抂いし王の叔父   作:岐阜の人

6 / 70
 今回の話はどうやって佐々木武雄さんの場所が掴めたのかと日本塾の授業内容について佐々木さんと話し合う会です。


魁日本塾

 今から話す内容は簡単に述べるとどうして、私が佐々木さんの住所を見つけられたかに付いて回想するとこから始めようと思います。

 

 あれは兄に自分が前世の記憶持ちで、前世は多くの実験によって、沢山の時間と資源と労力と犠牲の御蔭で人類は今以上の発展を遂げた代償が社会の無駄と言う無駄を淘汰する。早い話をすれば「超合理化社会」が到来をして多くの無駄が無くなった社会が自分の前世の世界で有ると伝えた。

 

 確かに私が兄に喋った現代の社会は「合理化社会」と言うのは確かに語弊が有る言い方が有るのかもしれない。

 

だが、私の論理学からすればこの発言は合理社会で有るのは間違いないのである。例を挙げて以下の流れを通して見れば文明社会が以下に合理社会なのかが分かる。

 

 「まず、この合理化の流れを分かりやすい例は何だと言う問いに対して「携帯電話」が一番いい例だと私は思う。

 

 まず最初は電話を外で話したいと言う不満から始まり。そして、1980年代にショルダー式の携帯電話が発売された。その時に外で会話ができたらと言う不満が消えた。

 

 そして、今度はショルダー式じゃ無く、片手で収まるサイズに成ったら良いのにと言う 不満が1990年代初期に不満が解消された。

  

そして、携帯でデジタル写真が撮れたらの不満が、写メ代用携帯を生み出し

  最後は、携帯電話とノートパソコン両方使えたらよい、と言う感覚で「スマートフォン」が出来た。」

 

 

  以上の事から「不満の解消=合理化」の図式は完成してしまい其れで高度な文明社会は極端な合理社会とホボ≒に成ると私は思う。

 

まあ結局私が言いたい事は、人々がより良い物を欲しいと望んで居る内に本来の使用をする・・先ほど例を挙げた携帯電話は「外で電話をする事できる」其れが最低条件だ

 

だからこそ其れだけでは

 

だから今から30年40年後社会は今以上の合理社会と成って仕舞っているか。それとも逆に無駄を省く行為自体が「無駄」と判断された社会に成って今以上に不便な社会が到来するかは今の自分には分らない。

 

 

 そうして、兄に「結局お前は私の元に何をしに来たと言うのだね?、まさか自分は前世の記憶持ちだと言って自慢しに来たのかね?あいにく「王」と言う職は時間のかかる仕事でねお前との痴話話をする時間は無いのだよ。」と顔をニヤニヤしながら「要件を言えと」からかっていた。

 

 そして、自分は今この世界に現代的なこの世界で言うなら。「場違いの工芸品」はないのか、あるなら世界中からそれらを国費を捻出して掻き集めてほしいと王に対して自分成りのプライドを込めて誠心誠意を尽して自分の頭を頭に付けて懇願した。

 

 それで、そんな態度を見かねたのか王は「ワシに頼みに来た理由は「珍品集集」をする為に様は金を貸せと言いたいんだろ。答えはNOお前の道楽の為に金を貸すほどガリア王国は金を払う程無駄が無い

 

それにお前さんは他人と違い前世の記憶を持って要るんだろうが、其の知識を活かして商売をして

 

そして利潤を取りその金で珍品集集をすれば良いでは無いか」とまあ有る意味至極真っ当な年上の兄から直々にキツイ言葉を頂戴する事に成りました。

 

 それで兄は一旦沈黙した言葉で続けざまにこう述べた。「まあ、少し無駄な話を聞いてくれんか。

 

実はなガリア王国ではこれからお前さんの言う「富国強兵」政策をより一層取り入れようと思うそれでな、技術サンプルと成りえる物が有るかどうかを判別や探索する為の機関を作ろうと思っておるんじゃが、お前はそこの機関の名誉所長に成って貰えんかの?

