【完結済】インフィニット・ストラトス 〜狼は誰が為に吼える〜   作:ラグ0109

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狼と麗しき淑女

織斑 一夏襲撃事件から一週間後、『奇跡的な快復』を見せた俺は無事に本来の学び舎での授業に復帰することが出来た。

地下での勉強はスキンシップが多かった物のナターシャさんは真面目に講義してくれたので、ホッと胸を撫で下ろしている。

今度何か差し入れを持っていってやるべきだろう。

さて…復帰出来たことは出来たのだが、轡木さんが念には念をと言うことで五体満足なのにも関わらず車椅子生活を余儀なくされている。

健常者しかいないこの学園において、バリアフリーは如何様な物なのかとも思ったがそれは杞憂に終わった。

よくよく考えれば様々な国、地域から見学に来る客人がいるのだ…必要でなくとも備えはきっちりしてあった。

授業時間中はセシリアが、そうでないときは更識姉妹が交代で車椅子を押してくれている。

いらんと言ったのだが、ガミガミと説教されて俺は無い尻尾をお腹の下に隠す他無かった。

怖いなぁ、乙女は。

 

「さて…来週に差し迫ったキャノンボール・ファストだが、専用機組と訓練機組で別れてレースを行うことになっている。あぁ、銀…お前は『出るな』よ」

「無体な…楽しみにしていたのに…」

 

放課後のSHR、千冬さんからの無常な宣告により俺は大空を翔け巡る権利を失ってしまった。

立場上仕方あるまいな…これでピンピンしてますよアピールなんぞ大っぴらにしたら、何を言われるか分かった物ではない。

マドカ許すまじ慈悲は無い…いずれハイクを読ませてやる。

それは兎も角俺がこうして弱ってるアピールしているのは、襲撃者側から天狼白曜が出てくることは無いと油断させるためだ。

もし事前に襲撃を察知することが出来れば、横っ面を思い切り引っ叩く事ができる。

そう何度も思い通りに襲撃させる訳にもいかんからな…精々引っ掻き回させてもらう。

 

「そう言うなよ、狼牙…今回は運が無かっただけで来年もあるわけだしさ」

「御預けは苦手なんだがなぁ…」

「私語を慎め馬鹿共」

 

俺と一夏の頭に容赦なく出席簿が叩き落され二人して無様に机に沈む。

多少…こう、手加減してくれても良いのではないだろうか?

一応、怪我人なのだから。

はぁ、と溜息をつきつつ頭を上げる。

少なくとも今月いっぱいはこんな生活が続くのかと思うと嫌になってくるな。

朝は何時もの鍛錬ができず、寮の部屋で静かに出来る筋トレくらいしか出来ない。

こう…フラストレーションが溜まって仕方がない。

 

「キャノンボール・ファストも学園祭の時同様に招待チケットを一人一枚配布する。渡すべき相手をしっかり考えて渡せよ?SHRは以上だ。解散!」

「「「「はい!!」」」」

 

招待…か。

孤児院の皆には俺は無事だと言う事は伝えてもらっている。

孤児院の皆を招待してやりたいが、襲撃があるかもしれないことを考えるとそうおいそれと呼べんな…。

腕を組み思案しているとセシリアが此方へとやってくる。

 

「また、難しい顔をしていらっしゃいますわね」

「いや、案外友人が少ない物だと思って鬱になっていただけだ。今日も訓練か?」

「今日はいつものメンバーでキャノンボール・ファストに向けての調整と高機動マニューバの訓練ですわね。事故を起こしてもつまらないですし…その、わたくしも少し息抜きをと…」

「良い事だとは思うがな」

 

話を聞く限り、未だに偏向制御射撃に成功していないそうだ。

きっと一夏や簪が今日の機動訓練に誘ったのだろう。

結構根を詰めすぎていたからな…。

セシリアの手を掴み優しく撫でてやる。

 

「俺は一人でも行動できるから、早く行って来い。怪我、するなよ?」

「狼牙さんに言われたくありませんわ!」

「耳が痛いだろ、狼牙?」

「あぁ…まったくだ」

 

セシリアが頬を膨らませそっぽを向くと、一夏がニヤニヤと笑いながら俺の肩を小突き立ち上がる。

まったく…月一で怪我している気がするのだが気のせいだろうか?

