抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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初代オルレアン大公が何故今まで公爵だったのに大公と言う位に就く事が出来たを解説をする回です


復讐するは我に在り 後編

前世だが現世だが儂はある哲学者か其れとも偉人の格言とか名言とかすら忘れたが有る言葉を聞いて・・そして心を揺さぶられた物だ

 

そう其の格言は「復讐を行う際には武器を出来るだけ使用をするな・・そう其の復讐をしたいと望む存在の其れ以下の存在に成るからだ

 

だからこそ復讐を行うのは其の復讐と言う物を望む相手と言う存在事態を相手に対して行わせた状態で自分自身は一切手を汚さずに舞台を見る観客の如く振る舞えてこそ其れが最高の復讐と成る」と言う格言だ

 

そうだからこそ儂は其れを最高の復讐劇とやらを行う事に決めたのだ・・そう今まで儂やわしの先代たちは代々トリスティン王国との深い関係を築くと言う行為を散々だがトリスティン王国と言う国を無視をし続けた物だ

 

そう其の理由を端的に挙げれば「関わる事自体碌でも無い事が起きる国と言う認識を長らく持って居たから」と言う事に尽きるのだ

 

そう・・此の世界でのモンゴル帝国に相当をする「タタール・キタイ2重帝国の旧エウロパ帝国領への軍事侵攻」が350年以上前に起きた

 

そして其の時の此のタタール・キタイ2重帝国の旧エウロパ帝国内での最大版図と言うのじゃ「カレリア地域並びトゥヴァ共和国にブリヤート共和国ロシアの全土、ウクライナの全土、ベラルーシの全土等のルーシ国家群

 

そしてバルト3国のラトビア全土、リトアニア全土、エストニア全土やポーランドの全土、ブルガリアの全土、ルーマニアの全土、旧ユーゴスラビア諸国の全土、アルバニア全土、ドイツ全土、イタリア地域の所謂イタリア半島の全土、チェコ全土、スロバキア全土、スイス全土、リヒテンシュタインの全土、ベルギーの全土、ハンガリー全土

 

そしてフランス共和国のアルザス・ロレーヌ地域、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、ノール=パ・ド・カレー=ピカルディの両圏、イル=ド=フランス地域圏、オクシタニー地域圏、ブルターニュ地域圏」を支配下に置く様な大勢力だったそうだ

 

そう其のタタール・キタイ2重帝国の欧州地域否旧エウロパ帝国の支配地域を支配をしていた存在が旧エウロパ帝国地域征討方面軍総長の確か名前はジョチ・ハンと言う存在だった筈だ

 

そして名目上初代オルレアン大公家当主で有る「シャルル・ヴァロワ・オルレアン」だったかな・・其の初代オルレアン大公家の当主が先程述べた今までのオルレアン公爵家の家格を大公家と言う位に格上げする事が出来たのは

 

そう端的に言えば「儂等の前世の世界線で言う所のモンゴル帝国のフランス共和国支配地域に相当をするアルザス・ロレーヌ地域、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏

 

そしてオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、ノール=パ・ド・カレー=ピカルディの両圏、イル=ド=フランス地域圏、オクシタニー地域圏、ブルターニュ地域圏が支配をする中で此のオルレアン公爵家領だけが何とか領土の死守をする事が出来た事

 

そう何しろ此の頃のガリア王家は首都であった前世のフランス共和国でヴィシーに相当をする場所からイベリア半島のマドリードに相当をする場所まで遷都をすると言う事をしたのだ

 

だがオルレアン公爵家は周囲が先程のタタール・キタイ2重帝国否正確的に言えば旧エウロパ帝国地域征討方面軍総長の確か名前はジョチ・ハンと言う存在が率いる侵略軍に対して初代オルレアン大公はゲリラ戦法や奇策等を使う事によりフランス王国の全土否全領域の支配を脱す事が出来たのだ

 

そう下手したら此の地頭上からガリア王国そしてトリスティン王国そしてゲルマニア帝国そして糞坊主共が率いるロマリア連合国と言う存在は消え去って居たのかも知れないな

 

そう何しろカレリア地域並びトゥヴァ共和国にブリヤート共和国ロシアの全土、ウクライナの全土、ベラルーシの全土等のルーシ国家群

 

