ラインフォルトの見習い使用人   作:まぎょっぺ

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ルドルフとラインフォルト

「ルディ、こんなところに居たの」

 

 キッチン周りの確認をしていたルドルフが耳慣れた声の方へ振り向くと、十人以上は掛けられそうな長テーブルが中央に鎮座するダイニングルームに私服に着替えたアリサがやってきていた。

 

「はい、少し食材を買い出してきましたので、冷蔵庫の方に」

 

「もうそんな……って、確かにいつまでも駅前に食べに行くわけにもいかないわよね、他の寮はメイドさん雇ってるって話なのに、その辺りは皆とも話しておかないといけないかしら」

 

 その日の夕食を外食で済ませたアリサは嘆息交じりにルドルフの意図を察する。

 この建物、士官学院第三学生寮はルドルフたち、特科クラスⅦ組に用意された学生寮だった。

 古いアパートメントを買い取り改装したらしく十名の新設クラスの為にわざわざ用意したというのは話だけ聞けば豪勢な話である。

 とはいうものの学院前にある貴族生徒用の第一、平民生徒用の第二学生寮と比べこの第三学生寮はトリスタの街の中心から学院とほぼ真逆の駅近くに位置し通学には少しばかり余計に歩かされることになる。

 加えて建物を管理する役職も設けられておらず寮内の清掃や食事に関しては完全に自分たちの手で賄わなければならない。

 自由な生活環境を与えられていると好意的に解釈することもできるが、かかる手間と労力を考えるなら良い事ばかりでもなく、ルドルフは早々に自炊の準備を整えるため荷解きを住ませるなり商店まで買い出しに出かけていたのだった。

 

「良さそうなお店は見つかったの?」

 

「そうですね……駅前の公園傍にあるブランドン商店というお店が品揃えが良かったのでこれからも利用させて頂こうと思います。

 店長のお子様から声を掛けられまして、事情をお話しするととても好意的に値引きして頂けましたし」

 

 それは継続的な売り上げが期待できそうな客だと目をつけられたではないかとアリサは推測してしまったが、微笑みを浮かべながら報告するルドルフに不都合があるわけでもないので口にすることはなかった。

 元々彼は値切り交渉などあまりしないタイプであり、今後の寮生活において地元の商店とそういった関係を結べるのはむしろ望ましいことである。

 

「良かったじゃない、キッチンの方には問題無さそう? 元は結構古い建物みたいだけど」

 

「導力製品は新しいものに交換してあるようですので十分かと、この寮も前日に清掃されているようですし」

 

 埃のたまり具合などから入居直前、建物全体に人の手が入っていることを察したルドルフは少なくともⅦ組を受け入れた人物たちからの確かな好意を感じ取っていた。

 

「そう? 清掃業者でも雇ったのかしら……あの教官がそんな気遣いするとは思えないけど」

 

 Ⅶ組生徒と同じく、この第三学生寮の一室に住むこととなっているあのサラ・バレスタイン担当教官を指してそんなことを言うアリサ。

 少しばかり悪し様な言い方ではあったがあの特別オリエンテーリングでの印象を考えるなら無理は無い事かとルドルフも咎めはしなかった。

 あのガーゴイルとの戦闘後――

 

『いやー、やっぱり最後は友情とチームワークの勝利よね、お姉さん感動しちゃったわ』

 

 ――などと言いながらフロアの上階から降りてきたサラ、そんな場所に控えていたということはいざという時助けに入れるよう構えていたのかもしれないが、十分な説明も無いままダンジョンへ落とされた生徒たちには疑念ばかりが溜まっていた。

 当然皆が特別オリエンテーリング、そして特化クラスⅦ組の設立目的について皆が彼女に問いただす流れとなる。

 先の宣言通りサラはすんなりと答えに応じ、明かされた最たる理由はガーゴイルとの戦闘の最後、ルドルフだけでなく皆が感じていたという互いの動きが手に取るように分かる感覚、サラ曰くARCUSの真価だった。

 多少なりラインフォルトに関わっているルドルフ、アリサも知り得ていなかったその機能の名は≪戦術リンク≫。

 完成すればどのような戦闘状況下においても互いの状況を把握、連携することが可能な部隊の構築が可能とされる革命的なシステムだが、未だ試験段階にあり個人の適性により機能の運用度合いに差が出てしまうのが現状なのだという。

 そして新入生の内で高い適性を示したのがルドルフら十人、つまりⅦ組とはARCUSの試験運用を目的として設立されたクラスなのだった。

 つまるところ特別オリエンテーリングとはARCUSの戦術リンク機能、そしてⅦ組に参加することで伴うリスクを体感させることに狙いがあったのだ。

 戦術リンクは実戦での運用を想定している、ならばその試験運用にはこの特別オリエンテーリングと同等、あるいはそれ以上の危険を伴うことになり、学院のカリキュラムも過酷なものとなる。

