ガールズ&パンツァー  五人の女神と魔神戦車   作:熊さん

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第4話  みほの決心

 

 決勝戦が終わり、華やかな世界大会の閉会式が、その日の内に終わると、翌日、司令官と大熊隊長が病院にやってきた――二号車メンバー達を見舞う為である。

 病室に入った二人は、西住まほの痛々しい様子に唖然として、まほの傍に来ると、康子が開口一番に、彼女に詫びた。

 

「副隊長、ドイツ戦での私の失態。もうどう詫びていいのかわかりません。試合が始まった早々に十一輌もの戦車を失ってしまった結果、あのドイツチームに、たった四輌で立ち向かわなければいけない羽目にしていまいました。本当に申し訳ない……」

 

 目の前で頭を下げる康子に対して、彼女はベッドに横たわりながら、静かに言葉を返した。

 

「司令官、隊長。勝負に絶対はありませんが、ドイツチームは、何もかもが、我々より上にあったのです。私も良い勉強になりました。それは、みほも同じです。気にしないでください。幸いメンバー全員無事だったのですから……」

「それも、みほの勇気ある決断のおかげだ。誰もあの降伏を責める資格はない。みほは二号車メンバーの未来を守った。本当にありがとう」

「いえ……、そんな……」

 

 司令官の褒め言葉と労いの言葉に、西住みほは、俯きながら、顔を真っ赤にさせた。

 だが、彼女は自分がとった行動を怒っている人物が、一人いる事を知っている。そして、その人物には、必ず会わければいけない事も――である。

 司令官と隊長が部屋を出ていった後、みほはいつものように姉の行水の準備に入った。その何気ない自然な彼女の様子からは、彼女の心に芽生え始めていた、秘めたる決心に姉は気付かなかった。

 病室を後にした司令官と隊長は、そのまま二号車メンバー達を担当する医師に彼女達の退院予定日を聞きに行った。診察室に通された二人はそこで担当医師からまほの状態を聞かされたのである。

 

「本当に――本当に、彼女は選手に戻れないのですか?」

 

 何度も繰り返して医師に訊ねる康子に対して、医師は首を縦に振り言うのである。

 

「筋肉などはそこを手術して回復させることはできます。ですが、今説明しました、この神経だけはどうにもできません」

「――なんという事になってしまったのだ」

「このことはメンバーに伝えてもいいのでしょうか?」

「まほさんに、直接聞いてみてください。私は担当医師として、全日本の責任者である、司令官と隊長には伝えなければいけない義務がある為、お伝えしただけですから……」

「司令官、どうしましょうか?」

「……。まず、まほに聞いてみないと分からないが、このことは必ず週刊誌が嗅ぎ付けるだろう。そうなると、ヘンな方向から全日本チームにチャチャが入るやもしれん。今から戻って聞いてみよう」

 

 そして、二人は再び八〇一号室のドアを叩いた。

 妹に体を拭いてもらいながら、まほは「伝えて良い」と言ったのである。そして「必ずまた選手に戻って見せる事も伝えてほしい」と、二人に告げた。

 病院を後にして、全日本チームの宿泊施設へと戻った二人は、その日の夕方、チーム最後の全体ブリーフィングの中で、メンバー全員に「二号車メンバーの容体と副隊長の強い意思」その事を伝えた。

 当然、その事を驚く全日本メンバーである。

 

「皆、今言ったことは、当然のことだが、極秘事項になる。絶対に外部へ漏らすな。西住まほは、必ず全日本に戻ってくる。それを信じるのだ。いいか!」

『はいっ!』

 

 全員が大きな声で返事を返す。そして、全日本チームは解散となり、各々が帰国の準備に入った。

 翌日、同じく入院していた二号車メンバーも退院となった。まほに退院の挨拶に来た四人は、ベッドの上の自分達の車長の姿に驚きながらも、先に帰国することを報告してきた。

 

「皆、この度は本当にすまなかった」

 

 ベッドの上から彼女達へ頭を下げる西住まほ。そして、彼女の傍らで同じくみほも頭を下げた。

 

「副隊長。気にしないでください。戦車道をやっているのですから、こういう事態になる事があることぐらい覚悟しています。それより、副隊長の一日も早い退院を皆祈っていますから……」

 

 四人はそう言うと敬礼をする。まほとみほが答礼をして、それが解かれるのを見た四人は、一礼をして病室を出て行った。

 みほは、毎日、国際電話を決まった時間に母親へ掛けている。姉の回復具合を報告する為である。

 相変わらず、母親は淡々とその報告を聞き、そして電話を切る。みほに対する感謝の言葉すらない。

 そして、それから一週間後、まほは無事に退院した――。

 西住姉妹の帰国に対して、日本戦車道連盟からファーストクラスでの帰国を指示された。二人は、空港カウンターで、その事を聞かされて、お互いの顔を見合わせた。

 

