インフィニット・ストラトス 忘れ去られた恐怖とその銀龍 作:妖刀
あと読み返してたら、ビキニ環礁の場所がどう見ても大西洋な感じだったのでそこら辺を修正いたしました。
では久々のゴジラの登場です。本編、どうぞ。
そのトンボの群れは、渋谷区を抜け出し目黒、大田区方面の上空を駆け抜けていく。その光景を地にいた人々はただ茫然とし、あるものはスマートフォンで動画や写真を撮り、あるものはあまりの異様さに悲鳴を上げる。
そしてこの日、とあるビルの屋上で男をカツアゲしていた男上司たちが偶然メガニューラの進行方向にいたため、そのまま頭だけ齧られて屋上に血の池を作りながら飛んでいく。
その後メガニューラは東京湾へと飛び出し、そのまま太平洋へと向かっていく。この時の数は総数200ほどで群を成し、マッハ1にも及ぶ速度でその目標がいる場所へと飛んでいく。
そこにいる高エネルギー体へと向けて……。
ここは太平洋。そこの海面から山々が連なる、大きな壁が浮上した。滝が落ちるかのような大きな音をたて、山々は持ち上がり、黒い影がその下から現れる。
大きな水しぶきを上げ、そこから現れたのは黒く大きな体を持つ大怪獣、ゴジラだった。
「グルルゥゥ……」
何十年ぶりの海の向こうだろうか、ゴジラは小さく唸って空を見上げる。まさに快晴ともいえる空にまぶしい太陽のおかげでゴジラは少し目を細め、何十年ぶりに体に日光の光を当てる。
背びれがバチバチと青白く光り、日に当たらなかったため白くなっていた背びれが灰色に染まり始める。いや、濡れていたためその光の反射で白く見えていたのが、乾燥して元の色に戻ったのだ。だが再び移動するのか、ゴジラは再び水面に体をたたきつけて潜行し始める。
その時だ。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!
それは水中にまで聞こえた。
いったい何の音だろうか。水中にいるため遠くの音がよく聞き取れるが、そのノイズにしか感じないほどの騒音だ。
まるでたくさんの羽音のようにも聞こえるが、それにしても音が多すぎる。一体何なのか、ゴジラは音が聞こえる方とは真逆、太平洋へとむけて移動を始める。だが音は一向に収まらず、むしろ近づいてきてると判断できた。
その時、背中に痛みが走る。それも1つではなく10、20、いやそれ以上にだ。
ゴジラはいったい何なのかと驚き、急速浮上をして水中から大飛沫を上げながら顔を出した。そしてゴジラが見たもの、それは空を覆い尽くす大量のトンボの群れであった。
「チチ、チチチチ」
1匹のトンボが上げた鳴き声は、まるで指令が伝播するかのように広がり、周りにいたトンボも同じ声を上げていく。その五月蝿さにイラついたゴジラは背びれを青白く光らせ、そして口からも光が漏れる。
だがその時、大量のトンボ“メガニューラ”が一斉にゴジラめがけて突っ込んできたのだ。その行動に驚きながらもゴジラは口から青白い放射熱戦を吐き、真正面から迫りくるメガニューラを一斉に焼き払っていく。だがその数はあまりにも多く、正面以外に側面や背面などからも襲い掛かってきたため、ゴジラの体はすぐにメガニューラに覆われていき、その姿もまともに見えなくなっていった。
ゴジラの体に張り付いたメガニューラたちは、その尻尾の先にある鋭い3本針のうち、中央の長めの針をゴジラの皮膚に突き立てる。そして根元まで深々と刺した後、その尻尾にもわかるほどに何やらカラメル色の液体が胴の方に流れていく様子がはっきりと映る。
「グルルゥ……!」
ゴジラは体に纏わりつくメガニューラを鬱陶しく思い、それを吹き飛ばそうと背びれをチカチカと不均一に光らせ始める。そして体が青白く光り始め……なかった。
「グォォ……!?」
