【完結済】インフィニット・ストラトス 〜狼は誰が為に吼える〜   作:ラグ0109

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戦い、更なる闘い

翌週、クラス対抗戦当日。

結局、あのピットでの一件以来完全に拒絶された一夏は、懊悩としつつも知識面と実戦面の両面で己を鍛えていた。

知識はセシリアの難しい講釈を俺なりに解読して教えた。

その度にセシリアには頬を膨らまされたが、仕方ないだろう。

あまりにも事細か過ぎて分かりにくいのだ。

実戦面では箒が剣道で対応。

こちらも俺が口出しをしてふくれっ面に箒がなった。

これも仕方ないんだ…。

なんせ、ISバトルはなんでもアリだ。

第三世代に至ってはセシリアのブルー・ティアーズや、先日その力の一端を見せた鈴の甲龍の様に特殊な力を行使する場合もある。

近接ブレード一本の一夏では苦しい戦いになる。

故に右手が塞がれてても可能な体術や間合いの取り方を体に叩き込ませた。

付け焼き刃だから、代表候補生相手にどれだけ通用するかは分からん。

だが、セシリアに勝てたのだ…俺は一夏が勝てると信じている。

 

「一夏、鈴の持つ兵装の一つは、空間を圧縮して撃ち出す『衝撃砲』と呼ばれるものだそうだ」

「なんで、そんな事が分かったんだ?」

「先日、鈴が怒りに任せて兵器を使った時があっただろう?あの時此奴が解析していたようでな」

 

俺はニヤリと笑みを浮かべて待機状態の天狼を見せる。

一夏は目を白黒させている。

 

「待機状態のISは機能が閉ざされてるんじゃないのか?」

「俺のはコアが特殊でな…センサー系は生きたままなんだよ」

 

正確には白が覚醒している為に、彼女自身が気になった事を勝手に調べているのだ。

あの一瞬だけしか作用しなかったのにも関わらず、時間をかけて調べ上げた白の情報処理能力には驚かされる。

 

「衝撃砲はPICの作用で砲身を作り、内部で空気を圧縮して撃ち込む。つまり砲身が見えないし、弾も見えん」

「そんなのどうやって避けろって言うんだよ」

 

問題はそこだ。

砲身が見えていれば射線を予測し、入らないようにすれば避けられる。

弾が見えればハイパーセンサーの恩恵で弾道予測もできるし、最悪切り払ってしまえばいい。

だが、何れも見えない為対処法がすぐには思いつかない。

 

「そればかりは実際に相対してみんと分からん。だがな、イメージインターフェースを使う以上はきっと意識を割かざるを得ないはずだ」

「そこを見破ればって事か?」

「あぁ…」

 

セシリアのビットは、イメージインターフェースを用いて操作を行っている。

意識を割くが故にビット使用時に動きが止まってしまっていたのだ。

第三世代兵器がそれを用いて作用するのであれば…鈴の衝撃砲も多かれ少なかれ、意識的な弱点があるはずだ。

 

「何度も言うようだが、兎に角お前の切り札を意識させろ…それだけで近接戦闘と言う選択肢を相手が取りにくくなる」

「射撃兵装がエネルギー系なら避けるだけでお釣りが来る」

「焦るんじゃ無い、確実に相手の喉笛を噛みちぎるんだ」

「あぁ、絶対のタイミングで零落白夜を放たないとジリ貧になっちまう」

 

冷静な一夏の目を見て安心する。

 

「良いか、闘いに絶対は無いんだ…必ずミスが起きる。心は熱く頭は冷たく、だ。行ってお前の底力を見せてこい」

「おう、行ってくるぜ!」

 

一夏の背中を強く叩き気合を入れさせれば、白式を身に纏ってピットから飛び出していく。

 

「お前は織斑の専属コーチか、銀?」

 

千冬さんが此方へとやって来た。

 

「これでも副代表なんでな…サポートしてやらねば就いた意味が無かろうよ」

「放課後も遅くまで訓練漬け…それも実戦的なだ…なぁ、銀…お前は何者なんだ?」

「…ただの情けない狼にすぎんよ、俺は」

 

未だに俺は負い目を感じてしまっている。

両親の事も、白の事も。

情けないとしか言えんだろうよ。

 

「…そうか、だがな銀…お前は私の生徒なんだ…困った事があったら頼ってくれ」

「ありがとうございます」

 

俺は素直に頭を下げピットを後にする。

千冬さんの言葉は嬉しいものだ…甘えるべき時は甘えるべきなのだろうな。

 

 

 

 

クラス対抗戦…アリーナ内は無数の岩山や湿地、草原とエリアが区分けされていた。

これは、例え空中戦が基本のISバトルにおいても地形による効果が影響される場合があるからである。

人間は視覚情報に頼る。

ハイパーセンサーで視覚情報が三百六十度確保できるからと言っても、普段ハイパーセンサーを使わない事が多い人間はどうしても目を頼ってしまうものだ。

そう言った人間の意識的な駆け引きのために地形が用意されているのである。

 

