第二次スーパーロボット大戦Z Another   作:Dr.クロ

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今後の事について待っていたAN達の所にある事が持って来られ、新たな出会いを果たす。



第十三話~新たなる来訪者。ファイターと執事~

前回、インサラウムの手により時空振動が起こった。

 

幸いにもZEXISはどこかに飛ばされると言うのはなかったがインサラウムが行った時空振動により暗黒大陸周辺の次元境界線の歪曲が正常になって暗黒大陸に入れる様になった。

 

それにより今後どうするかを待っていたAN達だったのだが、スメラギ達と話しあっていた筈のゼロが持って来た事に驚く、

 

クロウ「転移反応だと?」

 

ゼロ「うむ、此処から少し離れた場所で探知した。恐らくインサラウムが行った時空振動により飛ばされて来たのではないかと言うのが私の考えだ」

 

眉を潜めて聞くクロウにゼロは頷いてそう返す。

 

AN「それは早く保護してあげないといけませんね」

 

ゼロ「その通りだ。なのでAN。あなたの船で向かいたい。メンバーはあなたと船に乗っている2人にガンダム達、さらにクロウとエスター、刹那とシンにアルト、そして私だ。他の者は待機して貰う」

 

そう言うANにゼロはそう指示する。

 

AN「もちろん良いですよ。では早速行きましょう」

 

それにANは了承して指名されたメンバーの機体を収納した後に感知された目標地点へと向かう。

 

一方、目標地点では

 

???「だぁぁぁぁぁぁ!!此処どこだよ!!」

 

???2「ちょっと落ち着きなさいよ!」

 

???3「そうですよ;」

 

そこでは赤い髪の少年が苛立ち気に叫んでいて、それを白銀の髪の少女と執事服を着た水色髪の少年に宥められていた。

 

???3「(まさか、この二人と出会うとは…)」

 

宥めてる中で執事服の少年は白銀髪の少女と赤髪の少年を内心驚きながら見る。

 

実はと言うと執事服の少年にとって2人は超有名人だからだ。

 

???「俺たちのこと知っているような感じだな」

 

そんな執事の少年の様子からそう言う赤髪の少年に白銀髪の少女も気になったのかじっと見てる。

 

???3「えっと…」

 

それに対して執事の少年が言おうとした時…3人の耳に獣の咆哮が入って来る。

 

???「なんだ!?」

 

それに3人は驚いていると離れた場所から3人に向かって来る生物がいた。

向かって来るのは次元獣ダモンでインサラウムのではなくはぐれ次元獣の様だ。

 

次元獣「グオォォォォ!!」

 

???「な、なんだありゃあ!?」

 

???3「逃げましょう!」

 

向かって来る次元獣に驚く赤髪の少年に執事服の少年がそう言って、異議なしと2人は走る。

 

次元獣「グォォォォォ!」

 

逃げる3人だが人と次元獣では大きさと速さも違うので追い付かれかけていた。

 

このままでは…と執事服の少年が思った時…

 

ドドドン!!

 

次元獣「!?」

 

ダモンの前にビーム弾が直撃してダモンの動きを止める。

 

それに3人は驚いた後に飛んで来た方を見て赤髪の少年と白銀髪の少女は目を見開く。

 

目に入ったのは複数のロボットだが、その中の一部が彼らにとって忘れられない機体であった。

 

???「アメイジングエクシア!?それにガンダムX魔王!?」

 

???2「フェニーチェもいるわよ!?」

 

???3「凄い…有名なガンプラが…」

 

驚いている3人を知らずにビーム弾を放ったダブルオーを操縦する刹那はAエクシアに指示する。

 

刹那『民間人を確認。Aエクシア。救助してくれ』

 

Aエクシア「了解ッス!」

 

すぐさまAエクシアは3人の前に着地して3人を掴むと別の次元獣が複数現れる。

 

エスター『増えた!?』

 

ゼロ『アメイジングエクシアはそのまま船に連れて行くんだ!』

 

???3「えぇぇ!?なんですかこれは!?」

 

AN『こ、この声って?!』

 

それに驚く執事服の少年にANは驚く。

 

クロウ『どうしたANさん?』

 

AN『あー、ちょっと驚きまして、詳しくは終わってからと言う事で』

 

聞くクロウにそう返してノワールブラスタは攻撃を開始する。

 

