【完結済】インフィニット・ストラトス 〜狼は誰が為に吼える〜   作:ラグ0109

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天狼包囲網

模擬戦という名の決闘はマドカの勝利で幕を閉じ、その後セシリアとマドカを交えての反省会とレポート提出を行った。

セシリアによるブルー・ティアーズの最新装備であるスター・ブレイカーMk-Ⅱとスターダストを用いた弾幕戦、マドカの卓越した近接戦闘は眼を見張るものがあり、モンド・グロッソ公式大会に出ても他の国家代表に引けを取らない物のように俺には思えた。

まぁ、しっかりと千冬さんからダメ出しを喰らい続けて、セシリアとマドカはションボリとしていたのだが…。

セシリアは、本来ならば懐に入れない様にビット兵器を併用してスター・ブレイカーMk-Ⅱによる弾幕戦を行うべきだったのだろうが、やはり錬度の問題とビットを温存しておきたいが故にケチってしまった為に接近を許し、主兵装を破壊されてしまう憂き目に合っている。

機動力を活かした引き撃ちと変幻自在の偏向制御射撃による嫌がらせを行えば、もう少し粘れたのかもしれんな。

マドカはマドカで慢心が過ぎるとピシャリと怒られてしまっていた。

確かに、ビットのガス欠と言う形で無力化は出来ていたが、ミサイルの警戒を怠ってしまったが為にランサービットを破壊される羽目になっている。

もう少し慎重さが欲しいところだな…。

ともあれ、マドカ自身の操縦技術と言うのは、一年の専用機組から頭一つ抜きんでている。

現状トップの操縦技術を誇るシャルロットよりも卓越しているだろう。

それは、セシリアとの近接戦闘からも窺い知ることが出来る。

今回の事が皆の励みとなり、血肉になるだろう…喜ばしい事だ。

さて…一日の授業を終えて、放課後…今日は生徒会に顏を出さなくて良いと言う事になっているので、皆で訓練をする事になった。

なったのは良いんだが…。

 

「はああああ!!」

「チッ、瞬時加速を使っていないと言うのに…!」

「ラウラ、カバー入るよ!!」

「一夏、一旦下がれ!」

「今度はあたしの番よ!!」

 

恒例の俺イジメと化している。

まぁ、天狼を使わせてくれているだけ、有難いと言えば有難いのだが。

ラファール・エルメスは現在、一組の別の人間が使っている。

パッケージのお陰で第三世代兵器を纏っているからな…最近は、毎日交代で第三世代型のISに触れる機会を設けているそうだ。

アランさんは俺がメインに使っているので、いっその事第二の専用機として、パーソナライズとフィッティングをしてみてはどうか、と学園に打診していたそうだ。

流石に前例が無いのと、学園で使われている訓練機を専用機として潰してしまうと今後の訓練で困るので却下された。

専用機二機とか勘弁して貰いたい…毎日データを纏めて提出せねばならんのだからな…。

因みに、今まで俺が纏めていた天狼の機体データは倉持技研に提出していたのだが、委員会に所属した事を切っ掛けにIS委員会…否、束さんに直接送る事になっている。

態々そんな事せんでも、データは直接見てるだろうに…接点が欲しかっただけかもしれんが。

 

「…後三分…早く撃墜判定をくれなければ本気で動くぞ?」

「天狼白曜の時とダンチじゃないか!!」

「だからと言って、サード・シフト機とやれる機会なんて中々無いのですから!!」

 

一夏は獰猛な笑みを浮かべながら荷電粒子砲を此方に撃ち込みながら、瞬時加速で接近。

セシリアはその荷電粒子砲のエネルギーの奔流に隠すようにビットによる射撃を放ってくる。

俺は荷電粒子砲による影響が出ないすれすれの位置を飛行して一夏との距離を詰めて顔面に膝蹴りを叩き込み、その反動を利用して後方宙返りを行いビットかあらの射撃から逃れる。