 

 

まあ強制はしないけどなお前は珍品集集をしたいとヌカシておったから関係の無い話じゃがな、まあ珍品集集するのを頑張っておれ。兄はお主の趣味に付いて、トヤカク言わんからな」とアカラサマ自分の発言は本心ではないですよ。と言う雰囲気で話していた。

 

そして、私は名誉所長としての第一歩を踏み出す事になった。

 

 そして、ガリア王家直参のスパイ組織に「どうか、どうか、王国の為にそして諸君が家族や故郷の住人の誉と成る様に場違いの工芸品をしっかりと探してそして、手に入れて来てほしい。

 

そして、もし場違いの工芸品かどうか判断しかねる物が有るなら一旦スケッチをして、私の元に見せて来てほしい。

 

さあ、諸君よ、同胞成る諸君よ一緒に故郷を盛り上げよう」とそこに居た方々に最大限の鼓舞をさせて貰いました。

 

 

 そして、1週間の間に「デジカメ、ペナント、ラジオ、ファミコン、MP40 有坂38式歩兵銃、扇風機、ミニ4駆」等多種多様な物が送られてきた。そして一人の部下が有るスケッチを渡してくれた。そして自分はそれを見るなり部下にこう言った。

 

 「この置いてある場所は何処に有るの?もしこれが、ある場所が敵国だったらそして、動かす事が出来たら軍事力のパワーバランスが絶対に起きてしまうから、正直に答えてね。これは何処の国のどの場所に有るの!!」と切迫詰まりながら部下に対して言った。今考えれば自分はマダマダ幼稚だと思ってしまった。

 

 そして、隣国のトリスティンに思う向いた「零戦」を見に行く為に、そして「同胞である佐々木さん」に出会いそして佐々木さん一家をガリア王国に連れてきて事前に佐々木さん一家の居住する家を王費から提供する事にした。

 

それで結局自分は佐々木さんのゼロ戦をダルブに置いて来て仕舞った。理由は未来の主人公へのプレゼントと実は零戦とは別に「秋水」と言う日本のジェットエンジン搭載した戦闘機を見つけ。

 

それを部下の報告で見つけそちらをガリア王国ではこの「秋水」を量産する事を決定した。

 

其れでなぜ春水を量産体制に入ることに成功をしたのかは端的に言えばこの世界に私と同類の所謂「転生特典を持つ転生者」が居るからである

 

それで彼の名前は「佐川実」という名前で彼の転生特典の能力は「色々な世界に転移をする能力」そして「争いに係る物を無限に召喚」すると言う二つの能力があるのだ

 

だからこそ私は彼に頼んで先ほどの秋水と所謂燃料類の大量召喚をしてくれたのだ・・だからこそ後は整備する人を探すしかないというわけだ

 

 さて、有る程度第一目標の「珍品集集」を達成できたので第二目標である。「魁日本塾」を開校する為に頑張りますかね。

 

それで、魁日本塾はズバリ第1の目標は「日本の民族教育(空手、柔道等の体術や道徳教育等)をガリア国民に植え付ける」第二目標は「日本料理屋日本の娯楽を広める」である。

 そして最後の目標は「そして、広めて学んだ人間が伝道者に成る。」で有るこの3本の柱にそって日本文化を広めるのが「魁日本塾」なのである。

 

まず最初は佐々木さんと相談をする事にした。理由は今この中でマトモナ日本人は彼しか居ないからである。

 

それに私は元日本人で有って今はガリア王家の一員なので私が見た中で純粋な日本人は佐々木武雄さんしか残念ながら居ないのである。そして自分は佐々木さんの所に言って。

 

それで「まず最初に兄であるガリア王国の国王は我らの学校に、協力をしてくれて許可を貰った事を伝え

 

そして二つ目に今後の運営方針についての相談をしてくれないか」と言う事に付いて話をするつもりだ。

 

 そして、佐々木武雄さんは「よーきた、よーきた坊主よそれで、兄弟のコネを使って日本塾を作るんじゃろ?それで、具体的に体術と道徳の授業を任せて欲しいじゃと?

 相分かったガキ共に日本の素晴らしさを教えてやるか、これでマダマダ死ねないノウ」と元気はつらつとしながら

 

そして佐々木さんは笑いながら先程の言葉をしゃべり、それで私は忙しい身なので佐々木さんは塾長をヤッテ頂戴と言ったら

 

 

それで佐々木さんは二つ返事で「おうおう、尚更此の老いぼれのワシはマダマダ死ぬ事は出来んのう。

 

ちゃんと子供達を立派な「日本男児、大和撫子」にしてやるから、もし暇が出来たら魁日本塾に来て一日講師に成ってくれよ」とまで言われてしまった。

 

まあ私は、また珍品集集でも励みますかね




 作者が秋水を選んだ理由は最初は紫電改か桜花で迷いしたが確か秋水と言うジェットエンジンを積んだ戦闘機が有ったなと言う理由で「秋水」になりました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。