抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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此のタイトルの意味には色々の意味が込められて居ます・・まあ其れを念頭に置いて見て頂ければ有り難いです


形は変われど  後編

さて儂等と言うか此の新興国の先代当主と其の国家の重鎮と言うかNO2とも言うべき存在で此の国の影の支配者で先代オルレアン大公のブレーントの右腕だのと言われた佐川さんを長く待たした彼女

 

そう其の彼女と言う存在は己が身一つで此の場所に来たのだ・・そう普通なら侍女や近衛兵の数人位は用意をする物だ

 

だからこそ彼女と言う存在は今までのガリア王国のゲルマニア帝国の影響力下又言い方を変えれば「ガリア王国のゲルマニア帝国の統治下」をしてきた彼女は其れなりの外交的な戦術と其れなりの政治的な能力を身に付けているのだ

 

だが彼女と言う存在はその様な物をして居ないのだ、だからこそ儂と言う存在は彼女と言う存在が何を企んで居るのかを考える必要性が有るのだ

 

そう向うさんも馬鹿じゃない以上は「私と言う存在を襲いたければ襲えばいい・・まあ其の時貴方の国の評判と言う物は地に落ちますがね」と言う事を平気で思って居るだろう

 

だからこそ今現在彼女が先程述べた様に「貴方方の方から挑発的な事を述べてきてくれれば其れで良い・・そうすればガリア王国が盟主と成り参加国にトリスティン王国、アルビオン王国、クルデンホルフ大公国、ロマリア連合国、ゲルマニア帝国そして海を挟んで向うの大陸のノルド大陸の全域を支配下に置いて居るスカンジナビア諸国連合

 

そして嘗て此のハルケギニア大陸と言う大陸の半分以上を席捲して・・そしてオスト・ライヒ以外のゲルマニア帝国領の全土そしてロマリア連合国の本土の土地そして新たに出来た事で父上から聞いたソビエトによる主権国家に寄る国家連合の全加盟諸国以下UCIS加盟諸国をも支配をしたタタール・キタイ2重帝国

 

そして其のタタール・キタイ2重帝国の此のハルケギニア大陸の西側地位に所謂旧エウロパ帝国の支配地域のパンノニア大高原に存在をする言わずと知れた先程のイリュリクム・ハン王国

 

そして此のハルケギニア大陸の西側地域の大部分を支配下に置いて居たエウロパ帝国の東管区総州の半分以上を支配下に置いて居る旧エウロパ帝国の遺志を継ぎ

 

まあ私達ゲルマニア帝国からして見れば新興国家とも言うべきビザンチニア皇国連邦が一斉に貴方の国、そう貴方方のオルレアン大公国国家連邦と言う存在を蹂躙する事自体が充分に可能なのよ・・本当にね

 

だからこそ今まで通り貴方方は此のオルレアン大公国の国家連合体と言う存在を私達ゲルマニア帝国と言う存在は認める代わりに・・そうね貴方方の現当主である私の可愛い弟のルイ・フランソワ・オルレアンそうルイちゃんの新たな継承者をルイちゃんからして見れば甥に当たる存在

 

そうね未だに認証の儀の最中だから真明と言う物を明かす事が出来ないから・・そうね私の弟みたいなルイと言う名前にしたの

 

だから其のルイちゃんを後継者に認めてくれるのと其れと先オルレアン大公国であるガストン大公には自分の領地で有ったオルレアン大公国に引き込まれずに私自身の伝手を伝いゲルマニア帝国に存在をする避暑地とかで過ごされては如何ですか

 

そうキット好い所ですよ・・ですからガストン先大公もきっと此の地に着て良かったそして此の地に暮らしてみようと言う気持ちに成る筈です」と言う感じで半ば脅迫そして半ば甘言

 

そう彼女ならば必ずやその様に飴と鞭を巧みに使い分けて儂らセルマニア帝国の宿敵とも言うべきオルレアン大公国国家連合の名誉宗主にして先代オルレアン大公国に当主の儂と言う存在と

 

そして其のオルレアン大公家と言う新興家の発展をオルレアン大公家と言う物を躍進をして来た裏で支えて来たサガワ相国家の現当主で有る「トール・アルザス・サガワ相国」も同じ様にゲルマニア帝国の素晴らしい場所にご招待をしますと言う感じで誘い込むんだろうなあ

 

さて此のエウロパ帝国の西管区総州と言うべき地域から出来た此のガリア王国と言う王国をまあトリスティン王国やアルビオン王国そしてガリア王国にロマリア連合国の連中は古い事を取り柄に新興国の力と言う物を昔から軽視する癖と言う物が存在をする

 

そうだからこそ先程述べた4カ国からして見れば新生国家と扱われて居るガリア王国と言う存在をゲルマニア帝国の一部にする事に成功をした事に関して一番大きな手柄を果たした存在

 

そうゲルマニア帝国の上層部そう彼女の養父とも言うべき現ゲルマニア帝国の皇帝の存在からもの勅命と言うか密命言うべき存在により己と言う存在を道具としてヨハンナ・エスターライヒと言う存在を捨てて