ゴジラはまさかの事態に困惑した。体内放射を使おうとしたとき、一気に体から力が据われる感覚に襲われたのだ。それが一体何なのか、その目で見渡すと……。すぐに判明した。メガニューラだ。
そう、メガニューラは尻尾の針からゴジラのエネルギーを吸ってるのだ。そのため体内放射を使う分のエネルギーを吸うことで攻撃手段を封じたのだ。
それにゴジラは困惑したがすぐに何するか考え付いたため、小さく唸ってその身を海中に完全に沈めていく。そして勢いよく水深が深い所へと潜っていく。だがそれでもメガニューラは引き剥がれず、がっしりと尻尾を刺したままだ。
その時、ゴジラが自身の体をスクリューのように何回も捻る。その遠心力は壮大なもので、メガニューラは無理やりゴジラの皮膚から引き剥がされ、そのまま水深100m弱の水中に漂うことに。メガニューラは尻尾を忙しく動かして水面へと向かうが、この時複眼が後ろを捉えた。ゴジラから青白い光が発してるのを。
「グォォァァァ゛ア゛ア゛ア゛!!!」
その時ゴジラが吼え、そして水中にいるメガニューラたちは、この後襲い掛かるエネルギーによって体を木っ端微塵にされてしまった。
そして水中で起きたゴジラの体内放射による大爆発は、海面に高さ100mは及ぶ大きな水柱を作り上げた。その衝撃は水中にいたメガニューラだけで出ではなく、空中にいたメガニューラにまで衝撃波を伝えたため、同時にこの海域にいたメガニューラの大半がこれによって一気に半数以上が衝撃波などで死滅した。
残った10匹にもならぬメガニューラは困惑した。数で圧倒していた自分たちがたった1体の獣にここまでされるなんて。この数ではエネルギーを吸えるだけ吸っても、王に与えるための栄養としてはあまりにも少なさすぎる。そしてゴジラも水中に潜られたため自身の適正では潜れても追いかけることはできない。
メガニューラたちはそのまま引き返そうとした。
その時、水中から再びゴジラが現れた。その目は先ほどの鬱陶しさが無くなったからか眉間に刻まれていた深い皺は無くなっており、ただまだ鬱陶し気に空を見上げる。そこにいた残りのメガニューラはゴジラを見たとき、本能かわからないが、「こいつはやばい」と判断した。そしてマッハ1にもなるその速度で逃げ出そうとするが……。
この時ゴジラの背びれが光り始め、口内も青白く輝き始める。そしてゴジラが口を開いた瞬間、青白い光、“放射熱戦”がメガニューラめがけて手放たれた。
それによって最初の1匹が一瞬で燃え上がる。他のメガニューラはとっさに反応して一気にばらけて逃げ出したが、ゴジラはそのまま首を動かして熱線であたり一帯を薙ぎ払い始めたため、残りもそのまま焼き払われ、燃える残骸が海へと落ちていく。
「グルルゥ……」
周りを見渡し、数匹逃げられたがメガニューラが全滅したことを確認したゴジラは小さく唸り声を上げる。あちこちに刺さった傷もすでにすべて治っており、今となっては無傷も同然だ。
ゴジラは今まで吸ったエネルギーが無駄になったと怒りながら、再び原潜を襲うことにした。そして水中を進み続けること数時間。1隻の原潜が視界に入り、ゴジラはそれを襲うことにした。
それにより再び原潜が行方不明になる事件が多発し始め、後に日本から調査船が派遣されることとなるが、それはまた後の話である……。
その内容はすでに学園のテレビでもニュースとして流れていた。丁度夕食時だった生徒たちは食堂についてるテレビに全員が注目していた。
『~そのため市民の皆さんは用のない時に外へ出るのはご遠慮ください』
「これ、メガニューラじゃね?」
その時食堂で一人男の声が響く。一夏だ。現在なんか最近周りの女子たちから少し冷遇されてるためか、基本的に箒、セシリア、鈴、ラウラと一緒に行動することが多くなった彼だが、いきなり声を上げたため箒たちは驚きの顔を向ける。
