二十年後の半端者   作:山中 一

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第五部 十六話

 意識が反転する気持ちの悪い浮遊感は、一瞬の出来事ではあった。ディアドラ宅のリビングに足を踏み入れたとき、不意に生じた魔力は凪たちを包み込み、そのまま飲み込んでいた。自分が正体も意図も不明な魔術の行使に巻き込まれたというのは凪を始め東雲もアカネも理解していた。さすがに、何も気づかないほど鈍感ではない。かなり複雑で強力な魔術に囚われたのは、肌で感じていた。

「ッ……と、え、何?」

 東雲がきょとんと周囲を見回した。

 特に何も変わっていない。

 室内に生じた魔術の痕跡もなく、魔術による違和感は何かの間違いだったのではないかと思えるくらいであった。

「ディアドラさん、今、何かありましたか?」

「はい」

 と、凪の質問にディアドラは頷く。

「安全を確かなものにするためのセキュリティです。まあ、これでもそこそこの地位にいる官僚なもので。身体に害はありません。わたしを守るための魔術です」

「そうですか。でも、急なことだったんで驚きました」

「すみません。言っておけばよかったですね」

 ディアドラは苦笑した。

 ディアドラの立場を考えれば、自宅に独自のセキュリティを敷くのは間違っていない。一国の警備部門を扱う仕事をしている上に、所領を持っているわけだから身の安全を確保するというのは重要だろう。そして、そのディアドラの防御策の中に凪たちも入れてもらったわけだから、凪たちの安全は、ほぼ確保されたと思ってもいいだろう。

「お飲み物……と、冷蔵庫は切らしてたな。すみません、昏月君、アカネさん、手伝ってもらっていいですか?」

「はい」

「今行きます」

 キッチンで冷蔵庫の中を確認していたディアドラだったが、どうやら冷蔵庫に飲み物が入っていなかったらしい。

 凪とアカネに声をかけて、リビングのドアを開けた。

「あ、わたしも……」

「シノさんはそこで待っててください。うちの倉庫、そんなに広くないので」

「ぇ、はい」

 自分も手伝おうとした東雲の機先を制するように、ディアドラが断りを入れた。ディアドラからすれば東雲は一番のお客様だ。手伝ってもらうわけにはいかないという判断だろうか。執事服を着ているような凪や東雲に仕えるメイドのアカネには手伝いを依頼しやすい。

「大丈夫ですよ、すぐに戻りますから」

「いや、別に一人になるからって変な心配はしてませんけど」

 東雲は一人が心細いと思われたのが心外だと唇を尖らせた。子ども扱いされるのは、なんとなく気に入らない。自分がまだ子どもだと理解しているが、だからといって何もできないと思われるのは癪に障る――――そんな年頃だった。

「昏月君、アカネさんはこっちに」

 ディアドラは廊下に出て、凪とアカネを呼んだ。

 暗い廊下の電気をつけて、そのまま歩いていく。凪とアカネもその後ろをついて行った。

「広いマンションだ」

 凪は呟く。

 リビングもかなりの広さがあった。凪が今暮らしているマンションと同じくらいだろう。以前住んでいた一般的なマンションの三倍は広い。そして、ここはもっと奥行きがあるように見える。

 高層マンションでありながら、初めから多人数ではなく金のある少人数が生活することを想定した設計なのだろう。

「この部屋です。資材倉庫になってまして」

 電気をつけると、そこは下の階に繋がる階段があった。

「マンションなのに下の階があるんですね」

「珍しいでしょう。その分、割高だったんですけど、仕事で使う資材の保管もできるんで重宝してます。ここなら、ほら、万が一にも泥棒は入らないですし、水害にも強い、空調も完璧です」

「あぁ、確かにそうですね」

 高層階なら水が流れ込む心配もないし、盗みに入る者もいないだろう。災害時の支援物資等の保管場所としては確かに使えそうではある。

 本来の使い方も似たようなもので、この部屋はシェルターを兼ねているのだろう。この部屋だけはコンクリート製であることを前面に押し出すようにした、武骨なデザインだ。壁も床も天井も真っ白で、段ボールの山や台車が置いてある。

