私達は今何故佐藤さん事現オルレアン大公連合の盟主にしてオルレアン大公国の前当主の「ガストン・フィリップ・オルレアン」と言う存在が
まあ其のこの様な「別天津神連邦オルレアン大公国連合の樹立を目指す事を想定しての準備をしておけよと言う事を述べたのだろうかと言う事を話し合って居るのだ」・・まあ流石にこの様な重大な事を外の屋台のオデンで話し合うのもあれだったので
だからこそ今私達が居るのはオルレアン大公国の大公の居城で有る・・そう「メス・トロワ」と言う名の独自のトロワと言う王家の宮殿で有る場所の名前を使い其の名前にしたそうだ
そして因みにだが此のメス・トロワに何故私と言う存在否私達4名が入る事が出来るのかは今現在私達が「月下」と言う秘密組織に入って居る事に尽きるのだ
其れで此の月下と言う組織の役割と言うのは非常に単純で「オルレアン大公に目星を付けられた優秀なオルレアン大公領内の優秀貴族の当主や其の親族そして知識人を集めて・・そして此の国の生末を決める組織と言う事が表向きの理由だ
だが裏の理由は端的に言えば転生者と言う存在や憑依者と言う存在を一箇所に集めて相互扶助と相互監視をさせる為の組織」なのである
だからこそ私達は今現在オルレアン大公国の大公家の全権を表では握って居る「シャルル・ペタン公爵」・・そう此の世界でのオルレアン大公連合国とも言うべき構成国の一部で有り先の第一次オルレアン戦争の際に唯一我がオルレアン大公国側に本格的に経ったヘルヴェティア大公の3男である
其れで「ヘルヴェティア大公国の先代大公から見たら3男に当たる人物で有る此のシャルル・ペタン公爵」は「あの第一次オルレアン戦争でトリスティン王国に使者を出してトリスティン王国側によって処刑をされたアルバート・アルザスとは双子の兄弟」と言う間柄だったのだ
だからこそ最初彼の方・・そうシャルル・ペタンと言う存在が「ガリア王家並びに公爵家に古くから伝わる因習である双子が生まれた際に片方が教会に入り帰依をする」と言う風習が有り
だが佐藤さんは我々他の転生者に対して・・まあ所謂信ちゃん事現世ではルイ・フランソワ・オルレアンのオルレアン大公への大公の地位の移譲のから第一次オルレアン戦争残る以前に述べた因習として有る事を語ってくれたのだ
そう佐藤さんは其の話を話す際に何処か遠くの方を見る感じで「どの道我がオルレアン大公家の代々流れる呪いにより儂と言う存在が結婚をしようがしまいが例え城下町に暮らす商人や町民共の妻や娘や娼婦と交わろうとも呪いにより子を孕む事が出来なくなるのだ
だが一応の事先代の当主には子供が存在をして居たには居たが其の結婚相手と言うのは所謂人間に化ける事が出来る韻龍や韻狼そして韻鳥の類だった
だが其れでも尚所謂水子に成ったり若くして早逝したりもしたそうだ・・だからこそ最終的にオルレアン大公家の当主の座を儂と言う存在に譲る事に成ったのだ
だからこそ今現在のオルレアン大公国と其のビザンチニア皇国連邦の関係は儂の先代が20代の頃から否10代の後半の頃から続いて居るのだ・・だからこそ其のオルレアン大公国と其のビザンチニア皇国連邦の関係は今でも続いて居る」と言う事を述べたのだ
そして続け様に「そう言えばハンス・ダッチ君否此処は松原さんと言うべきか、さて松原さんが暮らして居たトリスティン王国には認証の儀否間違えた承認の儀・・まあその様な呼び方の儀式はあったか」と尋ねて来たのだ
だからこそ私はその様な儀式はトリスティン王国で執り行われて居なし抑々その様な儀式がどの様に執り行われているかも知らないと述べたのだ
そして佐藤さんは「まあ先程述べた認証の儀と言う物は・・まあガリア王家とガリア王国内での一部の大公家しか行われない儀式の名前だ
そう何故この様な儀式が行われたのかは・・そう之は先程述べた双子に因ってガリア王国と言う存在が騒乱と内戦に成った時代より前から存在をする儀式だと文献には残って居る