それにクロウは首を傾げるが気を取り直して同じ様に攻撃を開始する。

 

次元獣「ギャオオォォォォォ!!」

 

攻撃された事で狙いをゼロ達に変えたのか次元獣たちはお返しと回転円盤を投げつける。

だが、ゼロ達にとっては慣れた相手なのと情報を事前に聞いていたAN達では敵ではなかった。

 

すぐさま避けた後に追い込んでいく。

 

AN『ARSHIA、一斉砲撃!』

 

一か所に纏められた所をARSHIAの一斉砲撃により次元獣は撃ち抜かれて消滅した。

 

ウイングPR「……戦闘区域内次元獣反応なし」

 

AN『殲滅完了ですね』

 

ゼロ『よし、後は民間人から話を聞こう』

 

報告を聞いてふうと息を漏らすANの後にゼロがそう言う。

 

 

ARISHIA

 

Aエクシアにより連れて来られた3人は艦橋に案内されていた。

 

驚く中でジュースを持って来たAエクシアに赤毛の少年と白銀髪の少女はなんとも言えない顔をしていた。

 

???3「あ、これはどうも」

 

Aエクシア「いえいえ、しっかし…まさかこんなにガンダムがいるんッスね」

 

礼を言う執事服の少年にAエクシアはそう言った後に此処に来る前から執事服の少年が持っていたのを興味深そうに見る。

 

それはスーパーとかで良く見る袋だが中身は…見た事のあるのを含めた様々なガンダムのプラモであった。

 

???3「まぁ色々ありますね」

 

???「確かにこういうのは久々だな」

 

???2「そうね。あ、SDコマンドガンダムもあるのね」

 

それに赤髪の少年と白銀髪の少女が各々に持ってそう言う。

 

???3「お嬢様に頼まれまして」

 

Aエクシア「へぇ~あんたは服から執事だと思ってたけどホントに執事だったんッスね…ああっと俺はアメイジングエクシアと言うッス。あんた等の名前は?」

 

なぜ持っていたかの理由を言う執事服の少年にAエクシアは納得した後に名乗るのを忘れていたのを思い出して名乗ってから聞く。

 

???3「申し遅れました。僕は綾崎ハヤテ。三千院家の執事をしております」

 

Aエクシア「ハヤテッスか~んでそっちの2人は?」

 

名乗る執事服の少年、ハヤテのを聞いてAエクシアは次に赤髪の少年と白銀髪の少女に聞く。

 

???「俺はレイジ。まぁ、よろしくな」

 

???2「私はアイラ・ユルキアイネン。よろしくね」

 

そう2人が名乗った直後にゼロを先頭にAN達が入って来る。

 

入って来た面々、特にゼロにレイジはなんだこいつと怪訝とした顔で見ている。

 

ハヤテ「あなた方は?」

 

ゼロ「我々は地球連邦所属の外部独立部隊、ZEXISの一員で私はゼロと言う」

 

聞くハヤテにゼロはそう言うと3人は首を傾げる。

 

だが、ハヤテが後ろにいる刹那とシンにあっ!?と声を漏らす。

 

ハヤテ「刹那さんとシンさん?!」

 

シン「えっ!?」

 

刹那「!?」

 

アルト「2人共、知り合いか?」

 

声をあげたハヤテのに驚く2人に問うアルトへシンと刹那は首を横に振った後にプラモを見て驚く。

 

シン「な。なんだよこれ!?」

 

刹那「ガンダムが…こんなに!?」

 

AN「そりゃあガンプラは凄い人気ありますからね」

 

驚きの声をあげる2人にANはそう言う。

 

エスター「ガン…プラ?」

 

クロウ「ANさんよ。あんたはこれを知ってるのかい?」

 

そんなANの反応にクロウは興味深そうに聞く。

 

AN「ガンダムのプラモデル、略してガンプラです」

 

レイジ「へぇ~あんた分かるんだな。ちなみにこれが組み立てたのな」

 

答えるANにレイジは関心しながら完成したガンプラを取り出す。

 

刹那「それは?」

 

アイラ「ビギニングガンダムよ。こいつが初めて製作したの」

 

エスター「へぇ~こう見ると精巧に作られてるんだな」

 

レイジの変わりに答えたアイラのを聞きながらエスターは興味深そうに見る。

 

その中でANは4つの箱を取っていた。

 

