抂いし王の叔父   作:岐阜の人

28 / 70
独立戦争

私が此の世界に生を受けて今年で14歳と成り・・そして周辺国は昏迷の極みに達し、そして今までの国家としての秩序が保つ事が出来ない国も出て来るだろう

 

そう其の代表例は嘗てハルケギニア大陸の欧州地域内での人類側で一番領土面積を手に入れて居た「トリスティン王国」と呼ばれた国は今や国内で内戦を起こす気配のある国だ

 

そうとある筋からの情報でグランデンブルグ大公領が世間と言う名の表面上では突如として「トリスティン王国からの離脱の決意表明」をして我々と同じ様に「大公国」と言う半独立国としての道を進むと言う計画が齎されたのだ

 

だからこそトリスティン王国と呼ばれる国は「外憂内患」と言う様な状態だ・・所謂末期国家と言われても可笑しくは無いのだ

 

だからこそ私は有る事を思ったのだ「もしかして原作の主人公的な存在であるルイズちゃんの実家のラバリエール家?だったかなが公爵領が公国と同じ流れに成れば

 

そう原作と言う物が完全に崩壊をする事に成るなあ」・・まあ魁日本塾やオルレアン大公国の樹立と言う馬鹿げた事を私は否私達は仕出かしたのだ

 

だからこそ原作と言う物はもう此の世には存在しないのかも知れないのだ・・まあ転生者や憑依者と言う存在が此の世に存在をしている時点で原作と言う物は端から無いのかも知れない

 

さて何故グランデンブルク大公領を統治しているグランデンブルク大公は何を思って独立宣言をしようと決意をして踏み切ろうと思ったんだろうか?

 

やはり只単に時勢を呼んで「同じ大公なのに・・そして年端も行かない当主なのに所謂四面楚歌なのに自分達以上の国力を持つ国を相手取り大立周りをしている

 

だからこそ我が国トリスティン王国は壊滅状態に陥っているのに未だにオルレアン大公国への侵攻を諦めて居ない

 

だからこそ確かに我がグランデンブルク大公領はトリスティンの王家に対して軍隊の提供もしているし資金の提供もしている

 

だが私はもう我慢の限界を着ている、何しろ現国王が兵隊の提供の為に態々アルビオンの国王の3男を此のトリスティン王家へ嫁がせると決めたのだ

だが元来宗家の男子が居なければ他国の王家からの養子を貰わずに所謂トリスティンの王家の血を繋がる大公家や公爵家の当主に其の王位の継承又は禅譲をすべきなのだ

 

そう何しろ私の父親の父親が先々代の国王の子供で所謂先代の国王からして見て直弟に当たる人物なのだ

 

だから元来私に否より正確的に言えば今は隠居をした私の父親に王位の継承をして貰わなければ成らないのだ

 

そう他国の王家から婿養子をすると言う事は我等のトリスティン王国が間接的にアルビオン王家の傀儡に成るのだ

 

だからこそ私はその様な事態納得する事が出来ないのだ・・だから今話題のオルレアン大公家の力を貰い同じ大公家同士連携を取り大公連合を打ち建てればいいのだ

 

そうすれば今昏迷状態のトリスティン王家もアルビオン王国も・・そして未だに何のアクションを取らないゲルマニア帝国もオルレアン大公国と同じ様に迂闊には手を出す事が出来ないだろう」そう思って居て態々先程のグランデンブルク大公は密書を送って来たのだ

 

だが先程の大公国連合又は公国連合が出来た日にはハルケギニア大陸の欧州地域は春秋戦国時代そして五胡十六国時代見たいに成るのだろうなあ

 

だが何方にしろ此のハルケギニア大陸の欧州地域が春秋戦国時代に成ろうと我がオルレアン大公国が他の国より荒れない世界・・そう荒れない国で有れば私は其れで良いのだ

 

だが先程貰った密書が本当に起こす事であるなら・・そう考えたくはないが「トリスティン王国は南北冷戦状態又は南北戦争」を起きるんだろうなあ

 

だからこそ此の国に死に物狂いで難民をしに来る人が増えるんだろうなあ・・だが移民を我がオルレアンン大公家が受け入れたら「難民と一緒に紛れて来るスパイやテロリストにより国内の弱体化」を謀られる可能性が有る

 

だからこそ我々オルレアン大公家はトリスティン王国国の南北戦争を静観をする他無いのだ

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。