴィア

元教会の戦士にして、デュランダル使い。

エクスカリバー強奪事件の際に行われた木場との決闘に乱入したセージに翻弄されることとなるが

最終的には協力しコカビエルと戦うこととなる。

その後は「自分たちの出る幕ではない」と遠巻きに進展を見守っている。

 

松田、元浜

人間時代のクラスメート。元浜が金座(かねざ)高校の生徒にカツアゲされているのを助けて以来

交友が生まれるようになる。が、イッセー並の性癖には頭を抱えているが

イッセーが悪魔になったことで関係が拗れないかと心配もしている。

 

桐生藍華

人間時代のクラスメート。セージは彼女曰く「中の上」らしい。

松田や元浜らと同じ理由で頭を抱えることも少なくはないが

相手が女性と言うこともあってかいくらか応対はソフト。

 

兜甲次郎(かぶとこうじろう)如月皆美(きさらぎみなみ)

中学時代の友人。大那美(だいなみ)高校と呼ばれる駒王学園よりも若干偏差値が下の高校に通っている。

今も時折連絡を取っており、セージの制服を改造した張本人。

本人らも「大那美の黒い魔神番長」とか「大那美の七変化スケバン」とか呼ばれている。

 

セージの母

介護施設に勤めているセージの母親。突然の事故で重体となった息子のために

お百度参りをしている。

 

牧村明日香(まきむらあすか)

幼い頃からのセージの憧れの人にして、姉のような存在。

小学校卒業と同時に音信不通になるがアルバイト先で偶然にも再会。

その際既に子持ちであることを告げられるも、抱いている好意に揺らぎはなかった。※15

 

 

その他

蜘蛛男型のはぐれ悪魔

駒王町の廃工場で遭遇したはぐれ悪魔。

彼との戦いで「記録再生大図鑑」が初起動し「龍帝の義肢」を用いた戦闘の初陣となる。

メタに言えばチュートリアルキャラその1。

 

バイサー

駒王町に巣食っていたはぐれ悪魔。原作と異なりかなりの力を蓄えていたらしく

倒された後も小型の分身を多数生み出し、これがイッセーの初陣となり

セージもこの戦いで多数の能力を会得した、メタに言えばチュートリアルキャラその2。

 

スーザン

イッセーの悪魔稼業の契約者。

虹川(にじかわ)姉妹のライブに乱入しようとしたはぐれ悪魔を撃退中

彼女に遭遇、彼氏共々護衛することに。

 

虹川姉妹

長女・瑠奈(るな)、次女・芽留(める)、三女・里莉(りり)、四女・(れい)の幽霊の姉妹。

悪魔契約のお得意先として交流を始めるが、次第に悪魔契約と関係なく

ライブ活動「虹川楽団(にじかわがくだん)」を支援していくことになる。

 

海道尚巳(かいどうなおみ)

虹川楽団の活動の最中に出会った幽霊。正体は木場の聖剣計画時代の友人であり

彼の依頼もあって出奔した木場を追跡することになる。

 

セージの祖母

既に他界しているが、大日如来を通してセージを激励した。

生前の彼女に育てられており、最期の思い出として広島に旅行に行ったこともある。

 

 

周囲からの印象・評価

中学時代の友人に改造された長い丈のブレザーと

通学・移動の際に原付を乗り回すその姿や体格から

学園内外問わず「駒王番長」と言う通称を得ている。

しかし、人間時代の彼は別段喧嘩が強かったわけではなく

(元浜を助けたのもネットを利用した脅し返し)

噂が一人歩きしている部分も少なくないが、上述の通り世話焼きな性格もあって

あながち間違いでもないという評価に落ち着いている。

霊体になって以降は、霊体と言う性質を十二分に発揮した悪魔稼業を執り行うも

「実入りが少ない」事を理由にリアスからはあまり評価されていない。

 

戦闘においても、その性質上「もう一つの赤龍帝」「影の赤龍帝」との異名の通り

イッセーのサポート役として見られる事が殆どだが

その実実体化しての単独行動でも、グレモリー眷属には非常に珍しいテクニックタイプの戦い方で

イッセーの存在を脅かしかねないほどの戦闘力を発揮している。

 

しかし悪魔に対する悪感情もあってか、冥界上層部からの評価はイッセーとは反対に著しく悪く

調査が不十分な状態での幽閉処分が罷り通ってしまうほど。

一方、アングラ雑誌などではライザー戦での功績などから

「仮面の赤龍帝」「仮面の賢者」などと呼ばれ

ちょっとしたヒーロー的存在になりつつある。※16

 

 

学力・特技

駒王学園に入学したのはイッセーと違い「家が近いから」と言う理由であり

イッセーほどの猛勉強をしていないため、地の学力がイッセー以上であるか

あるいは単純な天才肌であるかだが、興味のない、あるいは担当教師が気に入らない教科は

授業は寝ていたりして赤点を取ることがあるため

「必要なこと以外には力を発揮しない」タイプであるともいえる。※17

家庭の都合からか、家事も最低限以上にこなすことが出来

お茶淹れや菓子作りも朱乃には及ばないものの

リアスをして(お世辞もあったかもしれないが)唸らせるほどの腕前はある様子。

 

