モンスターハンター ~恋姫狩人物語~   作:黒鉄大和

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第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ

レン「お、おはようございますからこんばんわまで。モンスターハンター ~恋姫狩人物語~外伝、《Cannon†Girls》主人公、レン・リフレインです」

エリーゼ「同じく《Cannon†Girls》主人公、エリーゼ・フォートレスよ」

レン「こ、今回は《モンスターハンター ~恋姫狩人物語~》のキャラクター人気投票、《第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》の司会進行を務めさせてもらいます。ふ、ふちゅちゅちゅか者ですが、よろしくお願いしまちゅ……ッ!?」

エリーゼ「……あんた、後半相当噛み倒してたわよ」

レン「……うぅ、最初はうまくいってたのにぃ」

エリーゼ「っていうか、何であたし達がこんな事しなくちゃいけない訳? 外伝キャラなんだから関係ないじゃない」

レン「い、一応私達はこのモンスターハンター ~恋姫狩人物語~の外伝作品を担当していますから。それにこっちでも登場していますし」

エリーゼ「だからって何であたし達なのよ。前回みたいにあのアホ面を司会に据えてればいいじゃない」

レン「えっと、作者さんが「前回と同じじゃ見栄えがパッとしないから」と言っていましたが」

エリーゼ「あのアホ作者。内々定が出たからって浮かれてんじゃないわよ」

レン「え、エリーゼさん。そういう事言っちゃダメですよ。作者さん、50社とかエントリーしてがんばったんですから……」

エリーゼ「50社エントリーして内々定が1社だけとか……」

レン「就職氷河期は大変ですね」

エリーゼ「……って、外の世界の事はどうでもいいのよッ。要は何であたし達が担当しなきゃいけないかって事ッ!」

レン「えっと、作者さん曰く「君達は人気投票の結果が悲惨だったから司会くらいしか使い道がなかった」だそうですけど――エリーゼさんッ!? 突然ガンランスを構えてどこ行くつもりですかッ!?」

エリーゼ「決まってるでしょッ! あのクソ作者を竜撃砲で木っ端微塵にしてやんのよッ!」

レン「だ、ダメですよッ! 作者さんを殺しちゃったら作品が永遠に続かなくなっちゃいますッ!」

エリーゼ「んなの知らないわよッ! 適当に『私達の戦いはこれからだッ!』的な事を入れておけば大抵の読者は騙せるわよッ!」

レン「エリーゼさんッ!? 怒り狂い過ぎてとんでもない事口走ってませんかッ!?」

エリーゼ「大体悲惨な結果ってどういう事よッ!」

レン「えっと、私が5ptで12位。エリーゼさんは0ptで最下位――エリーゼさんッ!?」

エリーゼ「何であたしが0ptなのよッ! べ、別に応援してほしいとかこれっぽっちも思っていないけど……何かムカつくッ!」

レン「ま、まぁ元々私達は外伝キャラですから。今回の人気投票も本編の方々の為のようなものですし」

エリーゼ「フン、何よいい子ぶっちゃってさ。自分は票をもらったからっていい気になっちゃってさ」

レン「えへへ。Rさん、スコーピオンさん、ジャンさん。私を選んでくれて、ありがとうございました」

エリーゼ「フン、どうせそれだって1位票じゃなくて2位と3位の寄せ集めじゃない」

レン「……そ、それは言わない約束です」

エリーゼ「……」

レン「……」

エリーゼ「……」

レン「……で、では気を取り直して。ここからは見事多くの読者さんを味方につけてランキング上位に入った方々、ベスト5を紹介していきたいと思います。まず第5位はこの人ッ!」

 

 

 

エリーゼ「とりあえず死になさい」

クリュウ「何でッ!? 突然呼ばれたと思ったら開口一番にそれなのッ!?」

エリーゼ「逆にそれ以外にあんたに掛ける言葉が思い浮かばないんだけど」

クリュウ「ひど過ぎるよねッ!? いくら何でも理不尽過ぎるんだけどッ!」

レン「え、エリーゼさんッ。お祝いごとなんですから、いきなりその雰囲気をブチ壊すような事はしないでくださいッ」

エリーゼ「どうせ出来レースでしょ?」

レン「エリーゼさんッ!? 公正な投票結果を全面否定するような発言しないでくださいッ!」

エリーゼ「チッ、わかったわよ。黙ってればいいんでしょ、黙ってれば」

レン「……あ、あの。何かすみません」

クリュウ「いや、君が謝る必要はないんだけど――それで、一体僕に何の用?」

レン「あ、はい。えっと――おめでとうございますッ!」

クリュウ「……え?」

エリーゼ「……レン、肝心な部分が欠落してるわよ。それじゃこいつの頭がおめでたい事しか伝わらないわよ」

レン「ふえッ!? す、すみませんッ! け、決してそのような意味で言った訳では……ッ!?」

クリュウ「いや、君がそんな事を言う訳ないってわかってるからさ。それで、何がおめでとうなの?」

レン「えっと、今回集計した《第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》にてお兄さん――じゃなくて、クリュウ・ルナリーフさんは見事総得票数40pt(単独投票0pt)で第5位に輝きました」