AN「(SDコマンドガンダム、SD武者頑駄無、SDナイトガンダム、ゴッドガンダム。どれもなかなか良いですね。特にゴッドガンダムはその次があるみたいですね…)」

 

見てからゴッドガンダムのから次なる可能性が浮かんだ後に次にレイジの持つビギニングガンダムを見る。

 

AN「(ビギニングガンダム。これもまた良いですね)」

 

そう考えた後にANはムクムクと創作意欲が湧き出る。

 

ほとんどANは浮かんだのを主に作り上げたりが主でノワールやパールネシアに蒼天は武装追加だったりカラーリング変更だったりする。

 

だからこそゴッドガンダムの可能性の以外にもこれらも作って見ようと思い、特にビギニングガンダムには別のガンダムのを組み合わせたのを考える。

 

AN「すいませんがレイジさん。それ借りますね!後、ハヤテさん、これらも持って行きますね!!」

 

そう言ってレイジの手からビギニングガンダムをひったくるとその場をバビュンと去る。

 

レイジ「な、なんなんだあの女?」

 

クロウ「そういや、ハヤテはなんで執事やってるんだ?見るからにまだ成人してないだろ?」

 

それにレイジが呆気に取られてる隣でクロウがハヤテにそう聞く。

 

同じ様に気になっていたのかエスターと香鈴にシオニーも頷いていてハヤテは困った顔で頬をポリポリ掻く。

 

ハヤテ「実は親からの借金で…」

 

クロウ「へぇ、そうなのか、実は俺も昔、親ので借金してな」

 

シン「アンタの場合は今は別ので借金してるけどな」

 

答えるハヤテにクロウはそう言ってシンに突っ込まれる。

 

ハヤテ「一億五千万もありまして…」

 

クロウ以外のメンバー「はぁぁ!?」

 

クロウ「い、一億五千万んんんんんんんんん!!?」

 

告げられた事に誰もが驚いた後にクロウはANと出会い、二度目のインサラウムと戦う前のANが言った自分とは別で高額な借金を背負った人物の話を思い出す。

 

クロウ「(まさかこいつなのか、ANさんが言ってたのは)」

 

ハヤテ「あれはクリスマスの日のことでした…」

 

そう言ってハヤテは自分がなぜ借金を背負って執事になったのかを話す。

 

ゼロ「な、なかなか壮大な人生を歩んでいるのだな(しかし良くそれだけの借金を出す事が出来る親だな)」

 

ハヤテ「まぁ自動車にはねられたり、ロボットと戦ったり、ホワイトタイガーと戦ったりしてますから」

 

シン&アルト「「それ普通に笑える話じゃねえよ!」」

 

内心、関心に近い呆れを漏らすゼロに笑って言うハヤテにシンとアルトはツッコミを入れる。

 

俺はまだマシに近かったんだなとクロウは内心しみじみとしていた。

 

刹那「……レイジとアイラはハヤテと同じ世界から来たのか?」

 

すると蚊帳の外だったレイジとアイラに刹那が気になったのでそう聞く。

 

レイジ「いや、違うぜ」

 

ゼロ「何?」

 

ハヤテ「ええ!?」

 

返された言葉にゼロや一緒にいたハヤテは驚きの声を上げる。

 

クロウ「ってなんでハヤテも驚くんだ?」

 

アイラ「あー、ちょっと説明するとね」

 

驚いたハヤテにツッコミを入れるクロウや皆にアイラはレイジの返した事の意味を説明する。

 

実はレイジはアリアンと言う異世界の住民でとある時にアイラとハヤテの世界に来てイオリ・セイと言う少年と出会い、彼と共に2人の世界で流行っていたガンプラを用いたホビーバトル、ガンプラバトルをやっていき、世界大会まで出場した。

 

ただ、決勝戦後で起こった大惨事になり兼ねない事態によりレイジはアリアンへと戻らざるえなくなり、アイラはアリアンの出身ではないがレイジがセイに渡していたアリスタでアリアンへ行ったのだ。

 

相棒との約束を胸にアリアンで過ごしていたレイジとアイラは突如周りが歪みだして光ったと思ったらあそこにいた。

 

アイラ「……と言う訳なの」

 

クロウ「そ、そうなのか…」

 

ハヤテ「だ、だからあの大会の後はお2人の情報が全然出なかったんですね」

 

長い説明を終えて言うアイラにクロウはオモチャので大事が起こるとは…と考える中でハヤテは驚いてそう洩らす。

 

