ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって…   作:文才皆無。

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にゃっほい♪文才皆無。です!!

嬉しさのあまりテンションが最高にハイって奴です!

評価してくださりありがとうございますです。以後、その評価を目安にできるよう一層力を入れていきたいです!感想も嬉しかった!

では、出来立てホカホカ弁当のような形容しがたい新話をどうぞ!


4 過激な昼休み

血溜まりに沈んだ筈の姫ちゃんは何故か衣服に血液一つ付いてないという魔法チックな瞬間に驚愕していたら午前中が終わっていた。

 

俺自信何を言ってんだか分からないんだけどマジックとかそんなチャチなもんじゃねぇ…恐ろしいモンの片鱗を垣間見たような気がするぜぇ…

 

 

「やっほー、俺心結だけど今貴方の目の前にいるの。昼休みなの。」

 

「メリーさん!?しかも後ろじゃない!?」

 

「そりゃ、こうして自己紹介してるんだから目の前に居なきゃ変だろ?」

 

「ソウダソウダ!ナニイッテンノオマエ?」

 

「なんかメッチャ引かれてる!?」

 

 

昼休みにて、いつだかの会話に出てきた西原くんとやら?と咲さんに訪ねた所このツンツンボーイが紹介された。

何故か咲さんにアイアンクローされながら連れてこられたんだけど…ね。

 

で、異様にツッコミを入れてるこっちが榊くんらしい。朝、サムズアップした人だよ?

では説明しよう!

伊御くんの友達。以上!

 

 

「もっとなんかあんだろー!!?」

 

「キレやすい最近の若者は怖い。」

 

 

ちょっと良いこと思い付いた♪いざ、実行!!(実食じゃねぇぜ!)

 

 

「榊さん、なにやっとるん?心結さんが怯えすぎてウサギさんみたいに端っこでプルプルしてるんじゃよ!?」

 

「榊、お前…」

 

「伊御!?落ち着け!!誤解なんだ!!」

「問答無用だ」

ズドン

「あべし!!?」

 

 

俺が蹲る後ろで、榊がアターされた声が聞こえたが気のせいだ。

そして何度も言うが昼休みなので、教室で騒げば誰だって気になるってもんだ。よって、こうして何かあると観戦者もしくは参戦者となって騒ぎが大きくなるんだよ!!

うむ!余は満足じゃ!

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「たぶん姫の杞憂だと思うわよ?彼のソレ、演技よ?」

 

「あはは、猫娘は鋭いね!

うん、心配してくれてありがとねん、姫ちゃん。嬉しかったよ♪」

 

「今のも演技だったんですか!?」

 

「勿論。」

 

 

姫ちゃんが『驚きです…。』なんていう、ウサギの家を英語にしただけの喫茶店の娘さんのような驚き顔をしていた。

え?ご注文?ウサギじゃなくて犬がいい。

 

そして猫娘は『私は妖怪じゃない。』って小さい声で言われたんだけど、自己紹介されてないから名前が分からないのだよ、ワトソンくん。

 

 

「アレって演技じゃったんじゃね…。クオリティー高くて気付けなかったんじゃよ…」

 

「榊、すまない」

 

「大丈夫!榊は皆の心に生きてるのさ…」

 

「それ、死んじゃってるよ心結さん…。」

 

「おぉーい!!勝手に殺すな!」

 

「お前の事は忘れない…。」

 

「続けるのかよっ!」

 

 

うん、良いツッコミだ。

榊は俺と似た所があるように思えたから敢えてボケさせなかったんだよね~。ペースを崩す事において誰も俺に着いて来させない(キリッ

 

そして気付くと空気になってる西原。

 

 

「にしはらじゃねぇ!!さいはらだ!!」

 

「もしかして…エスパー!?」

 

「声に出てたよ!!」

 

「わざとに決まってンだろ。ナニイッテンノ?」

 

「ウがぁぁぁー!!!!」

 

「カラオケ?」

 

「ちゃうわ!!?」

 

 

うん、良い具合に壊れたね♪今日も楽しいね(^-^)

 

 

「その顔文字がイライラする!!」

 

「ちょっと、食事中にウッサイ。京谷のくせに」

 