 

そう全ては自身と言う存在が生まれ故郷所謂母国から・・そして育てた国の祖国の一部にする為に励んできた彼女と言う存在は立派な祖国の英雄だと評価されるだろうなあ

 

まあ無血で此のガリア王国と言う国家と言う物を簒奪をする事が出来るのだから・・だからこそ無駄にゲルマニア帝国のガリア王国への遠征そして周辺国のゲルマニア帝国の敵視と言う物をされなくて済むのだ

 

だからこそガリア王国の王酷使を纏めた所謂将来的に見た歴史の教科書からして見れば「傾国の后又は売国奴」と散々な評価を受けるだろう・・否本来受けるべき存在は多分だが今は亡きマリア・カスティーリャさんと言う存在なのかも知れないな

 

そして儂等が色々と頭の中で思考と言うか今後の対策をして居てヨハンナ・エスターライヒさんで表面上で笑顔で顔向けをしたら・・少しヨハンナ・エスターライヒさんは溜息を吐いたのだ

 

まあエスターライヒさんは「もうコンナ茶番劇は止めにしませんか・・端的に言えば私と佐藤さんそして佐川さん貴方達二人と私は貴方達と同じ転生者と言う意味では同族ですからね

 

其れと佐川さん貴方私が私と同じ同族のハイリンヒ・ゲッベルスさんと話をしている際に盗聴活動に励んで居たでしょ・・正直言わないけどバレバレよ

 

後因みにだけど私はマリア・カスティーリャでも無ければヨハンナ・エスターライヒでも無ければ此の世界のソ連に相当をするソビエトによる主権国家に寄る国家連合以下祖国連合に所属をする存在なのよ

 

因みにだけどマリア・カスティーリャと言う存在もヨハンナ・エスターライヒも、そして私と言う存在も三つ子の姉妹として生まれたの・・其れでヨハンナは今ゲルマニアに居るし

 

そしてマリアの方は死亡をして居なくて今現在彼女そうマリアは名目上ではソ国連合のガリア王国大使館の施設で暮させているの・・だから私と言う存在が所謂オルレアン独立戦争をして居た際に入れ替わって

 

そして私が佐藤さんや佐川さんを呼んだのは貴方達が私達と同族なのか・・そして私が所属をしているジーク・ブロッドの下部組織のノイ・オデッサと協力関係を結ぶ事が出来るかの確認の為に読んだの

 

だからこそ其の外交の為に態々読んで長時間待たせたのはノイ・オデッサの本部への連絡とそして此のグラントロワでの人払いの為に時間を費やして居たの・・其の事に関しては申し訳ございません」と色々と彼女はトンデモ無い事を述べて来たのだ

 

其れで先ず最初に私は「「ノイ・オデッサは如何言う組織だそしてジーク・ブロッドとは如何言う組織だ」と述べたら彼女は少し考えて

 

そしてジーク・ブロッドの事は異世界を色々と転々と旅をしている佐川さんなら聞いた事が有るから敢えて述べないけど・・まあ佐川さんから聞いてねジーク・ブロッドの方は

 

其れで、ノイ・オデッサは所謂私や佐川さんそして佐藤さん等の前世の世界でのオデッサ機関の様に来世の地でね

 

そうファシズムやナチズム、そしてゲルマン民族の文化を広める為に所謂前世がドイツ人そしてドイツ系のドイツ人とのハーフとかの人達が民族主義者や反共主義者そしてナチス信望者が集まって出来た組織なの

 

因みに私の前世の名前は滝山マリアと言う日独のハーフなの・・其れで此のノイ・オデッサが此の世界と言うか此の世界線で出来たのは今から300年前と言われて居る」

 

其れで今現在其のオデッサが本部に置いて居るのはゲルマニア帝国じゃ無くてノルド大陸でも無くて此の世界でのアイスランドに相当をする場所なの

 

まあ今現在其の地名はノイ・アーリア国と言う名称に変えられて居るんだけどね・・其れで私が本部に齎された仕事の内容は「ガリア王国に拠点を構え周辺国の情報を本部に送れ

 

そして私達以外に転生者や憑依者と言う存在が居たり我々とは又違う独自の国家や転生者や憑依者と言う存在を集めて集団的形成を取る存在が居れば其の勢力とのセ接触と交流をして

 

そして我が組織と相反する思想を掲げる転生者や憑依者の集団であれば最初に説得をしてそれが駄目なら排除を掲げる」と言われたの

 

だからね貴方達の今までの行動を見たけど私達の組織に不利益を被る様な行動をして来なかったし・・そして私達の組織に敵対をする其れらしい素振りをして来なかった

 

だからこそ私は貴方の組織と共闘戦線を張る様に組織に報告をするね」と言う事を述べたのだ

 

オデッサ機関か・・此の世界でもナチズムと言う思想と向き合わなければ成らない日が来るとはなあ

 

まあ其れも仕方が無い事か


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