モンスターハンター ~恋姫狩人物語~   作:黒鉄大和

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第34話 帰って来た懐かしき友

 翌朝、クリュウとサクラは酒場で朝食を食べていた。クリュウは比較的安くてボリュームのあるアプトノスの肉と季節の野菜を挟んだサンドイッチを。サクラはそれより少し高いより豊富な具材が入ったカレーを食べている。村から出る時資金を持って来ておいて良かった。と、クリュウは思った。

 朝食を終え、ライザに見送ってもらって二人は馬車所に向かった。これを使って港まで行き、そこから船に乗ってイージス村に向かうのだ。

 運良くすぐに馬車は手配できた。荷物があるので少し大きめな馬車を選んでおいて良かった。

 荷物を運び入れると、馬車は出発した。

 ゴトゴトと揺れる馬車の中、幌の入口から見える外の景色を見詰め、サクラはわずかに口元を緩ませた。

「……イージス村、一体何年ぶりかしら」

 その言葉に、道具の整理をしていたクリュウは顔を上げる。

「そうだね。もう十年以上も前になるかなぁ」

「……そう、もうそんなになるのね」

「みんなサクラが来たら喜ぶよ。エレナだって大喜びさ」

「……エレナもいるの?」

「うん。今は村で唯一の酒場を営んでるよ。と言っても、ドンドルマなんかに比べると豆粒みたなものだけどね」

「……そう」

 そう、サクラがイージス村に来なくなってもう十年以上経っている。その間に村もみんなも大きくなった。もちろんクリュウとエレナ、サクラも……

 そっと外の景色を見詰めるサクラはあの頃からきれいな子だったが、今ではさらにその美しさに磨きが掛かった、誰もが認める美少女となっていた。

 つい見とれていると、サクラが不思議そうに振り返った。

「……何?」

「え? あ、いや! 何でもないよ!」

「……そう」

 サクラは不思議そうにじっと隻眼で見詰める。そのきれいな黒色の瞳に見つめられ、クリュウは顔を赤くして慌てて視線を外す。

 サクラはそんな彼を気にした様子もなく再び森を見詰める。

 クリュウはする事もなく積んである積荷を確認する。相手が厄介な飛竜という事もあり、ドンドルマで手に入れた道具は数多い。シビレ罠やトラップツールはもちろん、村では手に入らないような道具を数多く揃えた。これだけあればしばらくの間は道具不足になる事はないだろう。

 イージス村とドンドルマを行き来するにはまず馬車で港まで一日、乗換えで海を定期船で四日。合計片道五日は掛かる長旅だ。

 ハンターという職業柄長旅は慣れてはいるが、片道五日という長旅はそうない。クリュウはすでに五日掛けてドンドルマまで来ていたので、すっかり疲れていた。

「うぅ、いくら馬車や船で移動する事が多いとはいえ、この距離はさすがに疲れるぅ」

「……そう? 私は平気よ」

「そうなの?」

「……えぇ、私は基本的にどこかの街や村に腰は据えないから、いつも旅しているもの」

「へぇ、僕はイージス村を拠点に各地に飛んでるけどね」

「……それもいいわね。帰るべき場所があるのは、とても幸せな事なのだから」

 そう言うサクラはどこか悲しそうだった。

 彼女は両親を亡くし、各地を飛び回っているハンター。帰るべき場所なんて存在しないのだろう。それはとても悲しく、辛い事だ。

 クリュウはそんなサクラに屈託のない笑みを向ける。

「だったらさ、サクラもイージス村に来なよ。みんな歓迎してくれるし、あそこは君が帰って来てもいいもう一つの故郷みたいなものでしょ?」

 もう一つの故郷とは言い過ぎかもしれないが、でも彼女はあの村の一員みたいなものだ。いつでも大歓迎だ。

 クリュウの言葉にサクラは片方だけの目を少し大きくすると、柔らかく目を細めた。

「……ありがとう」

 ただそれだけの言葉だったが、クリュウにはそれが彼女の心が詰まった礼に感じた。

「うん。みんなサクラなら大歓迎さ」

 サクラはコクリとうなずく。

 あまり話をしないサクラに代わって、クリュウは積極的に話し掛けた。サクラは相槌や短い返事なんかを返してその話をちゃんと聞いてくれた。

 十年以上という長い空白を埋めるかのようなその時間は、長い旅のつまらない時間を華やげた。

 イージス村までの五日間、クリュウは退屈する事なくサクラと話し続けた。

 

 イージス村の船着場に到着した船から降りると、大勢の村人達が集まっていた。その皆の顔はクリュウの帰りに期待の色に染まっていた。

「クリュウ!」

 村人の中から走って来たエレナに気づき、クリュウは手を振る。

「エレナ!」

「こんのアホッ!」

「ごふぁッ!?」

 ドボォンッ!