「お姉ちゃん。どういう事だろうね?」

「わからん。だが、せっかくの好意だ。めったに乗れないんだから、存分に楽しませてもらおう」

「うん! お姉ちゃんとファーストクラスに乗れるなんて、楽しみだなぁ」

 

 無邪気に喜ぶ妹を見る、まほの顔は、優しいお姉さんの表情である。

 見るもの全てが目新しい。そして、ファーストクラスである理由がわかった。まだ手がうまく動かせないまほに、キャビンアテンダントが付きっきりで、彼女のお世話をしてくれたのだ。

 羽田空港へ到着した飛行機から降りた二人は、そのまま熊本空港行の飛行機に乗り換える。そして、彼女達は無事に、西住家へと帰ってきた。

 帰国の報告をする為に、西住家の大広間で母親、西住しほを正座で待つ二人。しかし、しばらく母親は、姿を見せなかった。

 

「お母様はどうしたのだろう。今日、私達が帰るのは知っているはずだが……」

「……」

 

 みほは、姉の呟きに答えなかった。そして、襖が開き、しほが、大広間に入ってきた。

 その場で一礼する二人。それを見るしほの顔は険しかった。言葉を発しないまま二人の前に座った彼女である。

 

「お母様、ただ今帰りました」

「お母さん、帰りました」

 

 姉、妹が順に報告すると、しほは、やっと口を開いた。

 

「二人とも、お帰りなさい」――唯、一言である。

「あの、お母様……」

 

 姉が何か言おうとしたが、その先の言葉が見つからなかった。母が怒っていると感じたからだ。みほは黙って俯いたままである。すると、しほは、視線をみほの方を見た。

 

「みほ――。貴方には、しばらく副師範の地位を凍結して、謹慎を申し付けます」

「えっ……、お母様。なぜでしょうか?」

「まほは、黙っていなさい! みほ。しばらく、あなたの顔は見たくありません。食事も別々にします。下がりなさい」

 

 みほは「はい」と小さな声で返事をすると、一礼して大広間から出て行った。

 

「お母様、どうされたんでしょうか? みほが何をやったと言うのでしょうか?」

「あの子は、西住流の掟を破りました。そんな子が西住流を教える事はできません」

「もしかして、降伏の件を言われているのですか? それなら……」

「お黙りなさい、まほ!」

 

 妹の弁護をしようとするまほを、一喝するしほである。

 

「西住流は決して引かない戦車道です。例え、それがどんな結果を招こうとも前進あるのみの戦車道です。それなのに、あの子はまた進むのを止めてしまった」

「お母様……」

「とにかく、しばらくあの子には反省してもらいます。あなたも下がっていいです」

 

 そう言った西住しほは、立ち上がって部屋を出て行った。

 一礼して母親を見送ったまほは、大広間を出ると、急いで妹の部屋の前へとやってきた。

 

「みほ? みほ!」

 

 ドアの外から妹の名前を呼ぶまほに対して、ドア越しに中から声が聞こえた。

 

「お姉ちゃん、大丈夫だよ。こうなることはわかっていたから……」

「みほ! どうして、私に相談しなかったのだ?」

「いいの。私、謹慎になっちゃったから部屋から出られない。誰も部屋に入れられない」

「みほ……」

 

 妹の部屋のドアの前で、立ち尽くす姉であった。

 謹慎中は、しほの許しがなければ、部屋にいるみほへ、声もかけることができない。

 食事は、毎日決まった時間に、家政婦が部屋の前に置き、ノックを一回して届けた事を知らせる。ノックした後はすぐに引き返し、何人たりとも部屋へ近づくことができない。

 まほは、そっとドアから離れると、隣の自室へ入った。部屋着に着替えようとした彼女だが、包帯は外れているが、まだうまく右手を動かせない。しかし、手伝ってくれていた妹が謹慎させられた今、自分一人でやらなければいけなくなった。

 時間が掛かったが、何とか一人で着替え終わると、一気に旅の疲れが出てきて、そのまま、ベッドへ倒れ込み、彼女は眠ってしまった――。

 

 

 

 日付けが変わった翌日の朝、午前四時前――。

 みほの部屋のドアが、静かに空いた――。

 すると、部屋から、周りをうかがう様に、そっとみほが出てきたのである。

 ボストンバッグを一つ抱えている。彼女は大きな音が立たないように、そっとドアを閉めた。

 家の中は、照明が落とされており、真っ暗で、シンと静まり返っている。みほはバッグを持つと、玄関へと歩き出した。彼女は、黒のタートルネックに黒のジーパン。黒のニット帽を被っている。

 みほは、引き戸の玄関を静かに開けると、外へ出た。まだ、空は真っ暗で、星が一面に瞬いている。彼女は、再び音を立てないように玄関を閉めると、一歩下がって、出てきた家に向かって、深々とお辞儀をした。