「大丈夫だ…やれることはやったんだからな」

 

一夏の意識は既にこれから起こるISバトルに全て向けられていた。

耳障りな歓声も届かず、自身の持てる刃を研ぎ澄ませている。

この日の為に手伝ってくれた箒にセシリア、そして狼牙の努力を無駄にしないためにも負けられない。

そう言った気持ちに心の奥底で火を付け静かに精神を研ぎ澄ませていた。

そうして、どれだけ時間が経ったのだろうか?

もしかしたらそんなに経っていなかったのかもしれない。

鈴音がIS甲龍を身に纏って目の前に現れた。

 

「一夏…今謝るなら許してあげても良いわよ。そうすれば手加減だってしてあげるんだから」

「…真剣勝負に手加減持ち込まれても腹立つだけだぜ…鈴」

 

一夏はゆっくりと雪片弐型を構え、鈴音を睨み付ける。

 

「一応言っておくけど、絶対防御も完璧じゃないの…シールドエネルギーを突破できる攻撃力があれば、中身を痛めつけることも出来るのよ?」

「そうかい…先に言っておいてやるよ。俺の刀は容易く絶対防御を切り裂けるんだぜ?」

 

その言葉を聞いた瞬間、鈴音は顔を強張らせた。

一夏は不敵に笑みを浮かべたまま、今か今かと開戦の時を待つ。

最早其処にはISバトル初心者とは思えぬ、気迫に満ちた一人の侍が立っている。

鈴音は両手に異形の青龍刀双天牙月(そうてんがげつ)を二振り呼び出し構える。

ブザーが鳴った瞬間、鈴音の顔を驚愕が…一夏の顔はしてやったりといった顔になった。

鈴音は一夏が想定した通り、近接戦闘を嫌って初撃から肩部大型衝撃砲龍砲(りゅうほう)を放ったが、一夏はそれを横に急加速し見えない筈の砲弾を避けたのだ。

 

「なんで!?」

「本当に見えないな!」

 

次弾を撃たせまいと、動揺する今を狙い一夏は瞬時加速を使い、刀を振り上げながら一気に接近する。

 

「こんのぉっ!!」

「おらぁっ!!」

 

しかし、此処でも鈴音の予想を裏切る結果となる。

鈴音は迎撃する為に青龍刀を構えるが間合いを詰められ過ぎて振るうに振るえなかった。

しかしそれは一夏も同じ事。

刀はブラフ。

 

「ぐっ!!」

「落ちろよ!!」

 

瞬時加速により速度の乗った膝蹴りが鈴音の胴体を捉え、くの字に曲がったところを両手で持った雪片弐型で唐竹割りで岩山に向かって叩き落す。

 

「一夏の癖に!調子に乗るなぁっ!!」

 

岩山に衝突する寸前に鈴音はPICを操作し急停止。

痛みに耐えながらも一夏を睨み付け笑みを浮かべる。

 

(相手は近接ブレード一本…このまま距離を維持して叩き落す!)「龍砲!!」

 

鈴音は龍砲をデタラメに撃ち一夏に弾道予測をさせずに追い込む事を選択する。

 

(焦るな…望むエリアには追い込めた…後は…)「くっ…!」

 

一夏は白式で三次元機動を行い、右腕を庇うようにして鈴を中心に旋回して機を伺っていく。

鈴音も逃しはしまいと双天牙月を連結し、一夏に向かってブーメランのように投擲する。

 

「っらぁっ!!」

「そんなんアリかよ!?」

 

迫り来る巨大な刃を受ける訳にもいかず、一夏は双天牙月を切り払い叩き落すが全身を鈍器で殴られたかのような衝撃が走り、岩山に叩きつけられる。

 

「ぐっはっ…!!」

「貰ったわよ!一夏ぁっ!!」

 

鈴音はすぐさま龍砲を最大出力で展開。

必殺の一撃を叩き込もうとするが、その前に一夏に離脱されてしまい機を逃してしまう。

 

(今、勝ちを焦ったか…?)「ってぇ…」

「ちょこまかと…!!」

 

障害物の多い岩山を選んだのは身を守る壁を増やすためだ。

一夏は最初の叩き落としで此処へ追い込み、円周機動で鈴音を擬似的に取り囲みその場に足止めさせたのだ。

下手に逃げようとすれば瞬時加速で間合いを詰められて、切り裂かれることを強く意識させる事で。

 

「っ、何処へ!?」

 