其れで其の御式が起きた背景には今から5800年位前、そう未だエウロパ帝国が存在をして・・そして未だに其々の王家が否王国と言う物が其々の地域否此の時は管区と述べる方の方が正しいか
まあ先程の一管区の一郡の領主に過ぎなかった時にガリア王国の元と成るオルレアン国と言う国を造ったそうだ・・さて其の時のエウロパ帝国では時の皇帝が余りにも専横的政治を繰り返す御蔭で各地そして各州で反乱活動が勃発をしたのだ
其れに因り其の時の現ガリア王国の正史での表記では名目上の3代目の王であるジョゼフ・オルレアンが西フランク州又はケルト州での反乱組織の盟主格に任命をされたそうだ
だが当然の如く其の時の専横と独裁を極める皇帝は欲深い存在では有るが所謂暗愚と言う存在では無いからこそ
そうだからこそ先程の各地域そして各州の反乱を指導する盟主格そして並びに参謀役的な存在の親族や家族の暗殺をすると言う手段を取りました
其れに因りジョゼフ・オルレアンの愛娘で有り周りから才女そして聖女として認められて居た「ルイズ・オルレアン」は先程の皇帝の専属の暗部組織に因って夜に拉致をされ処刑場に連行をされました
其の情報を聞き受けて居ても経っても要られなかったジョゼフ・オルレアンは其の所謂処刑を執り行う存在に対して
そう「娘の替わりに私を殺せ」と言う事に成り・・其れで執行者自身も今の皇帝の専横政治に対して見限りの気持ちが存在をしていたからこそ
だからこそ其の提案を受容れました・・そして其の処刑を執り行う存在自身も流石に其のジョゼフ・オルレアンと言う存在に対して尊敬心と言う物が有ったからこそ
だからこそ処刑前夜の夜に牢屋に捕まって居たジョゼフに対して「なあ大将・・御前さんは明日刑場の露に消える人間では無い
だからこそ親から貰った名前を捨てて闇に紛れて大将自身が変えるべき場所に帰り・・そして愛するべき元に戻るべき御仁だ」と其の執行人は職務を放棄して其のジョゼフ・オルレアンの脱獄の扶助をした事により彼自身刑場の露に消える事に成ったのだ
だからこそ先程の人物はフィリップ・ダルクと言う名前だそうだ・・だからこそ今でもガリア王国内での歴史の教科書には「義人ダルク」と掲載をされて居るそうだ
さて其れで其の義人ダルクの行いは生涯に渡り忘れる事が出来なかったジョゼフ・オルレアンは子孫達に「儂の血を持つ存在は認証の儀を受けよ・・認証の儀は己と言う存在が己の両親から見て一人前と認められるまで親から貰った真名を使う事を禁止する儀式だ
そう儂と言う存在はあの義人に因って今も生きて居る事が出来たのだ・・だからこそ儂自身の子孫があの人の前で立派な人間だ認められる程の存在でなければ儂と言う存在はあの人に会わす顔が無いのだ
だからこそ其れまでは此の儂自身での家系では其の認証の儀を必ず取り入れろよ」と言う事が認証の儀と其の認証の儀が出来た背景だ」と言う事を佐藤さんはペラペラと述べたのだ
そして今現在私達は「オルレアン大公国連合又はオルレアン大公国連邦の別天津神連邦オルレアン皇国連邦の建国の本格的な下準備」を整い・・そして此のオルレアン大公国連邦の構成国に成る他二つの大公国も「此の侭グラつき腐ったような状態のガリア王国の王家よりも新しい別天津神連邦オルレアン大公国連邦の方がマシだ」と言う事に成ったのだ
そう其れに因り「表面上でのオルレアン大公国並びに二つのガリア大公国家のガリア王家からの離脱」をする流れは出来た
だからこそ有る意味佐藤さんが望む流れに着実に進んで居ると言う事だ・・まあ其れに因り「交渉決裂からの王家の刺客と言う物が放たれて・・そして佐川さんと佐藤さんは応戦をした後に難を逃れ
そしてガリア王家からの完全決別後に・・まあ其の後にガリア+ゲルマニア帝国対オルレアン大公国連邦+ビザンチニア皇国連邦」と言う流れが出来るだろうなあ・・まあ起こる可能性の方が充分に高いのだ
だからこそ近い内に地下第二次オルレアン戦争が起きても仕方が無いのかも知れないな・・まあ之も人の業ゆえ仕方が無いのかも知れないな