二十年後の半端者   作:山中 一

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続続・幕間

 午後十一時を回り、世の中が眠りへと邁進していく中で、中央行政区の大通りを歩く人影があった。

 二人の女だ。

 一人は腰まで届く美しい黒髪の少女である。黒を基調としたブレザーの制服に身を包んでおり、一見して中高生だと分かる。彼女の手には、チョコミント味のアイスが握られている。すぐ近くのコンビニで購入したものである。そして、彼女の隣を歩いているのは、スーツ姿の妙齢の女性だ。ダークブラウンに染めた髪を肩口で切り揃えていて、働き盛りのOLといった雰囲気を醸し出している。

 傍から見れば、年の離れた姉妹かあるいは母娘のようにも見えるが、会話を聞けば二人の間に血縁がないことはすぐに分かるだろう。

「まったく、こんな時間に外を出歩かれるのは護衛の立場としても苦言を呈さずにはいられませんね」

 と、スーツ姿の女性――――暁の帝国に属する攻魔官たる富士宮茜は奔放な少女の行動に静かに諫言する。

「ごめんなさい。でも、仕方なかったのよ。アイスが食べたい気分だったの」

「それくらい、言ってくださればこちらでいくらでも用意できます」

「自分で選ぶことに意味があると思うわ。それに、ここは地元よ。日本ほど、警備が必要な場所でもないわ」

 悪びれもせず、少女は茜にそう言った。

 あと一時間もすれば日付が変わる。深夜と言っても過言ではない時間帯に高校生が出歩くこと自体が問題なのだが、彼女の場合はさらに護衛を必要とする立場にあるという点で勝手な外出には問題があるのだ。

 こうして、警備の目を掻い潜って外に出ることも屡々で、外見や言動とは裏腹に中々のじゃじゃ馬であった。

「あなたに何かあっては、わたしは御父君や御母君に顔向けできません。きちんと、第二皇女としての自覚を持った行動をしてください」

「分かってるわよ。だから、周りには上手く合わせてるじゃない」

「人が見てないところでも、同じように振る舞ってくだされば尚の事いいのですけどね」

 普段の彼女の行動は、多くの人から慕われるに足る立派なものだ。それは、第四真祖の娘たるに相応しい振る舞いであり、学校でも彼女の人気はカリスマ的な状態にある。

 だからといってばれなければ問題ないというわけでもないだろう。実際に迷惑をかけている人はいるのだから。

「今、車を呼びます。ですので、ここでお待ちください。このまま、ご自宅までお送りしますので」

「ここからなら、歩いて帰れるのだけど」

「ダメです。何があるか、分からないのですから――――ああ、ほら、こんなことしているから」

 ガラスが割れる音がする。百メートルほど先の宝石店の扉が壊されて、三人の男が飛び出てきたのである。

「これは、わたしの所為じゃないわ」

「ですが、君子危うきに近付かずと申します。進んで危険に身を曝す必要はないかと」

「うーん、それはそうなのだけど」

 理屈では分かるものの、目の前で強盗があって見逃すというのは、どうにも落ち着かない。

 正義感などというものではない。だが、気に食わないのは事実であって、そう思えるのはあの強盗三人組をどうにかできる力を彼女が持っているからでもあった。

 故に――――、

「あら、大変。あの人たち、こっちに来るわ」

 などと嘯きながら――――事実、向こうからこちらに走ってきている強盗を視界に収めて、薄らと笑みすら浮かべて、庇おうとして前に出る茜をあざ笑うかのように魔力を生成する。