「温度も一定に保てるし、食材の保管にも使えますから、非常食以外も結構置いてます」

「はあ、そうなんですね。じゃあ、この中に」

「はい。オレンジジュースの箱があります。わたしは飲みませんが友人が来るときに開けたりはしますね」

 凪は階段を下りていく。英語でOrangeと大きく書いてある。段ボール箱の蓋の隙間から、ペットボトルのキャップが見えた。

「ディアドラさん。これでいいですか?」

 指差しながら凪は階段の上にいるディアドラに確認した。

「はい、それでお願いします」

 ディアドラは微笑み、そしてドアを閉めた。

「ディアドラさん……?」

 ディアドラの前にいたアカネが首を傾げた。

 凪が段ボール箱を持ってくるというのに、ドアを閉める意図を判じ兼ねたのだ。

 ディアドラは笑っている。薄っすらと笑みを浮かべている。その笑顔が不思議と悍ましいものに見えて、ぞっとする。

「アカネさん、そこから離れてッ!」

 凪の忠告に若干遅れて、ディアドラから魔力が溢れた。小さな爆発のような衝撃に、アカネが跳ね飛んで、段ボール箱の山に突っ込んだ。

「あ――――か」

 呼吸を乱したアカネが潰れて内容物の漏れだした段ボール箱と一緒に床に転がる。

「アカネさん!?」

「平気、です。ゲホゲホッ、く……」

 口の端を切って血が零れている。衝撃で足腰が立たないのか、アカネは立ち上がることができないでいる。

「そう……さすがに、頑丈ね」

 冷厳に見下ろしてくるディアドラに、今までの人の好さそうな様子は窺えない。ディアドラの声音には凪とアカネへの殺意が明確に籠っている。

小さな黄金(タイニー・アウルム)ッ!」

 凪は黄金の豹を呼び出した。睨み合いをするまでもなく飛び掛からせる。高位の吸血鬼に先手を取られた以上、問答の余地はない。裏切りの理由は気になるところだが、今はそんなことを気にしている場合ではなく、とにかく速攻でここを切り抜けなければならない。凪が持つ眷獣の中で最速の小さな黄金で、ディアドラの首を狙う。

 猛然と襲い掛かる電光の豹を前に、ディアドラは一歩も下がることなく、

「燃やせ、ベリヌス」

 漆黒の太陽が雷光の豹とともに凪とアカネを飲み込んだ。

 

 

 黒炎は一瞬にしてすべてを焼き尽くす。その気になれば、人間程度は一秒とかけずに骨も残さずに焼き払えてしまうほどの火力がある眷獣は、かつて敵対した吸血鬼の血を啜って手に入れたものだ。敵の力を我が物とし、戦闘能力を増大させるのも吸血鬼の特性の一つである。

 少し特別な力を使えるだけの人間の子ども二人分など、然したる問題にはならない。

 部屋の中に転がる段ボール箱は真っ黒に炭化し、中に入っていたジュースは悉くが蒸発し、ペットボトルも溶けて消えている。しかし、燃えやすい段ボール箱が炭化しているとはいえ、残っているのは偏に死体を確認するために火力を調節したからに他ならない。手心を加えたわけではなく、ただ標的を確実に葬ったことを目で確認するためであった。

「今の一瞬で逃れましたか。驚きますね、君たちには」

 煤けた部屋の中にあるのは、炭化した段ボール箱だけだった。どの程度の出力で人体が燃え残るかは十分すぎるほどに熟知している。火力調整を誤ったわけではないので、ここに二人分の死体がない以上は何らかの手段で脱出したと見るべきだ。

 思惑通りに邪魔者を抹殺することはできなかったが、凪とアカネが生きているという確証が得られただけでもよかった。殺したと思って何の手も打たないよりはマシだろう。

 もっとも、ここから逃れたところで何ができるというわけでもない。

「転移魔術か眷獣か。そんな情報はありませんでしたけどね」

 すべての手の内を二人がディアドラに曝しているわけではないだろう。彼らの手札に転移魔術を実現する何かがあったのかもしれない。それでも、そう遠くには転移はできないはずだ。自由自在に転移魔術を行使できるのは、真正の魔女くらいのものだ。消費する魔力も術の精度も人間が咄嗟に行使できる範疇にはない。

「いいでしょう。エレディア」

 ディアドラの呼びかけに応えたのは、黒く染まったマントの男だった。人ではない。真っ白な身体の上に麻のような簡素な素材でできた一枚布の衣服を纏い、その上から西洋風の鎧を装着していた。肌は常に青白く燃えていて、深く被った兜と炎で表情を窺うことはできない。氷のように冷たい炎の魔人というべきか。鎧の隙間から絶えず零れる火の粉は、物を燃やすことは決してない。むしろ、彼に近づくだけであらゆる生命は凍えてしまうだろう。

「ここから逃げた二人を殺しなさい」

 命令は簡潔だった。

 騎士は、鎧の軋む音で返答とした。蒼く燃える炎の騎士は、踵を返して部屋を後にする。

 騎士が出て行った後で、ディアドラは肩を震わせた。

「うふッ、んふふ、ふふふふ……ッ」

 顔に張り付く壮絶な笑み。狂気に侵されたとしか思えない豹変ぶりだ。何年も何年も待ち侘びたその時が今訪れようとしている。興奮を抑えきれず、感情が昂っているのだ。

 東雲はまだリビングにいる。この部屋で起こった一瞬の出来事に、東雲は気付いていない。それは当然だ。この家はディアドラの支配下にあり、魔力の流れを誤認させる結界が張ってある。とりわけ、あの物置部屋はシェルターを想定しているので、外部への魔力漏洩は極めて小さくなるようにしてあるし防音も万全だった。もちろん、だらだらと戦闘を長引かせていればさすがに隠し切れないが、実際の戦闘時間は数秒だった。