月間目標に怪我をしないを外せんな…まったく。

セシリアが専用機持ち組と一緒に教室を出たのを見て、俺も車椅子を操作して教室から出て行くといきなり後ろから押される。

 

「へっへ~、ローロー捕まえたー」

「のほほんか…びっくりするではないか…」

 

のほほんがニコニコと笑いながら車椅子を押していく、どうやら用があるようだな。

首の骨をゴキゴキと鳴らし軽く溜息をつく。

 

「何処に向かうんだ?」

「たっちゃんかいちょ~がね~、呼んでるんだ~」

「楯無が…?にしては方向が生徒会室ではないのだが…?」

 

のほほんは生徒会室とは真逆の方向へと車椅子を押していく。

むしろこの方角は…俺が缶詰にされてた地下区画の隠し入り口のある方向か?

なんでそんな場所に行く必要があるのだ?

のほほんは信用できる人物ではあるため、そう悪いことは起きないだろうが…なんとも不安に駆られるな。

医務室奥に隠された扉に入り、エレベーターで地下へと向かう。

もう他人の視線を気にする必要が無いので、俺は車椅子から立ち上がり背伸びをする。

座りっぱなしで尻が痛い…。

 

「え~、たっちゃうの~?」

「あぁ、立つな…人間立てる足があるのだから立って歩かねば」

「ぶ~、看病してあげるのに~」

「のほほんの看病…うむ、不安になるな」

 

茶化した様に言うと、のほほんは俺の脚へあまり力の入っていないローキックを何度も繰り出してくる。

はっはっは、痛くないな。

 

「それで、楯無は何でこんな所に?」

「えっとね~、ストレス発散?」

「何で疑問系なのだ…」

 

エレベーターが地下区画の中層に到着し、のほほんが先導して歩く。

兎に角遅い…歩幅の問題もあるが、彼女の走る速度と言うのは一般男性の早歩き程度しかないのだ。

暫くは我慢して歩いていたのだが、つい痺れを切らしてしまいのほほんを車椅子に強制的に座らせ押していく。

あぁ、たれ○んだ並みの移動速度から俺は解放されたのだ!

 

「サラ○ンダーよりはやーい!」

「おい、トラウマを抉るんじゃない」

 

正直、あのシミュレーションRPGはどうしてああなった…。

ゲームやっててあんなにいたたまれない思いをしたのは初めてだったな…。

主人公とヒロインの名前が変えられるゲームだったので、名前を変えて遊んでいた少年達には同情を禁じえない。

閑話休題。

のほほんに導かれ連れてこられたのは、アリーナのように広いドーム状の空間だった。

…ストレス発散、ねぇ…。

 

「遅かったじゃない…待ちくたびれたわよ?」

「のほほんに道案内させるお前が悪い」

「あ、やっぱり?」

「ローローもかいちょ~もひど~い~」

 

ドームの中心に水をドレスのように纏わせているIS…霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)を展開した楯無が仁王立ちで不敵に笑っている。

なるほど…楯無からの挑戦状らしい…。

 

「お前と戦り合うのは、簪が挑んだ後だと言ったと思ったんだがな…?」

「あら、美女からのデートのお誘いを断るのかしら?」

「まさかな…いつかのデートのときよりは上手くエスコートしてみせよう」

「フフン、狼牙君ならそう言ってくれると思ったわ」

 