それと同時に全員は一斉に一夏の方を向いたため、彼はビクリと驚きを見せるがなぜこう向かれたのかすぐ把握したのか、少し苦笑いを浮かべながら頬を掻いてる。
「一夏、メガニューラってたしか、おおむかし生き物図鑑に載ってたトンボのことだよね?」
「あぁ、そうだな……って鈴、よく覚えてたな」
「だって飽きるほどあんたがいろいろ言ってくるから覚えた……じゃなくて、あれって本当にメガニューラなの?」
「かもしれない、の可能性が高いけどな。でもあんなに大きなトンボ、今の地球じゃ作れないし。あれって地球の酸素濃度が今より濃ゆかったからあそこまで大きくなるんだろ?前に読んだ本だとどこかの研究所が、たしか30センチほどの大きなトンボを作り上げたっていうぐらいだし」
結構博識なことに周りが関心の声を上げる。好きなことだから覚えた知識。こういう時にしか使えないが周りには大きな情報となる。
「ね~ね~、ほかにどんな情報があるの~?」
この時本音が一夏に問いかける。これを皮切りに一夏に向けて様々な質問を周りにいた女子たちが問いかけ始めたのだ。それの対応に追われる一夏だが、周りが話しかけるようになってくれたのか少しうれしそうだった。
そのころ職員室でも、一夏たちが見ていた映像が流れていた。
「あれってメガニューラじゃない……。てことはもう脱皮したの!?」
職員室にいた燈はその内容に驚き、座っていた席から急いで立ち上がり、備え付けのテレビの方へと寄る。彼女の目に映るのは東京湾へと向かうメガニューラの群れが映る映像。そしてすぐにニュースキャスターの姿に映像は変わるが、燈は次の話題に入るまで画面の前にいた。
「あの、家城先生……メガニューラって……?」
彼女の言葉が聞こえてたのだろう、教師の1人が彼女に近づく。
「今から3億5920万年前から2億9900万年ほど前の石炭紀に生息していた、簡単に言えばとても大きなトンボね。ただ大きさから換算して、速度はマッハ1になると考えられてるわ」
ここでもメガニューラの説明がされる。
「さすが専門学だから強いわね」
「てかマッハ1とか早すぎない……?」
「ISで一応振り切れるけどあの数でこられたら平気でいられるかしら……?」
周りの教師たちがそのことについて話し合い始める。空飛ぶ相手だと、ISが相手としてぶつけられる可能性が高いのだ。もしかしたら自衛隊以外に自分たちも出ないといけない。
前の襲撃以降練度を上げることになったため前より強くなった彼女たちであったが、流石に不安がよぎるのか苦い顔をしている。
その中で燈は何やら問い詰めたかのような顔で何かぶつぶつ呟いていた。
「いや、まさか……でも……さすがに、ない、よね……」
「ど、どうしたの……?」
燈がぶつぶつと何か言ってるのが気になったのか、数学担当教員、
最初は知らないふりをしていた燈だったが、その強い押しに負けたのか渋々ながらもそのことを話す。
「その、たぶん無いと良いなっていう願いなんだけど、メガギラスが出そうなのよね……」
燈が自身のパソコンを弄り、そして見せたのは1つの化石であった。体長約15m。爬虫類のような顔に蟹のような鋏を持つ前脚。そして3対6本の足を持ち、その体調に及ぶ大きな羽4枚を持っており、さらには長い尻尾を持つトンボと呼ぶには禍々しい姿をしていた。
「これって?」
「メガギラス。最近巷で話題になってるメガヌロン、メガニューラの親玉のようなものよ」
「親玉って?」
「敵の総大将のようなものってことよ」
この時金髪のアメリカ人教師のアリスが隣にいた教師に聞いていたが、燈はそれをスルーして話を続ける。