「す、スイマセンデシタ…。」

 

「あはは…ま、まぁその辺にしましょうよ、ね?榊みたいになっちゃいますから。」

 

「心結くんに感謝しなさい?」

 

 

そうして、アイアンクローから解放された西原あらため、京谷豆腐はクレヨンな5歳時のような顔の潰れ方をしていた。ちょっと咲さんが怖くて敬語になってしまったな、俺…。

 

そして西原は…うむ、榊一歩手前だ…。死ななくてよかった…。

 

 

「まぁ、俺が全ての元凶なんだがな。」

 

「「ホントだよ!!」」

 

 

お、もう復活してる。

リスポーンが早いね♪

 

 

「クソッ!!…じゃあ今度一緒に神食いやるぞ!」

 

「なぁ、そのクソッって言葉は必要だったのか?」

 

「本当に見も蓋も無かったな…。やるけど。」

 

「そんなんだから、エリックに京谷(笑)って名付けられるんだよ♪」

 

「言われたことねぇよ!」

 

「「エリック(笑)」」

 

 

最初より復活の速度が上がった榊と供託して、うまい具合に地に沈んだ京谷を放置。撤去。回収。されたのを見て咲さんと京谷さんて仲良いなとおもいながら購買のあげパンを食す。

 

柔らかめなパンにきな粉がマッチしててウメェ…。

 

 

この時の席は

 

猫娘 伊御 自分 姫

ーーーーーーーーーー

| 机 机 机 机 |咲

ーーーーーーーーーー

マゾ 榊霊 佳奈 豆腐

 

って感じだった。 

 

 

「なんか余分なの付いてた!?」

 

「マゾじゃないじゃよ!?」

 

「名前に掠りすらしない!?」

 

 

上から順に榊、マヨネーズ、西田だよ!

 

 

「マヨしかあってないんじゃ!?」

 

「誰だよ!?」

 

 

うん。マヨイさんに京谷だった。…飽きた。

 

 

「失礼じゃ!!」

 

「間違えといてそれは酷くね!?」

 

「あはははは。まあまあ、これあげるから許してくれ。」

 

 

そういって渡したのは購買でなにか知らんが、神々しく輝いていた何かだった。

気になって買ってみたが結構人気なのか、これ一個しかなかった。値段も一個500円と購買にしてはちょっと値が張っていた。まあ、初めての利用だし良いかと購入したものだ。

 

 

「こ、これは!?」

 

「ゴクッ…」

 

「なっ!?」

 

「これ、本当に貰っても良いのか!?」

 

「うん。購買で500円と割高だったけど奮発して買ったんだよ。でも、運悪く一個しかなかったから分けてくれると嬉しいかな。…でも、こんなので許して良いのか?結構もので釣ってる感強いんだが?」

 

 

目の色が変わった三人に少し焦…呆れながら、少し思います。チョロくね?

そして、チョコの入ったくるくる巻きのパンはチョココロネです。

 

只、あぁも取り乱してる所を見ると少し気になるんだよね~たかがパン一個でどうしてああもなれるんだろ…。高校生って凄いね♪

ここで猫娘さんが俺を見ていた。パンに食い付く三人を尻目に無視という暴挙のもと放置し、猫娘さんとの会話を楽しむとしよう。

 

 

「貴方も高校生でしょ?」

 

「そうなんだけどさ~…って、そういえば猫娘さんやい。あんたの名前を聞かせてもらおうか!」

 

「なんでそんなどこぞの山賊みたいなノリなのかは気になるけど、確かに朝の時は結局自己紹介してなかったわね…。私は御庭 つみきよ。」

 

「つみきって漢字?」

 

「いいえ。平仮名よ…なんで?」

 

「いや、大した事じゃないんだけど気になったから?」

 

「なんで答えた貴方が疑問なの…」

 

 

いやー、だってねぇ。もし漢字で積木だったらもはや憐れみすら感じないかい?

