儂が否私と言う存在が未だに10代にも満たないガキで有る頃に此の儂の先代オルレアン大公に謁見をした時の最初の感想と言うのは「オルレアン大公国?そう言えば此の国の正式名称はガリア・オルレアン2重王国と言う名称だったなあ
其れに何故態々オルレアン大公家の当主は一介の平民を其れも早い話は出自すら不明な其れも孤児院の子供を呼び寄せたのか」と言う気持ちで一杯に成って居たのだ
だからこそ其の時の儂は考えて居たのだ「此の今暮らす孤児院自体もあのガリア王家の中枢に居るあの場所よりゲルマニアの国境地域の支配を任せられているオルレアン大公領に有る
だからこそ一体当主と言うべき存在は何を考えている・・そう言えば大人達が以前噂でオルレアン大公家は初代を除き2代目以降今まで女と言う存在を交わらずにそして伴侶を持たずにガリア王家から優秀な人材から選んで
そして新たなオルレアン大公家の当主を決めるような制度を持ち合わせて居る筈だ・・だからこそ其の為に俺や俺の双子の弟のムッシュもオルレアン大公国の臣下の一員にさせると言う事なのか
だが私達は名目上孤児院の子供で当然の如く個人的な後ろ盾も存在をしない・・だからこそたかが一介のガキに対して何故此処までしてくれるのだろうか」そう思いながら私は平伏をした
そう言えば私と言う存在が此の場所に来た際に此のオルレアン大公家の紋章に「鳥とイタリアのファシスト党のそう国家ファシスト党からイタリア王国の図柄が抜けた紋章」そうより分かり易く言えば「鳥の下に横たわったファスケスが或る紋章そうRSI軍の軍旗見たいな紋章」で有ったのだ
だからこそ私が此の大公の屋敷に呼び出された日に孤児院の院長が「貴方達はきっと白い烏に愛された存在だ・・そう大公殿下から直々に貴方達二人を会いたいと望まれた手紙に白い羽も封入をされて居た
そう私自身鳥類が好きで白鳥では無い別の羽が混じって居て・・其れが烏の羽だと理解出来た物だ
だからこそ貴方達は白い烏に愛されて居るんだよ」と言う事を伝えられたものだ
だからこそ此のオルレアン大公領には所謂言い伝えの類で「此のオルレアンに居る大きな白色の烏は子供達の無垢な笑顔を自国の卑劣漢や悪辣漢並び他国のせいで子供達の笑顔をに汚すので有れば世の流れに介入をして
そして・・まあ早い話は其の汚した存在を殺しにかかる」と言う様な言い伝えが存在をしているのだ
そして私が・・そう其の時儂と言う存在が「同じ様に前世の記憶を持つ存在の儂から見て先代の・・そう水橋長明さんと初めての謁見をした際」に私は有る物に目を惹かれた物だ
そう「アルビノ烏」と言う存在だった・・だが普通の大きさの烏では無い、さて話すを少し逸らすが前世の儂は滅んだ動物と言う物が好きだった
其れで鳥類と言うのが好きだったのだ・・だからこそ私はペラゴルニス・サンデルシの様な滅んだ大きい鳥と言う存在は浪漫が会って好きなのだ
さて話は逸れたが目の前の大きなアルビノ烏と言うのはガキで有った儂自身が視認をした際には身長的に言えば多分だが「3メートル50センチ」も有るだろうと判断したのだ
だからこそ非常に大きい・・否神秘的と言うべき物かも知れないな、こうして未だガキで有った儂は儂の現世での双子の弟と同じ部屋で寝る事に成ったのだ
因みにだがあの先代大公との会合の際に双子の弟は居なかった否正確的に言えば何故か知れないが儂だけが此の大公への謁見を許されたのだ
そして其の後にあの時の儂は自身の双子の弟に対して簡潔的に「私と言う存在が謁見をして居た後に其れまでの間何をしていた」と言う事を聞いて見たら
其れで帰ってきた言葉と言うのが「特に何もして居ない・・だがアルビノ烏と会話をしていた」と言う事を聞かされたのだ
そして続け様に「其れでアルビノ烏が「貴方達兄弟は之から此の国を如何したい」と聞きて来たから「僕は皆が幸せに暮らす国にしたい」と言ったら
其れで「フフ其の気持ちをズット忘れちゃ駄目よ」と言う事を話し合った」と言う事を弟は笑顔で答えたのだ
そう何故「会話が出来るのか」と言う事を思ってしまったが・・だが冷静に考えれば此の世界には魔法と言う人知を超えた所謂自然の理とも言うべき物が然も「生活の一部」として社会に溶け込んで居て
そして使用をしない方が否使用出来ない事が不自然と目される世界だ・・だからこそ東に存在をする「元は此の世界での東欧諸国そして南欧諸国の超大国のバルカン皇国連邦」だったが
だが今はビザンチニア皇国連邦と確かウラルスラブ皇国連邦?だったかな?・・まあウラルスラブ皇国連邦は今現在風の噂では内戦中と言う事だからこそ
そう確かソビエト主権国家による国家共同体条約機構に加盟をしている国家に寄る連合体?だったかな・・まあそう言う国が出来たお蔭で今現在此の世界でのロシア地域は内戦中だそうだ
まあだからこそ・・そう私の前世の世界での20世紀の初頭に起きたロシア内戦みたいに最終的にウラルスラブ皇国連邦の全土はソビエト主権国家による国家共同体条約機構に加盟をしている国家に寄る連合体に成り替わるのも私と言う存在が死に果てる前に見れるかも知れないなあ
・・そう世の中と言う存在が移り変わりをする中で我がオルレアン大公領も対岸の火事では済まされない物だ
だからこそ其のアルビノ烏は単に「韻龍とか韻狼の類」と言う風に私は解釈をしたのだ・・そう此の世の中の自然での疑問は「魔法に因ってその様な事に成りました」と言う言葉で解決をされる世界だ
だからこそ我々の前世以上に科学技術と呼ばれる類は発展をしない反面に現代的な論理的価値観が浸透をして居ないお蔭で「国民国家」と言う物が余り誕生をして居ないので「国対国の総力戦」と言う物を起きなくて済むと言う訳だ
まあ・・だが私と言う存在も最初にアルビノ烏を見た際は神々しいと思ったのだ、そう白くて賢い烏は有る意味では「天の使い」と呼べるんじゃないのかな私は思うのだ
そうして私は否私達は眠りに着いたのだ・・そう次の日に態々私の部屋にアルビノ烏が来てくれたんだ