ハイスクールD×D 同級生のゴースト   作:赤土

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久々のイッセー視点です。
セージ視点で説明してない部分を視点変更して説明させる。

……すみません、他に手が浮かばなかったんです。


Life18. 俺が得た特訓の成果

……セージの奴! 部長をそんな目で見ていたなんて!

あいつが部長の事を嫌いなのは知ってたけど、まさかそんな目で見てたなんて!

今度何かやったら、俺が絶対にボコボコにしてやるからな!!

 

……って意気込んでも、もう一回負けてるし

そもそもセージにはどっちかって言うと世話になってるんだよなぁ、俺。

つい、またセージに乗せられる形で飛び出しちまったけど

俺は俺で部長と何話そうか全然考えてなかったりする。

気まずいなぁ、って考えるヒマも無く部長に見つかってしまい、呼び止められる。

 

「あらイッセー、ちょうどよかったわ。少しお話しましょ。

 セージにも声かけたんだけど、振られちゃったし」

 

セージが言うほど部長は落ち込んでいる様子は無いけど

話があるのは本当だったみたいだ。

 

――ってセージ、部長に会ってたのかよ!

しかも部長のお誘いを断るとか、あいつもしかして……

あーもう! 俺、あいつの事がわからねぇ!!

 

……あれ? そういえば部長って寝るときは裸だけど

今は普通にネグリジェ着てるなぁ。これはこれで刺激的でたまらないけど

部長は部長でやっぱり寝付けなかったのかな。

セージの言ってた事、あながち間違いでもなかったか。

 

「俺が言うのも何ですけど、寝付けないんすか?

 それとセージの奴は特訓が終わるまでに一度ぶっ飛ばします。

 部長のお誘いを断るなんていい度胸だ!」

 

「別にいいわ。真剣に打ち込んでたみたいだし、あまりしつこく誘うのも悪いわ。

 そうね、今度の試合について考えているのもあるけど……

 もう一つ不思議に思う事があるの。聞いてもらえるかしら?」

 

え? 俺が部長の疑問を? お、俺、そこまで信頼されてるんすか。

それは俺にとって嬉しいのと同時に、非常に緊張してしまう内容だった。

 

「そんなに肩肘張らなくてもいいわ。それじゃ話しにくいじゃない。はいココア」

 

「あ、い、いただきます」

 

俺は部長の淹れてくれたココアを飲みながら、部長の話に耳を傾ける。

部長がここまで悩むことで、かつ俺に相談することって……何なんだろ?

 

そんな俺の疑問は、一瞬で吹き飛んだ。

それと同時に、俺はとんでもない現実を知ることになった。

 

「話ってのは他でもない、あなたの悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の事よ。

 前に話したと思うけど、あなたには悪魔の駒を8つ、全て使ったわ」

 

「覚えてます。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)が強いから、兵士(ポーン)の駒じゃ

 8つ全部使わないといけなかったんですよね?」

 

俺が相槌を兼ねて返答すると、部長は頷き返してくれる。

そしてそれと同時に、なにやら神妙な顔つきになったのだ。

 

「じゃあ、それを踏まえておさらいよ。セージの悪魔の駒は何かしら?」

 

「何って、俺と同じ兵士……あっ!」

 

そう、部長の言いたいことが分かった。俺に8つ全部使ったって事は

セージの分の悪魔の駒がどこから来たのか、まるで分からない。

 

「俺、悪魔の駒については全然知らないんすけど、増えるもんなんすか?」

 

「いいえ、確かに特殊な性質を持った駒はあるけれど

 駒そのものが増えるってのはありえないわ。

 そんなことをしたら、レーティングゲームが成り立たなくなってしまうもの」

 

確かレーティングゲームってのは、チェスに見立ててルールが決められている。

一つのチームに兵士がたとえ一人でも、その兵士は八人分の力を持っていることになる。

……今の俺にそんな力があるかどうかは分からないけど。

 

