ソードアート・オンライン―黒の剣士ともう一人の少年―   作:出席する白ウサギ

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すみません、正月ってことで里帰りをしてて
準備やらで書く時間がほとんどありませんでした。
それに短い……本当にすみません。

予定として次話でボス戦での戦闘描写で倒せたらなぁって思います。
あー、戦闘描写苦手ェ……


震える剣

エギルさん伝で情報を広めてもらうことで、ボス攻略会議は難なく始まった。

ボスの情報はキリトが持ってきてくれたものだ。

斧を持ったミノタウロス型、取り巻きはいないらしい。

そのため、ボス一体に集中して戦える。

戦法としてはパーティーでボスを囲み、スイッチしながら戦い続けるといったものだ。

まだ戦力が整ってない今、この戦法が一番有効と思われる。

 

「いいか、一層の時みたいになる危険もあるが俺達はそれを乗り越えた!俺達の目標は百層だ!さっさと上にいくぞぉ!!」

「うおぉぉぉぉ!!」

 

エギルさんが仕切り、士気をあげる。

 

「今回は俺、アスナ、アリスの三人パーティーだが、恐らく一番火力がでると思う。

だからこそ、フォローなんかに動くことも多いと思うけど頑張ろう」

「うん、そうだねって、そうなの?」

 

キリトが僕達に言ったことに疑問を抱く。

だってキリトはともかく、僕や姉ちゃんは火力型ではない。

火力というかスピード型だ。

それにパーティーを組んで少しモンスターと戦ったが、組んで一日しかたってない即席パーティーなのだ。

 

「まだ二層だから、なれてる人ほど強い。

あー、自分で言うのもあれだけどビーターだからさ、他の人よりは強いって自信はある」

 

若干恥ずかしそうにしながら言う。

 

「別に僕も姉ちゃんもビーターってこと気にしてないから」

 

エギルさんに一層でのことは聞いている。

だからフォローを入れておく。

 

「それはありがたい」

 

命のやり取りをしてるからなのか、今の状況でキリトという存在は僕達にとってとても大きな存在だと思った。

不思議と安心する、そんな感じだ。

 

 

 

 

「アリス!右だ!」

「了解!」

 

迷宮内に入り奥へと進む。

道は情報屋から買った情報で分かっているため敵がいない道を進むが、何処かで敵とは出会ってしまう。

敵の攻撃をかわし、剣を突き立てる。

新しく二層のボスと戦うということでキリトに言われるままオススメの片手直剣を入手している。

攻撃力があがったため、カウンターを数回決めれば敵はポリゴンとなって消える。

 

「お疲れ」

 

キリトと姉ちゃん、僕はお互いに声をかけあう。

だいぶ連携もとれてきた。

 

「見えたぞ!あれがボス部屋だ」

 

迷宮内の雰囲気を壊すように……いや、威圧間が増すような存在の巨大な扉がある。

 

「こ、これが……」

「大丈夫?少し震えてるけど……、無理したら駄目だよ」

「違うよ姉ちゃん、武者震いってやつだよ。

やっと、戦えるんだ……絶対倒す」

「ホントに?無茶したら駄目だよ、絶対に」

 

小声で話しかけられ、今の状態を見透かされた。

つい誤魔化してしまったけど、威圧間を感じでしまい、初めて敵と戦闘した時みたいに怖い。

 

「準備はいいな?いくぞ!」

 

確認をとると、エギルさんは扉を開く。

それと同時に雪崩込むように突入する。

 

ボッ……ボッ……ボッ……

 

部屋の内に炎が煌めきだし、明るくなる。

すると部屋の奥にいる影に気づく。

 

「The ax which glitters……煌めく斧?」

 

ボスの名前には必ず『The』という単語がつく。

だから、あれはボスだというのは分かるけど。

 

「おいおい、斧って言ったって、どこにそんなのあるんだよ!」

「ありゃぁ……どう見てもただのゴーレムだろ」

 

名前と容姿の違いに思わず突っ込んだ人もいる中、僕達は冷静に考える。

 

「ゴーレムか、首や眼の所以外は石で硬そうだな」

「キリト君、あそこ……肩の所にも隙間はあるよ」

「問題は、弱点と思わしき所が高所にあるってことか」

 

高所ってことは敵の攻撃をかわしてから空中をソードスキルを使えばいい。

そしたらソードスキル発動中は滞空できる。

ただ、僕にはソードスキルが使えないから攻撃役にはなれない。

たった二日だがキリトに教わってみたがソードスキルは発動できなかった。

ソードスキルを発動するために特定のフォームで剣を構えるが剣はひからずに沈黙を続けたのだ。

何回やっても光輝くことはなかったため、諦めてしまった。

原因もわかっていない。

 

「アリスはサポートを頼む、初のボス戦だから無理だけはするな、いくぞアスナ!」

「わかったわ」

 

姉ちゃんの返事と共にキリトと姉ちゃんは走り出す。

それに続いて各パーティーも攻める。

 

「僕だって!」

 

キリトと姉ちゃんを追いかける。

ソードスキルが使えなくてもお荷物はごめんだ。




あけましておめでとうございます!
今年のお年玉は全部、機種変に使って飛びそうで
ピンチな学生です、はいorz

はぁ、現実逃避でモンハンしよ……
あ、ポケモンしてねぇ、クラスメイトに対戦依頼されててポケモン揃えないと……
あああああ、ポケモンセンスないからきついぃw
モンハンしよ……

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