レイジ「お前、セイと同じ世界出身か…セイはどうなってるんだ?」

 

ハヤテ「え、あ、ビルダーだけでなくファイターとして有名な人になってますよ」

 

相棒のあの後が気になったのか聞いたレイジはハヤテの言葉に嬉しそうに笑う。

 

クロウ「そうなのか?」

 

ハヤテ「はい、お嬢様はレイジさんとセイさんのを見てガンプラに興味を持ったんです。それで自分に合うガンプラを見繕ってくれで買って来たんですが…」

 

エスター「運悪く時空振動に巻き込まれたって訳なんだね」

 

ウイングPR「運よくとも言えるな、もし俺達が来なければ次元獣の餌食になってただろうからな」

 

聞くクロウにハヤテはそう言って、エスターが同情するとウイングのに確かにそうだねと頷く。

 

ビー!ビー!ビー!

 

クロウ「なんだ!?」

 

X魔王「ちょい待ってくださいな」

 

いきなりの警報に誰もが驚くな中でX魔王がコンソールを操作するとモニターに複数の次元獣が映される。

 

ゼロ「またはぐれ次元獣か!」

 

ハヤテ「でもなんかさっきのと違いませんか?」

 

それを見て言うゼロの隣でハヤテがそう言う。

ZEXISメンバーはその言葉に次元獣を見るが先ほど戦ったダモンとそんなに変わりがない様に見える。

 

ゼロ「とにかく迎撃に向かうぞ!君達は此処で待っていたまえ!」

 

そう言って出て行くゼロ達が知らなかった。

 

まさか遠くで見ている者がいて、次元獣はその者が放ったのとは知らず…

 

???「さぁ、遊んであげなさい。ダモンEX(エクストラ)」

 

見ている者は笑みを浮かばせてそう言う。

 

ダモンEX「ギャオォォォォォォ!!」

 

ゼロ『各機、次元獣をARISIAに近づかせるな!ARISIAに近づいたのを最優先に撃破せよ!』

 

それを知らないゼロ達はANを除いて出撃してダモンEX達へと攻撃を仕掛ける。

 

ダモンEX「ギャォオオオオオン!!」

 

するとダモンEX達は体を赤く光らせた後に高速移動する。

 

Aエクシア「何!?ぐあ!?」

 

刹那『エクシア!っ!』

 

それに誰もが一瞬驚いた後に攻撃を受けてしまう。

 

クロウ『い、今のはトランザムか!?』

 

エスター『な、なんで奴らが?』

 

起こった事に誰もが驚きを隠せなかった。

 

ダモンEX「ギャオオォォォォォ!!」

 

ゼロ『何!?』

 

続けざまにダモンEXが口から放った光線にゼロは驚いた後に絶対守護領域で守る。

 

ゼロ『今のはハドロン砲!?あのダモン、はぐれ次元獣ではないのか!?』

 

刹那『まさかインサラウムか!?』

 

シン『もしくはヴァサーゴ達の!』

 

誰もが驚く中でダモンEX達は攻撃を続ける。

 

???「ふむふむ、良いですねぇ」

 

様々な攻撃を繰り出すダモンEX達に苦戦するZEXISに見ている者は満足そうに笑う。

 

一方でARISIAで見ていたレイジはいてもたってもいられなかった。

 

レイジ「くっそ、俺も戦えれば…!」

 

アイラ「ダメよレイジ!これはガンプラバトルと違うのよ!」

 

苛立つレイジにアイラはそう止めるがレイジは止まらない。

 

レイジ「それでもよ!助けて貰って借りを返せないなんて出来ねぇ!俺は必ず借りを返す!」

 

ハヤテ「レイジさん…」

 

左手を右掌にぶつけてそう言うレイジにハヤテもモニターを見て手を握りしめる。

 

AN「できたー!」

 

そこにご機嫌なANが来て、モニターを見て驚く。

 

AN「なんですかこれは?!」

 

レイジ「おいあんた!なんか機体!俺でも動かせる奴はないのか!?」

 

驚くANにレイジは詰め寄って聞く。

それに呆気にとられたANだが不敵な笑みを浮かばせる。

 

AN「無論、ありますよ!」

 

その言葉と共にレイジとハヤテにウィンクする。

 

 

 

 

ゼロ『くっ!今までの奴と違い過ぎる!』

 