制服を脱ぎ捨て、下に着ていたISスーツ姿になれば天狼白曜を展開する。

相手は見たままの高機動型…で、あればこちらも相手の土台に合わせよう。

マント状に展開されている装甲を変形させウィング・スラスターにすれば羽ばたかせるように動かす。

 

「ところで、非公式戦で構わんな?」

「えー、公式戦にしない?」

「簪に恨まれたくないんでな」

「簪ちゃんをあくまで立ててくれるのね…嬉しいわ」

 

現在、白は電子の海に沈んでいて此方のサポートが出来ない状態だ…久しぶりに俺一人での戦いか…こう、滾るものがあるな…。

軽く馴らすようにシャドーボクシングを行って拳を構えると、楯無は一本のポールウェポンを実体化させ構える。

穂先に四門の砲口が見える…しかし、刃に当たる部分が見受けられないな…。

考えても仕方がない…出方を伺うばかりではストレス発散にはなるまいよ。

 

「思い切り踏み込ませてもらう…見失ってくれるなよ?」

「ふっふーん、おねーさんの強さ、見せてあげるわ!」

 

楯無は不敵な笑みを浮かべると同時にクルリと回転しながら宙へと舞い上がり、砲口を此方へと向ける。

マズルフラッシュを確認すると同時に俺はジグザグに瞬時加速を連続で繰り返して銃弾の雨から逃れていく。

攻撃にしては甘く、牽制にしては手堅い…誘っている?

美人からのお誘いと言うのはどうにも熱烈で困るな。

誘った相手がヘタレではなく狂猛な狼であることを認識してもらおう。

両腕をクロスさせ一式王牙を盾代わりに瞬時加速で距離を詰めていく。

楯無はあくまで涼やかに余裕の笑みをもって俺を迎え撃つ。

 

「此処は…俺の距離だ!」

「私の距離でもあるのよ?」

 

楯無はポールウェポンに水を纏わせ馬上槍状に形成させ鋭い突きを繰り出してくる。

厄介な…水で形成されている以上それは破壊不能な牙だ。

しかも受ければ一点集中で水圧が襲い掛かってくる。

 

「データでは知っていたが…受ければ厄介なものだな!」

「ほら、男の子なんだから頑張って!」

 

一式王牙で水を纏ったポールウェポン…蒼流旋を『滑らせる』様に受け流し、一旦距離を開けて円周機動で機を伺う。

感触から言って俺が最も不得手とするタイプだ。

射撃戦機体は距離を詰めれば良い。

鈍足重装甲機体ならば一極集中で突破すれば良い。

だが、あの機体は通常のISから見て高機動かつ水のヴェールによる耐衝撃能力が高い。

俺の機体は掌の銀閃咆哮以外全て衝撃を与えて破壊する物ばかりだ…有効な攻撃と言うものが存在しない。

霧は殴っても壊せない。

吹き払うしかないのだ。

 

「首輪には鎖が付き物よね?」

「互いにな…!」

 

楯無は右手で蒼流旋を操り射撃戦を繰り出しながら左手に逆手で水を纏った長剣を持ち振り払う。

振り払った瞬間、長剣の刃が分割され鞭の様にしなり俺に襲い掛かってくる。

致し方なく左腕で長剣…と言うよりウィップソードないし蛇腹剣と呼ぶべきか…ラスティー・ネイルを受け止め絡ませる。

 

「つーかまーえた♪」

「俺もな」

 

楯無が此方に引っ張ろうとするタイミングで、あえて瞬時加速を使い一気に肉薄する。

此方の思い切った行動に楯無は多少目を丸くするが、冷静に蒼流旋の穂先を此方に向けてタイミングを合わせて突き出してくる。

水であるならば蒸発させてしまえば良いのだ…一瞬の拮抗が出来上がれば勝機を見出せる。

右腕の一式王牙から供給されるエネルギーを右手に一極集中。

 

「撃ち抜く!咆えろ天狼!!」

 