クリュウ「え? 僕が第5位? ベスト5入りしたの?」

レン「はい。ですので、おめでとうございます」

クリュウ「あ、ありがとう……って、ホントに? 冗談とかドッキリじゃなくて?」

エリーゼ「あんたにドッキリとか仕掛けるだけ無駄な時間でしょうが。こちとらさっさと終えたいんだから、ウソ言うはずないでしょ」

クリュウ「そ、そっか……えへへ、何だか嬉しいな」

エリーゼ「気色悪いわね……」

レン「も、もうエリーゼさんは黙っててくださいッ。えっと、お兄さんは前回は惜しくも第6位でしたが、今回は見事にランクアップしてベスト5入りしましたね」

クリュウ「そうなんだよ。主人公なのにベスト5を逃すとか、正直アレは落ち込んだなぁ。それにしても、何でぼくの票が伸びたんだろ。他にも人気がありそうな子はいっぱいいるのに」

エリーゼ「あんただって自分の順位を信じられてないじゃない……」

レン「えっと、アルトリア編でのお兄さんの活躍っぷりが評価されて得票に繋がったと思われます」

クリュウ「そっか。それじゃ、イリスのおかげだね。彼女には本当に心から感謝しないと」

レン「あの、そのイリス陛下なんですけど……」

クリュウ「イリスがどうしたの?」

イリス「妾に何の用じゃ娘」

クリュウ「い、イリス? 何でこんな所にいるのさ」

イリス「この娘に呼ばれたのじゃ。何やら妾に話があるらしいのじゃが」

レン「え、えっと、あの……」

エリーゼ「しゃっきりしなさいアホ」

レン「は、はいッ。えっと、ごほん。イリス・アルトリア・フランチェスカさん――おめでとうございますッ!」

イリス「な、何じゃ藪から棒に」

レン「いいえ、糠から釘です」

イリス「……何じゃその漫談のような切り返しは。お主は芸人か?」

レン「いいえ。これはお父ちゃんがよく言う切り返しなんです」

エリーゼ「あんたの父親のアホっぷりを披露しに来た訳じゃないでしょうが。ほら、本題」

レン「あ、はい。えっと、イリス陛下はお兄さんと同点(単独投票5pt)、同率5位なんです」

クリュウ「僕とイリスが同じ5位って事?」

エリーゼ「そういう事。ずっとあんた達二人で下位争いをしてたって訳」

クリュウ「下位争いって……」

イリス「ふむ。察するに人気投票の事かのぉ? それで妾がクリュウと同じ5位となった訳じゃな」

クリュウ「どうやらそうみたい。偶然だね」

イリス「競争で5位という結果は不甲斐ないがのぉ」

クリュウ「そんな事言わないの。僕なんて主人公なのにようやく今回ベスト5入りしたんだあから」

イリス「……じゃが、お主と一緒の順位というのも悪くない」

クリュウ「イリス……」

エリーゼ「はいはい。桃色の雰囲気とか面倒だからさっさと片付けるわよ。それでレン、この女王様が5位になった理由は?」

レン「は、はい。主に「まだ幼いのに女王としてがんばる姿と女の子としてのかわいさ、二つを兼ね備えた魅力」「かわい過ぎる」「アルトリア編全体を通して二人のエピソードに感動した」などです。ちなみに補足情報ですが、イリス陛下とお兄さんは一人の投票者が投票できる3人の中でコンビで投票される率がかなり高いそうです」

エリーゼ「ようするに、アルトリア編での感動がそのままあんた達二人の票になったのね」

イリス「感動……妾としてはただ単に王家の恥を晒しただけのような気はするがのぉ」

クリュウ「あははは……」

イリス「――じゃが、お主と出会えた事は、我が人生最大の奇跡じゃな」

クリュウ「僕もそう思うよ。だってさ、普通なら逢えるような距離でも関係でもないんだから」

イリス「クリュウ……」

クリュウ「イリス……」

レン「……あたッ!?」

エリーゼ「……何寂しそうな目であいつの事見てんのよ。殴るわよ」

レン「い、今殴ったじゃないですか……ッ」

エリーゼ「今のは小突いただけよ。殴ってなんかいないわ」

レン「もう、物は言いようじゃないですか……」

エリーゼ「何か言った?」

レン「い、いえ何にも言ってませんッ」

エリーゼ「ふぅん。で、これで終わり? 正直あたしはこいつらの桃色の空気から早く脱したいんだけど」

レン「え、えっと。最後のお二人から今回応援して下さったファンの方々にコメントをお願いします」

クリュウ「そ、そうだね。えっと、応援して下さった皆様には心から感謝いたします。まだまだ若輩者ではありますが、今後これまで以上に精進し、皆様のご期待に応えられるような立派なハンターになってみせます。今後共、どうかよろしくお願い致します」