そこに狙いすましたかのように二発の荷電粒子砲が、俺に吸い込まれる様に撃ち込まれてくる。

簪の打鉄弐式による連装荷電粒子砲『春雷』だ。

 

「もらったよ、狼牙!」

「だがな、仕留めるには遠い…!」

 

瞬間的に展開装甲を発生させたウィング・スラスターで盾を作り上げて受け止める。

展開装甲のエネルギー消耗は重いものの、矮星に定期的に蓄えていたエネルギーを使う事でシールドエネルギーの残量を気にする必要が無い。

受け止めた反動を利用して更に後退しつつ、展開装甲を消してウィング・スラスターを細かく動かして機体の向きを制御する。

 

「そこぉっ!!」

「もらうぞ、父様!!」

「あったれぇっ!!」

 

空中で機体制御を行ってわざと動きを止めれば、隙と判断した鈴、ラウラ、シャルロットはそれぞれが持つ最大火器での射撃を叩き込んでくる。

鈴は最大まで圧縮した衝撃砲、ラウラは砲戦パッケージであるパンツァー・カノニーアの火器『ブリッツ』を改良した大口径リボルバー・レール・カノン『ブリッツ(ツヴァイ)』による砲撃、シャルロットは俺の軽いトラウマであるアンチ・アテリアル・ライフルによる射撃である。

…殺す気なんじゃなかろうか?

衝撃砲による砲撃は点と言うより面に近い。

幸い一斉射だったので一気に天井付近まで上昇をして回避を…と思いきや、其処には――

 

「狩らせてもらうぞ、銀 狼牙ァッ!!」

「チィッ!!」

 

黒騎士を身に纏ったマドカが、大型バスターソード『フェンリル・ブロウ』を思い切り振り被って待ち構えていた。

訓練が始まってから妙に大人しいと思ったら、俺に隙が生まれるのを待っていたらしい。

マドカは直上から瞬時加速をかけて俺にフェンリルウ・ブロウを叩きつけてくるが、寸でのところで俺は足の参式王牙でそれを受け流す。

だが、動きが止まってしまったが為に衝撃砲からは逃げ切れずに直撃してしまい、アリーナの壁に叩き付けられる。

 

「しゃぁっ!!ナイスフォローよマドカ!!」

「…馴れ合ったつもりはない」

「いや、でも良いタイミングだったよ?」

「あぁ、中々父様には当てられんからな」

 

鈴はガッツポーズしながらマドカを労うものの、マドカは顏を背けて油断なく壁にめり込んでいる俺にフェンリル・ブロウを構えている。

千冬さんの説教はそれなりに堪えたらしい。

そんなマドカの態度を見てか、一夏達は気を引き締めて俺に対して武器を構えなおす。

さて、どうしたものか…。

俺は拳と拳を思い切り打ち合わせ、アリーナ中に轟く甲高い打撃音を発する。

 

「さて、流石にそろそろ本気で動かせてもらう…。機体を壊すのは問題だから、胴体に一撃入れて絶対防御を発生させたら撃墜判定と言う事で良いか?」

「ふぅ…やって見せろよ、狼牙!!」

「こちらは八人…とは言え…」

「弱気になったら負けよ…あたし達なら凌げる!」

 

一夏は此方に雪片弐型を差し向け、不敵に笑みを浮かべる。

箒はやや弱気になっているが…鈴は皆を鼓舞するように声を張り上げる。

 

「銀 狼牙…!!」

 