クロウ『確かにこいつ等は厄介過ぎるな』

 

外のメンバーはダモンEXに翻弄されていた。

 

ダモンEX達は縦横無尽に走っている。

 

???「そろそろ…あれをさせますか」

 

それを見ていた者はそう呟いた後にパチンと鳴らす。

 

すると動き回っていたダモンEX達は止まって咆哮した後に口にエネルギーを収束させた後に一斉に放つ。

 

ゼロ『!?』

 

それにゼロは蜃気楼を前に出して絶対守護領域を張るが一斉発射による勢いに押され始める。

 

ゼロ『ぐぬぅ…(いかん。このままでは…)」

 

???『はぁ!』

 

その勢いにゼロが危惧を感じた瞬間、放っていた1体が何かに殴られる。

 

いきなりの事にダモンEX達は攻撃を止めるとどこからともなくビーム弾が飛んで来てダモンEX達に命中する。

 

それに誰もが驚くと彼らの前に2体の機体が降り立つ。

 

シン『…フリーダム?』

 

その内の1体の背中を見てシンは思わずそう言う。

 

ハヤテ『お待たせしました!』

 

レイジ『此処からは俺達も戦うぜ!』

 

アルト『!?ハヤテにレイジ!お前達なのか!?』

 

エスター『と言うか乗ってるの!確かガンプラの奴だよね!?』

 

その機体からした声に誰もが驚いた後にエスターが指摘する。

 

確かにハヤテが乗っているのは見せてくれた奴にあったゴッドガンダムのに似てるがこちらは白い所を除いて黒くしていて、アクセントな感じに左側が赤く、右側が青くされていて、腰にチャンピオンベルトの様にGが描かれたアーマーが追加されている。

 

一方のシンがフリーダムと勘違いしたレイジの乗るのはビギニングガンダムの背中にストライクフリーダムのドラグーンを付けて青い所を赤くした感じのであった。

 

ハヤテ『ANさんが作ってくれました!』

 

レイジ『ハヤテのはガンダムゴッドマスター、俺のはビギニングフリーダムガンダムだってよ』

 

クロウ『また長い名前だな』

 

シン『いや、キラさんのフリーダムを考えると変わらないな』

 

答えるハヤテの後のレイジのにそう言うクロウへシンはそう言う。

 

その際、遠くにいるキラがくしゃみをしたかは定かではない。

 

とにかく頼もしい仲間が増えたのが良い。

 

???「チッ」

 

新たに現れたガンダムゴッドマスターとビギニングフリーダムガンダムに見ていた者は苛立ち気に舌打ちすると見ていた者の意思を読み取ってかダモンEX達は2機へと襲い掛かる。

 

ハヤテ『行きます!』

 

向かって来るのにハヤテは持前の運動神経で放つ武術で向かって来るのを吹き飛ばしたりした後にビームサーベルを持って切り裂いて行く。

 

レイジ『いっくぜ!』

 

一方でレイジはガンプラバトルで培ったバトルセンスと操縦技術でかわした後に甲部分アーマーからビームサーベルを展開してすれ違いざまに切り裂いて行く。

 

その戦い方にクロウはひゅ~と口笛を吹く。

 

ダモンEX「ギャウ?!」

 

ゼロ『敵が怯んだ!今が好機だ!』

 

エスター『ようし!次元獣バスターとして負けてられないよ!』

 

クロウ『確かにロボに乗ってる先輩として負けてられないな』

 

それを見てゼロの号令と鼓舞と共に他のメンバーも負けずとダモンEX達を撃退して行く。

 

???「…しょうがない…」

 

パチン!

 

不利と見てか見ていた者はそう呟いた後に指を鳴らす。

 

すると残っていたダモンEXが一斉に離れた後に一ヵ所に集まると体をくっ付け合わせた後にその体を輝かせる。

 

クロウ『な、何だ!?』

 

???「行きなさい、キメラダモンEX」

 

誰もが驚く中で見ていた者はそう言って消え去ると伝説上の生物であるキマイラの様になったキメラダモンEXが吠える。

 

レイジ『へん!合体したからなんだ!』

 

ウイングPR「油断するな。合体したからには強化されてる筈だ」

 

強気なレイジをウイングPRが注意した後に放たれた火炎弾を避ける。

 

シュン!

 

ドゴォォォォォ!

