抂いし王の叔父   作:岐阜の人

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 神と言う人物にあったら、貴方はどの様な対処の方法を取りますか?


転生しますた。

 自分自身は無責任な人間によって殺されたことになった。まさか自分という存在が20代の段階で死ぬとは思わなかったからだ。

 

そう、正確に言えば「殺した人間の罪状は危険運転過失致死」となってしまうのだろうなあ、まあ今の私からして見れば如何でも良い事だ。

 

だが今世に対する希望は自分自身は無きに等しい・・だがもし後悔という物が存在しているのであれば「もっと多くの事を学びたかった」という事だろう。

 

だからせめて死ぬならもう少し生きてから、そして楽に死にたかった・・そうすればあの痛みを感じる事なく楽にあの世に行けたのに、自分は如何やら運が無いらしい。

 

 そして自分は何もない空間で、自分自身の前世の記憶を振り返り物思いに耽っている所だ。

 

そうしたら奥の方から女神さんが来た、只其れだけだ。やはり、女神だけに人間の年齢で言う所の20代位なのだろう・・そう、100人中95人位は美人と言う位、まあ俗に言う美人という奴だ。

 

 其れで其の女神さんは自分自身を見るなりこう悟る様に私に言い聞かせたのだ。

 

「前世が未練が無いのに回想するとは、お主は前世に心残りがあるんじゃろ?」と「ホレホレもっと後悔をせい・・其れに後悔のどん底の落ちているソナタをこの美人で優しく

 

そして皆から慕われるワラワが直々にタスケテヤルからソナタは大分他の者より恵まれておるのう。」という要らん言葉まで女神は私に対して言葉を吐き捨てた。

 

そう言って来るので私は苦笑いしながら女神に言った・・まあ或る意味今自分自身が思っている現状を述べたのだ。

 

「前世に思い当たる後悔の記憶なんて星の数程有りますよ。実際はね、人と生れてしまった以上後悔を持たない人間なんて殆んど居ない。ダカラコソ、ダカラコソ、自分の来世が有り恵まれた環境があるなら

 

そこで後悔のしない人生を歩むしか無いんですよ・・まあ其の来世と呼ばれる世界がどの様な世界かは知らないんですがね」と女神に言った。

 

それで、私の話を一通り聞いて女神は話題を反らすようにこう言ったのだ「それでなら、お前の来世はゼロ魔のガリア公爵でジョセフの叔父じゃ・・まあ所謂並行世界のゼロの使い魔の世界に行って貰う」と言った。

 

だからこそ私は最初に「ゼロの使い魔と言う漫画?否ゲームのタイトル何て聞いた事が無い」という事を思ったのだ。

 

 普通に考えたら、魔は魔界の魔だろ。そしてゼロは0を表している。

 そして、0はある意味 時間が0=∞となる

 そして、魔界は地獄と同一視である。という事は、

 

はあ・・なんだかなあ、自分の来世が無限地獄を管轄する魔人とはなあ、別に輪廻転生の観点からして見れば「現世が人間で来世が同じ人間」という事は先ず有り得ないからなあ。

 

まあ罪人では無く、王族で有る公爵なら支配する側だからまあ唯一の救いだな。だけど来世が魔人と言う人生を誰が望むよ。

 

そう考えていると女神さんは溜め息混じりにこう言った。「お主の来世は悪魔では無いぞ、其れに魔は悪魔の魔では無く魔法使いの魔じゃ!

 

だからのお主の来世は魔法が存在する世界に行けと言っておるんじゃ・・まあ其の魔法使いの世界の王族に転生をするという話じゃ」

 

 

 まさか来世がファンタジーとか冗談にしか聞こえないな。だって漫画もゲームも無ければテレビもラジオも無いのだぞ、何を心の癒しとして生きればいいんだ。

 

まあでも、公爵って王族と言う事だから、もしかすると自分が王になる事も可能だな。例え自分が王じゃ無くても、王の子を育て恩を売るというのも有りだな。

 

 いや待てよ、美味しい話には罠があるのは・・そう世の或る意味常識だ。女神は述べていたなあ

 

まあ自分に来世で何をしてほしいのだ?女神に取って気に入らない性格と行動を取った・・まあ別の転生者をこの世から無き物にするのか。

 

はたまた魔法使いを全て抹消しろと言う無茶なお願いを私直々に実行する為に敢えて魔法使いが要る世界に転生させるのか。

 

 そう女神に尋ねると女神はこう言った。

 

 「お主は本当に疑り深い男じゃ、それじゃからお主の前世は損な性格だから不幸しか訪れんのじゃ。

   

 

はあ・・まあ言うとくけどな、お主が心の中で思った言葉は全てワラワに聞こえておるぞ。ハッキリ言うぞ、「ワラワはお主がどう来世を楽しむか見てみたいだけじゃ」」

 

どうやら、女神さんは私の「人生を人生ゲーム」感覚で、否「育成ゲーム」をしている感覚で私の事を見ていたんだろう。さすが神だ「人は蟻の子」と言うだけある。

 

 そうして私は来世を満喫する事にした。

 

 はあ・・どうやら転生したらしい分っていたが、赤ちゃんからやり直す事になるとは思いもよらなかった。

 

 それで、私は前王が死ぬ間際に側室の間に産んだ子供らしい。それで現王の弟となるのだが、年が27も離れている。

 

だから、自分は心の中で「私は徳川吉宗公か!」と思ってしまった・・其れで私は5歳の時に、側近の人に杖の契約をしたんだよ。

 

そして「魔法使いなら誰でも使えるコモンマジックをやって見せて下さい」側近の人にと言う通りにやって見たら暴発が起きたんだよ。

 

此の爆発がどの様な爆発の仕方によっては系統が変わると思うのだ、この世界の系統で言う所の「火と土」か「水と火」だよね!

 

 

まあ先程の暴発で私は側近に「暴発魔法は存在するの?」言うと側近は「ええ、一応御座います。」と言った。

 

 この暴発魔法で人は救う事が出来るのだろうか?・・まあ取り敢えずは今は此の世界で生き抜く事を第一に頑張ろう。

 




 主人公は虚無の使いてとなってしまったので、ジョヤフは虚無ではなくなりました。
 ジョセフは風と土のトライアングルに使用と思っています。

 後少し書き直しました。

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