「この化石を発掘されたのは面白いことに中生代中期から後期にかけて。この時期にメガヌロンの化石は発掘されてないけど、メガニューラは石炭紀の地層と白亜紀の地層の両方から発掘されてるの。実際は相当長く生きた種なんでしょうね」
そう説明しながら次々とメガニューラやメガギラスの化石の画像を展開する燈。周りの教師もそれにくぎ付けに飼っており、彼女の周りに人だかりができている。
「これは何の集まりだ?」
その時人盛りの向こうから凛々しい声が聞こえた。そしてモーゼの十戒のごとくそこに1本道ができ、その延長線上にいたのは織斑千冬である。
「あ、織斑先生……。じゃなくて思い出しました!織斑先生……もしかしたら、私たち教員組も招集かかる可能性が高いです……」
「何……?」
いきなり言われた言葉に眉を顰める千冬。その一言で一斉にざわめき始める教師たち。
「それはどういうことだ?」
「正直メガヌロンは場合によっては、最悪街を潰せば進行は一応止められるんです。ただメガニューラとなると移動手段が飛行になるため、行動範囲に制限が消えるんです。そしてもし今いる、普通のトンボ同様の挙動ができるとしたら……。ただ可能性としてはメガニューラはメガヌロンより外皮が硬くない可能性が高いです。理由は空を飛ぶためとなるとその分機動性等々を考えないといけないため、無駄に硬い鎧より素早く動いて回避重視にする方が効率的ですしね。まあここまでは半ば私考えのようなものです。もし攻めてきたりしたのなら、マシンガンみたいな弾幕を張れるものがイイかと」
ここまで考えをまとめることができるのかと、周りの教師たちはお驚きを隠せなかった。その中千冬は燈の元へと近づき、彼女の肩に手を置く。
「家城先生。私が怪獣学を再びできるように上に言いつけてきます」
「え?」
「当たり前です。確かにこの学園にはそういうのを嫌う人が多数いますが、そういう情報は私たちではしっかりと伝えることができません」
「本当ですか!?それならお願いします!」
燈はまた復帰できることがうれしいのか大きな声で返事する。それにはんのうして遠巻きにいる教師の何人かが彼女をにらみつけるが、それを察知した千冬が睨み返して沈黙させた。
そして千冬も仕事に戻ろうとしたが、この時燈が口を開く。
「そういえばまだこっちには来てませんけど、学年別タッグトーナメントとか警備、大丈夫なんですか?」
燈は今度あるイベントについて疑問を持った。
このIS学園は、神奈川県横浜市の三笠公園から東北に3キロ離れた場所に、IS乗りを育成するための教育機関として人工島に作られている。近くには過去にゴジラによって壊滅状態になった八景島があり、結構見晴らしのいい場所でもある。そのためこのメガニューラが場合によっては双眼鏡などを使えば確認できないこともない。
それを思い出し、顔を青ざめ始めた教師たちは、一斉に動き出していろいろと確認を取り始める。燈もその中に交わり、主に警備用のISをどう配備するかの検討案を出していく。
こうしてる真にもトーナメントの日まであともう少し。果たしこんなので大丈夫なのだろうか……。
放課後、学園の第3アリーナでは、もうすぐ始まるトーナメントに向けての練習を励む生徒たちが多数いた。その中で1年の専用機たちも集まっており、お互いのタッグで組んで最終調整等に入っている。
その中に交じるように2人の訓練機持ちの生徒がいた。一夏と箒である。
まだお互いにペアが決まっておらず、仕方ないため軽く試合をしていたはずなのだが……。
「い、一夏、落ち着け!」
「ぉあああ!」
それは鬼気迫る迫力であった。お互い打鉄でありながらも一夏は積極的に攻撃を仕掛けており、箒が離れようとしてもその距離を無理やり詰めて切りかかる。その連撃に箒はどうにか受け流す程度の動きができず、攻撃するタイミングを掴めずにいた。
「うわー、一夏すごいやる気ね」