けれど、一つのチームに九人も兵士がいるのは、重大なルール違反になってしまうはずだ。

 

「一番可能性があるのは、あなたとセージで悪魔の駒を共有している状態にあること。

 けれどそんなケース、私の知る限りじゃ全く存在しないわ。

 つまり、それが齎す影響は私も全く分からないことになるわ……」

 

そう言う部長の表情は、とても不安そうだった。

そりゃそうだ。どうすればいいのか分からないものを抱えて

しかも強敵フェニックスとの試合を控えているんだ。

そう考えると、俺は何とか部長を励まさずにはいられなかった。

 

「大丈夫っすよ、部長。そりゃ今までに色々ありましたけど

 まだ始まったばかりだと俺は思ってます。

 だから、うまく言えないんすけど、気持ちで負けたらダメだと思うんす。

 ……あはは、今の俺が言えた事じゃないっすけどね」

 

けど俺は、それ以上に自分に何とか自信がほしかった。

部長にえらそうな事言ってるけど、気持ちで負けてるの俺じゃないか。

……ははっ。もうこうなったらヤケだ。部長に全部ゲロっちまおう。

 

 

 

――結局、俺のそのやけっぱちの決断は功を奏し、それから俺はぐっすりと眠れた。

翌朝セージと木場には呆れた表情をされたが、俺何をしたって言うんだよ!?

 

――――

 

特訓も残すところあと僅かってところで、今日の模擬戦。

俺、兵藤一誠はまたしても模擬戦を行うことになった。

今度の相手は木場。今回も俺は赤龍帝の籠手を

部長の許可があるまで使っていいことになっている。

ただし俺をサポートしてくれるセージは抜き。

 

……最も、前回の模擬戦はそのセージを相手に負けちまったんだけどな。

セージは大岩の上に座って、頬杖をついて俺たちの様子を見ている。

相変わらずその姿が見えるのは俺だけみたいで

部長も他の皆もそっちには目もくれていない。

 

できれば、セージにリターンマッチかましたかったんだけど、仕方ないか。

聞けば、セージは木場に負けたそうじゃないか。

その木場に俺が勝てば、それで十分さ!

 

「模擬戦を開始する前にイッセー、赤龍帝の籠手を発動させなさい。

 模擬戦開始はそれから2分後。いいわね?

 それからハンデとして、祐斗は真剣の使用は不可。

 これはあなたとイッセーの実戦経験の差と

 悪魔の駒の特性の差を考慮してのものよ」

 

「はい、わかりました」

 

部長の合図に、俺と木場は頷く。お、今回は初っ端から飛ばしていけるのか?

2分後ってことは……2×2×2×……えーっと、わからん! とにかくすごい!

 

以前俺はどこまで倍加ができるか試したが、途中から体が動かなくなったのだ。

セージに測ってもらったらおよそ2分40秒。3分にも届かなかった。

2分を越えたあたりから、俺の体中がミシミシと痛み出した。

2分40秒って数字も、セージがその時に俺を止めた上での結果だったりする。

 

だから今回の2分って数字、俺としてはかなりギリギリだったりする。

けれどこれ位やらなきゃ、俺はあのフェニックスをぶん殴れねぇ!

 

12回目の倍加を告げる音声。ここで止める!

 

EXPLOSION!!

 

教会のあの時も聞いた、倍加のストップを告げる音声。

こうしないと、赤龍帝の籠手は際限なく倍加を続けてしまう。

そうなったら俺は動けなくなっちまう。

 

そして、それが今回の模擬戦の開始のゴングだ!