エリーゼ「……難しい事言ってるけど、読者が求めてるのはあんたの立派さなんかじゃなくて、一体誰に決めるかって事でしょうが」

クリュウ「どういう事?」

エリーゼ「……面倒になりそうだからパス」

レン「え、えっと。じゃあイリス陛下」

イリス「うむ。妾はクリュウと違って今回初登場の新参者じゃ。それに主人公であるクリュウと違うて、今後の登場は未定。正直、お主達から応援してもらった事は心より感謝するが、次にお主達の前に姿を現し、その期待に応えられるかはわからん。じゃが、妾なりに全力は尽くす所存じゃ。じゃから、どうかその時まで妾の事を頭の片隅にでも覚えておいてほしい。妾からは、それだけじゃ」

レン「……さすが女王陛下。威厳のあるお言葉です」

エリーゼ「ほら、終わったんだったらさっさと行くわよ。まだこの先は長いんだから」

レン「あ、はい。じゃあお兄さん、また今度です」

クリュウ「うん。レンも元気でね」

イリス「達者でな」

 

 

イリス「……ところでクリュウ。あのレンとかいう娘とはどんな関係じゃ?」

クリュウ「え? うーん、妹みたいな感じかな」

イリス「……この際、お主とはゆっくり話し合う必要がありそうじゃな」

クリュウ「どういう事? っていうかイリス、何だか目がすごく怖いんだけど」

 

レン「……エリーゼさん。お兄さんがものすごく怖い顔をした陛下に首根っこを掴まれて連れ去られて行きますよ」

エリーゼ「自業自得でしょ。無視して次行くわよ」

レン「は、はぁ……」

 

 

 

レン「続いては総得票数62pt(単独投票25pt)獲得して第4位に輝きました、その凛々しさと気高さ、そして勇ましきで多くの方を魅了した蒼銀の烈風こと、シルフィード・エアさんですッ」

シルフィード「……この唐突な流れは、あれか?」

レン「はい。《第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》です」

シルフィード「そうか……つかぬ事尋ねるが、君達は誰だ?」

エリーゼ「あぁ、そっか。私達まだ本編じゃ顔合わせしてないのよね。えっと、あたしはエリーゼ・フォートレス。こっちの鼻水垂れ流してるのがレン・リフレインよ」

レン「垂らしてなんかいませんよッ」

シルフィード「あぁ、君達か。確か以前クリュウとガノトトスの討伐をしたと言う」

エリーゼ「そういう事。まぁ、この空間は本編と直接の関わりは何もないからさ。伏線とかんな面倒なもん忘れていきましょうよ」

シルフィード「そうだな。その方が私としても助かる――それで、私は4位となったのか?」

レン「そうです。シルフィードさんは前回も4位ですので、順位を維持されたんですね」

シルフィード「そうだな。だが前回は確か45pt票だったから、20pt近く伸ばした感じか」

エリーゼ「票を入れた人の意見の多くが「かっこいい」「勇ましい」「頼もしい」の三拍子って感じね」

シルフィード「嬉しいには嬉しいのだが、何だか微妙な気分だな」

レン「あ、でも他にも意見がありますよ。「頼もしくも所々抜けている所が可愛らしい」「いつもは凛々しいのに時々見せる天然っぽさがいい」「あたふたした姿が最高」などなど、いわゆるギャップ萌えに対する高評価が多いようです」

シルフィード「……それもそれで喜ぶべきか悩む内容だな」

エリーゼ「あと「巨乳最高」って意見も中にはあったわよ」

シルフィード「……」

レン「シルフィードさん? 顔真っ赤ですけど、大丈夫ですか?」

シルフィード「……つかぬ事尋ねるが、これは人気投票とは名ばかりの私に対する公開処刑か?」

エリーゼ「まぁ、実質そうじゃない?」

シルフィード「……」

レン「あ、あの。ファンの皆様に何かコメントを……」

シルフィード「……あぁ、そうだな。投票してくれた人達には感謝する。これからは君達が喜ぶような情けない所はなくして、頼もしい戦姫としてがんばる所存だ」

エリーゼ「いいのそんな事言って。あんたの支持基盤を失うわよ?」

シルフィード「私はクリュウ達を率いるリーダーだ。いつまでも情けない姿を見せてはいられないからな」

レン「でもお兄さんって、シルフィードさんの時々見せるそんな所が可愛らしいとか本中で言ってますよね」

シルフィード「……」

エリーゼ「あんた、今早速自分の発言を撤回しようとか考えてるでしょ」

シルフィード「初期設定ではこんなに弱点は多くなかったんだがな……」

レン「えっと、色々と大変かもしれませんが。今後もお兄さん達を中心とした物語である恋狩では、シルフィードさんの指揮力が重要な役割となっています。どうかこれからもがんばってください」