 

クロウ『どわ!?』

 

火炎弾を避けた直後に伸びて来た尻尾の体当たりでブラスタのAX-55EAGLEが貫かれてしまう。

 

エスター『クロウ!?』

 

クロウ『安心しろ。やられたのは武器だけだ…後でANさんに作って貰わねえとな』

 

叫ぶエスターにクロウは安心させる様に言ってからキメラダモンEXを見る。

 

キメラダモンEX「ギャオオォォォォォ!!」

 

続けてARISIAを見て咆哮するとARISIAが突如ZEXISメンバーへ砲撃を開始する。

 

シン『な、なんだ!?』

 

クロウ『どうした!?』

 

AN「こ、これは!?」

 

それにANはすぐさま操作をしてハッキングされてる事に気付く。

まさかハッキングも出来るとは…と考えた後にANは不敵に笑う。

 

AN「やってくれるじゃないですか…ならばやる事は1つ、倍返しです!」

 

そう言って高速で操作して行く様子にアイラは呆気に取られる。

 

???「おっと、させませんよ」

 

行われてる作業に見ていた者はそう言う。

 

バチバチ!

 

AN「っ!」

 

後もう少しでハッキングを解除しようとしていたANは火花を散らしたコンソールに慌てて離れる。

 

ボスン!

 

その後にコンソールは煙を吐き出す。

 

アイラ「ど、どうなってるの?」

 

AN「壊されたようです。これでは…」

 

直すのには大丈夫だがその間に外のメンバーはARISIAの攻撃を避け続けなければならない。

 

それにANは歯痒い思いをしながら修理にかかる。

 

クロウ『たくっ、めんどくさい次元獣だぜ』

 

キメラダモンEX「ギャォオオオオオン!!」

 

ARISIAからのも避けながらクロウは攻撃して来るキメラダモンEXを見てそうぼやく。

 

他のメンバーも避けながら攻撃しているがなかなかこれと言う有効的なのを与えられてない。

 

???「ククク…」

 

それに見ている者はまた愉快そうに笑う。

 

ハヤテ『ならば!』

 

するとゴッドマスターはキメラダモンEXの周りを走り始める。

 

それに対してキメラダモンEXは尻尾を伸ばして噛み付こうと追いかける。

 

これによりキメラダモンEXは…

 

ギュっ!

 

自分の尻尾で自分の体を拘束して動けなくしてしまう。

 

その後にゴッドマスターが連続攻撃を当てて行き、吹き飛ばす。

 

ハヤテ「Bダッシュアタック!ロボットバージョン!」

 

技名を言ってゴッドマスターがポーズを取ると共にキメラダモンEXは断末魔をあげて消滅して行く。

 

レイジ『やるじゃねえか!!』

 

ゼロ『綾崎ハヤテ、なかなかの実力者だな』

 

それに誰もが賞賛した後にARISIAの砲撃も止む。

 

AN「あ、止まった!?」

 

修理が終わっていざと言う時に終わった事にANははぁーと息を吐いて座り込み、アイラが労う。

 

アイラ「お疲れさま」

 

AN「まったくですよ」

 

 

 

 

しばらくしてゼロ達が帰還し、誰もが作られたゴッドマスターとビギニングフリーダムを見る。

 

クロウ「すげぇなこりゃ」

 

香鈴「確かに、それに初めて乗った筈なのに自分の手足の様に扱っていましたね」

 

改めてゴッドマスターとビギニングフリーダムを見てそう洩らすクロウに香鈴は同意してからハヤテとレイジの操縦の上手さを褒める。

 

ハヤテ「いや、それは…」

 

AN「説明しましょう」

 

それにハヤテが言う前にANがずいっと前に出て注目を集める。

 

AN「ゴッドマスターは他のガンダムと違い、モビルトレースシステムと言うのを採用してるんですよ」

 

ゼロ「モビルトレースシステム?それはどう言う奴なのだ?」

 

出て来た単語にゼロは興味深そうに聞く。

 

AN「普通の機体は操縦するのに色々機械を動かしたりしますよね?」

 

クロウ「普通はそうだな。そうやってロボットを動かすもんだ」

 

当たり前な事を聞くANにクロウが代表で肯定する。

 

AN「だが、このシステムは操縦者の身体の動きに合わせて機体が動くのです」

 

エスター「?????」

 

ハヤテ「つまり、そこのアメイジングエクシアさん達の様に人間の様に動けると言う事です」

 