 

「おおおおおおっ!!」

「――ふっ!」

 

俺が気合と共に駆け出すと、木場は一瞬で姿を消す。

木場がテレポートできるかと言うと、そういうわけじゃなくただの超高速の移動だ。

騎士の特性、俊敏な機動力。

俺一人じゃ真似できない芸当だから、これに追いつくのは無理だ。

だが――。

 

「このっ!」

 

「くっ!?」

 

確かにすばしっこくて当たらない。姿を消しているのも同然だ。

けれど俺だって、木場自身やセージとの特訓で動体視力や反射神経だって鍛えた。

スピードでは完全に負けているが、一方的な展開にだけはなっていない。

とは言え、木場が4~5発入れてくる間に俺が1発返すのが精一杯だったりするが。

しかしその4~5発だって、俺は1発たりとも直撃は食らってない。

 

そうした打ち合いを何度か繰り返しているうち、木場の動きが若干鈍ってきているように見えた。

心なしか、木場の奴の息が上がっている気がする。

一方の俺は余裕も余裕だ。伊達に部長に鍛えられてないからな!

 

「イッセー! 魔力の一撃を撃ってみなさい!」

 

えっ? 魔力を? 俺、魔力はてんで……いや部長のことだ、きっと何かあるに違いない!

俺は息の上がった木場の一瞬の隙を突き、魔力の一撃を叩き込むことにした、のだが。

 

――な、なんだこれ!? でかい、でかすぎる!!

いつもの俺の魔力が小猫ちゃんのおっぱいだとしたら、今打ち出したのは部長のおっぱいだ!

まさか俺の一撃が、でっかいクレーターを作るほどに強化されてるなんて……

攻撃の余波が凄く、周囲も土埃が舞って見えない。

みんなは、みんなはどうなったんだ!?

 

RESET!!

 

倍加の消失を告げる音声の後暫くすると、土埃が晴れて様子が見えるようになる。

朱乃さんが魔法で風を起こして土埃を払ったんだ。そして、俺の目の前には

ボロボロの木場を治療しているアーシアの姿があった。

 

……俺、勝ったのか? 木場に勝ったのか?

 

「あはは、参ったね……あそこで息が上がってなければ、避けられたんだろうけど。

 スタミナじゃイッセーくんには敵わないな。

 それに、本当は最初の一撃で決めようと思ってたんだ。

 ところがガードされるわ、反撃はしてくるわで、隙を見ているうちに

 こっちの息が上がってきちゃったってわけさ。

 一応聞くけど、セージくん憑いてないよね?」

 

冗談めかして木場が聞いてきたので、俺はセージの方を親指で差す。

そこではセージが石でお手玉をしていたので、木場には石がひとりでに

宙を舞っているように見えている……はずだ。

 

「疑ってごめんねイッセーくん。今回の特訓で、君は驚くほど強くなったと思うよ。

 これなら、ハンデ無しでも良かったんじゃないかな」

 

「聞いてのとおりよ。私も正直言って驚いてるわ。

 ハンデ付きとは言え、まさか祐斗に勝つなんて。

 確かにあなたは素の状態では弱いわ。

 けれど、赤龍帝の籠手を使った状態では話は変わる。

 今の一撃は上級悪魔クラスのそれよ。あなたの神器は基礎の力を倍化させる。

 それはつまり、基礎の力が増せば増すほど強くなると言うことよ」

 

部長の言葉では、これは俺の力で間違いないんだけど、正直言って実感がわかない。

木場に勝ったのもそうなんだが、あまりの出来事に俺自身が付いていけてない。

 

「イッセー、あなたはゲームの要。

 あなたのその攻撃力は、戦況を大きく変える切り札になるわ。

 あなた一人では使いにくいその切り札も、実戦ではフォローする仲間がいるし

 今のあなたには、あなた自身の隙を埋めたり

 何よりあなた自身の力をさらに発展させてくれる半身もいるわ」

 

部長のありがたいお言葉を聴いていると、ふと俺の中に何かが入ってくる感覚があった。

セージ、お前いつの間に俺に憑いたんだよ。

けど部長、そういう言い方するとまたセージのやつ怒らないっすかね?