マドカは、俺を憎々し気に見つめて突撃をしかけてくる。

先走りか…では、最初の獲物とさせてもらおう。

俺は、矮星のエネルギーを解放して機体の出力を一気に跳ね上げて瞬時加速を行う。

残像すら残さない急加速は、高感度ハイパーセンサーでも捉え切れないほどの速度に達する。

マドカはフェンリル・ブロウを突き立てる様に此方に差し向けているが、姿が消えたのを見て驚愕の表情を浮かべた瞬間に脳天に踵落としが炸裂して地面に叩き落とされる。

まず、一つ…更に瞬時加速で箒の懐に入り込んで左手で首を掴んで固定した後、右腕でレバーブローを叩き込んでから首を離す。

二つ…流石に箒に攻撃した瞬間は動きが止まる。

最初に反応を示したのは簪だ。

 

「っ…まけ、ない…!!」

 

簪は超振動薙刀『夢現』を構えて二重瞬時加速で一気に距離を詰めて、箒諸共に薙ぎ払おうとしてくる。

非情ではあるが、正しい判断の様に思う…命がかかっている場合、形振り構っていては全滅するからな。

俺は箒を上空へと放り投げながら一歩踏み込み、夢現の柄に手を添えて一気に払う事で攻撃を逸らす。

背後から鈴が双天牙月を構えて此方に突っ込んで来るのが、ハイパーセンサー越しに確認出来る。

俺は簪の体に回し蹴りを叩き込みながら振り返り、腰のワイヤーブレードを鈴に向かって射出して牽制を行いつつバックブーストをかけてラウラの砲撃から逃れる。

三つ…鈴はワイヤーブレードを双天牙月で斬り払いながら此方に突撃してくる。

ギリギリまで引きつけながら掌を鈴に差し向けて、『銀閃咆哮』による高エネルギー砲を叩き込み直撃させる。

 

「これなら、どうです!!」

 

四つ、セシリアはビットをフルに展開して、まるで網の様に一斉射を行い俺の足止めをしようとする。

しかし、何れも『天狼』によるエネルギー兵器無効化能力により霧散していく。

そんな事は分かりきっているセシリアは、『スター・ブレイカーMk-Ⅱ』による実弾射撃を正確に撃ち込んでいる。

目くらまし代わりか…ハイパーセンサーに送られてくる情報から弾道を割り出し、少しだけ身を捩って避けようとするが、装甲に弾丸が掠っていく。

見立て、と言うよりセシリアの読み勝ちと言った所か?

好機と見たシャルロットは俺に向かってパイルバンカー『グレー・スケール』を撃ち込もうと腕を伸ばす。

 

「いっけぇぇ!!」

 

アリーナに炸薬が炸裂する音が木霊する。

皆、直撃を確信した表情をしているが、すぐに意識を切り替える。

何故ならば――

 

「くっ!」

「惜しかった…生憎とこの手の攻撃は飽きていてな…!」

 

軽く身を捩って左脇腹にパイルバンカーを掠らせた後、腕でグレー・スケールを挟み込み固定。

シャルロットの体をそのまま振り回して、ラウラに依る砲撃の盾にして放り投げる。

五つ…ラウラと一夏、セシリアは緊張した面持ちで此方を見つめて対峙する。

 

「速い…」

「人の反応とかそう言うレベルの問題ではないぞ…」

「本人は性能頼りと仰ってますけれど…絶対嘘ですわ…」

 

嘘かどうかはさておき…天狼神白曜皇のスペックは第四世代機の中でもトップに位置づけられるだろう。

いや、白式雪羅と紅椿、黒騎士くらいなので優劣も何も無いのだが。

だが、実際問題時々此奴の速度に振り回されかける時がある。

本来ならば流れる様に打撃を加えていくのが理想なのだが、一々動きを止めてからでないと打ち込めない時がある。

要精進と言った所だな。

さて…残りも喰い散らかすとしよう。

俺は指で此方に来るようにジェスチャーする。

 

「来い…!!」

「あぁ、行ってやらぁっ!!!」

「では、ラウラさん…手筈通りに」

「了解、一夏のフォローは任せる」

 