「古椿」

 彼女の足元に、小さな椿が現れた。魔力で生成された真っ赤な一輪の花が、はかなく、それでいて美しく咲いている。

 椿からは甘い香りが放たれていて、その香りは指向性を与えられて強盗に絡みつく。三人組は、忽ちうっとりと表情をゆるめてその場に座り込んでしまった。

 全身の筋肉が脱力状態にあり、その一方で眼球は激しく動いている――――夢を見ているのと同じ状態である。

「椿の香りは、わたしも好きよ。幸せな夢を見てしまうくらいに……」

「……まったく」

 得意げにする護衛対象に茜はため息で答える。茜でも、この三人を捕らえることは容易だった。見ればただの人間の様子だ。魔術に対する耐性も皆無だろう。眷獣を持ち出さずとも、攻魔官である茜の能力でも解決できた問題であり、皇女が積極的に動く必要はない。けれど、相手を眠らせるという考え得る限り最良の解決方法を選んだのもまた事実なので、これについては苦言を呈するというわけにもいかない。

「連行させますので、しばらくお待ちください……」

 茜は特区警備隊(アイランド・ガード)に通報した。

 そうしている間に、護衛対象はアイスを食べきって手持ち無沙汰になっていた。きょろきょろと辺りを見回していて、目を離すとまたどこかに消えてしまいそうである。

「ねえ、茜さん」

「なんでしょうか?」

 唐突に、彼女が話しかけてきた。

「わたし、今日はお父様のところには帰らないわ」

「はあ!? あの、ではどこに?」

「この辺りってちょうど凪君の家の近くじゃない。挨拶がてら、そこに泊まるわ」

 昏月凪――――彼女からすれば従弟に当たる少年だ。一つ年下ながら、家庭の事情で一人暮らしを余儀なくされているという。詳しい事情は、茜にもよく分かっていない。両親が外国で仕事があるのは理解できるものの、何故、彼が付いていかないのかなどということは。深く考えたこともないけれど、よくよく考えれば奇妙ではあって、偏差値の高い私立校に通っているわけでもないのだから、留学として親についていってもいいだろうに。

 皇帝判断(・・・・)があったということだけは、伝え聞いているところだが、それがどのようなものだったのかまでは末端には伝わらない。所詮は家庭内の問題で、茜の仕事とは無関係だ。

「泊まるといいましても、連絡は?」

「今、入れたわ」

「今って」

 深夜十一時過ぎに泊めてくれと連絡するというのは、さすがにどうなのか。そうこうしている間に彼女は、あっさりと約束を取り付けて、凪の家に向かう方向でその日の行動を決めてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 第四真祖、暁古城を皇帝に戴く“暁の帝国(ライヒ・デア・モルゲンロート)”は八月の最終週を迎え、夏の観光地としての役割を終えようとしていた。

 熱帯に位置する南の島である暁の帝国は、夏と冬が観光客が多数押し寄せる観光シーズンに当たっている。 

 人工島に端を発する新興国のため、歴史遺産や自然由来の観光地は皆無と言ってよく、売りとしているのはその技術力を駆使して建造されたレジャー施設が主となっている。

 中でも、昨年オープンしたばかりのレジャー施設、ブルーマウンテンの人気振りは凄まじく二年目でもその売り上げは鰻上りだという。地元住民は観光客が去った九月から楽しむようにしているため、結果的に年中無休で開店することになる。

 薄明かりが東の空に昇り始めた早朝に、萌葱はベッドに寝転がって携帯端末を弄っていた。

 寝付けなかったわけではない。

 ただ、早く目が覚めてしまっただけだ。夏休みがもうすぐに終ってしまうということへの、せつなさを感じながら、ブルーマウンテンの人気を示すネットニュースを眺めていたときだ。

 携帯端末が振動した。

 バイブレーション機能が、メールの受信を報せてきたのである。

 こんな時間になんだろうか。広告でも、こんな早朝に送ってくるような真似はしないだろうに。などと、思いながら画面を操作して受信フォルダを見る。

 

送信者 くれは

件名 朝のヒトトキ♡

 