 突進の如く駆け寄って来た勢いを使ってエレナは跳び蹴りを放った。それは見事にクリュウに命中。吹き飛ばされたクリュウはそのまま海に落ちた。

「な、何すんだよッ!」

 ずぶ濡れで浅橋に上がりながら怒るクリュウ。当然だろう。せっかく役目を果たして戻って来た報酬が跳び蹴り+海へ落下なんてひど過ぎる。

 一方、エレナはそんなクリュウの前で堂々と仁王立ちする。その姿は少女という若さの中にも何か意味不明な勇ましい雰囲気があった。

「遅いのよ。一体どれだけ待たせれば気が済むのよ」

「そんな事言ったって往復だけでも十日は掛かるんだよ!? これでも早い方だよ!」

「うっ……」

 常に勢いだけで生きているエレナは返す言葉が出て来なかったのか、何も言わずにフンとそっぽを向く。その彼女らしい態度にクリュウは呆れと共に帰って来たんだなぁと安堵も感じた。

「で? ちゃんとハンターを連れて来たんでしょうね?」

「も、もちろん! すっごいハンターを連れて来たんだから! フィーリアにも負けないくらいだよ!」

「へぇ、で? どこにいるのよ?」

「あ、うん。サクラ!」

 クリュウが笑顔で呼ぶと、船の中に待機していたサクラが出て来た。もちろん凛シリーズという強力な装備を身に纏って。だが……

「落ちなさい」

「のわぁッ!?」

 ドボォンッ!

「何するんだよッ!」

「何するんだよじゃないでしょッ!? 何あんたッ!? 村の危機でドンドルマまで行って女を口説いて来たのッ!?」

 エレナの言葉はもっともだ。サクラは実力はともかく外見はまるでハンターには見えない。しかも凛シリーズのすごさはハンターだからこそわかるもので、普通の一般人にはわからないだろう。服っぽい凛シリーズならばなおさらだ。これならランポスシリーズの方が鎧っぽく見える。その証拠に、村人達に絶望的な雰囲気が流れていた。