シルフィード「あぁ、任せておけ」

レン「それでは、私達はこれで……」

シルフィード「あぁそうだ。まだまだこれから長いんだろ? ちょうどクリュウ達に食べさせようと思っていた私の手作りのサンドイッチの詰め合わせがあるんだが。持って行くか?」

レン「うわぁ、いいんですか? それじゃお言葉に甘えて――うにゃああああぁぁぁッ!?」

エリーゼ「逃げるわよレンッ!」

シルフィード「お、おい……ッ」

 

 

エリーゼ「ハァ……ハァ……」

レン「な、何するんですかエリーゼさん。せっかくのご好意なのに……」

エリーゼ「あんた、あの人の最大の弱点を忘れたの?」

レン「え?」

エリーゼ「食品を生物兵器にする程度の能力よ」

レン「……」

エリーゼ「もしもあれを一口でも食べてれば、想像を絶する事になっていたでしょうね……」

レン「……本当に、色々と惜しい人ですね。シルフィードさんって」

 

 

 

レン「続いて第3位は、総得票数75pt(単独投票25pt)獲得。天上天下唯我独尊自分絶対至上主義という覇道を貫きし、その凛々しき片目に彼への愛を誓う無双の戦姫、サクラ・ハルカゼさんです」

サクラ「……クリュウはどこ?」

レン「えっと、お兄さんなら第5位で出番が終了しましたのでここにはいませんが」

サクラ「……ならここに居る意味はない。帰る」

レン「えええぇぇぇッ!?」

エリーゼ「噂通りの我が道の行きっぷりね」

サクラ「……そもそも、貴様らは何者」

エリーゼ「あぁ、毎回毎回面倒だからカットするわよ。確かあんた、前回も3位だったわよね?」

サクラ「……記憶にない」

エリーゼ「……会話にならないんだけど」

レン「えっと、サクラさんは前回46ptですから、大幅にptを伸ばした訳ですね。人気が大きく伸びた要因は何だと思いますか?」

サクラ「……興味ない」

レン「えっと……」

エリーゼ「文字通り話にならないんだけど」

レン「あ、あの強いて言えば……」

サクラ「……クリュウへの愛」

エリーゼ「……あぁ、噂通りあんたはあのバカじゃないと相手になんないわね」

レン「あの、ファンの方々に対して何かコメントを……」

サクラ「……そうね。私とクリュウが結ばれるよう、これからも馬車馬のように私に従いなさい。拒否は許さない。拒否すれば、私の刀が貴様らの首を跳ねるわ」

レン「……え、エリーゼさん」

エリーゼ「もはや何を言っても無駄ね、この子」

サクラ「……クリュウを捜さないと。捜して、手足を縛って、人気のない所へ連れ込んで、あんな事やこんな事を……ふふふふふふふふふふふふふふ」

レン「怖いですッ! サクラさんの目が狂気に満ちまくっているですッ!」

エリーゼ「……あのバカなら向こうにいるわよ」

サクラ「……協力感謝する」

レン「早ッ!? 一瞬でいなくなっちゃいましたッ! ……っていうか、エリーゼさん。正直に教えてしまいましたけど、お兄さんが危険じゃないですか?」

エリーゼ「知ったこっちゃないわよ」

レン「えっと、次に行きましょうか」

 

 

 

レン「第2位は総得票数102pt(単独投票35pt)獲得。過去編が完結してから現実時間で2年半が経過しても根強い人気を誇る過去編ヒロインにして、神恋姫の座に君臨する二色の瞳を煌かし最強の恋姫、ルフィール・ケーニッヒさんです」

ルフィール「皆さんお久しぶりです。モンスターハンター ~恋姫狩人物語~のメインヒロイン、ルフィール・ケーニッヒです」

エリーゼ「監督責任者がいないからって言いたい放題言ってるわね、あんた」

ルフィール「お久しぶりです、生徒会長」

エリーゼ「その呼び方はやめてよ。もう卒業してんだし」

レン「えっと、エリーゼさんとルフィールさんはお知り合いなんですか?」

エリーゼ「……まぁ、知り合いと言えば知り合いだし」

ルフィール「敵同士だった、とも言えなくはありませんね」

レン「あ、あの……」

エリーゼ「こいつはあたしが生徒会副会長の頃にクリュウとシャルルとつるんで問題ばかり起こしていた問題児。そんであたしはそんな治安を乱す学生を制圧していた生徒会役員って訳」