「さて、と。いよいよです」

 舌なめずりすらしてしまう。この日のために、すべてを捨てると決めたくらいだ。自分は余りにも長く生きた。退屈な人生だ。もう何もかもどうでもいい。だから、すべてを放り捨てて刹那の欲望に身を焦がすことにした。

 リビングのドアを開けた。

「ディアドラさん……なんか、さっき魔力を感じた気がしたんですけど」

「ああ、大したことありませんよ。少々、虫を駆除しようとしただけですから」

「虫?」

「はい。少し、大きめのサイズだったので、うっかり魔力を零してしまいました」

「さっきの蜘蛛じゃないですよね?」

「もちろん。あんなもの、我が家に一歩たりとも入れませんとも」

 東雲は胸を張るディアドラに苦笑する。

 巨大蜘蛛ですら歯が立たないディアドラが魔力を零すような虫とはいったい何なのか。家の中に入り込む不快害虫と言えば、ゴキブリかゲジゲジくらいのものだろう。虫の知識はあまりない東雲だが、自然の多い混沌界域での暮らしは長い。暁の帝国よりも多くの純粋な生態系を維持するこの国では、日常的に虫の姿を見かける。何といっても南アメリカには世界最大のゴキブリであるナンベイオオチャバネゴキブリが生息しているのだ。その体長は十センチを超える。そのほかにも大型の生物はたくさんいる。魔獣でなくともビッグサイズなのが混沌界域である。

「あれ、凪君とアカネは?」

「ああ、お気になさらず」

 ディアドラは東雲に歩み寄った。フローリングが僅かに軋む。真っ赤に染まったディアドラの瞳に、良からぬ物を感じた東雲は後ずさろうとしたが、そっと伸びたディアドラの手に捕まった。特に何があるわけでもない。少し、いつもと様子が違うと思ったくらいだ。その予感は正しかったが、如何せん信頼関係が出来上がっている。裏切られる側は裏切る側に対して常に後手に回らざるを得ず、ディアドラの両手が東雲の頬を挟み込んで動きを封じた時には、東雲の眼前に真っ赤な瞳が迫っていた。

「ん……むッ!?」

 さらりとしたグロスで艶を出したディアドラの唇が東雲の口を塞いでいた。

 目を見開いて、頭が真っ白になった東雲の唇を割ってぬるりとした感触が口の中に入ってくる。何が起こっているのかまったく理解できなかった。

 ディアドラの口づけは異様に濃密だった。長い年月秘してきた衝動を叩き付けるようであった。東雲の唇を奪ってすぐに、手の位置を変えて、東雲の片手で後頭部を抑えながら、もう片方の手を腰に回し、また自らの腰を押し付けて、全身を密着させる。身体を密着させることで、東雲が蹴りで反撃できないようにしたのだ。

「ん……く……ふぐッ、んんッ!?」

 筋力の違いは明白だった。固定された東雲は藻掻いて逃げようとしているが、ディアドラを引きはがすことができない。それどころか、何かしらの呪詛を経口摂取させられているのが分かる。口を通して体内にディアドラの魔力が注ぎ込まれている。

「あ……は、ぐ……ぁ……?」

 やっとの思いでディアドラから離れた東雲は、動転しながら後ずさった。

「な、に……? え、今の、何? なんで……え、あ、え?」

 東雲はパニックになっていた。

 ディアドラが敵であるということにすら考えが及ばないほどに思考が乱されている。

「ふふ……やっぱり可愛い。びっくりさせちゃったかしら?」

「い、意味が分からない……突然、何するんですか? じょ、冗談が過ぎるんじゃないですか?」

「冗談? うふふ、わたし本気よ? ずっと、あなたのことを想っていたんです」

「ど、どういう……」

「何ということはありません。恋であり愛でもあります。あなたはわたしが心から愛し、犯したいと思った女の子の血を継いでいます。二十年前に失われたデカトスの子にも等しいあなたとの出会いは運命なのだとすら思えたくらいですよ」

「デカトス……」

 その名に聞き覚えはあった。

 第四真祖の眷獣の器はそれぞれ数字で呼ばれていた。デカトスは第四真祖の眷獣をその身に宿す人工吸血鬼の一人で、東雲の母であるアヴローラと同一の存在だ。デカトスは十番目を意味するが、古城と出会った頃にはディセンバーと名乗っていたという。