そしてバルト3国のラトビア全土、リトアニア全土、エストニア全土やポーランドの全土、ブルガリアの全土、ルーマニアの全土、旧ユーゴスラビア諸国の全土そしてハンガリー等の地域を支配をして居た超大国であり唯一無二の正式なエウロパ帝国の継承国家であったバルカン皇国連邦と言う存在

 

そうあのバルカン皇国連邦と言う存在が一方的に此の世界のモンゴルとかから来た国家に連戦連敗をして成す統べなく負けてそして事実上の領土の分割と言う憂き目に会って居る中で先程述べた通り如何にオルレアン公爵領と言う存在が神懸かって居るかと言う事が理解する事が出来るだろう

 

だからこそオルレアン公爵家領である儂の前世の世界でのフランスのグラン・テスト地域圏のオート=マルヌ県しか出来て居なかった彼は最終的に所謂グラン・テスト地域県全域を始めアルザス・ロレーヌ地域、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏とかも支配する事が出来

 

そして儂の現世での双子の弟が支配をするスイス連邦地域に相当をするヘルヴェティア大公領そしてベルギー領の全土の先程の初代オルレアン大公領の当主で有るシャルル・ヴァロワ・オルレアンは奪取する事に成功をしたのだ

 

だからこそ彼は僅か一代其れも10数年の間で其れ等の領地の奪取の成功をすると言う快挙を成し遂げたのだ

 

だからこそ逆説的に言えば元来先程述べた地域は全て我々オルレアン大公領の正統なる支配領域だと主張をしても何ら可笑しくないし周辺国が文句を言う事が出来ないのだ

 

そう此のエウロパ帝国内での慣習では其の地を支配そして統治をした物こそ其の地域の試合が正統的な物に成るのだ・・そう言う因習と言うかなら儂と言う物が存在をするのだ

 

だからこそ彼と言う存在そう先程述べたシャルル・ヴァロワ・オルレアン初代オルレアン大公は「其の儂が地域を之からジョチ・ハンと言う存在が率いるタタール・キタイ2重帝国の旧エウロパ帝国地域征討方面軍総長から分捕った領地は儂の否オルレアン大公国領の正統なる領地だ」と周囲に宣伝をしたのだ

 

そう・・だからこそ空くまでも此のオルレアン大公と言う屋号自体初代オルレアン大公のシャルル・ヴァロワ・オルレアンと言う存在が勝手に広めた名前だ

 

だからこそ平時ならば不敬罪と言う感じで刑場の露送りに成るが・・だが彼に天が又は神が味方又は加護をしてくれたお蔭で先程屋号を称す事が許されたのだ

 

だからこそ結論から言えばトリスティン王国は初代オルレアン大公と言う存在に大きな貸が有るのだ・・其れなのに未だに例の使者も送らなければ手紙も送らずに

 

そして最終的に儂の現世での甥を殺すと言う事に至ったのだ・・だからこそトリスティン王国と言う存在を儂等と言う存在が許す訳には行かないし、其の物が平穏無事で居られない様にする権利も持ち合わせているのだ

 

だからこそトリスティン王国には約300年間の延滞料金が発生をしている以上は此の国を戦場にして其れに因って利潤を毟り取っても儂等は後悔も無ければ罪悪感も涌かないのだ

 

まあだからこそ先程述べた様に今までびた一文すら払わなかった延滞料金だけでどれ程の被害が出るかジックリと観察をしますかね

 

・・さて先程の話の要約を現世での双子の弟である先ヘルヴェティア大公に話したら「流石兄者・・之で死んだ息子が成仏する事が出来れば、そして部下達が兄者の策略を聞いて其れで納得が出来れば儂は別に良い

 

だが兄者の策略を聞いた部下達は兄者を如何思うのだろうな・・まあ世間の評価を気にし続けるだけの統治者は破滅してしまうからな

 

其れじゃあ儂は此の辺でお暇するよ」と言う事を残して彼の治める地に戻ったのだ・・さてどの様な反応をするか

 

さて之から10数年後までトリスティン王国は生存できるのか非常に楽しみだ・・まあ勿論の事儂等オルレアン大公領には松原さんの様な前世の記憶を持つ存在以外のトリスティン王国から難民は全て排除をするがな


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