誰もが驚く中でまだ分かってないエスターにハヤテがざっくばらんに教える。

 

それにああ、成程とエスターは納得する。

 

AN「にしても流石はハヤテさん。ガンダムの生まれ変わりと言われたほどはありますね」

 

刹那「ガンダムの生まれ変わり!?」

 

シン「いやただの比喩表現だろ;」

 

褒めてるのか褒めてないのかそう言うANのに反応した刹那にシンはツッコミを入れる。

 

AN「自動車に撥ねられたり、サファリパークの猛獣と戦ったり、日本刀持った黒服たちと戦ったりしてますからね」

 

シン&アルト「「お前の日常どうなってんだよ!?」」

 

ハヤテ「あ、あはは……;」

 

そう言うANのにハヤテに向けて叫ぶシンとアルトのに本人は半笑いし遠い目をして頬をポリポリ掻く。

 

確かに普通にありえないオンパレードなのだから仕方ないなとゼロも仮面の中で冷や汗掻きながら同意する。

 

AN「まぁ、そんな感じで鍛えられてると言う事です」

 

ハヤテ「それにしてもANさん。僕の人生で起こった事を良く知ってますね」

 

そう締め括るANにハヤテは気になったのかそう言う。

 

AN「読みましたから」

 

ハヤテ「はい?」

 

まさかの返答にハヤテは呆気にとられる。

 

AN「これです」

 

そう言ってどこからともなく1つのマンガを取り出す。

 

表紙には中央に金髪ツインテールの少女がいてその左側にハヤテが描かれていた。

 

クロウ「…ハヤテのごとく?」

 

ハヤテ「あぁ、なるほど……」

 

シン「これで納得するのか!?」

 

本の題名を見て呟くクロウの後に納得してるハヤテにシンはツッコミを入れる。

 

ハヤテ「えぇ、まぁ」

 

レイジ「変わってるなお前」

 

苦笑するハヤテにレイジは頭の上で腕を組んでそう言う。

 

ゼロ「それでは他の者達と合流し、改めて今後の方針を考えて行こう」

 

X魔王「了解、ARISIAを出発させます~」

 

ゼロの号令と共に新たにレイジ、アイラ、ハヤテを加えたメンバーは合流する為に動くのであった。

 

レイジ「そういやなんでフェニーチェをウイングって呼んでるんだ?」

 

アイラ「ウイングはないからフェニーチェが正式よ」

 

ウイングPR&AN「「なん…だと…?」」

 

ついででウイングPRは2人に指摘されてフェニーチェと呼ばれる様になったのであった。




キャラ&機体説明

綾崎ハヤテ
外見:原作と変わらない。
概要
ハヤテのごとくの主人公
ナギがガンプラに嵌っているのでガンプラを買った帰りに時空振動によりADWに来る。
その後はAN達と行動を共にする。
買っていたゴッドガンダムのガンプラを見たANが作り上げたガンダムゴッドマスターに乗る。

アリーア・フォン・レイジ・アスナ
外見:原作と変わらない
概要
ガンダムビルドファイターズの主人公の1人、通称レイジ
時空振動によりアイラと共にADWに来る。
その後はAN達と行動を共にする。
ビギニングフリーダムガンダムに乗って戦う。

アイラ・ユルキアイネン
外見:原作と変わらない。
概要
ガンダムビルドファイターズのヒロインの1人
時空振動によりレイジと共にADWに来る。
その後はAN達と行動を共にする。
ARISIAのオペレーターを務める。


ガンダムゴッドマスター
外見:ガンダムトライエイジにて出たのと変わらない。
概要
ANがハヤテが所持していたゴッドガンダムのガンプラを見て作り上げたガンダム
武装に関してはゴッドガンダムと変わらない。
モビルトレースシステムを導入されていてハヤテの動きをそのまま再現する。

ビギニングフリーダムガンダム
外見:ビギニングガンダムの背中にストライクフリーダムのドラグーンを付けて青い所を赤くした感じ
概要
ANがレイジの持っていたビギニングガンダムを元にストライクフリーダムのを取り入れたガンダム。
ドラグーン以外にMA-M21KF 高エネルギービームライフルを搭載している。
両腕の甲部分アーマーにビームサーベルを3つ搭載しており、そのままビームを展開できるがちゃんと持つ事も出来る。

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