蒼流旋が突き出されると同時に俺も右手を突き出し銀閃咆哮をインパクトの起こる瞬間に発射させる。

一瞬とは言え熱エネルギーは蒼流旋の形成を崩壊させ蒸発させて砲口部分に直撃、爆発を起こす。

その隙を逃さず、俺は回し蹴りで楯無の脇を蹴り込み弾き飛ばすと同時に膝からワイヤーブレードを伸ばして絡め取り引き寄せる。

 

「もう一発、行くぞ!」

「くっ!そう何度もやらせないわ!」

 

楯無は壊れた蒼流旋を投げ捨て俺と同様に引き寄せられるタイミングで瞬時加速を行い上段からラスティー・ネイルを剣状のまま振り被る。

斬撃のタイミングに合わせて俺は蹴りを叩き込み、二式王牙で受け止める。

 

「ねぇ、狼牙君…私の水は何で制御していると思う?」

 

力と力の鬩ぎ合いをしている最中、楯無はニィっと笑みを浮かべそんな言葉を発する。

霧纏の淑女の水のヴェール…これは機体に設置されている球状の物体からナノマシンによって統制された水が機体に纏わりついているのだ。

ナノマシンによって…失策か!!

 

「ばーん」

 

楯無が左手で撃つ仕草をした瞬間、俺はウィングスラスターをマント状に戻しながら身体を丸め、後方へと瞬時加速。

だが、楯無の攻撃…空気中に漂う水分に含まれたナノマシンによる爆発攻撃…清き熱情(クリア・パッション)による爆発の衝撃が、俺の身体に襲い掛かってくる。

 

「ふふん、学園最強は伊達じゃないってことよ」

 

楯無は満足げな声で水蒸気の霧の向こう側から俺に声をかけてくる。

確かに…普通に相手をしていたら面倒極まりない…水による攻防一体の布陣…だからこそ喰い甲斐があると言うものだ。

 

「お前の男もやれると言う事を証明して見せよう…」

 

爆発の衝撃で左翼がイかれてしまっているが、速度は充分に出る。

右側だけウィング・スラスターに変形させ、展開装甲を発生させる。

 

「行くぞ…刀奈」

 

静かに名を呼ぶと同時に単一仕様能力を発動。

球状に見えない防護フィールドが形成されると同時に三連瞬時加速で素早く背後へと回り込む。

 

「早…!!」

「鬼さん、こちら…とな!」

 

楯無は先読みで背後へとラスティー・ネイルを振ってくるが、更に瞬時加速で回り込み背中に向けて寸剄を叩き込み弾き飛ばす。

愛する女とて手加減しては失礼と言う物だ…とことん攻め抜く。

 

「ぐっ…これが最速の…!」

「何処かの誰かさんが左翼をぶっ壊したおかげで本来の速度ではないがな!」

 

楯無もヒートアップしてきたのか余裕の笑みが無くなって、まるで好敵手を見つけたかのような笑みを浮かべて体勢を立て直すと同時に機体を紅く発光させ、鮮やかな赤い翼が接続させる。

 

「『麗しきクリースナヤ』…行くわよ狼牙君!」

 

楯無は俺に合わせ瞬時加速で交差するように打ち合いを繰り返していく。

先ほどまでとは比べ物にならない程の速度だ…トラ○ザムか何かか?

だが、スピード勝負で負けては天狼の名折れ…前世でも俺は常に最速だったのだ、負けられるか!