 それは異母妹からのメールだった。こんな時間に何をしているんだと思いながらメールを開くと、本文は何もなく、画像データが添付されているだけだった。

「何なのよ」

 朝っぱらから何がしたいのか。時折不可思議な行動を取る妹に対して首を傾げつつ、萌葱は画像データを開いた。

 表示されたのは、一枚の自撮り写真だった。

 腰まで届くみどりの黒髪が、白磁の肌に艶めかしく張り付いている。

 上下共に黒の下着で、身体を隠すものはほかに何もない。とどのつまりは、自分の下着姿を写真に収めているというわけであって、痴女と呼ぶに相応しい行動である。が、ここで萌葱は痴女だと叫ばなかったのは、彼女の隣で眠る凪が目に入ったからであり、どうにもこの痴女と凪が寝所を同じくしているらしいというのが、萌葱のツッコミを忘れさせた。

「ど、どど、どぉいうことじゃ?」

 目を白黒させた萌葱は、即座に電話帳画面を呼び出して異母妹の電話番号を選択する。

 ワンコールで、異母妹は電話に出た。

『どうしたの、萌葱』

「どうしたのじゃないわよ。何よ、あのメールは!?」

『あら、そのまんま朝のヒトトキを楽しんでいただけじゃない』

「だから、なんでそこに凪君がいるのかって話よ! そもそも、あんた日本にいるんじゃないの!?」

 萌葱は声を潜めながらも語気を荒げて疑問を叩き付けた。

 紅葉は母親とともに日本で生活していたはずだ。

『そんなの、戻ってきたからに決まっているでしょう。お盆は過ぎてしまったけれど、こっちだって夏休み中なのよ。お父様にご挨拶するくらい、普通ではなくて?』

「ん、まあ、それはそうかもしれないけど……いや、じゃあなんで凪君の家にあんたがいるのよ。こっちに来ればいいでしょ!」

『いやよ』

「なんで」

『だって、そんなことしたら朝チュンドッキリができないじゃない』

「いやいやしなくていいから。あんたマジで変態のレッテル貼られるわよ。凪君にも!」

『ふふふ、それも悪くないわね。むしろ、いい』

「ちょっと、あんた」

『日頃抑圧されている分、親族の前では素の自分を曝したくなるものよ』

「限度があるでしょ、限度が」

 電話口で妖しく笑う妹に、萌葱は頭を抱えたくなる。

 もとより、変わり者ではあるのだ、紅葉は。

『それにしても、近くで凪を見てると……こう、血が吸いたくなるというか……なるほど、零菜が噛んじゃったのも分かるわ』

「おい、今すぐそのベッドから、いや部屋から出て行きなさい!」

『そんな慌てないでよ、萌葱。大丈夫。五時間は我慢できてるんだから、これからも我慢できるわ』

「紅葉、あんたまさか一晩中そこにいるの!? 今だけじゃなくて!?」

『ふふふ』

「ふふふじゃないわよ、何考えてんのよ!?」

 凪が吸血衝動を引き起こすのは、萌葱も理解できる。彼の血に流れる力はあまりにも高純度なために、吸血鬼のような他者から霊力や魔力を吸い上げる魔族や魔獣にとって力の源のように見えてしまうのだ。それほどまでに、彼は霊媒として図抜けた才能を有している。本人からすれば、堪ったものではないだろう。そのために、自衛手段として攻魔官の訓練を受けなければならなくなったほどだから。

『萌葱』

「何よ」

『……汗って血からできてるのよね』

「本当に止めておきなさいよ、それは」

『何のことかしら』

「いや、何って」

『別に凪を舐め回そうだなんて、思ったとしてもしないわよ。わたし、妄想と現実の区別はつけるタイプだもの』

「つけてもらわないと困るわよ。妹が変態性癖で逮捕されるなんてニュースは見たくないわ」

『わたしだって、逮捕されたくないわよ。そういうのは、頭の中で十分』

「頭の中でも十分に変態だけどね!」

 奔放な発言に、萌葱は呆れ返る。

 昔からこうではあった。何を考えているのか読み取れない変わり者というのが萌葱の紅葉に対する率直な考えである。

 凪に対して、彼女がどのような感情を抱いているのかすら判然としない。好意的であるというのは確実だが、果たしてそれ以上なのかどうか。姉として弟を見守るのか、それとも異性として意識しているのか、はたまたあくまでも吸血対象でしかないのか。のらりくらりとした態度は、そうした本質的な部分をすっかり覆い隠してしまっている。