ルフィール「失礼な物言いですね。ボクはこれでも3期連続主席という優等生ですよ」

エリーゼ「素行が問題なのよ。素行が」

ルフィール「あなたが生徒会長になってからは、主にシャルルさんが問題を起こしていましたけど」

エリーゼ「……文化祭で花火を打ち上げようとして理科室一個吹き飛ばすわ、運動会でパイ投げ大会を強行してあたしの顔面にブツけやがるわ。細かいのも含めたら本当キリがないわよ」

ルフィール「エセックス先輩卒業後、生徒会の力は大きく弱体化していたのも苦しいですね」

レン「え、エリーゼさんはすごい人ですッ! 弱体化なんてそんな……ッ!」

エリーゼ「前任者が化け物じみてるくらいにすごかったのよ。あとあの人の腹心とも言うべき優秀な人の大半が、あの人と同時に卒業したのも大きかったわね。今までサポート役のサポート役だった人がいきなり幹部クラスに置かれても、力を発揮できない。まぁ、大概はあたしが出向いてあのバカの脳天をぶん殴って止めてたんだけど」

ルフィール「見ている方としては面白い漫談でしたよ。あなた達の芸人魂には敬服します」

エリーゼ「漫談じゃないし、芸人魂なんてないわよッ!」

レン「あ、あの。私は全くついていけないんですが……」

エリーゼ「別について来なくていいわよ。とにかく、こいつとはそういう関係って訳」

レン「あの、今の話だとほとんどシャルルさんの問題行動しか出ていなかったような……」

エリーゼ「あのバカに色々と吹き込んだり、事態が大きくなるよう裏から手を回してたのがこいつなのよ」

ルフィール「失礼な物言いですね。こっちとしてはあのバカの女王が致命的な事態を起こさないよう止めていた身なのですが」

エリーゼ「モノは言い様ね。理科室爆破事件だって、あんたが防衛戦と用意していたカギを突破したからあのバカが侵入した結果起きた事でしょうが」

ルフィール「それは語弊がありますね。あの時シャルルさんは強行突破しようとしていました。あのバカ力で暴れられたら、理科室一つの被害ではなかったと思いますが」

エリーゼ「……フン、やっぱりあたしはあんたとはウマが合わないわね」

ルフィール「奇遇ですね。ボクも至って同感です」

レン「あ、あのぉ……」

エリーゼ「……あんた、次章から復活するみたいじゃない」

ルフィール「えぇ。過去編から2年半、臥薪嘗胆の想いで耐えて来た苦行にもひとつのケリをつけて、ボクが再び表舞台へと舞い戻る時が、ようやく訪れました」

エリーゼ「過去編でメインヒロインだったあんたが、サブヒロインだったあのバカやアリア達よりも後に登場とはね」

ルフィール「真打というものは、最後の最後に登場するものです。そして、この茶番に終止符を打ちます――先輩は、ボクが必ず取り戻してみせます」

エリーゼ「……まぁ、あたしにはどうでもいい話だけど――まぁ、がんばりなさい」

ルフィール「……努力なんて無意味。結果だけが全てです――ですが、努力を評価するあなたからの助言は、心に留めておきます」

エリーゼ「ハッ、ったく可愛げがないわねあんたは」

ルフィール「失礼します」

エリーゼ「えぇ」

レン「……行っちゃいましたね」

エリーゼ「そうね」

レン「あ、コメントもらってませんけど……」

エリーゼ「無駄よ。あいつの目にはきっと、あの間抜け面しか写ってないんだから」

レン「――そうでもないみたいですよ」

エリーゼ「え?」

レン「これ、ルフィールさんの書き置きですね」

エリーゼ「あいつの?」

レン「えっと……、『皆様からの心温かい応援、心より感謝いたします。皆さんの応援に応える為にも、次章から最強の恋姫として先輩に群がる恋姫を全て駆逐してみせます。恋狩で一時期とはいえ唯一《メインヒロイン》という称号を持つルフィール・ケーニッヒ。主役と烏合の衆でしかないサブキャラとの違い、その目でしかと見届けてください。今後共、末永い応援をよろしくお願い致します――PS がんばり過ぎる元生徒会長、昔のあなたよりボクは今のあなたの方が好きですよ』……だ、そうです」

エリーゼ「……ったく、柄にもない事言ってんじゃないわよ――バァカ」

 

 

 

レン「それでは第1位の発表ですッ」

エリーゼ「……いや、もうわかってるからさ」

レン「え、エリーゼさんッ! 一応秘密なんですから、ネタバレする危険性があるような事言わないでくださいッ」

エリーゼ「わかったわよ」

レン「え、えっと、第1位の発表――の前に、惜しくもベスト5には入れませんでしたがベスト10入りした第6位~第10位までを一挙に発表します。こちらですッ」

 

