抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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異郷の地で 後編

私は前世の記憶と言う物を持ち合わせて居る存在である・・そして私は双眼鏡から覘いた景色を見て「ああやはり私は現世の世界がファンタジーの世界で生きているんだなあ」と改めて実感をする事に成ったのだ

 

そう目の前にエルフ族の少女が居たのだ・・そう私は改めて其のエルフの少女を見て顔を顰めなければ成らなかった

 

そう其の少女は「所謂巨大なサソリ」に追われて居たのだ・・そう見た感じそのサソリ大きさが多分だが10メートル程も有るのだ・・因みに其の現場は距離にして2・5キロ位だった

 

だからこそ目の前の少女はサソリの餌食に成るだろう・・そう其れも自然の定であるし世の道理なのだ、だからこそ目の前の少女は運が悪かったと言うべきなのだ

 

やはり私と言う存在は前世の世界では「救いたいと言う気持ちが有るけども力が無い故に無鉄砲な行動を取る事が出来なかった」のだ

 

だが今の自分は確かに表面上では前世では手に入れる事の出来なかった力を手にする事が出来た・・だが逆に其の力を手に入れる分「其の力を社会の為全体の為」に行使をしなければ成らないのだ

 

だが本当に目の前の少女はサソリに追われて居るのだろうか・・何しろ何故保護者的存在のエルフが居ないのだろか?と言う少し此の場面で欠けて居る物が浮かんでしまったのだ

 

だからこそやはり私は「責任と言う物を避けたいや物事に深く関わったり面倒事には極力関わりたく無いと言う気持ち」が心の奥底に有るのだ・・やはり私は臆病で有り小心者なのかも知れないな

 

そして私が考えて居る前に佐川さんが「なあ信チャン・・確かに信チャンが考えている通りに何故砂漠のど真ん中に粗道具無しの着る物しか持ち合わせて居ないエルフの少女があんな巨大なサソリに追いかけられて居ると言う事が気に成って居るのだろ

 

だが此れが仮に罠だったとしても巨大なサソリの化け物が少女を噛み砕いて飲み込むと言うグロテスクで夢見が悪いのは其れ以上に否だろ

 

だからこそ最悪俺達は只の行商人と言う設定で目の前の巨大なサソリを塵に変えるか・・まあ其の後只後ずさりをすれば良いんだよ

 

まあそうすれば目の前のエルフの少女と関わりを持たずにそそくさ隠れる様に逃げて・・だからまあ取り敢えず目の前のサソリを倒しますか

 

まあ其れか閃光弾とか投げてサソリの気を俺達の方に気を引いて・・そして其の間に戦車に乗り砲弾を当てれば良いんだ

 

だからこそ俺は10式戦車を数台と戦車兵を召喚をして・・そして其の間に信チャンは目の前のサソリをエルフの少女から此方に気を引く様に仕掛けてくれ」そう述べたのだ

 

だからこそ私は爆発魔法を連続で発生をさせた・・そうしたら巨大なサソリは音で此方の方に向って来だしたのだ、そして私は佐川さんが召喚をした閃光弾を投げまくって10式戦車の中に私は入る事にしたのだ

 

そしてサソリが怯んで要る時に私達は召喚をした戦車で目の前の巨大なサソリに砲弾を中てる事に成功をして

 

そしてあの10メートルを超す巨大なサソリは胴体が真っ二つに成り・・そして私達は其の儘現場から後ずさりしたのだ

 

そして私が最後にエルフの少女を見たのは直線距離にして2480m位離れて居る位置に居た・・そして巨大なサソリを倒した時間は累計にして10分も合い間も有る

 

其れなのにエルフの少女は此方の方に来ているのだ・・だからこそ私は佐川さんに「なあ佐川さんに一つ疑問なんだけども

 

まあ流石にあの私達が倒したあの巨大なサソリはあの少女のペットじゃないよね・・理由は僅か10分の間に約2・5キロの距離を後200メートまで来る程の化け物染みた体力を備わって居るからなあ」と言う風に述べたら

 

そして佐川さんは「否其れは無い筈だ・・仮にそうだとしたら何故態々追われる様な状態に成って居たのだと言う疑問が生まれる

 

まあ確かにエルフ族が人間より身体能力が高いのは事実だろう此れは紛れも無い事実で有る事に異論はない

 

だがもうエルフの少女は俺等の顔を見てしまったから俺達の方に来て居る・・だから俺達は腹を括る他無いぞ

 

そうだな・・この際私達は旅人又は異世界から流れ着いた流浪人と言う体で演じれば」そう佐川さんは諦めムードに成って居る・・まあ極力の話エルフ族と関わりたくは無いのだよなあ

 

だが関わってしまった以上は仕方が無いから其の目の前に来ているエルフの少女とコンタクトを取らなければ成らないとなあ

 


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