 

(さようなら――お母さん、お姉ちゃん。皆さん、お元気で……)

 

 踵を返して彼女は、正門へと歩き出した。そして、正門横にある通用口から外へ出ると、まだ真っ暗な道を、駅へと向かって歩き出した。

 

 

 

 その朝、午前七時――。

 まほが朝食をとる為に、部屋着のまま部屋を出てきた。チラリと妹の部屋を見る。そして彼女は、食堂へと向かった。

 食卓に着くと、母親が席に着くまで、彼女は待っている。その間に、家政婦の手で、朝食の配膳がされていく。母親の分も同じように準備され、それが終わると、しほが現れた。

 母親が席に着くのを確認したまほは、両手を合わせると「頂きます」と言い、朝食を取り始めた。しほもまほが食べ始めるのを見届けると朝食を食べ始めた。

娘は箸がまだ使えない為、スプーンで食べられる洋食のモーニング。母親は和食である。

 二人ともしばらく黙って食べていたのだが、しほが口を開いた。

 

「まほ、しばらく、あなたはリハビリに専念しなさい」

「はい」

「生徒への指導はしばらく休業です。みほも同じです。休養を取るという名目にします」

「はい」

 

 しほがそう指示を出して、まほが返事をすると、また二人は、黙って食事を摂り続けた。

 朝食が済むと、まほは食堂を出て、そのまま自分の執務室へ行き、西住流戦闘服に着替えをして、母屋の離れにある戦車倉庫へやって来た。そこには、別室でトレーニング器具がある。まほは、そこで入院の間に落ちた筋力の回復と、右腕のリハビリに専念することになった。

 帰国して三日たった、朝のことである。

 朝食が済んで、再び執務室へ行く途中で、まほは、長年西住家のお手伝いとして働いている、菊代に呼び止められた。

 

「まほお嬢様。すみません、ご相談があるのですが……」

「菊代さん、なんでしょうか?」

「みほお嬢様の事なのですが……」

「みほ? みほがどうかしたのですか?」

「……実は、お帰りなられてから、みほお嬢様は、ずっと食事をとっていらっしゃらないのです」

「えっ!?」

 

 菊代の相談を聞いたまほは、驚いた表情になる。

 

「菊代さん。三食ともなのですか? 帰ってからずっと――って、もう三日になりますよ」

「はい……。ですから、私、心配で、心配で……。お嬢様から奥様に、どうか、話しかける許可を貰えないかと思い、相談しました」

「わかりました。お母様に、すぐに聞いてきます」

 

 そう言うと、まほは母親の執務室へやってきた。

 

「お母様、まほです。今、よろしいでしょうか?」

 

 ドアの外から母親に声を掛けると「入りなさい」と、中から声が返ってきた。

「失礼します」と一礼しながらドアを開けて、執務室に入るまほ。母親は、机の上の資料整理を行っていた。資料を見ながら、まほの声だけに耳を傾けている様子である。

 

「どうしたの。リハビリではないの?」

「いえ、今から行きますが、その前に、お母様に報告しなければいけない事案ができましたので参りました」

「何の報告?」

 

 しほは、初めてそこで、資料から娘の顔を見た。

 聞き返されたまほは、菊代から聞かされた「みほが食事をとっていない事」を告げる。少し考えたしほは、持っていた資料を、机の上に置いて言った。

 

「わかりました。声を掛けるのを許可します。あの子も反省しているのでしょう。みほを連れていらっしゃい。謹慎を解きます」

「はい! お母様、ありがとうございます」

 

 一礼して部屋を出たまほは、そのまま急いでみほの部屋の前にやってきた。

 

「みほ! みほ!!! お母様が呼んでいる。謹慎を解いてくれるそうだ。一緒に行こう!」

 

 ドアをノックしながら叫ぶまほだが、部屋の中から返事はない。

 

「みほ! どうした。返事をしろ!」

 

 何度もドアを叩きながら声を掛けるが、やはり返事はないのである――まほは急に不安に駆られた。

 

(……どうしたのだ、みほ)

「みほ! はいるぞ!」

 

 ガチャリとドアノブを回して、中に入ったまほは、そこで立ち止まった。

 綺麗に整頓されたその部屋は暗く、使われた様子がないベッドが目に入った。そして肝心の妹の姿が見えない。

 

「……いない。みほ、どこにいる?」

 

 その大きな声を聞きつけて、菊代が部屋の入り口にやってきた。まほの後ろから「まほお嬢様? みほお嬢様は……」と声を掛ける。

 

「みほは? みほは、部屋から出たのか?」

 

 いきなり、振り向き様に声を掛けられた菊代は、驚きながら、無言で首を横に振った。

 姉妹の部屋は、ワンルームの様相でキッチンがないだけで、シャワーもトイレも付いている。生活しようと思えばそこで生活はできるようになっているのである。だから、謹慎と言う名目の監禁ができるのである。