第7位 ツバメ・アオゾラ(↓) 17pt(単独投票5pt)

第8位 シャルル・ルクレール(↑) 14pt(単独投票0pt)

第8位 ルーデル・シュトゥーカ(New) 14pt(単独投票0pt)

第10位 カレン・デーニッツ(New) 8pt(単独投票0pt)

 

エリーゼ「……ベスト5と比べると、ものすごい底辺の戦いね」

レン「第7位には前回第5位だったツバメさんという方がランクダウンしています」

エリーゼ「せっかく前回人気があったから使い捨てキャラからサブキャラに昇格したのに、すっかり出番がなかった子よね。運がないわね」

レン「第8位には前回第10位だったシャルルさんが浮上していますね。あのバカさがいい、熱血ぷりが最高、時々見せる女の子らしさにグッと来るなどが評価さているようです」

エリーゼ「バカな女子が男子受けするのは、今の時勢の流れに乗ってるだけでしょ」

レン「シャルルさんとタイで第8位となったのはルーデル・シュトゥーカさんという初登場のお方です」

エリーゼ「前回の王者フィーリア・レヴェリって子の親友で狩猟笛使い。戦闘中よくアレなスイッチが入るなど、他にはない個性満載の人のようね」

レン「戦闘中のアレなスイッチが入る以外は普通なのに、過去に辛いを経験を持ち、主人公であるお兄さんに頼ろうとする弱々しい一面とのギャップが良かったとの意見が多いですね」

エリーゼ「キャラクターに何かしら暗い過去を持たせるのはアホ作者の常套手段よね。公開していない処女作でも主人公には幼馴染を殺されているというトラウマがあるし、艦魂って方の作品でも主人公は妹を失ったトラウマを持ち、そしてこの恋狩でもサクラ、シルフィード、そしてこのルーデルって子」

レン「あとエリーゼさんもそうですよね」

エリーゼ「はぁ? あたしはトラウマなんかじゃないわよ。調子に乗んな愚図レン」

レン「ひ、ひどい言われようです……」

エリーゼ「生意気な事言うからよ、バカ」

レン「……えっと、第10位の方はカレン・デーニッツさん。こちらも初登場で、エルバーフェルド帝国において海軍総司令官を務め、お兄さんを女の子と勘違いしたまま友達となった方です」

エリーゼ「……読み返しても、むちゃくちゃな話だったわよね」

レン「モンハン小説なのに、女王陛下に海軍総司令官などが人気キャラにランクインするのは何だか変な感じですね」

エリーゼ「アホ作者が無駄に広げすぎただけよ。モンハン小説なのに全然狩猟しないし」

レン「でも次章からは狩猟編に入るみたいですね」

エリーゼ「アホ作者的にはあと3体くらい狩猟を考えてるみたいだけど」

レン「どんなモンスターを相手にするんでしょう」

エリーゼ「まぁ、一応秘密だから言わないけど。クリュウ、フィーリア、サクラ、シルフィードの四人編成で戦うのはあと一回くらいになるそうよ」

レン「じゃあ、あとの二回はまた分隊という形ですか?」

エリーゼ「一回はそうみたい」

レン「じゃあ、残る一回は……」

エリーゼ「まぁ、そこはこれからのお楽しみって訳。とりあえず、次の狩猟は次章にあるそうだから、まぁ期待しない程度で待ってなさい」

レン「以上、第6位~第10位までの方々でした」

 

 

 

レン「それではいよいよ第1位の発表ですッ」

エリーゼ「……まぁ、大方の予想通りではあるけどね」

レン「《第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》、優勝したのはこの方ッ! その無垢な天使の笑顔で多くの読者の心を撃ち抜いた史上無敵の純情可憐姫。《第1回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》に続いて見事二連覇を達成したフィーリア・レヴェリさんですッ! 獲得ptは王座に君臨するに相応しい堂々とした116pt(単独投票40pt)ッ!」