 それらの情報を実体験と共に提示した上でサラはルドルフたちに通常の貴族、平民と分けられたクラスに戻るか、このままⅦ組に参加するかとの選択を求めたのだった。

 

「でもあんな無茶な目に合わされたのに随分あっさり承諾したわよねあなた。……まあそうするんじゃないかって思ってはいたけど」

 

「はい、僕としてはラインフォルトのお役に立てるというのなら是非もありませんから」

 

 開発にラインフォルトが携わっているARCUSの試験に貢献するということは間違いなくラインフォルトにも利することとなる。

 それを理解したルドルフは選ばれた生徒たちの中でも躊躇いなく真っ先に参加を申し出て皆を驚かせていた。

 

「お嬢……アリサこそよろしかったのですか? Ⅶ組に残られても」

 

「あの時も言ったでしょ、こんなことぐらいで腹を立ててもしょうがないって」

 

 それがⅦ組残留の意思を問われた際にアリサが口にした言葉だった。

 実家への反発から家を出た彼女だが、Ⅶ組の設立目的まで拒絶するには至らずルドルフ共々残留を宣言し、結果としてみれば選ばれた十人は全員がそのままⅦ組への編成を受け入れていた。

 反目し合っていたユーシスとマキアスはぎりぎりまで揉め合っていたが、結局張り合うように厳しいカリュラムが組まれているというⅦ組への参加を宣言している。

 その後本校舎での指定された教室でのホームルームを挟み、ようやく学院生活初日を終えたルドルフたちはこの第三学生寮へと案内されたのだった。

 

「それにしても、アルバレアだけじゃなく彼があのレーグニッツだなんて……適性で選ばれたにしては随分面倒な顔ぶれになってるわよね」

 

 アリサが呆れ顔で言い示したレーグニッツ、貴族に対して明らかな嫌悪感を持っていたマキアスだが彼の方もただの平民階級というわけではなかった。

 Ⅶ組残留を決める際にもユーシスと口論になっていたマキアスだがその際のやり取りで彼の父が国の中心である帝都知事を務めるカール・レーグニッツであることが明らかになっている。

 平民出身ながらその地位まで登り詰めたカール氏は現在帝国にて宰相を務め貴族の既得権益を切り崩す政策を推し進めているギリアス・オズボーンの盟友としても知られ帝国内における≪革新派≫として認知されている人物だ。

 当然ながらそんな人物の息子であるマキアスはただの平民として扱われるわけがなく、貴族に対する嫌悪感情もそんな出自から由来するのではないかと邪推されても無理はない。

 一癖も二癖もありそうなクラスメイト達と過ごすことになる、これからの学院生活に思いやられるとばかりにアリサは重いため息を漏らす。

 

「お疲れでしょうか?」

 

「え? そうね……流石にあのオリエンテーリングはちょっと響いたかもしれないわね、今日はもう早めに寝ようかしら」

 

「でしたらお休みになられる前にホットミルクでもおつくりしましょうか」

 

 一瞬ためらいを見せるアリサだったが、思い直すように目を閉じ考える間を挟むとテーブルの隅の席に腰掛け答えた。

 

「……お願いするわ」

 

「では、すぐにお持ちします」

 

 言葉通りキッチンの方へ向かったルドルフは冷蔵庫からミルクの瓶を取り出すと、用意した鍋に手早く注ぎ導力式のコンロにかけ瓶を戻しつつミルクを注ぐ器を準備する。

 呼び方こそ改めたものの、未だ使用人としての態度が抜けきらない、というよりそちらは改めるつもりが無いようなルドルフの背中をダイニングからアリサはついじっと眺めてしまう。

 彼女にとってそれは見慣れたものであるはずだったがその日、というよりあのオリエンテーリングを通してルドルフに対する見方が大きく変わってしまっているのをアリサは実感していた。

 

「――ねえ、ルディ」

 

 彼がこの程度で手元を狂わせることはないと知るアリサは声を掛ける。

 

「なんでしょうか? アリサ」

 

「あなたって、もしかしてラインフォルト(うち)で導力武器の試験に関わってたりしたの? 随分と戦い慣れしてたみたいだけど」

 

 声音を硬く、少しばかりの緊張を滲ませながら問い掛けたアリサだったが対してルドルフは事もなげに答えるのだった。

 

「はい、以前から一部の製品に関する実用試験を請け負わせて頂いています」

 

 やっぱり、と呟いたアリサの表情に陰が差すがルドルフが背を向けている内にすぐに隠される。

 

「そう……それで魔導杖なんかにも詳しかったの、解析機能だとか普通気づけないものね」

 

「ああ、あれについては経験というより、僕の体質に依るところが大きいかと思います」

 