 

能力・使用技※18

基本的に実体を持たない霊体であるため、そのフットワークを生かした戦い方が得意である。

ただし霊体状態ではうまく対象に触れられない(殴ったりなど力を加えることが出来ない)ため

直接攻撃するのではなく攪乱などに主に用いられる。

また、霊体であるために高い※19魔力を活用した

「モーフィング」により、武器や防具の生成を行うことが出来る。

これはセージがイッセーの「洋服破壊(ドレスブレイク)」の理念と

正反対の性癖を持っていたため、それに対抗する形で生まれた部分もある。※20

イッセーの非常識かつ女性限定の特技とは違い、場所を限定せずどんな場面も

自分に有利なフィールドに変えてしまうことが出来る。

しかし地形変化や聖剣クラスの装備の変化にはやはり

「龍帝の義肢」(「紫紅帝の龍魂」)の補助が必要なため

事前準備が必要になる場面も少なくはない。

 

弱点はイッセーに比べると単純なパワーや身体能力で劣る点だが

「紫紅帝の龍魂」で強引にカバー可能になったため

実質弱点はある程度克服されているようなものである。

 

 

悪魔稼業において

当初は流されるままに行い、自分の状態もよくわからないまま引き受け、こなしていたが

虹川姉妹との交流の後、自身の置かれている状況を再確認した後は

上辺だけの仕事しかとっていない。

 

リアスには「実入りが少ない」と言われたが、霊体であることを活用した

「幽霊お悩み相談室」※21的なものを定期的にやっており

虹川姉妹のライブのお客を増やしたり、情報収集に活用したり

悪魔稼業としての稼ぎではなく完全に「自分のため」※22に行っている。

 

 

※1:オカ研で初めて目覚めた当初「セージ」と言う名前しか

   記憶していなかったため、リアスにつけられた名前。

   元ネタは「『宮本』明@真・女神転生if」「高岩『成二』@JAE」

   及び「『不動』明@デビルマン」「兵藤一『誠』」

※2:実体化時の特性は転生悪魔に準ずる。

※3:正式な悪魔転生の儀式は行っていない。

※4:戦った相手は最弱の「アインストクノッヘン」(人間サイズ)。

   実体化が仇となり腹をぶち抜かれる重傷を負う。

※5:起動キーなしでも記録再生大図鑑が使用できるようになった。

※6:冥界本土にもアインストが出現した影響だろうと本人は推測している。

※7:但し、幼少期は怪人が怖くて見れなかった様子。

※8:「龍帝の義肢」発現時には空気を読んでドラグ・ソボールに合わせたが

   本来は変身ベルトを作りたかった様子。

※9:私服だと大学生以上に見えるため。

※10:但し、様々な二次災害を考慮してエサやりはしていない。

※11:現在、虹川楽団の活動は有志の幽霊で運営されている。

※12:言っていることは完全に非協力的な態度だが、ポーズだけは眷属のそれである。

※13:対レイナーレ及びライザー戦参照。

    特にライザー戦後は霊体にも拘らず嘔吐した辺り、本気で嫌がっていた事が伺える。

※14:「自分を『宮本成二』としてきちんと見ていない」事を感じ取っている様子。

※15:一応告白そのものはしているが、彼女の子供の父親は

    自分ではないことに負い目を感じている。

    彼にとっては、彼女の大切なものである以上は自分にとっても大切なものなのだが。

    また、この一件から「子供を産み、育てる」と言うことには

    神経質とも言えるほど真剣である。

※16:同じく「兵士」であるイッセーの存在から「9個目の『兵士』」と言う呼ばれ方もある。

※17:勿論、追試では真面目にやる。

※18:ここでは「記録再生大図鑑」や「龍帝の義肢」(及び後継ともいえる「紫紅帝の龍魂」)

    以外の能力について触れる。

※19:当時(ライザー戦前)のアーシアに近い量の魔力であったとか。

    但し、霊魂と言う性質上霊力と言う見方も可能。

※20:但し、初めて成功したのは「トイレの水」を「スポーツドリンク」に変えるという内容。

    異性を「ひん剥く」のではなく「着飾る」方面に力を伸ばした結果なのだが。

※21:要するにイタコ。

※22:そもそも悪魔と言うものに対して不信感を抱いている現状

    悪魔の利になる行動をとるはずがないのだが。




次回、神器編。
実は龍帝の義肢と紫紅帝の龍魂は厳密には神器ではないのだけど
便宜上神器として取り扱います。

※7/10追記
そういえばスーザンとも出会ってたわ、セージ。
原作の悪魔稼業の契約者さんはミルたん以外影が薄いから困る。

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