フィーリア「な、何事でしょうかッ!?」

エリーゼ「ひゃぁく……あんた、前回も確か単独で100pt超えてたわよね」

フィーリア「あの、何でしょうか? ……あれ? レンちゃん?」

レン「あ、お久しぶりですフィーリアさん」

エリーゼ「あぁ、そういえばあんた。前にレンとライザと一緒だったわよね」

フィーリア「そういうあなたは、エリーゼ様ですね。以前レンちゃんから色々とお聞きしました」

エリーゼ「あんた、何を言ったのよ?」

レン「ふえッ!? そ、それはそのぉ……」

エリーゼ「あぁッ! あたしの悪口とか言ってたんでしょッ!」

レン「い、言ってませんよッ!」

フィーリア「悪口なんて言っていませんよ。ただエリーゼ様の事を敬愛し、尊敬し、心よりお慕い申し上げているとお聞きしたまでです」

エリーゼ「余計恥ずかしいわよッ!」

レン「な、何でブツんですかぁッ!?」

エリーゼ「う、うるさいうるさいうるさぁいッ!」

フィーリア「あの、一体何しに来たのでしょうか……」

エリーゼ「何カマトトぶってんのよ。人気投票よ人気投票。あんたが116pt獲得してまた1位になったって言ってんのよ」

フィーリア「え? そうなんですか?」

レン「すごいですよね。二連続優勝、しかもどちらも100ptを越えるという人気っぷり」

フィーリア「前回もそうですけど、そんなに多くの方々に好かれているなんてビックリです」

エリーゼ「でもこんだけ人気があるのに、あんたメインヒロインじゃないんでしょ?」

フィーリア「……正確には私を含めてサクラ様、シルフィード様、エレナ様の四人がメインヒロインという位置づけです」

エリーゼ「不憫よね。連載当初はあんたがメインヒロインだったのに、他のキャラが人気が出始めた結果、メインヒロイン四人体制。まるで最近の幼稚園や小学校の運動会みたい」

レン「どういう事ですか?」

エリーゼ「1位とか順位を決めないって事よ。モンスターペアレンツが怖いから」

レン「そ、そんな恐ろしいモンスターがいるんですか?」

フィーリア「……レンちゃん、たぶん意味間違えてるよ?」

エリーゼ「今回もあんたが見事1位を取った訳だけど、正直今回は前回と違ってあんたの完全勝利とは程遠い結果になったわよね」

フィーリア「そうなんですか?」

レン「はい。正直、フィーリアさんの得票率の伸び率はそれほど高くはありませんが、下位の方々の伸び率は驚異的です。特にルフィールさんは前回の人気投票から全く登場していませんが、前回よりも40pt以上増やして今回は102ptという快挙を成し遂げました」

エリーゼ「他にもサクラって子も前回より約30pt、シルフィードって人も約20ptポイントを増やしてる。それに比べてあんたの伸び率は約10pt。1位には変わりないけど、安泰とは言いづらいわよね」

フィーリア「……サクラ様やシルフィード様の台頭はわかりますが、なぜそのルフィール・ケーニッヒという方が伸びるのかがわかりません。仰る通り、前回の登場から二年以上未登場なんですよ?」

エリーゼ「ほら、一応あのバカのモノローグにはそれらしい描写が多いし、アルザス編の最後では全部の感動を持って行ったし。アメリア編最終回も彼女の無双っぷりが強調されていた。そして次回からはそのルフィールが再登場する訳だから、期待を込めた票も多かったって訳ね」

フィーリア「強敵、なんですね」

エリーゼ「うーん、確かに強敵かもしれないわね。あの娘を本気で撃退しようと思ったら、さっきあんたが言ったメインヒロイン四人がかりで五分か、六対四ってくらいかしら」

フィーリア「……相手にとって、不足はありませんね」

レン「でも、何はともあれフィーリアさんが見事二連続優勝されたんです。お気持ちはいかがでしょうか?」

フィーリア「そりゃ嬉しいよ。私なんかをこんなにたくさんの人が好いてくれるなんて……」

エリーゼ「1位の人間の謙虚な言葉程、下位の連中に対する侮辱はないわよ」

フィーリア「そ、そうですね。では、次回の人気投票では今回以上に他を圧倒してみせますッ」

エリーゼ「すぐそうやって天狗になるのよねぇ」

フィーリア「じゃあどうすればいいんですかッ!?」

レン「あ、あのッ。とりあえずファンの皆様にお返事のコメントを言ってもらえますか?」

フィーリア「そ、そうだね。えっと、前回に引き続いてこうして首位防衛ができたのも応援してくださった皆様のおかげです。心より感謝すると共に、皆様からのご期待に応えられるべく今後も精進いたしますので、どうか今後共よろしくお願い致します」

エリーゼ「……オチなんだけど。普通の事言われてもねぇ」

フィーリア「そんな事言われても……」

レン「あの、そんな事もあろうかとオチ要員をお呼びしました」

フィーリア「オチ要員?」

サクラ「……誰がオチ要員よ」

フィーリア「サクラ様ッ!? ど、どうしてここに……」

シルフィード「私もいるぞ」

フィーリア「シルフィード様、それにクリュウ様、イリス陛下まで……」

クリュウ「あははは、やっぱりフィーリアの人気は強いね。僕の三倍近いptを取っちゃうんだもん」

フィーリア「い、いえ。今回は私も苦戦を強いられたと思います」

シルフィード「そのようだな。日別のポイントを集計してみると、前半はサクラの方がptは高かった。中盤はルフィールが追い抜いて首位をキープするも、後半でフィーリアが一気に追い上げて逆転。前回のように君がずっと首位だったという展開ではなかったな」