『人を変態変態言うのはよくないわ。例え事実だとしても、ね』

「事実って認めてんじゃん」

『まあ、世の中は広いから。色々な変態がいるものよ。ほら、例えば弟分がお気に入り登録しているちょこっとエッチな動画を、眷獣まで使ってでぃすびでおはずびーんでりーてっどにしちゃうくらい過保護な姉も世の中にはいるって聞いたわ』

「へえ……そんなのがいるの。大変なのね、その子も」

『ふふふ……』

「ふふふ……」

 冷ややかに笑う。

 相手の声が冷えているのか、こちらの声が冷えているのか。 

「とりあえず、そっち行くわ」

『あら、急にどうしたの?』

「そんな気になったのよ。わたしが着くまでに、ちゃんと服着てベッドから出ていなさい」

 それだけ言って、萌葱は通話を切った。

 すぐに、パジャマから外出用の服に着替え、軽く化粧をして外に出る。

 朝日はいつの間にか昇りきっていた。

 湿った夏の風が、ビルの間を縫って吹き抜けていく。

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 朝食はコーンスープとトーストだけという簡単なもので済ませる。

 これはいつも通りの朝食である。

 違いがあるとすれば、トーストの上にチーズだけでなくて丸いハムが乗っていることと、麦茶が無脂肪牛乳になっていること。そして、いつも見ているテレビ番組の司会者が夏休みということで別のアナウンサーに代わっていることと、日本で暮らしている従姉が目の前に座って、一緒に朝食を摂っているということであった。

 真っ白なブラウスと黒いチノパンだけという飾り気のない格好で、しっとりとした大人の雰囲気を醸し出している。凪の周りにはいないタイプの人種だ。雰囲気という意味で。

「どうかした?」

「いや、何も」

 コーンスープをすすって、凪は言う。

「朝、用意してもらって申し訳ないなと」

「別にいいじゃない。泊めてもらったのは、こっちなのだから」

 ゆっくりと、静かな口調の紅葉は、嫣然とした表情で凪を見つめている。その視線からのがれるように、凪はテレビに視線を移した。

「護衛の人は?」

「いるわよ。隣の部屋に。それ、昨日も聞かれたわ」

「そうだったっけ」

「そうよ」

「そうだったかもしれない、うん」

 会話が中々続かない。滅多に逢わない相手だから、仕方がないと言えば仕方がない。親戚相手ではあっても、口下手な凪では、気の利いた言葉は出てこない。単純に、そういった経験が不足しているというのは否めない。

 紅葉の護衛を務める攻魔官は、かつて雪菜が暮らしていた部屋で待機しているのだという。この家に皇女の誰かが来るときの、待機室として使われている部屋であり、凪のための部屋でもある。