岩山から岩山へと白式が移動した瞬間姿が消えたのだ。

鈴音は術中の嵌ってしまったのだ。

一夏は何時までも円周機動をしていると。

若さ故に、怒り故に策に嵌ってしまった。

一夏は機を読み、そっ首を叩き落す算段に入った。

一夏は岩山に姿を隠した瞬間に瞬時加速し、地面スレスレを飛行し、鈴音の真下へと移動し急停止。

再度上方へと瞬時加速。

 

「もらったぁっ!!!!」

「一夏!!!」

 

零落白夜を展開した一夏は奇襲に成功。

そのまま切り裂こうとした瞬間、鈴を抱き抱えて真横に瞬時加速をかける。

 

「なんだ!?」

「ちょっ離しなさいよ!!」

 

直後に二人が居た地点に光の柱が降り注ぎ、一体の黒い全身装甲の異形のISが降り立ったのだった。

 

 

 

 

「シゴいた成果は出ているな…」

 

俺は、一夏の戦いぶりに笑みを浮かべ通路側に立って観戦していた。

一夏は俺の戦い方を意識している。

その様にシゴいたのだから当然と言えば当然か。

狩場に追い込み、機を待つ…たったそれだけなのに、鈴は追い込まれてしまった。

本来なら近接戦闘を織り交ぜて使う筈であろう衝撃砲をメインとした事から、恐らく一夏は零落白夜の事を土壇場で鈴に教えたのだろう。

俺だって近接戦闘を避けたい。

それだけ強力な力なのだ。

 

「なんだ…?」

[ロボ!別のシールドエネルギーの反応よ!!]

 

白の言葉に辺りを見渡すがISを展開している雰囲気は無い。

何処だ…?

 

[上空、接敵するわよ!!]

 

空を見上げると光の柱が降り注ぎ、アリーナの遮断フィールドを破壊していっきの異形のISが入り込んでくる。

俺はすぐ様、管制室にいる千冬さんにコアネットワークを使い連絡を取る。

 

『先生、あれは拙い!観客の避難指示を!』

『分かっているが、アイツの侵入と同時にアリーナ全体がロックされている。こっちで解除しようとしているが』

『それでは時間がかかり過ぎる!あとで懲罰なりなんなり受けるから好きにやらせてもらうぞ!』

 

俺はコアネットワークを切り、天狼を展開して人で溢れかえる通路へと向かう。

 

「退け、怪我をするぞ!」

 

俺は、閉じられた分厚いシャッターの前に立ち拳を構える。

 

「打ち抜けぇっ!!」

 

気合と共にパワーアシスト全開で拳を叩きつけるとシャッターがひしゃげ亀裂が走る。

俺はその亀裂に手を入れて人が通れるようになるまで広げていく。

 

「行け行け!走ってくれるなよ!」

 

俺はその場に留まり避難させる事を優先させるが、前方で悲鳴が起きる。

 

[さっきと同じ反応!お客さんよ!]

「クソッ何なんだ!?」

 

俺は、シャッターをすり抜け通路の出口へと向かうと、アリーナに現れた奴と同型の機体と恐怖で動けなくなっている女生徒を見つけた。

侵入者は怯えて動けなくなっている女生徒に向け、異様に長い両腕を向けている。

拙い……!

 

「悪いが、ここは立ち入り禁止でな!俺と付き合ってもらうぞ!」

[楯無に連絡して避難を優先してもらうわ!]

 

リミッターを解除し、瞬時加速。

激しい金属音と共に俺は襲撃機体の胴体を反応する前に捕まえ、そのままIS学園を飛び出した。

 

「おおおおおおお!!!」

 

瞬時加速を幾度も掛け、滅茶苦茶な軌道でIS学園の沖まで出たところで漸く離す。

 

[楯無には連絡したわ。さっさと破壊してしまうわよ?]

「承知、時間は掛けられんからな!」

 

先程の瞬時加速で既に肋骨の具合がよろしく無い。

時間を掛ければ掛けるほど不利になる。

 

『銀!今教師陣がそちらに向かっている!』

「白、コアネットワークを切れ…気が散る!」

[ごめんなさいね、千冬。ロボはご立腹なのよ]

『おい、銀……』

 

すまんな、千冬さん。

悪いが俺は此奴を殺す。

 

[敵機からロック、来るわよ!]