 アヴローラと同体を成すデカトスの子である東雲は、アヴローラの子であると同時にデカトスの子であるとも言えるだろう。

「今日からあなたはわたしの物です」

「わ、わたしにそんな趣味はないし……その、わたし、帰ります。その凪君とアカネはどこに……?」

「もういないわ」

「え?」

「さっき、わたしの眷獣を叩き込んであげたわ。言ったでしょう、虫を駆除しようとしたって」

「え、あ……?」

 ディアドラは変わらず笑みを浮かべている。

 対して東雲の顔色は悪い。真っ青になっているし、冷や汗が止まらない。心臓がバクバクと鼓動を速めている。恐怖と不安で自律神経がおかしくなりそうだった。何一つ、脳が情報に追いつけない。

「凪君とアカネを、こ、殺した?」

 ディアドラは何も言わない。ただ妖艶に微笑むだけだ。その余裕のある態度が真実めいていて、東雲は思考の一切を切り捨てて自分の血に宿る眷獣に声をかけた。眼前の女をここで始めて敵だと認識した。

「う……ッ」

 ぐらり、と視界が揺れる。

 眷獣を召喚しようとしたのに、体内の魔力の動きが悪い。ろくに眷獣に声をかけることもできないくらいに状態が悪い。おまけに指先の感覚が弱まっている。

「怖い怖い。眷獣なんて真っ先に封じるでしょう」

「さっきの呪詛は」

「眷獣封じ。あなたの眷獣は強力ですから。ですので、もっと保険を重ねます」

 ディアドラが言うやリビングのドアが開いて、ぞろぞろと人が入ってくる。その数、七人。全員が小学校の中学年くらいの幼い子どもだ。全員が一様に同じ簡素な貫頭衣を来ていて、同じ顔をしている。

「何、その娘たち……?」

「見て分かりませんか?」

 東雲の眼前にいる七人の少女を信じがたい思いで見るしかない。

 簡単には認められないが、少女たちは全員東雲の幼少期によく似ていた。

「ふふ、わたしと出会った頃のあなたをモデルにしてみました。あなた専用の眷獣の器(・・・・)です」

「な……眷獣の器って、そんなの」

「完全にとは行きませんが、ディセンバーを取り戻そうと、この二十年研究に研究を重ねてきたのです。第四真祖を引き裂き、封印した古代の天部たちのようには行きませんが、それに似たことはできます」

 ディアドラはそう言いながら、少女たちを東雲にけしかけた。

 誰もディアドラには逆らわない。

 人工的に作り出されたホムンクルスとも言うべき者たちは、意図的に魂を宿さないように調整されている。文字通り、肉と骨でできた人形である。それが一斉に東雲に襲い掛かった。

「嫌ッ、何ッ、何するのッ……!?」

 少女たちは東雲の髪を引っ張り、身体に張り付き、服を引き、腕にしがみ付く。この時には東雲の身体は呪詛に侵され、満足に動くことはできなくなっていた。あっさりと少女に引き倒された東雲の首に背中にくっ付いてきた少女が噛みつく。

「ひ、ぃ……ッ」

 鋭い牙は吸血鬼のそれだ。東雲の柔肌を食い破って血を啜り出す。

 痛みと快感、そして恐怖が東雲の身体を駆け抜ける。

 この少女たちは東雲用の眷獣の器だと言った。ならば、目的は吸血による眷獣の奪取に違いなく、吸血鬼同士の吸血で発生する上書き(オーバーライト)への恐怖が東雲を震え上がらせた。

「やだッ」

 身体を捻って東雲はその少女から逃れようとする。力を振り絞って少女を振り払う。しかし、抵抗はそこまでだった。次々と少女たちが東雲に噛みついてくる。首だけではない。強引に東雲を床に組み伏せて手足を拘束し、服を破って肌を曝させた。首が一番血を吸いやすいが、一度に噛みつける人数は限られる。だから、血を吸えればどこでもいいとばかりに牙を突き立てる。

「痛いッ、あ、やめ、て……やだ、吸わないでって言ってるのに、ひ、あッ、ん、あッ……い、ああッ」

 暴れる東雲を押さえつけ吸血を続ける少女たち。東雲の懇願は魂なき人形には届かない。いくつもの牙が東雲の肌に食い込んで、血と一緒に大切なものを吸い出している。力が抜け落ちて、生まれた時から一緒にいる分身も同然の眷獣たちが抜き取られていくのを感じる。自分の血の中にある力そのもの。東雲を形作る根幹部分が身体から抜け落ちる。

「やめて、もう、離して、噛まないで……うああ、あああ、やだ、助けてよぉ」

 血とともに眷獣と魔力が抜き取られ、やがて東雲からは何もなくなった。いつも存在を感じていた眷獣が身体から消えて、たった一人になってしまった。悲しくて悔しくて、そして何より今自分を取り巻くすべてが恐ろしくて東雲は泣きながら意識を手放した。

 


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