 

『そうやったほうが勝算は上がるからな。悔しいがそれは事実だ。

 けれど俺は何度でも言うぞ? 俺は宮本成二であり、あるいは歩藤誠二であって

 兵藤一誠の半身になった覚えはない、とな』

 

「あなたがどう思おうが今は気にしないことにしたわ。

 今の私達に大事なのはフェニックスに勝つこと。

 そのためには悪いけど、あなたも利用させてもらうわ」

 

お、おいセージ止めてくれよ。お前が部長に向けて啖呵切ると俺が睨まれるんだよ。

ああもう、何でセージの奴は部長の事をこうも毛嫌いしてるんだよ。

俺だって、知らない間に悪魔になったって事には変わりないのに。

 

ううっ、せっかく特訓は無事終わりそうなのに違うところで問題がありそうだぜこれは。

この問題が片付いたら、一度セージを説得したほうがいいかもしれない。

このままじゃ、またこの間みたいなことになっちまう。

 

……セージ、お前は一体何を考えているんだよ。

俺、本当にお前の事が分からないぜ……

 

――――

 

そんなこんなで合宿は終わり、後一歩だった俺の新しい技も今しがた完成した。

それで緊張の糸が緩んだのか、俺はいつもの事とは言え授業中に舟をこいでしまった。

 

……絶対に舟をこいじゃいけない先生の授業でもあるにもかかわらず、だ。

 

「……ッセー、イッセー、起きろって!」

 

「薮田がさっきからお前の事睨んでるぞ、早く起きろよ!」

 

松田と元浜の声で俺は慌てて飛び起きる。こういう時に頼りになるセージは

さっきからどこかに行ったのか、一切声が聞こえない。

その代わりに俺にかけられる声は、背筋の凍るほど冷たいものだった。

 

「……兵藤君。私は別に貴方が寝ていようと一向に構わないのですが。

 後になってから内申に色をつけてくれ、などと言うふざけた要求をしない限りは、ですが」

 

「は、はいっ! しませんっ!」

 

状況も読めないまま俺は立ち上がり、上ずった声で薮田先生に返答をするしか出来なかった。

アーシア以外から向けられる視線が痛いが

お前らだって黄色い声で授業の邪魔してるじゃないか!

 

今俺を睨んでいる眼鏡イケメンの先生は、世界史の薮田直人(やぶたなおと)先生。

木場を黒髪にしてそのまま成長させたようなこの人は

見てのとおり女子人気絶大で俺らとは住んでる世界が違う人だ。

聞いた話だと、生徒会の顧問もやってるらしい。

 

で、俺はそのイケメン先生の問題に答えなければならない。

女子人気の秘訣の「クールな雰囲気」もただ怖いだけだっつーの。

 

「ならばこれに答えられるはずです。オルレアンを解放し

 シャルル7世を戴冠させた、フランスの女傑は?」

 

えっ? 誰だそれ? や、やべぇ……

下手なことを答えるよりも正直に答えたほうがいいよな……

 

「わ、わかりません……」

 

またしても背筋が凍る思いをしていると、先生が笑いをかみ殺しながら話を続けている。

 

「……ええ、分かっていてわざと答えられない問題を出しました。

 そう、『分かりません』。正直に答えられるのも大切ですよ。

 勿論、正解の『ジャンヌダルク』でも一向に構いませんが」

 

……この先生。嫌味さで言えばセージと意気投合しそうな気がする。

などと思っていると、ちょうど終了のチャイムが鳴る。

 

「時間のようですね。今日の百年戦争は近々行われる中間テストに出ます。

 復習はしっかりやっておくことをお勧めしますよ……特に兵藤君」

 

先生、お願いだから追い討ちはしないでくれ……

号令が終わり、一部の女子が黄色い声を上げながら薮田先生についていく光景を

俺らは「いつもの事」と見送っていると、今まで黙っていたセージから声をかけられる。

 

それも、相当慌てた様子で。

 

『お、俺とあの先生が意気投合……!? じょ、冗談はよしてくれ!

