Fate/zero 混沌より這い寄る者たち   作:アイニ

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 前パソコンが寿命で亡くなったため、一緒にデータもご臨終しました。現在使い慣れぬ二代目で新しく書き直しているところです。
 そして話より先にオリ鯖データの方が先に出来るとかェ……。
 そんなこんなで、ネフレンさんの情報回となります。捏造だらけなので注意。
 4/16:色々と編集しました。


ネフレン=カ データ

【バーサーカー】

 マスター:間桐雁夜

 真名:ネフレン=カ

 身長:184cm/体重:72kg

 属性:秩序・悪(狂)

 イメージカラー:黒(夜色)

 特技:絵画、儀式

 好きなもの:甘味、信仰/苦手なもの:同類、中途半端なこと

 天敵:スネフェル、間桐臓硯

 触媒:なし

   (二人の「怪物との契約で破滅の道を歩む」という共通性)

 

 ステータス

 筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:A++ 幸運:E 宝具:EX

 

 保有スキル

【クラス別スキル】

 陣地作成:B

 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。

 予知夢の内容を記す壁の作成に長けている。

 また生前に地下神殿を作った経歴から、地上より地下の方が性能の高い「工房」を作成することが出来る。

 

 道具作成:C

 魔力を帯びた器具を作成可能。

 画力に長けており、予知夢を鮮明に書き記すことが出来る。

 その身の毛がよだつような壁画を見た者は、低確率でスキル「精神汚染:E-」が付与される。

 

 狂化:E(EX)

 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。

 身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。

 通常時は狂化による恩恵を受けておらず、むしろ狂っていた人格が一回りして正常なものとなった。

 とある条件を満たすことで、このスキルは最高ランクに跳ね上がる。

 

【固有スキル】

 カリスマ:B

 大軍団を指揮・統率する才能。

 異形の神々によりもたらされた恐怖と狂気による信仰と政治。

 本来はA+だが、狂気が薄れているせいかランクダウンしている。

 

 二重召喚:B

 二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。

 ネフレン=カの場合は、バーサーカーに加えてキャスターの特性を併せ持つ。

 特性は基本どちらかのクラスに偏っており、通常時はキャスター寄り、狂化時はバーサーカー寄りとなっている。

 

 未来予知:A(×)

 邪神ナイアーラトテップによって与えられた、未来を視る力。

 正確にはナイアーラトテップにより決定づけられた運命を視る力であり、邪神の気分次第で予知が外れたりすることもあれば、予知の力そのものが剥奪される場合もある。

 

 精神汚染:E(EX)

 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。

 このスキルを所有している人物は、目の前で残虐な行為が行われていても平然としている、もしくは猟奇殺人などの残虐行為を率先して行う。

 普段は最低ランクで、少し話が合わないことがあるものの会話可能。

 とある条件を満たすことで最高ランクに跳ね上がり、この状態で会話した相手にスキル「精神汚染」を付与する。会話回数が多いほど、付与されるスキルのランクは上昇する。

 

 神性:B

 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。

「粛清防御」と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果がある。

 邪神ナイアーラトテップの加護を持ち、ナイアーラトテップの化身説があるため、人の身でありながらもこのスキルを所持する。

 

【宝具】

 輝く偏方二十四面体(シャイニング・トラペゾへドロン)

 ランク:EX

 種別:対人(界)宝具

 レンジ:-

 由来:地下神殿に鎮座され、邪神召喚の触媒である赤黒い宝石

 暗黒星ユゴス(冥王星)で創り出された冒涜的な招喚器。

 異界を覗き見るという伝承が変じ、魔術的な隠蔽や結界が施された場所でも覗き見ることが出来る高ランクの水晶玉のような効果を持つ。

 また宝石を闇に閉ざして真名を解放することで、ナイアーラトテップの化身「闇をさまようもの」を召喚することが出来る。

 ネフレン=カは邪神召喚の際に狂信者となったため、「闇をさまようもの」の召喚と同時に性格は狂に変わり、狂化と精神汚染のランクはEXに上昇する。

 宝石自体に膨大な魔力が備わっているため、魔力炉としても優秀。

 

 異界とまみえし悪鬼の鏡(ミラー・オブ・ニトクリス)

 ランク:A+

 種別:対人(対宝具)宝具

 レンジ:-(1~99人)

 由来:地下神殿に鎮座され、のちにニトクリスの鏡と名付けられた青銅鏡

 悪鬼や食屍鬼の姿が鋳込まれた、青銅製の枠にはめ込まれている鏡。

 ショゴス、グールを召喚する効果を持つ他、理解の範疇を超えた異界が広がる鏡の中に入ることで、遠く離れた場所へ移動することが可能。

 また真名を解放することで、自分以外の者を鏡の中に閉じ込める。

 異形の怪物が蠢く異界に閉じ込められた者は一般人ならば発狂し、魔術師ならば精神的妨害で高等魔術を制限され、サーヴァントならば知名度がゼロとなり宝具が使用できなくなる。閉じ込めるサーヴァント次第では有利に立てる「宝具封じ」の宝具。

