抂いし王の叔父   作:岐阜の人

21 / 70
大戦争前編

私が此の戦争を始めて数週間が経つ事に成るが・・まあ最初世間という存在の評価は「1年位前にオルレアン大公国は建国をして一年も経たずに崩壊をした」と思われるだろう

 

そう普通ならば其の反応が正しいのだ、そう何しろ周囲が敵、敵、敵と言う状況下なのだ・・だからもし私たちの様な部外者の存在が居ないので有れば此の国は崩壊をしているだろう

 

否前提条件として此の国は存在をしなかっただろう・・だから此の国は有る意味先程述べた通り「転生者や憑依者と言う部外者の我儘で出来た国」でしかない

 

だからこそ有る意味神の目線の視点から見れば我々の存在は「どうしようもない部外者であり乱入者であり道化師」で有るのだ

 

さて戦争の生末は我々の方が圧倒的に優勢である、何しろ我々には現代兵器の類・・そしてトーチカ群そして塹壕が存在をしているのだ

 

だからこそ並の兵隊達では塹壕にすら辿り着く事が出来ない・・出来やしない何しろ其れを待ち受けるのは私の前世の歴史では私が死ぬ死ぬ70年前にナチスドイツが使用をしていたFG42で応戦をしていた

 

そう所謂ヒトラーの電動ノコギリと言われていた代物だ・・だから私からしてみれば充分に骨董品の類に成るだろうが

 

だが此の世界では最先端の兵器のうちの一つに成るだろう・・だからこそ略無限に召喚をする事が出来る此の銃でで多くの徴兵をされた人は死亡をしたのだ

 

だからこそ此の戦争が終わった時には敵側は「人口の大幅な減少」に悩まされて「領内に人がいない」と言う状況になり兼ねないのだ

 

まあ之の様な事が長く続けば続くほどに敵側は疲弊をするだろう・・そう徴兵をすると言う事は其の分だけ戦費を何処かで賄わなければ成らないのだ

 

だが其の賄う当てとしての「豊沃な大地なオルレアン大公領の食糧」は未だに奪う事が出来ないし況してや其のオルレアン大公領の土を踏む事すら未だに出来ないで居る

 

だからこそ敵は無駄に領民を国民を悪戯に死なせている・・だがオルレアン大公国大公直属の傍聴組織であるヤタガラスからの情報では「流石にガリア諸侯連合軍とトリステイン王国の上層部は自国民を減らす事に危機感を持って居るからこそ

 

だからこそ国内に居る所謂スラム街の連中や牢獄に居る囚人も参加をさせて・・まあ所謂口減らし又は厄介払いそして弾除けをさせる」と言う第二次世界大戦の枢軸国の末期状態見たいな事をしているのだ

 

だからこそ・・まあ向こうの貴族の連中からしてみれば「これ程国内に溜まる不満分子そして不穏分子の排除を只でシテクレル有難い存在」と思って居るだろう

 

だから正直我々からしてみれば癪に障る以外の何にでも無いから・・まあだからこそ貴族の連中や領主の連中の家のヘリで上空から大量の塩やセメント等をばら撒くように命令をした

 

まあ塩は塩害で土地がダメに成るしセメントならばアルカリなので土地に悪い影響を出るし・・其れにアルカリは人間の皮膚を溶かして最悪の場合壊死をさせる事が出来ると読んだ事が有るのだ

 

だから此のオルレアン大公国への軍事侵攻に参加をした其の貴族や領主の館にはそれらの攻撃をしたのだ

 

そうジワジワと嫌がる事をさせれば最悪の場合精神的な負担を与えてノイローゼとかになり最悪の場合は鬱病を発生をさせる事も造作も無い事だ

 

だからオルレアン大公家に侵攻した事を後悔をさせてやるんだ

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。