サクラ「……最後の最後で組織票が動いたとしか思えない。選挙委員会に訴えるべき」

イリス「委員会などないじゃろうが。会長・副会長・会計・書記全てを兼任しておるのは作者じゃぞ」

サクラ「……なら、作者を始末する」

シルフィード「……それは回りまわって我々の致命傷となるぞ」

クリュウ「それにしても、今回は5位以内は全員票が伸びたんだね」

シルフィード「前回よりも有効得票数1.5倍、参加人数約100名だからな。全体的に票も散っているようだし」

サクラ「……クリュウ、私、フィーリア、シルフィード。このイージス村四人だけで総得票数の過半数を占める」

フィーリア「すごいですね。やっぱり私達は最高の四人組ですね」

エリーゼ「というより、本編のメインキャラでしょうが。むしろそれくらいしてもらわないと、こっちとしては報われないわよ」

レン「あははは……」

クリュウ「じゃあ、そろそろ終わりも近いから閉めようか」

フィーリア「そうですね。読者の皆さん、今回は人気投票のご協力ありがとうございました。今後とも私達の物語、《モンスターハンター ~恋姫狩人物語~》をよろしくお願いします」

シルフィード「まぁ、この先どんな展開になるかは私達にはわからない。だがな、作者が挑んでくるどんな苦行も、私達四人で跳ね返してみせるさ」

サクラ「……私のクリュウに対する愛は、どんな障害も意味をなさない」

フィーリア「わ、私だってクリュウ様への愛はどんな壁だって乗り越えますッ」

シルフィード「まぁ、この四人の絆は最強だ……とでも纏めておこうか」

クリュウ「何だか、恥ずかしいよ……」

エリーゼ「……っていうか、MCは私達だったはずなのに、すっかり持って行かれたわね」

レン「そうですね。でも、最後だけはしっかりと纏めたいと思います」

エリーゼ「そうね」

レン「ゴホン。これにて《第2回 読者のハートを射止めたのは誰だグランプリ》は閉幕いたします。第3回はあるのでしょうか? 期待しましょう。それでは皆様、これからも応援よろしくお願いします。それでは~」

 

 

 

シャルル「……ま、またベスト5入りしなかったっす」

カレン「……新参者はこういう扱いなのでしょうか」

ルーデル「私が外野なんてマジムカつくんだけどぉ~ッ」

エレナ「……もう勝手にして」

 

 

 

皆さんこんばんわ。恋狩作者の黒鉄です。

さて今回は2週間かけて行った人気投票の結果をお送りさせていただきました。

前回はクリュウとアシュアをMCに配置しましたが、今回はエリーゼとレンのキャノンガールズでお送りさせていただきました。

さて、今回は何と約100名の読者の方にご協力をいただきまして、無事にこうして人気投票を無事に送る事ができました。

第1位はやはりと言おうか、無双の強さを誇る最強の可憐姫ことフィーリア・レヴェリ。今回も堂々の100pt超えで見事二連覇を達成しました。しかし今回は下位グループの台頭っぷりがすごく、前回のように圧勝とは言いがたい結果に。

第2位はルフィール。次章から活躍する予定だけあって、期待も込められてかなり今回は躍進。彼女も見事100ptを超えました。しかし前回から全くと言っていいほど登場していないのに前回よりも40ptも伸びるとは、末恐ろしい子ですね(苦笑)

第3位、4位も前回と同じくサクラとシルフィード。どちらも前回よりもptを伸ばしており、サクラに関しては一時的にはフィーリアを圧倒していたのですが、後半で追いぬかれてしまいました。シルフィードは着実な伸びで上位グループを常に牽制していました。

そして今回、第5位には主人公であるクリュウと、そんな彼とアルトリア編で大活躍したイリスが同率でランクイン。こんな所でも仲の良さをアピールしております(苦笑)

クリュウがベスト5入りして本当に良かったです。何せ主人公ですからね。入ってもらわないと……

イリスは前回のルフィールのような状況でしたが、前回のルフィール程は伸びませんでした。でもまぁ、今回は結構5位以外にも票が散っていましたからね。

そして5位入りしなかった子達もなかなか奮闘した方です。しかしエレナだけは今回はベスト10すら逃す事に。前回よりも大幅に得票数を減らして、わずか6pt。一応最古参の恋姫であり、分類上はメインヒロインのグループに入るキャラなんですが……ものすごく残念な結果に。

とまぁ、こんな感じで人気投票は終わりました。

皆さんはこの結果、いかがだったでしょうか?

またこういう機会がありましたら、ぜひやってみたいです。その時はまたご協力をお願いします。


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