 そんな明らかに自分を呆れた目で見詰める皆にクリュウは慌てて説明する。

「ち、違うよ! サクラは本当にすごいんだよ!」

「すごいって何がッ!? 胸ッ!? 顔ッ!? フィーリアにも負けないって女としての魅力とでも言いたいのッ!?」

 クリュウの襟首を掴んでガクガクと激しく揺らす。視界の隅では村長達も絶望的な顔をしていた。みんなの視線が冷たい……っていうか、痛い。

 あぁ、このまま死のう……

 そんな事を思って最期の時を覚悟した時だった。

「……やめて」

 その声に振り返ると、サクラが片方しかない瞳でじっと見詰めていた。その黒く澄んだ瞳に、エレナは「うっ……」と言葉に詰まる。

 サクラは誰が見てもかなりの美少女だ。エレナも美少女ではあるが、サクラの方がきれいな顔立ちをしている。それを感じたからか、エレナはウーッと低く唸って威嚇する。

「う、うるさいわね! あんたには関係ないでしょ!」

「……関係あるわ。クリュウは私の友達だから」

「サクラ……」

「見詰め合ってんじゃないわよこのアホがぁッ!」

 もう一度海に落とそうとするエレナに、クリュウは必死になって足を踏ん張って耐える。もうこれ以上海に落ちるなんてごめんである。

 そんな桟橋を舞台にした壮絶な攻防戦を見詰め、サクラは小さく微笑んだ。

「……相変わらず、とても仲がいいのね。クリュウとエレナは」

 サクラの言葉に、あと一歩で海に落とせるというところまで追い詰めたエレナは手を離して驚いたように振り替える。

「相変わらずって……前に会った事があったっけ?」

「あー、エレナ。覚えてない? サクラだよサクラ。昔よく村に来てた商隊の隊長さんの娘さんで、よく三人で遊んでたじゃないか」

 クリュウの言葉に、エレナはうーんと考える事数秒。ハッとしたような表情になり、サクラを凝視する。

「え? もしかしてサクラッ!?」

「だからそうだって言ってるでしょ」

 エレナはようやく思い出したらしく、先程までの警戒を完全に解いて友達に向ける満面の笑みになる。

「サクラぁッ! 久しぶりぃッ!」

「……あ」

 エレナはサクラに思いっ切り抱き付いた。エレナのそんな行為にサクラは倒れそうになるが、何とかという具合で耐え切った。

「ほんと久しぶりね! 何年ぶりかしら! あぁもうこんなに大きくなってぇッ!」

「……エレナ、苦しい」

「あ、ごめんごめん」

 エレナが苦笑いしながら離れると、サクラは少し多めに息を吸う。すると、村人達の中から何人もが驚いたような顔をして近づいてきた。彼らはこの村の重鎮達だ。

「まさかサクラちゃんだったとはなぁ」

「元気にしてたか?」

「おぉ、すっかり美人さんになっちゃって」

 村人達は懐かしそうにサクラに話し掛ける。サクラも知っている人が残っていてくれた事が嬉しいのか、頬をわずかながらほころばせる。

「いやぁ、まさかサクラちゃんだったなんてぇ。久しぶりだねぇ」

 村長も嬉しそうにサクラに声を掛ける。エレナもその輪に加わり、皆懐かしき知人との久しぶりの再会を喜ぶ。

 そんな輪の中から完全に置いて行かれたクリュウは苦笑い。

「おーい、僕を忘れてなーい?」

 村人達はすっかり和みムードになっていたが、すぐに村長が今の状況を思い出してサクラを見て難しそうな顔をする。

「サクラちゃんもハンターなの?」

「……えぇ。ドンドルマでクリュウが私を雇った。だから、必ず守る」

「だが、サクラちゃん。本当に大丈夫かい? 相手は強い飛竜らしいが」

「……フルフルは以前にも倒した事がある。それにリオレウスなんかに比べれば弱い」

「え? サクラちゃんはリオレウスを倒した事があるの?」

「・・・えぇ。何度か。この武器も火竜の素材を使ったもの」

 そう言って背中の飛竜刀【紅葉】を持つサクラに、クリュウは改めて少なからずショックを受けていた。

 またも女の子に負けた。

 クリュウの小さなプライドは見事に砕けた。

 まぁ、まだまだかけだしのハンターのクリュウとずっと前からハンターをしていたサクラとでは経験の差があるので当然といえば当然だが、女の子に負けるのは男としてちょっと情けない。だが今はそれが役に立つ。複雑な心境だ。

「じゃあ、明日にでも行ってくれないかな?」

「……いいえ。今すぐにでも行くわ」

「いやいや、そう焦らない焦らない。今日はサクラちゃんとの再会を祝して宴会だよぉッ!」

「……え? あ、でも……」

「サクラ。諦めた方がいいわよ。うちの村長はやると決めたら必ずやる人だから。あんただって散々振り回されてたじゃない」

 エレナの言葉に村長は「失敬だな」とプンプンと怒るが、まるで説得力がない。サクラはそんな村長にフッと微笑み、「……じゃあ、明日にする」と答える。その答えを聞いた村長の喜びようはもう――

「よぉしッ! みんな張り切っていくぞぉッ!」

『おおおおおぉぉぉぉぉッ!』

 ノリのいい村人達を引き連れ、村長は早速パーティーの準備を進めた。相変わらず無駄にハイテンションで無駄に行動力があり余っている人だ。まぁ、その元気がこの村と活動力と言っても過言ではないのだが。

 無理やりパーティーなんてされてサクラは迷惑ではないかと心配していたが、それは杞憂(きゆう)であった。

 騒ぐ村人達を見詰め、サクラはわずかながらも笑みを浮かべていた。それだけで、クリュウは十分であった。

 

 その夜、パーティーを終えたクリュウは家に戻った。サクラはエレナの家に泊まる事となり、今頃はきっと二人で楽しげな会話をしているのだろう。ちょっとうらやましい。

 そんな事を思いながらクリュウは倉庫の中で明日彼女が使うであろう道具を取り出していた。

 シビレ罠や落とし穴、もしかたら爆弾も使うかもしれない。他にも閃光玉とか……

「……フルフルは目が見えないから、閃光玉は効かない」

「え?」

 突然の声に振り返ると、そこにはサクラが立っていた。今は凛シリーズではなくエレナの服を借りているのか、薄桃色のワンピースを着ている。眼帯は依然着けてはいるが、その女の子らしい姿に一瞬ドキリとする。