 あ、あの先生……た、只者じゃないんだぞ……!!』

 

俺は、あのリアス部長にも横柄な態度を取れるセージがこれほど震えるのが信じられなかった。

確かに薮田先生は只者じゃないと言う噂は聞くが

それら全て女子が盛った噂だと思っていたからだ。

 

『あ、あの先生な……調べようとしたら神器(セイクリッド・ギア)がエラーを吐いたんだ。

 グレモリー部長やフェニックス、グレイフィアさんにも

 エラーを吐かなかった記録再生大図鑑(ワイズマンペディア)が、だ!

 上級悪魔に対しても効果のある記録再生大図鑑がエラーを吐く存在……俺には、とても……

 い、いいか! 薮田先生には気をつけろ! このままの距離を保て!

 必要以上に関わるな!!』

 

セージの奴、妙なところで神器使ってやがったのか、と突っ込む隙さえ与えず

相当驚いた様子で話を振ってくる。

そりゃ確かに、あの先生に睨まれると背筋が凍るけどよ……

そんなセージの様子が気がかりになっていた俺は、松田と元浜の声で現実に引き戻される。

 

「おいイッセー、誰と話してたんだ?」

 

「い、イッセー……お前アーシアさんというものがありながら二次元の嫁に走るつもりか!

 お前リア充に片足突っ込んでるんだから、二次元の嫁くらい俺らによこせ!」

 

あ。またやっちまった。

セージの奴も言うだけ言ってもう引っ込んじまってるし。

俺は松田と元浜を適当にあしらいつつ、さっきのセージの話を気にかけていた。

 

と同時に、桐生が話に割って入ってきた。

 

「薮田先生? 確かにあの人只者じゃないわよね。私のアレをもってしても測れないもの。

 それに取り巻きの子も凄い量よ。浮いた噂は全然聞かないけど、あれは規格外よ。

 生徒のイケメン代表を木場君とするなら、あの人は教師のイケメン枠ね。

 あの人に勝とうなんて考えないほうがいいわよ。木場君にだって勝てないじゃない」

 

「あ、ああ……俺らじゃ絶対に勝てないよな……」

 

「どうせ俺らなんか……くそっ、イッセー! この裏切り者め!

 ……って桐生、どうして薮田の話になったんだ?」

 

「え? 今薮田先生がどうのこうのって聞こえた気がするんだけど……

 私の空耳かしら。変ねぇ……でも何か宮本の声に似た声で

 薮田先生について話してた声が聞こえた気がするんだけど……。

 宮本はまだ退院してないし、そんなわけ無いわよね」

 

――ぎくっ

 

『……すまんイッセー、迂闊だった』

 

(あ、ああ気にすんなよセージ)

 

微妙に納得しないような表情を浮かべている桐生を尻目に

その事情を知っている俺らは、ただ黙っているしかないのだった……。




これにて2巻部分の特訓パートは終了です。
地味にイッセーが木場に対し完勝してます。
原作をA勝利とするなら今作ではS勝利です。

試合結果だけ見ればセージ>イッセー>木場>セージ
……となりますが、実際どうかは……ねぇ。


そしてねじ込む形で入れた授業パート。
ちゃっかりおまけエピソードにも触れてます。
あのおまけエピソードを踏まえるに

特訓→通常授業期間→ライザー戦

と、ならないとおかしいはずですし。
まあバナナでリハしてた説もあるっちゃありますが。
今作では特訓期間は黄金週間の間だけなので
明けの通常授業だって普通にあります。
しかもすぐ後に中間テストっておまけつきで。
……確かこれくらいの時期だった気がしますし。

特訓で疲れてたから通常授業をサボるなんて甘えは許しません。
若干一名受けられない人がいますが。


地味に新キャラが登場してます。
念のため付け加えますがオリキャラです。

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