 

「「はああああああ!!!」」

 

互いに渾身の一撃を伴った攻撃が繰り出され、そして……

 

 

 

 

 

 

「うん、私としても第三、第四世代の機体を弄らせてもらえて感無量なんだがね?」

「「……」」

「君達、やりすぎ」

 

現在地下格納庫整備室。

俺と楯無は半壊した互いのISの前で正座して、ツナギ姿のアラン・デュノアに説教を食らっている。

俺と楯無の模擬戦はノりにノってしまって極限までヒートアップ。

互いに兵装が使えなくなれば、泥試合の殴り合いに発展。

のほほんが連れてきた千冬さんからのレフリー・ストップで幕を閉じた。

…まさかISを纏っていたのに壁まで殴り飛ばされるとは思いもしなかった…やっぱり、人間を辞めてるんじゃ…。

 

「銀ぇ…まだ暴れ足りないかぁ…?」

「いえ、滅相も無いですマム」

「ひぃぃ…」

 

アランさんの隣で千冬さんは鬼の形相で此方を見つめてくる…コワイ。

楯無も世界最強の鬼迫に完全に萎縮してしまい冷や汗をかいている。

アランさんも若干引き気味である。

 

「まったく…確かにフラストレーションが溜まっているのは知っていたが限度があるだろう、限度が」

「普段こんなに暴れることが無かったのだ…つい、な」

「うっかりさんみたいに地下訓練場で暴れるんじゃない、馬鹿者」

「銀君、君の体はちょっと特殊なんだから自重してくれたまえ」

 

アランさんがやれやれと首を横に振り肩を竦めると俺はがっくりと肩を落とす。

…楽しかったんだ、本当に。

 

「まぁ、良い…幸い施設にはダメージが殆ど無いからな。だが、次は反省文だけでは済ませないからな!」

「「はい…」」

 

俺と楯無は体を小さくして深々と土下座する。

アランさんはそんな俺達をみて忍び笑いを漏らす。

 

「なるほど…これがDOGEZAか…」

「アランせんせ~私もてつだいま~す」

 

俺達の背後に控えていたのほほんが手を振り回してきゃっきゃと笑いながら手伝いを申し出る。

普段の行動はアレだが、のほほんの整備能力は一般生徒のソレを上回る。

時々その能力の一部を普段の生活でも発揮してもらいたいと思うことが多々ある。

 

「布仏君だったね…助かるよ。手が欲しかったからね」

「えへへ~、お役に立ちまっせ~」

 

のほほんは、比較的修復の楽な霧纏の淑女から早速手をつけ始める。

うむ…やはり、こういうときは早いな。

 

「さて、と君達は着替えて帰りなさい…明日も授業があるだろう?」

「え、えぇ…アラン先生…お手数ですがよろしくお願いします」

「はっはっは、国家代表のIS…ピカピカにしておくよ」

 

アランさんは、手に持ったスパナをくるりと回しのほほんと一緒に整備を始める。

余談ではあるが、翌日俺達は生徒会室で虚に厳しいお説教を食らう事になる。

俺達は立ち上がれば、頭を下げて整備をお願いして更衣室へと向かう。

いやはや…暴れすぎたな。

人気の無い通路を歩いていると、楯無が腕に抱きついて此方を見上げてくる。

 

「楽しかった?」

「あぁ…いいストレス発散になったな」

 

俺はクスリと笑って楯無と歩幅を合わせて更衣室へと入っていく。

アリーナの更衣室よりは狭いがそれでも二人だけならば充分な広さがある。

のほほんは車椅子と制服を更衣室に運んでいてくれたようだ。

いや、ありがたいものだな。

 

「ねぇ、狼牙君…二人きりね」

「まぁ、そうなるな」

 

楯無はニヤニヤと笑みを浮かべて俺の前に立ち見上げてくる。

 

「まさか、一人ずつでシャワー浴びるなんて無駄なことは言わないわよね?」

「残念ながら今は無駄なことがしたい気分だな」

「まぁ、嬉しい、それじゃ一緒に入りましょうね~」

 

まったく聞く耳持たずと言わんばかりに楯無は俺の背後に回りこみグイグイと押してくる。

こう…体がいい感じに火照っているからこそ一人ずつのほうが…。

結局俺は流されるままに一緒にシャワーを浴びることとなった。

…べ、別に何も無かったぞ…本当に。


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