抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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佐々木三郎さんの前世と現世での活躍を描く所謂章と章の間に置く閑話みたいな回です


私は私 前篇

私事佐々木三郎と言う存在は前世では1960年11月21日に今で言う所の日本国の岐阜県羽島市の生まれである・・そして前世では23歳の時に岐阜県内では有名な美飛新聞と言う新聞会社の記者を勤めていた

 

そう先程述べた美飛新聞と言う新聞会社を知らない岐阜県民と謂う者は早々いないと言われる程の岐阜県有数の新聞会社だ・・まあ私の親戚の家では先程の美飛新聞を購読しなくて隣県の愛知県の名古屋市に本社を置く「日央日報」と言う新聞会社を購読しているのだけどな

 

そう日央日報は正直な所で言えば多分だが中部地方で知らない人は多分だが居ないと言われるほどに購読をされて居るであろう新聞会社である・・其れに何より先程の日央日報には東京都に本社を構える同じ新聞会社である書買新聞が保有をする「書買タイタンズ」と言う野球の球団を保持しているし

 

関西の大阪には大阪と兵庫県の神戸を繋ぐ鉄道会社の「大兵電鉄」が運営をする「大兵ドラゴンズ」と言う球団が存在をする

 

そして本題である我らが中部地域に存在をする日央日報が保有をする球団が「日央タイガース」と言う訳に成るのだ・・因みに何故日央新聞と言う社名に成ったかと述べれば「将来的に此の新聞会社が中部地域の新聞否

 

そうだな日本の新聞会社の売り上げの中央を越え上位に上り詰めれる様にと本社が名古屋に有る事から日本の中央地域に存在をする中部地域の方都に存在をすると言う意味合いから」そう日央日報と言う社名にしたと其処に働く同僚の水橋速雄さんがそう述べていたなあ

 

まあ私と言う存在は昔から色々な場所に旅をする事をするのが非常に好きだったし・・まあ割かし其の旅をする事に対して誇りを持って旅行に行ったりもした

 

だからこそ自然と私は旅行先である日本各地を旅する事に或る意味では人生の生き甲斐と言う物を感じて居たのかも知れないなあ

 

さて私が前世で死んだのは2011年3月の11日である・・そう多分だが後世の世界では平成23年に起きた東北関東大震災と表記をされるのだろう

 

まあどの道私が死んだ日が先程述べた様に2011年の3月に死んだ事に変わりが無いのだ・・そして私は目を覚ますと所謂白色しか無い空間に居たのだ

 

そう私は旅行と言う物が好きな同時にこの様な都市伝説又はオカルトとか歴史とか地理と言う物が非常に好きだったのだが・・そう私が知るオカルトや民族的な神話では人間が死後に行く世界と言うのは相場として「暗く薄気味悪い場所」と言う風に乗って居るのだ

 

だからこそ先程の民族的な神話から考えてこの様真っ白い空間と言うのは正直な所を述べれば有り得ないのだ・・だからこそ今私が体験をしているのは所謂俗世間的に述べれば「臨死体験」と言う事に成るのだろうか

 

まあ逆に言えば臨死体験と言われた方が気持ち的に楽に成る事が出来るのだ・・そう私は臨死体験をする前に行きたい場所が存在をしていたのだ

 

そう其の場所と言うのが欧州旅行と言う事だ・・そう実は私は所謂福引を受けて家族4人で行く「フランスと旧ベネルクス地域への旅6日間の旅」に当選をしたのだ

 

そう私は国内旅行と言う物しか今まで回る事が出来なかった、そう前々から海外旅行と言う物に行きたいと思いは非常に有った・・だが残念だが私の前世での生活では4人を連れて行けるだけの金を持ち合わせては居なかったのだ

 

だからこそ此の券を手に入れた時私は「天に愛されて居る」そう言う風に思った物だ・・だが其れ叶わずして「此の長期的な臨死体験」と言う事成る

 

だからこそ旅券の関係上私だけが行く事が出来ずに先程のフランスとオランダ・ベルギーそしてルクセンブルクを行く6日間の旅は家族だけが行く事に成るのだ・・はあ私は天に付いて居るのか付いて居ないのか何方のだろうなあ

 

そうして考えていると所謂奥の方から目女神的な存在が現れたのだ・・そう彼女は神々しい存在だったからこそ女神かなと思ったのだ

 

そして女神さんの方から「ああ貴方が死亡をした佐々木三郎さんね・・其れで貴方は並行世界のゼロの使い魔に転生をして貰うかね」と述べて来たので

 

だからこそ私は彼女の発言から察するに私と言う存在は現世であの東北関東大震災で死亡をしたんだなと思ったのだ・・それにしてもゼロの使い魔と言う作品はどの様な作品なんだろうか?

 

そして私が考えていると女神さんが「因みにだけど私達神と呼ばれる存在は読唇術と言うか頭に思った単語又は用語を瞬時に理解出来るからね・・其れでゼロの使い魔と言うのはね平賀サイトと言う少年が秋葉原で宙に浮く魔法の鏡を見つけて

 

そして好奇心で入ったら異世界に飛ばされて・・そして公爵家の3女が其の少年を召喚をした事によって物語が進むと言う中世欧州をモデルにしたファンタジーな作品だよ」と述べたのだ

 

そうか所謂ロードオブザリングとかロードス島物語的な作品か・・だが中世の欧州特に西欧地域では魔女狩りとか異端審問とかをした時代だっけな其れとかフランスでは絶対王政をしたり13世紀か14世紀では100年戦争と言う物が起きた年でも有ったな

 

だからこそ私の来世と言うのはどうせ其処の平民だから碌な人生を歩む事は無いんだなと思ったのだ

 


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