「……でも、フルフルは動きが遅いから、閃光玉がなくてもそれほど苦労はしない。でも電撃は結構厄介」

「っていうかさ、何の違和感もなく勝手に僕の家に入ってるけど」

「……勝手知ったる家。昔と変わってない」

「ははは、まぁ基本的には変わってないだろうけどね。まぁいいや。お茶でも飲む?」

「……えぇ」

 クリュウは笑みを浮かべるとサクラをリビングに案内する。

 サクラを椅子に座らせると、クリュウはお茶を用意して彼女の前に腰を下ろす。

「まぁゆっくりしてよ」

「……えぇ」

 サクラは差し出されたお茶を飲む。クリュウも自分のコップにお茶を注ぐと飲んでのどを潤す。そして早速話し掛ける。

「じゃあ明日はよろしくね。あと道具ならさっきの倉庫の中にあるから何でも好きなのを使ってよ。爆弾も罠もそれなりの数は用意してあるから」

「……その事で、クリュウに頼みたい事がある」

 サクラはお茶を置くと、真剣な光が輝く隻眼で見詰める。そんな彼女の黒い瞳にクリュウは一瞬戸惑うも自然と真剣なものになる。

「何? 僕にできる事なら何でもするよ」

「……明日、私と一緒に行ってくれないかしら」

「え?」

 クリュウはサクラの言葉に思わずコップを取り零しそうになった。それはクリュウが予想していたもののはるか上を通過するような言葉。

「え? ぼ、僕も明日行くって事?」

「……えぇ」

「い、いや僕は無理だよ! だってまだ飛竜を倒した経験なんてないもの! イャンクックが限界だよ!」

 しかもイャンクックは一人で倒した経験はいまだない。フィーリアの援護を受けてやっと倒して二頭である。そんな自分にいきなり飛竜(フルフル)に挑めだなんて、無茶である。

「……大丈夫。フルフルは私が引き付ける。クリュウにはその間に遊撃してもらいたいの」

「で、でも!」

「……私は、クリュウを信じてるから」

 サクラの黒い隻眼がクリュウを見詰める。黒く輝く瞳には、一切の邪念がない。心の底から、クリュウを信じているのだ。そんな瞳に見詰められるクリュウはだんだん断りづらくなる。

「で、でも……何で? サクラなら一人でも大丈夫でしょ? それに、もう十年も関係がなかった僕を、本当に信用できるの? しかも、僕はまだまだかけだしだし」

「……大丈夫。クリュウは経験が少ないだけで、本当は強い。これからもっと強くなる。そう確信してる。だから、明日はその第一歩。それに――」

 サクラはじっとクリュウを見詰めた後、口元に小さな笑みを浮かべた。その笑顔にクリュウは驚く。その笑顔は、彼が今まで見た彼女の笑みの中で一番優しげなものだった。

「……それに私、クリュウと一緒に狩りをしてみたいから」

 そんな言葉ときれいな笑みにドキリとする。

「え? あ、いや……」

 顔を真っ赤にさせておろおろとするクリュウを見詰め、サクラは小さく微笑む。

 しばしの沈黙の後、サクラは再び口を開いた。

「……明日、一緒に行ってくれる?」

 サクラは再度問う。そんな彼女に、クリュウはまだ赤い頬を掻きながら、

「う、うん……」

 と小さく返事した。

 サクラはその言葉に小さく「……ありがとう」と返した。

 こうして、フルフル討伐に急遽クリュウが加わるという予想外の事態が発生したのだった。

 

 翌日、クリュウとサクラは使いそうな荷物を竜車に積み込んでいた。すでにクリュウが討伐に参加する事は皆に伝えてあったが、相手が相手という事もあり、エレナは不安でいっぱいであった。

「ほ、ほんとに大丈夫なの? 相手はあんたが自分で強いって言ってた化け物なんでしょ?」

 道具を竜車に積み込むクリュウに、エレナは不安そうに声を掛ける。そんな彼女に心配されるクリュウだったが、昨日のうちにフルフルの対処の仕方を事細かくサクラに教えてもらったので、ある程度の余裕はあった。

「たぶん大丈夫だよ。サクラは一人での討伐経験もあるし、なんとかなるって」

「で、でも!」

 どうしても納得できないエレナに、凛シリーズを身に纏ったサクラが声を掛ける。

「……平気。フルフルは動きが遅いから、逃げようと思えば簡単に逃げられる。逃げ出す事に関しては、イャンクックよりも楽。油断さえしなければ、それほど苦戦する相手じゃない」

「ほ、ほんと?」

「……えぇ。それに、もし危険に陥っても、私が必ず守る」

「えー、女の子に守られるのはちょっと……」

「うっさいわね! あんたは黙ってなさい!」

 思いっ切り女の子に実力も迫力も負けるクリュウ。エレナの言葉に激しく落ち込むクリュウを放っておいて、エレナはサクラを見詰める。

「信じても、いいのね?」

「……それはエレナが判断して。でも、私は信じてほしい」

 サクラの片目だけの瞳がエレナを見詰める。彼女が片目になってしまった経緯はもうエレナも知っている。そんな黒い瞳を、その光を、エレナは信じる事にした。

「わかった。がんばってきてね」

「……えぇ」

 エレナが差し出した手を、サクラはそっと握った。

「……必ず、この村を守る」

「お願い」

 サクラはエレナと別れる頃には、クリュウは荷物を全て運び入れ終わっていた。シルキーを引くのは彼女。さすがに一人旅をしているだけはある。

「……じゃあ、行きましょうか」

「うん」

 二人が竜車に乗り込むと、村人達が見送りに来てくれた。

 皆の見送りに喜びながら、竜車は走り出した。

 クリュウは見送る村人やエレナなどに手を振る。そんな彼を見詰め、サクラは馬車を運転しながら口元に小さな笑みを浮かべた。

 クリュウとサクラは一路シルヴァ密林に向かったのであった。


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