「ふむ、さすが教官の弟だ」
鈴とラウラはその一夏の気迫に感心している。だがセシリアは眉をハの字に曲げており、少し残念そうな顔をしていた。
「一夏さんと組めなかったのは残念ですわ……」
「まぁそれは分かるわ。……正直それで少し安心してるけど」
「何か言いまして?」
「べっつにー」
セシリアから睨まれた鈴は飄々とそれ受け流す。
「それにしても一夏は残念だったな……。白式がないばかりに……」
「そうね……」
彼女たちは少し同情が混じった視線で、一夏を見た。
一夏は苛立ちを隠せなかった。
答えは簡単だ。白式が修理中のため、学年別タッグトーナメントに出場することができないことに。
聞きに行ったのは数日前のことだ。職員室に訪れた一夏は福担任である真耶に専用機じゃなくてもトーナメントに出れるかを聞きに行ったのだ。それで真耶が確認に行ってる間偶然現れた姉である千冬にも聞いたところ、「それはできない」と言われたのだ。
彼は強いショックを受けたがそれでも食い下がり、出たいという強い意志を彼女に見せる。途中戻ってきた真耶もどうにかしようとしたが、千冬が悔しそうな声で「すまない……。私ではどうしようにもできないのだ……」と言われたためおとなしく引き下がった。
だが、これを偶然どこかのクラスの生徒が聞いたのか、他の女子生徒がチョクチョク彼を馬鹿にしてくるようになったのだ。一夏は普段はそう簡単に自分のことで怒ったりはしない。実際仲の良い女子生徒たちが彼をかばったりするが、問題解決の糸口は一切見えないのだ。
これは自分が航に無理やり挑んだ結果だと知っている。正直コレが八つ当たりと理解している。
だが正直許せなかったのだ、自分がうぬぼれていたことを。慢心はすでに楯無との模擬戦で砕かれていたと思っていた。だが奥底にはその慢心があり、それが原因になったのだと一夏は自覚している。
ただ強くならないといけない。だがその焦りが、一夏の動きを大振りにさせたりする。
「っ、ここだ!」
「しまっ……!?」
そのとき、箒が一瞬の隙を見つけたのか、逆袈裟で切り上げる。一夏はそれを近接ブレードで防御しようとしたが、当たり所が悪かったのか箒が狙っていたのか分からないがブレードが弾き飛ばされ、両手ががら空きとなってしまう。
そして箒は一夏の首筋に近接ブレードの刃を軽く当て、一夏は降参の意志を示した。
「一夏、いら立つ気持ちはよくわかる。だが……」
「わかってるよ……。だけど……!」
一夏は叫ぶかのように言う。箒も困り顔を浮かべており、チラチラと鈴たちの方を見る。だが彼女たちは目で「頑張れ」と返すため、箒はオロオロしながらも一夏に声かけた。
「一夏、今そう焦っても何も変わらんぞ。今はその気持ちを糧に強くなることが先決だ」
「……そう、だな」
箒は前と比べて別人と言わんばかりに、落ち着きを見せている。そのためか一夏は先ほどよりは落ち着きを見せ始め、そして深呼吸をした後に雪片二型を強く握りなおす。
そしてほぼ同時にスラスターを吹かし箒の近接ブレードと一夏の近接ブレードの刃がぶつかって火花を上げた。
そして数日後、学年別タッグトーナメントが開催される。
その、すみません。ゴジラが体内放射を覚えたことでメガニューラの退治が結構楽になってしまい、さっさと戦闘シーンが終わってしまいしました……。予定ではあと1000文字は足されるはずだったのですが、気づけば……。
次のゴジラの登場は、予定通りなら原作3巻目のとあるイベントで出ると思います。そちらの方ではもっとまともな戦闘になる予定です。
そして書いてて思うのが、GODZILLA2014張りに怪獣の出番少ないなぁ……。まあ、どうにか改善する予定です。
まあ次回はようやく学年別タッグトーナメント。はたしてどうなるやら……。