問題児達と錬金術師×2が来るそうですよ?   作:射水 終夜

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どうも、皆さん
今年も残すこと二時間となりました
皆さんは年越しの準備は終わりましたか?
終わってない方はお急ぎを
私はこれからFateの特番を見ながら年越しをします
そして、今年の投稿はこれで最後です
なお、去年と違って1月1日0時の投稿はありませんので悪しからず
まぁ、彼らがどう過ごしているかはこれを読めばわかると思いますが
それでは、本編をどうぞ!


添付レポート アカウント名 カノ

“カノ”さんが入室しました。

 

カノ:こんばんは、皆さん

 

トーマ:こんばんは。

 

真由美:こんばんはー!

 

管理人さん:チャオっす!

 

キアラ:ばんは~

 

カノ:あれ、今年は去年より年越しメンバー多いですね。というか、噂の管理人さんだ

 

管理人さん:はい!ども、初めまして。いつも、ボクのアプリを使っていただきありがとーございまーす!

 

カノ:いえいえ、このアプリのお陰で楽しい時間を過ごせています。こちらこそ感謝です!

 

真由美:さーて、初対面同士の挨拶が終わったところではっじめますよー!!!

 

管理人さん:イエーイ!

 

トーマ:イエーイ。

 

キアラ:で、何でまた私たちが年末版番外編に出てるんですか?

 

カノ:イェイ!

 

真由美:本当にキアラさんは乗り悪いですねー。こんな時ぐらい空気読まないと、友達いなくなっちゃいますよ?

 

キアラ:ご心配なく。敢えて空気読んでないだけですから。とりあえず、真由美さんはウザイから初日の出と共に死んでください

 

真由美:残念ながら私は吸血鬼じゃないでーすwwww

 

管理人さん:それにしてもみんなは、今年も残すこと数時間となったのにチャットするなんて暇人だね

 

管理人さん:まぁ、そんなの個人の自由だけどね

 

キアラ:暇も何も、特に用事がなければこの時間はチャットするのが日課ですからね

 

カノ:でも、俺はもうちょっとしたら落ちます

 

真由美:安定のスルーwww(ヤケ)

 

トーマ:つまり、今年の年越しチャットはしないってことですか?

 

カノ:すみませんが、そうなりますね。コミュニティの仲間に今年は一緒に年越そうと誘われまして

 

管理人さん:それってもしかして···

 

管理人さん:彼女さんですかぁ?

 

キアラ:!?

 

トーマ:なんと!?

 

真由美:まぁ~さぁ~かぁ~?

 

カノ:な、何なんですかいきなりッ!?

 

管理人さん:あれ?違いました?彼氏さんでした?

 

カノ:そこじゃないです!管理人さんは私の性別何だと思ってるんですか!?

 

管理人さん:男の娘(笑)

 

キアラ:礼儀正しい後輩

 

トーマ:純情。

 

真由美:ツンデレww

 

カノ:後半三人は性別ですらない!?

 

真由美:いやいや、男の娘を性別と認めているカノさん自体がツッコミ対象でしょうww

 

キアラ:で、どうなんです?彼女さん何ですか?(ワクワク

 

カノ:それ、答えないと······いけませんか?

 

管理人さん:そりゃね

 

真由美:とーぜん!

 

キアラ:気になりますしね

 

トーマ:実は、自分も···。

 

カノ:え·······

 

真由美:ほらほら~♪

 

管理人さん:早く~♪

 

キアラ:カノさん!

 

トーマ:ソワソワ

 

カノ:今日はこれで失礼します!皆さん良いお年を!

 

キアラ:あ

 

“カノ”さんが退出しました。

 

真由美:あらあら~、逃げられちゃいましたね

 

管理人さん:残念だな~。話聞きたかったのに

 

キアラ:私もカノさんの恋ばな聞きたかったです

 

トーマ:皆さん、彼女ということが前提なんですね···。

 

◇◇◇

 

“ノーネーム”本拠、カズマの部屋

 

バンッ!と何かが力任せに閉じられる音がした。

「おいおい、それ確か精密な物って言ってなかったか?そんな乱暴に扱ったら壊れてしまうぞ?」

ベットの上でゴロゴロしていたレティシアが言う。

「別にいいんだよ。壊れたら直すだけなんだから」

カズマはパソコンのような端末を少し乱暴に引き出しの中に仕舞う。

そんなカズマの様子を見てレティシアは笑う。

はぁとカズマはため息を吐いた。

すると、後ろから二本の腕が伸びてきてカズマを抱き締めた。

「本当に可愛い奴だな、カズマは」

今のレティシアはいつも結っているリボンを外しているため大人の姿だった。

そんな彼女が我が子を抱く母親のように優しく抱き締めていた。

「何かあったのか?」

「うるさいなぁ」

そんな今となっては、たまに見せてくれる年相応な反応に顔が綻ぶ。

本当に、本当に愛しくてたまらない。いつもはつれないけど、こうやって素直な時がある。どっちの時も、愛しい。

そんな彼と一緒に過ごすことができること。こんな幸せ、私には勿体ない。

でも、甘えてしまう。だって、彼は私を生かしたのだからそれくらい責任とってもらっていいよね?

レティシアは上機嫌に笑いながらそっと呟いた。

「ありがとう、カズマ」

 




大体は前書きで語ったのであまりありませんが、今年一年間ありがとうございました
そして、来年もカズマさんたち共々をよろしくお願いします
できるだけ、皆さんを飽きさせないよう頑張りますので
それでは、皆さん。良いお年を!

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