一夏は白式のウィング・スラスターの出力を跳ね上げ此方に突撃してくる。

構えは八相…の様な状態だ。

雪羅で左腕か肥大化して両手構えが出来ないから、添えてるような感じだ。

しかし、左腕が盾のように前に出ているので防御をも兼ね備えた構えになっている。

セシリアは一夏の後ろに回りこませない様に、後ろから幾重にも実弾を撃ち込んで弾幕を張り続ける。

最早銃身が焼け付くのもお構いなしと言わんばかりの勢いだ。

サード・シフト機との戦闘データと言うのは、装備を潰してでも行う価値がある。

…現状唯一の機体だし、な。

俺は一夏へと真っ直ぐに向かい、一夏の斬撃に合わせて最小限の機動で避ける。

ロマンもへったくれも無い一夏スルーである。

 

「なっ…狼牙っ!?」

「生憎とお前の相手をしていては神経が磨り減るんでな?」

 

俺は避けた直後に瞬時加速をかけてセシリアへと直進する。

ラウラを護衛につけなかったのが気になるが…先ずは砲台を沈めてしまうとしよう…!

セシリアは驚愕の表情を見せた瞬間、横合いから殺気を感じ取り急停止からの瞬時加速でのバックブーストをかける。

鼻先を砲弾が掠めていく…。

 

「フフ、付き合いが長いのですから…ね?」

「チィッ…勘が良すぎる!」

「狼牙ぁっ!!」

 

どうもお見通しだったらしいな…いやはや、嫁と言うのは末恐ろしい。

セシリアはスター・ブレイカーMk-Ⅱを量子化し、愛銃であるロングライフル『ブルー・ピアス』を呼び出し射撃を始める。

右に左にと軽やかに回避しつつ、瞬時加速で接近してきた一夏の斬撃を腕を弾くことで逸らして避ける。

一夏は、瞬間的に零落白夜を発生させる…マトモに斬撃を受ければ、いくら天狼と言えど行動不能になるまで追い込まれてしまう。

 

「まだ、届かないのか!?」

「あぁ、まだだ!まだ、来られては俺の立つ瀬がないんでなぁっ!!」

 

気合一閃、腕を弾きがら空きなった胴体に掌底を叩き込むが、寸前になって雪羅に阻まれてしまう。

しかし、距離を開けるには十分な隙が生まれ、此方に砲撃を叩き込もうとするラウラへと一気に距離を詰めていく。

消耗してしまうが、この際セシリアのエネルギー攻撃は無視する…最短距離で進まねば一夏にまた詰められるからな。

ラウラは砲撃を止めて両腕からプラズマ手刀を展開し、果敢に斬りかかる。

表情は笑み…それも獰猛な猛獣の様な凄みを感じさせるものだ。

 

「父様!私は、楽しい!」

「そうか、では墜ちろ!」

 

俺との訓練で互いの近接戦闘の手の内は分かっている。

即ち、最速最短による拳撃。

互いに急所を狙い、攻撃を弾き、幾度も交差する。

俺としても幾分高揚するが、無理して突き進んできた分のツケで最大稼働の残り時間が少なくなってきた。

だが、ラウラとて馬鹿でもない…俺の退路を塞ぐようにワイヤーブレードを展開してくる。

バックブーストをかけて逃れようと思っても、背後からは一夏が迫ってきている…こういう時は…。

 

「なっ…!?」

「踏み、砕く…!!」

 

前進あるのみ…!

俺は衝突覚悟でラウラに向かって瞬時加速をかけ、首目がけてラリアットを叩き込もうとするが、ラウラは体を丸める形で防御してラリアットの直撃だけは避けて弾き飛ばされていく。

ラウラと入れ替わる形で、セシリアと一夏が俺を挟み込むようにして近接戦闘を仕掛けてくる。

俺は、それを迎撃しようとして…動きを止める。

 

「おいおい、狼牙…これで終いってわけじゃないだろ?」

「いや、すまん…時間切れだ」

 

俺はPICを切って落下し、地面に着地する。

背面の展開装甲が明滅したのちに消滅し、機体が展開維持限界を迎える。

白め…黙ってリミッターをかけていたな…?