「体質?」

 

 コンロの火を止めゆっくりと鍋のミルクをかき回すルドルフ、仕上げに入ったために一旦口を閉じたことを察してアリサも急かすような真似はしない。

 出来上がったホットミルクをマグカップに注ぐと盆に乗せルドルフはダイニングへと戻ってきた。

 

「どうぞ、アリサ」

 

「ありがとう」

 

 卓上に置かれたホットミルクから立ち上るバニラエッセンスの甘い香りに瞳を細めながらアリサはマグカップを手に取り口元まで運んだ。

 いつも通り、アリサは猫舌というわけではなかったが飲み頃の温度に整えられたミルクと調和した蜂蜜のまろやかな甘さに表情を緩めてしまう。

 日常を感じさせるその味わいに新しい生活環境に加え予期せぬトラブルに見舞われ荒れつつあった少女の胸の内も幾分か癒されていた。

 

「――ふぅ、それで体質って?」

 

「はい、これは僕が戦術オーブメントの扱いを得意とする理由でもありますが、導力に対する感応力が普通の方と比べ高いのだそうです」

 

 それまでよりも柔らかくなった口調で聞き直すアリサだったがその返答にはピクりと目端を強張らせた。

 この世界におけるあらゆる工業製品の主動力となっている七耀石が生み出す導力、高純度の七耀石が光を放つことなどはあるが、導力自体は人の目に映ることはない不可視のエネルギーだ。

 それを人が知覚しようとするなら並の人間は専用の機材を用いるか、あるいはアーツを行使するときのようにオーブメントと同期する必要がある。

 

「……つまりあなたは生身で導力を感じ取れるってこと?」

 

「その通りです、エマさんの魔導杖から発された導力波の性質が感じとれたのであの時もすぐに気付くことが出来ました」

 

 更にルドルフが続けた魔獣が内に溜め込んだ七耀石の欠片(セピス)の導力波を感じ取ることでその居場所を特定、アーツに対する耐性を推し測ることも可能だという能力にアリサは驚きを隠せなかった。

 それが事実とするなら彼の感応精度は常人とはかけ離れている、昨今の導力技術の発展が目覚ましいとはいえ開発、実践、あらゆる場において引く手あまたの稀有な才能だろう。

 そう気づいたときアリサの脳裏にある予想が浮かび上がり、再びその表情に翳りが差す。

 

「ねえルディ、ひょっとしてお母様はあなたに……その……」

 

 うつむきがちに口ごもるアリサ、その問いづらそうな様子から彼女が何を言おうとしているのか、読み取ったルドルフは小さく首を振り微笑みを浮かべる。

 

「違います」

 

「え? ……っ」

 

 顔を上げ目が合った瞬間、気まずそうに瞳を逸らしたアリサにルドルフは一瞬首を傾げながらも言葉を続けた。

 

「イリーナ会長はこの体質が理由で僕を雇い入れて下さったのではありません、ラインフォルトでも僕からお願いして仕事を頂いています」

 

 アリサが浮かべた彼女の母、イリーナ・ラインフォルトが年若いルドルフを使用人として雇ったのはその稀少技能に目をつけ、ラインフォルトの発展の為に利用しようとしているのではないかと懸念が他ならないルドルフによりはっきりと否定される。

 

「じゃあ、あなたはどうしてそこまでうちに尽くそうとするのよ、そんな能力があったらもっと良い待遇だって受けられるでしょ? 使用人としてまで働かなくたっていいじゃない」

 

 そんなアリサの訴えにまたルドルフは首を振り否定の意を示し、納得しかねるといった表情で見上げてくるアリサを前に、言葉を探すような沈黙を挟むとルドルフは言葉を紡いだ。

 

「恩があります」

 

「恩?」

 

「そうです、イリーナ会長、そしてシャロンさんに僕はとても――返しきれないような恩があるんです、ですから」

 

 微笑を消し、真っ直ぐにアリサを見据えてルドルフは言葉を繋ぐ。

 真剣な面持ちに僅か目を瞠りながら、アリサも今度は目を反らさずその顔を見返す。

 

「これが僕の求める生き方なんです、それ以外の道など興味すらありません」

 

 アリサの母イリーナ、そして彼女にハウスキーパーの役を担うメイドとして長年仕えてきたシャロンという個人へ向けられた意思の強さにアリサは何も言えなくなってしまう。

 母、そして姉のようにも思っているもう一人の女性に含むところがあるアリサとしては素直に肯定することはできなかったが、ルドルフの一途に過ぎる思いに口を挟むこともできなかった。

 

「恩、か……あの母様が」

 

 とはいえ思い描く母の人物像がルドルフにここまでの恩義を抱かせる行為と結びつかず、余計に困惑してしまうアリサだった。

 