「大丈夫よ。別に会話まで聞かれているわけじゃないから。魔力を使えばすぐに知れるでしょうけど」

「うん、まあ護衛だしそれはそうだろうけど」

 小さくトーストを齧る紅葉は、その行為だけでも絵になる。

 窓から差し込む朝日に照らされた水彩画めいた色調の中に浮かぶ、モノクロの少女。

「そういや、一人、いや攻魔官の人と二人でここに来たんだっけ?」

「ここ?」

「暁の帝国にさ」

「違うわよ。母さんと唯雫(ゆいな)も一緒。ただ、わたしは空港から単独行動しただけ」

「ああ、なるほどね」

 何となく飲み込めてきた。突然、夜中に泊めてほしいと連絡が入ったときから、そんなことだろうとは思っていたのだ。

「空港から単独行動ってのが、ちょっと危ないだろうとは思うけど」

「あら、茜さんみたいなことを言うのね」

「茜さん?」

「わたしの護衛をしてくれている人」

「それは、茜さんが正しいでしょ」

「かもしれないわね」

 深夜に皇女が外をほっつき歩くことが、そもそもおかしいのである。午後十一時だ。普通の高校生でも補導される時間帯である。

 そんなことを話していると、不意に紅葉の視線が玄関のほうに移動する。

 直後、ガチャガチャと音がして、鍵が開いた。

「紅葉ァ!」

 乗りこんできたのは、萌葱だった。ずいぶんと慌てているようだ。

「萌葱姉さん、おはよう。で、朝っぱらから何しに来たんだ?」

「え、あ、凪君、おはよう。うん、大丈夫だった? 何もされてない?」

「いきなりどうしたんだ?」

 凪は萌葱の焦りように首を傾げる。そして、すぐに紅葉が何かしたのだろうと察した。紅葉が、口元を隠して笑いをかみ殺しているからである。

 なるほど、紅葉がこの家に泊まった理由が理解できた。

 どうやら、萌葱に悪戯を仕掛けるためだけに、ここに泊まったのだ。どのような悪戯をしたのかは、まったく想像がつかないけれど。

「あら、萌葱。朝から人の家に突撃なんて、情熱的にもほどがあるわ」

「紅葉、あんたねぇ、ホントになんなの!?」

「だって、面白いんだもの。ところで、朝食は?」

「はあ? そんなの……」

 と、言ったそばから萌葱の腹部が大きく鳴った。

 言葉を失い、見る見る真っ赤になっていく萌葱の顔を見て、ついに紅葉は破顔一笑を余儀なくされた。

「ぐぎ、んぎぃいいいい!」

「くひ、あ、ははは、何それ、わたしを、笑い殺すつもり? これ、ヤバイ、はは、くく……」

「お、おお表に出なさい!」

「いいけど……萌葱じゃわたしに勝てないでしょ。タイマンじゃ。道具(・・)があれば、別かもしれないけれど」

 萌葱は悔しそうに歯を食い縛る。

 散々虚仮にされた復讐をしてやろうと決闘を挑んでも、戦闘能力が低い萌葱ではどうしても紅葉には勝てないのだ。紅葉の眷獣は直接戦闘向き。それも、オーソドックスな生物系である。対して、萌葱の眷獣は後方支援に秀でたタイプである。局地戦で力を発揮する紅葉のそれと、戦略面で多大な影響力を有する萌葱では、土俵そのものが異なる。

「何か、何かない? この女をぎゃふんと言わせる何か!?」

「ゲームでも、すればいいんじゃない?」

 トランプからテレビゲームまで、一通り取り揃えてある。普段使うことはないので、使ってもらえるのならば玩具も本望だろう。

 唐突な殴りこみにも凪は平然と対応した。よくあることだと、すでに割り切っていた。萌葱がやって来たことで、紅葉が醸し出していた奇妙な異世界感が消えて、急速に現実味を帯びてくる。

 相変わらず仲がいい。同学年ゆえに、萌葱にとっても紅葉にとっても、姉妹でありながらも対等な友人といった感覚が強い。姉と妹では、両者の間に上下関係が自然と生まれるが、学年が同じであれば対等だ。零菜と麻夜がそうであるように、萌葱と紅葉もまた同等の相手として、互いを認識している。

 凪は立ち上がってキッチンに向かった。

 とりあえずは、萌葱の分の朝食を用意すればいいかと食パンに手を伸ばしたのであった。

 




新キャラ

暁紅葉
第二皇女で萌葱と同学年

暁唯雫
第六皇女で中一

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