 ただ魔力消費が激しいため、宝具解放は五分が限界。

 マスターが雁夜でなければ、もっと長く使用出来るかもしれない。

 

 抹消されし暗黒の王(デリート・ザ・ブラックファラオ)

 ランク:B

 種別:対己宝具

 レンジ:0

 由来:その忌まわしさから、後世の記録より存在が抹消されたエピソード

 常時発動型の隠蔽宝具。

 真名や宝具は勿論のこと、あらゆるスキルやステータスといった情報を隠蔽し、サーヴァントとしての気配も感知させない効果を持つ。

 真名を看破、もしくは自ら真名を晒した場合、この宝具の効果はなくなる。

 

 人物

 バーサーカー召喚の際、便乗して現界したサーヴァント。

 赤銅色の肌と漆黒の長髪を持つ、常日頃から不機嫌な顔をしている長身痩躯の美青年。エジプトの神官王だったため、ファラオの出で立ちをしている。

 本来ならば悪逆非道の限りを尽くす狂った人格のはずだったが、狂戦士のクラスで現れたため一周回って比較的まともな人格となった。

 傲慢不遜で不愛想な毒舌家。口も手も出る苛烈な性格で、利己主義かつ自己中心的。無知であることを罪とし、「王こそが誰よりも血に塗れ、己が手を汚すべき」という考えを持つ。かつては国に使える神官だったにも関わらず前王フニから王位を簒奪し、第4王朝の創始者スネフェルに討たれて幽閉された「叛逆の暴君」。フニが王位を継ぐ前に出来た子で、スネフェルたちとは異母兄弟の間柄にある。

 望む結果を得るためならば非情な手段を取る魔術師らしい魔術師である反面、即決的な判断力や並外れた胆力の持ち主であり、かつての信仰をばっさり切り捨てて邪神崇拝を始めたり、信仰する神がキャスターのクラスで召喚されたことを感知するとランスロットの鬣を引っ掴み召喚に乱入するなど、非常にアグレッシブ。

 また冷酷かつ残忍な割に、前王の子らを仕留め損なって下剋上されるといった「うっかりや」な面もある。

 敵意や悪意には慣れている反面、好意や善意には耐性がない。そのため感謝されたり好意を向けられると困惑する。

 本来の性格属性は「善」だったが、波瀾万丈な人生から性格に歪みが生じ「悪」になった。とはいえ、元の人が良い部分も残っている。「悪」要素は手段を選ばなくなったところ程度かもしれない。

 良識的ではないが常識的。エジプトには下着の類もちゃんとあったため、羞恥心はそれなりにある。よって、出身的なものからライダーやアーチャーらの同類と扱われたくないらしい。

 物事を曖昧にせず、相手にキチンと伝わるようハッキリと言動で考えを表明する性質。知らないことは知らないと言い、分からないことは分からないと告げ、言いたくないことは言いたくないと答える。基本的に正直に返答するが、嘘をつけないわけではなく、公私を分けて言動することは可能。単純に歯切れの悪い、どちらとも言えないような中途半端な受け答えをしないだけである。

 自身の感情に正直過ぎて気難しく、歯に衣着せぬために口が悪い。だが下手な慰めや誤魔化しをしない、ある意味で真摯で誠実な態度を貫く青年。

 クールな見た目によらず甘党で、コーヒーより紅茶派。現代では当然となっているビールの苦さに、少なくないショックを受けている(醗酵してすぐのビールは甘く、長期保存を効かせるためにハーブを加えたビールは苦いため)。

 絵は結構上手いのだが、予知夢の際の絵だけはおどろおどろしい。写実主義者であるため作画はリアルタッチで、祖国伝統の抽象的な絵は苦手というか性に合わない。

 目的はキャスターに謁見し、叶うなら隣に立つことで、聖杯は二の次以下。聖杯戦争には一切の興味がなく、心底どうでもいいと思っている。

 その目的を果たすべく、雁夜に協力し、条件として桜の保護やバーサーカーが消費する魔力の肩代わりをしている。

 

 能力

「架空元素・虚」と「架空元素・無」の二重属性。

 聖杯に頼ることなく「ありえるが物質界にないもの」であり、「ありえないが物質化するもの」であるキャスターに出会う機会を得たのは、この類稀な属性を併せ持っていたため。

 ただこれが原因で周囲から迫害を受けたり、魔術師から追い掛け回されたため、彼自身は己の魔術属性をあまり気に入っていない。

 基本的にはクトゥルフ系魔術とアトランティス文明から伝播した魔術を使用。自ら血塗られた悪政治を行っていたこともあり、武術や拷問術も嗜み程度に修得している。

 サーヴァント召喚について来た形であるため、スキルや宝具を所持。中々に優秀な宝具が揃っているが、魔力消費の激しさから扱いは難しい。

 


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