「はぁ、なんだか色々ありすぎて疲れちゃったみたい、部屋に戻るわ。……朝は起こしに来たりするんじゃないわよ」

 

「かしこまりました」

 

 席を立ちながら釘を刺すとアリサは寮エントランスへの扉へ向かうが不意に足を止め、カップを片付けようとしていたルドルフの方へ顔を向ける。

 視線に気づいたルドルフと目の合ったアリサは何事か言いづらそうに口元をまごつかせていた。

 

「ルディ、一つ聞きたいことがあるんだけど……その……」

 

 何をそんなに聞きづらそうにしているのかと考えたルドルフは不意に今日のある出来事を思い出し、それならこの態度も納得できるのではないかとの予想をつけた。

 

「リィンの部屋でしたら二階に上がって右手、右奥ですよ」

 

「なっ……!? ――っ、そんなこと聞かないわよバカっ!」

 

 旧校舎での出来事を思い出してしまい顔を真っ赤にして叫ぶアリサ。

 一悶着あった彼と話したいことでもあるのではないかと勘違いしていたルドルフは謝罪の言葉を口にしながらならば何をと再び記憶を探り出す。

 だが正解に至るのを待たずアリサはため息を吐くともういい、と言い捨て扉へ向かう。

 しかしドアノブに手をかけたところで足を止めたアリサは少しの間動きを止め、ぽつりと投げるように、返事を期待しない調子で言葉を残していった。

 

「――いつもそんな同じ顔で笑ってたらすぐに気づかれちゃうわよ、気を付けなさい」

 

 軽い扉の締まる音、ダイニングに残されたルドルフは最後にアリサが告げていった忠告にしばしの間立ち尽くしていた。

 手に持っていたカップを置き、窓の傍に立つとカーテンをめくる。

 陽が落ちきり夜の闇を向こうにしたガラス窓は正面に立つルドルフの透けた姿を映し出し、自分をその赤い瞳で見返してくる鏡像を眺めながらルドルフはぼんやりとした声音でひとりごちた。

 

「……気を付けていたつもりですが、流石はお嬢様ですね」

 

 窓に映る少年の面立ちは何の感情の色も浮かべていない無表情、その顔が薄く、多少の愛想が感じられる微笑みの形に変じる。

 続けて少し困惑が伝わるような苦笑へ、他者から見ればおそらく見た目そのままの印象が伝わるだろう違和感の無さだった。

 それもそのはず、それらはルドルフがこうして長年鏡に向かい練習を重ねて形作ることが出来るようになった表情なのだから、一朝一夕で見破れるものではない筈だった。

 事実長年の付き合いがある人物、ルドルフに使用人としての指導を施したシャロンのような人物を除き、彼が自然と浮かべるような表情をほとんど持たないことを知る人間はいなかった。

 あるいは今日のオリエンテーリングでそれを悟られるような失態を見せただろうかとルドルフは思考を走らせるが、答えを見つけることはできなかった。

 自らの情緒が全て欠落しているわけではないとルドルフは自覚している、でなければラインフォルトへ恩を返そうなどという意思が湧くこともないだろうと容易に想像できるからだ。

 しかし喜びや怒り、悲しみといった感情の機微が普通の人間と比べあまりに薄く、それが他人からすれば奇異に見えるということも理解はしている。

 おそらくは記憶の無い、六年前に自分が巻き込まれたというある事件に端を発しているのだろうと推測は出来るがルドルフとしてはそれを不便に思ったことは無かった、人と接する際に感じてもいない喜びや悲しみを演じることに後ろめたさがないわけではなかったが、それでも支障なく生きては行けると思っていたから。

 だが持ち掛けられたトールズ士官学院への入学を不要と辞退しようとするのを諌めた、使用人としてルドルフが及びもつかない域に達している女性、シャロン・クルーガーの淑やかな笑みが彼の脳裏には焼き付いていた。

 使用人として自分に欠けている決定的なもの、それをこの士官学院で見つけることができるかもしれないという彼女の言葉が入学への心変わりを起こさせる切っ掛けである。

 調理の腕を磨き、住宅を管理する術をいくら学んでも、使用人としてシャロンとの間に埋めることのできない差が広がっているのをルドルフは感じており、その差がなんであるのか、どうすれば彼女の域に近づけるのかを知りたかったルドルフはラインフォルトと離れ士官学院へと赴く決心をしたのだった。

 初めて経験する同年代の少年少女との対等な立場での付き合い、その体験はルドルフにしても新鮮に感じられるものではあったが、期待していたような実感を得るようなものでもなかった。

 

「焦ってもしょうがありませんね、ひとまず……明日の準備から片付けましょう」

 

 思考を整理するように言葉へと出しながら、始まったばかりの学院生活への期待を胸にルドルフは当初の目的を果たすためキッチンへと足を運ぶのだった。


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