 

「みほ!!!」

 

 もう一度呼びかけて部屋に入った姉は、そこで、机の上に置いてある手紙と、みほの携帯電話を見つけた。その手紙の宛名には『お母さん、お姉ちゃんへ』と書いてある。

 

「――なんだ、これは?」

 

 手紙を手にした彼女は、手紙を裏返して見ると『みほ』とだけ書いてあった。

 ドキッとした表情の彼女である。

 母親に、いつも名前を書くときは、どんな時でもフルネームで書くように躾けられてきた姉妹だから、この名字が書いていない名前だけの手紙の意味が、彼女には瞬間的に分かった。それに、携帯電話までおいてあるこの状況の答えは、一つしかないことに気付いたのである。

 茫然となったまほは、手紙と携帯電話を持って、足取り重く母親のところへやってきた。

 

「――お母様。まほです」

「入りなさい」

 

 先ほどと同じようにして部屋に入ったまほを、部屋の中央で立って待っていた母は、不思議そうな表情で、彼女に訊ねる。

 

「みほはどうしたの?」

「……お母様、――みほは、どうやら家を出て行ったようです」

「えっ?」

「部屋に、手紙と携帯電話が置いてありました」

 

 そう言ってまほは、部屋で見つけた手紙と携帯電話を母親の前に差し出した。まだ、娘の言っている意味がよくわからない様子で、しほは二つの品を差し出されるまま、受け取った。なんとなくの感じで手紙の宛名を見て、その裏面を見た彼女は、次の瞬間、狂ったように手紙の封を破いて、中の便箋を取り出したのである。

 

『お母さん、お姉ちゃんへ。

 長い間お世話になりました。私、西住の家を出る事に決めました。私は西住の家に生まれ、西住流の戦車道を成就しようと頑張ってきましたが、やはり、私には無理な気がします。『西住流戦車道』という、意味そのものが、私には分からなくなってしまいました。ですが、ここに居ると、どうしても西住流の娘という重い名前が圧し掛かります。ですから、私は西住の名を捨てていきます。西住流とは関係ない、唯の『西住みほ』として生きていきていこうと思います。

 お元気で、お父さんにも宜しくお伝えください。みほ』

 

 手紙の文面を読んだ母親は、黙って手紙をまほへと渡した。

 まほは、それを読むと「あの時からなのか……。みほ、全く気が付かなかった」と呟いた。

 

「まほ? なにがあったの。あの時からって、いつの事なの」

 

 そこには師範の顔ではない。一人の母親の顔になった西住しほの姿があった。

 姉は、入院した初日にエベリンが見舞いにやってきて「西住流とは、愚かな戦車道の流派だ」と決めつけた話をした。そして、降伏を決断した妹を褒めた事を母に伝えた。

 

「まさか……、そんな事があったなんて、みほは電話で言わなかった――」

「みほも西住流を強く否定された事を、お母様には伝えられなかったのでしょう」

「だとしたら……。私は、何と、むごい仕打ちをしたのでしょう。あの子が母親の私を――。西住流の名誉を守ったのね」

「はい。だからこそ、もしかした……ら、みほは、お母……様に、褒めて……もらいた……かったのかも……しれません」

 

 そう言ったまほは、その場で静かに泣き出した。

 母親の名誉を守りながら、それでも家を出て行く決心をした、妹のつらい気持ちを察したのだ。

 しかし、二人とも気づくのが遅すぎた――。

 みほは、この家から、三日も前に姿を消してしまっている

 それから、母と娘は西住の家名を守るよう配慮しながら、みほの足取りを探そうと手を尽くした。だが西住流の門下生達のところには行っていない様子である。

 

「まほ――。みほは、一体、何処に行ったのでしょう」

 

 娘に訊ねる西住しほは、もう厳格な師範の顔ではない、大事な娘を心配する一人の母親である。

 

「わかりません。みほが行きそうなところにも、それとなく探りを入れましたが、行ってはいない様子です」

「そうなの……」

 

 落胆する母親だが、まほは励ますように言う。

 

「ただ、望みがない訳ではありません。しばらくしたら、直接、電話が家に入るはずです。彼女達なら相談できます」

「誰なの?」

「みほの親友達です」

「あっ。――そうね。『あんこう』の皆さんなら、もしかしたら、みほも行っているかもしれないわね」

「はい。――ですが、直接聞くわけにはいかないので、待つしかありません。携帯やメールが来ない事に彼女達は疑問を持つはずですから、絶対に家に電話をしてくるはずです。その時に相談してみます」

「わかったわ。待ちましょう」

 

 そして、母娘はみほを探しながら『あんこうチーム』からの電話を待ったのである。

 それから、一カ月が過ぎた――。

 


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