天狼のコアは現在俺の心臓代わりになっている。

そんなコアのエネルギーが搾り取られれば当然一時的にとは言え機能を停止…つまり、心臓が止まる事になる。

そうなってしまうと、俺の死は確実なものになる。

そうならないように、コアの総合エネルギー残量が十%切ったら展開維持限界を迎える様に設定していたと…そんな所だろう。

俺は地面に大の字になって寝転ぶ。

 

「いやはや、粘られたな…」

「遊ぶからそうなるのだろう?無様だな」

「一撃で撃墜判定もらっているマドカには言われたくないな」

「ぐっ…!」

 

マドカが此方へと歩み寄り見下ろしながら嘲笑を浴びせてくるが、事実を言ってやるとぐうの音も出ないのか言葉を詰まらせる。

…案外ポンコツな所がある様だ…からかい甲斐のある娘だ。

 

「よし、私達の勝ちだからただ飯だな父様!」

「いや、待て…いつからそんな話に?」

「えっ」

「えっ…ではない」

 

皆、ぞろぞろと俺の元に集まれば、ドヤ顏で胸を張りながらラウラが約束した覚えのない事を言ってくる。

学食は安い。

安いが、一部メニューは非常に高い。

例のプレミアムプリンとか…。

此処にいる八人分ともなれば、俺の財布の中身が寒い事になるのは必至…修学旅行前なんだぞ!?

 

「マドカさん、この学園で一番おいしい物をいただくとしましょう」

「…いらん」

「つれないこと言うんじゃないわよ?…狼牙に嫌がらせしたいんでしょ?」

「…いいだろう」

「いや、チョロ過ぎだろう…?」

 

マドカは非常に意地の悪い笑みで俺を見下ろしてくる。

…誰か、助けてくれ…。

 

 

 

 

―――

――――――

―――――――――

 

 

 

「えーっと…それは本気ですか?」

「本気も本気サ♪例の男は千冬を打倒できるって言うなら、試しにぶっ倒してみたくなるのサ」

 

楯無は薄暗い生徒会室で、困ったように眉根を寄せて肩を落とす。

通信相手の声は女性…映像は切られているのでサウンドオンリーの状態だ。

通信相手は愉快そうに軽やかな声で続ける。

 

「千冬が引退した事情は知っていル。でも、私はあいつと決着を着けていなイ…にもかかわらず、男のガキに膝をついたって言うじゃないカ」

「いやー、あの時は途中でレフリーストップがかかったと言いますか、何と言いますか…」

「と・に・か・く!今週こっちに来るって言うなら、引き合わせてくれヨ?千冬の弟も気になるけどサ!」

 

有無を言わさず通信相手はそう言うと、一方的に通信が切られる。

楯無はガックリと肩を落とし、深く溜息を吐く。

傍らに控えていた虚が、心配そうに楯無を見つめる。

 

「お嬢様…如何しますか?」

「どうするもこうするも…二代目がヤりたいって言うなら、カードを組んであげないと最悪襲撃されるわよ?」

 

一体どこから狼牙の噂が漏れていったのか…そして、何時から拮抗から勝っているに変化しているのか見当もつかないが、楯無としては愛する人には普通に、ごくごく普通に学園生活を送ってもらいたいと思っている。

無論、狼牙が非常に忙しない立ち位置になっているのは理解しているのだが…。

何だか胃が痛くなってきた様な気がして、楯無は今日目いっぱい甘えようと決めたのだった。




極端に短くするつもりはないですが、一話ごとの文字数ってあんまり気にしなくていいのだろうか…?


鉄血のオルフェンズ七話視聴して円盤全巻購入決めましたよ、えぇ…。
戦闘が全部やたらと緊張感があるって凄いと思いますの。

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