「死ね、潔くな」

 

敵機体➖面倒だから木偶と呼称する➖の両腕からアリーナの遮断シールドを破壊する光と熱の奔流が放たれるが、既に俺はそこに居ない。

瞬時加速を三連続で使用して回り込み右肘の部分を掴む。

 

「悪いが、タダで死ねると思わん事だ」

 

俺はそのまま握力に物を言わせ、肘を握り潰しながら胴体に回し蹴りを叩き込み腕を引きちぎり投げ捨てる。

木偶は慌てて距離を取ろうとするが、再び俺は瞬時加速。

木偶の背後へと回り込み、背中を優しく受け止めてやる。

 

「堕ちろ」

 

反応する前に踵落としを叩き込み左肩を潰し、海に向かって叩き落すが海面に着く前に再び瞬時加速を使い回り込んでからタイミングを合わせ胴体目掛けて拳を叩き込む。

 

「ゲフッ…中身が、無いのか…?」

 

度重なる瞬時加速で骨と内臓を痛め、吐血しながら腕を伝わるオイルを見て訝しがる。

 

[無人機…の様ね…ロボ、四機の反応を検知]

 

どうやら漸く教師陣の到着の様だ。

全身装甲のお陰で顔を見られないで済むのは助かる。

何せ吐血したお陰で顔が真っ赤だからな

俺はノロノロと反応のある方へ木偶を腕に貫通させたまま向かう。

 

「白、コアネットワーク再接続…これだけの機動で悲鳴を上げるか」

[アイ・サー…暫くベッドとお友達かもね…]

 

『銀君、無事ですか!?』

『敵機撃破…とっとと引き渡したいんだが…』

 

山田先生が、教員用のラファールを纏ってやってくる。

俺は暗くなりかける視界を必死に繋ぎ止め、山田先生へと近付く。

 

「ボコボコにしてしまったが構わんのだろう?」

「え、えぇ…それよりも!何で通信切ったんですか!?」

 

山田先生はご立腹な様だ。

この分だと鉄拳では済まされなさそうだな。

 

「気が散るのでな…それよりもコレ、捨てていいか?」

 

俺は、右腕に刺さったままの木偶を差し出す。

それを見て山田先生は慌てて、引き抜いてくれた。

 

「ゲホッ…ところで、一夏達は…」

「トラブルはありましたけど、全員無事ですよ!」

 

そうか、それは良かった…。

俺は、気が緩んだのかISの制御を手放し落下していく。

すまん、白…展開状態だけは維持しておいてくれ。

 

[無茶し過ぎなのよ…]

 

仕方なかろうよ…目の前で命が奪われそうになるのは、我慢ならんしな…。

遠くなる意識の中、着水と同時に俺は眠りについた。

 

 

 

 

 

「ぐ…ここは…」

 

薄暗い部屋の中、カプセル状のベッドの上で全身の痛みに呻き目を覚ます。

どうやら今は夜の様だ。

 

「目が覚めたか馬鹿者」

「千冬さん…?」

 

俺ははっきりとしない意識の中頭を軽く振り声のした方向へと目を向ける。

 

「三日間眠りっぱなしだ…お前には懲罰房に一週間は入ってもらう事になっている」

「承知…むしろ軽い位だな…」

「まぁ、ポーズみたいなもので実際に入る訳ではないからな?」

 

ISの取り上げ位は覚悟していたんだが…。

本当に懲罰が軽くて目を丸くする。

 

「天狼の性能をフルに使用すればそうなる事位は分かっていた…肋三本にヒビが入り、筋肉や内臓も痛めている」

「全力で無ければ決定打に欠ける欠陥機だ…承知の上でスペックを引き出している」

 

武器が無いと言う事の辛さだな。

一夏の様に一撃必殺が無い。

セシリアの様に牽制にも使える子機があるわけでもない。

鈴の様に暗器があるわけでもない。

ないない尽くしだ。

 

「…すまない、千冬さん…頭に血が上っていたようだ」

「そうだな。アリーナ内の器物損壊は仕方が無いとしても、その後の対応は大問題だ」

 

千冬さんは深いため息を吐いた。

 

「規則を守れと教えていただろうに…」

「目の前で命が失われる位ならば、俺は喜んで規則を破る…」

 

あの時はアレしか方法も無かったしな。

学園内で暴れられては被害が馬鹿にならん。

 

「それで他人を悲しませる事になったら意味が無いだろう…オルコットなんぞ、この三日間冷静さを欠いていたぞ」

「返す言葉も無い…反省しよう…」

 

俺は深く溜息を吐き、困った様に笑う。

 

「狼牙、『白』と呼んでいたが…それがコアの?」

「あぁ…名を白蝶…コアの名前だ…」

 

静かに頷き胸元に天狼が無いことに気付く。

 

「安心しろ、天狼は今整備中だ…懲罰が終わればそちらに渡す」

「承知…」

 

俺はホッと胸を撫で下ろし、千冬さんへ目を向ける。

 

「まぁ、なんだ…お前のおかげで被害は増えなくて済んだのは事実だ…それは誇っても良いかもしれん。懲罰は退院可能になる来週までだ…精々休めよ」

 

優しげな笑みを浮かべ俺の頭を撫でた千冬さんは言うだけ言って、病室から出て行ってしまった。

体の痛みよりも疲労が勝っていたのか、俺は再び静かに眠るのだった。


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