抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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久し振り投稿です


アルビノ烏がくれたもの  後編

儂と言う存在が此の世界に転生又は憑依をして色々な事が起きた・・そして儂が今まで行く手行く中で世間と言う物の中で自分以外の色々な人間が生を授かりそして成長をして老いて最後に死んだのだ

 

そして依然述べたこのオルレアン大公国にしか存在しなかったアルビノ烏と言う原作時間軸と言う物には存在しない物は当の昔に消えたが・・なんでだろうなあ今でも儂は彼女の事を忘れる事が出来ずにいるのだ

 

そして儂は今でも彼女の墓の前で献花をしている・・そう儂と言う存在から見て彼女は儂の母代わりに成ってくれた存在に変わりがないからか

 

さて我々オルレアン大公国量の極一部しか知らないアルビノ烏事ほん本名はリスト・カレリアさんは笑っていた・・否最後まで思い残す事が無い様な感じで安らかに其の人生の幕を締めくくったのだ

 

さて之が儂と彼女の人生の関わり合いと言うべき出来事を端的に述べた・・まあだからこそ儂と言う存在は彼女の死を余り受け入れたくないし其れに彼女が生前の最後に儂に対してこう述べたのだ「ねえ佐藤瑞夫さん頼みがあるんだけど聞いて貰えないかな

 

そうもし私の体と言う存在が地上から消え失せるような事に成っても・・まあ其の佐藤さんが此のオルレアン大公領と言う国と言うか地域を無くさなくては成らなくなったら私達はあなたが其れを選んだ選択肢を恨まないよ」そう述べていたなあ

 

だからこそ彼女は我がオルレアンの土地を非常に愛しそして此の地で果てたかったのかも知れないなあ・・だが儂は否儂達は之から大きな事象を興す為に此の地を捨てる覚悟が出来ているのだ

 

そう其の計画と言うのは「我々がいるオルレアン大公国連邦内で早い話は今現在のブルトン諸島全域と言うかアルビオン王国が支配している領域全域全部とオルレアン大公国連邦内の交換計画」を進めるつもりだ

 

理由は何かと言えば「アルビオンが大陸から見たら離島に位置するから」と言う言葉で表せるからだ・・そう空中に浮かぶアルビオン王国より正確的に言えば此の世界でのブリテン諸島は「防衛費の大幅な削減と文化的な面での周辺国からの亡命民への監視」と言うのが非常に楽になるのだ

 

だからこそ我々は我々の絶対的優位性を維持すべく先程の計画を深く練る必要性があると言う訳だこの計画は自分たちの国と言う存在が他者から出来るだけ干渉されないようにする為の

 

ゲルマニア帝国より正確に言えば「正式名称がオストライヒ帝国を盟主にするゲルマニア人が主体とするライン地方に林立する民族諸国による国家連合

 

並びにポラン族が主導的立場にあるポメラニア王国が周辺諸国の盟主と務める国家連合そしてハザール・ハン国並びにハンザ国家連合並びに南カレリア王国による国家連合体・・略称ゲルマン・ポメラニア・カレリア・ハザール・ハンザ五重帝国」に対して優位性の維持

 

そして未だきな臭いガリア王家にロマリアのきな臭い坊主共の総本山たるロマリア連合皇国の干渉も何度も受けてきた・・だからこそ広義の意味でのオルレアン大公領とアルビオン王国領の土地交換をする積りでいるのだ

 

因みにだが広義の意味でのオルレアン大公領は前世の世界でのフランス共和国の所謂グラン・テスト地域県全域を始めアルザス・ロレーヌ地域、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏とスイスの全土そしてベルギーの全土を支配下に置く広大な面積を持つ貴族の家系だ

 

だからこそ領土的な面から行けば確かにブリテン諸島の全域を名目上は統治下におているアルビオン王家からしてミレア受け入れる事は出来ないだろうなあ・・まあ其の風土に対する愛着とか国家に対する忠誠で

 

だが今現在のアルビオン空中諸島群は内戦状態に成って居るのだ・・そう儂の前世の世界風で言えば端的に言えば「イングランドとウェールズそしてマン島を支配をしている今現在のジェームズ王のアルビオン王国軍とスコットランドとアイルランド全域の反乱軍の戦争」が行われている

 

其れにアイルランドは王政廃止を望む共和制を望む勢力と所謂新教徒そして「ヒベルニア民族党」と言う民族主義系の3つの勢力が連合をしてヒベルニアの全域並びにその周辺を支配をしているのだそうだ

 

だからこそ儂らオルレアン大公国連邦は喜んで先程のヒベルニア共和国の承認をして食料と娯楽物資の提供そして鍬や鎌などの農機具の提供もしたのだ

 

そう何故この様な行為をするのかは端的に言えば「アルビオン王国が之以上トリスティン王国に肩入れするような真似をしない為に目の前の敵と言う物を造りトリスティン王家との連帯と言う物をさせない様にする為」と言う点

 

そしてもう一つ理由を挙げれば「以前起きたオルレアン独立戦争際にアルビオン王国は中立と言う姿勢を取らずに我が国に対しては義勇軍の派兵と言う手段を選んだから其の意趣返し」と言う点だろう

 

そう我々に対して断交と言う手段やトリスティン王国への食料や武器の提供程度なら我らは目を瞑る積りで居たのだ・・まあ其れも向こう側は自らそれを捨てたんだがな

 

だからこそ我々オルレアン大公連邦は同じ様な民族独立そして分離独立を望むような勢力に対して喜んで支援をしているのだ「武器と娯楽製品と食料」と言う物質的な物を・・だからトリスティン王国やアルビオン王国が我がオルレアン大公国連邦に抗議をする筋合は無いのだ

 

さて此のアルビオン並びにヒベルニアと言う島々からなる空中諸島史がどの様に流れるか楽しみだ・・さて信ちゃんがエルフの嫁さんを貰ったからこそ信ちゃんの結婚式に親族の一人として参加をするかね

 

 

 




此の物語を一旦終了をして新たに此の時間軸のルイズに憑依をした原作終了後のルイズと原作終了後のサイトを主人公にした話を書いていきたいなあと思います

だからこそルイズとサイトからして見たらオルレアン大公国と言う畜生国家の親玉達との戦いを描く話に成るります

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