感じない?…そう。

 

 

「伊御くんや、つみきって名前って可愛いと思わないかにゃ?」

 

「ん?…うん。つみきによく似合ってる可愛い名前だよ。」

 

 

やっぱり確実にこれは気があるね!今も姫ちゃん並みに盛大な血のアーチが出来てた。

そして、うん。今のセリフ録音したんだけどまだ誰ともメアドとか交換してなかったの気付いちゃったよ…折角録ったんだし無駄にしたくないしなぁ…。

よし!

 

 

「ねぇ、ミニワン」

 

「その渾名嫌なんだけど…」

 

「まあまあそう言わずに。俺の肩書きって恋する乙女の味方、キューピーちゃんなんだよね?」

 

「そこはマヨネーズじゃないんだから普通にキューピッドって言えばいいじゃない。」

 

 

ミニワンがマヨネーズっていった瞬間にマヨイが反応してたのは面白かったよ。ビクゥッ!!?ってなってた。

そしてキューピーっていったのは別にネタ的に言って回りにバレにくくしただけだから気にしなくても良いのにね。

 

何故なら、ギャグ的に言えば回りは『なんだギャグか…』程度に捉えるからその物の意味がバレにくくなるんだよ。

 

 

「少し嫌悪感抱かれるかも知れないけど耳元で話すよ?」

 

「…何、構わないわよ。それくらい。

………!!?」

 

「って訳で、メアド交換しよーぜー」

 

「いいわょ…。」

 

 

尻すぼみになったのは果たして、好意を寄せる人がバレて恥ずかしかったからなのかは分からない。まぁ、聞くなんて野暮はしないけどな。

…この録ったセリフは、まぁ気にしない方向で頼むよ

 

(「さっきの伊御くんの言った言葉をボイスレコードしたんだけど、どう?

勿論回りにはおろか、本人にも気付かれてない。もしイエスならこの後合図するからその時にイエス、ノー答えてくれれば、一緒に送るよ。」)

というものだった。ここまで言えばさっきの冗談が冗談では無かったって分かるって寸法よ!!

 

これが孔明の罠ってもんよぉ!まあ、只単に相手の真相心理を利用しただけのミスディレクションなんだけどね。

 

 

「ほいほーい。」

 

「あ、ありがと…。」

 

「年中無休のキューピーは何時でもマヨネーズを売るぜ♪何かあって連絡くれれば要相談の下提供するよ。応援してるからな~」

 

 

ミニワンのメアドをもらってすぐにメールに添付して送ると、ミニワンは幻視した耳がピクピク動いていて、尻尾がクニャクニャ曲がっていた。うぅーん、猫っぽい…。

だけど喜んでもらえて嬉しいね♪

 

 

「どうやらあの気難しいつみきさんを攻略したみたいだねん?次はあたしかな?」

 

「アッハッハ。何迷い事抜かしてるのかな?マヨイさんや。その頭のお団子モグゾ?」

 

「扱いが酷いんじゃぁ!?そういうのは私じゃなくて榊さんだけで十分じゃ!」

 

「何で俺なんだよ!?」

 

「なら!!榊の場合はモグ部位が無いから間接かな♪」

 

「モグっ!?外すのか!?それは俺に対してなんだよな!?ひどくねぇ!?

俺はなんもしてねぇ!!」

 

 

発言が既にアウトだった。いや、やってないのは分かってるんだけどリアルであんな盛大な振りをされたら其処に乗っかってやんなきゃ失礼だろ?

立ち上がる俺は榊の後ろに回るとジタバタする榊の腕を抑え、ロメロスペシャルをキツめにかけておいた事をここに追記しておこう。

 

 

伊御くん、食べるのに夢中になってたね…。そんなに焼きそばパンがすきなのかな…。

それで、だれも止めてくれないから止め処が見えなくてつい、やり過ぎて変な音がしてた…。榊、すまん。

 




ええ、今回も色々カオスになってると思います!!

榊くんの本領はいつ発揮できるのか!?そしてこの物語のヒロインって誰なのかそれは神様すら分からない!カボ神様は一体誰に微笑むのか!?

何て言うMCが思い付いてました!!


話を書くに当たって案外高校生活や、今まであった中学生活でのネタを思い返す事が多々あるんですけど、この話ってオリジナルに近い物語になりつつ在りますね♪

次は普通に原作沿いになるんですけど…展開を考えれば考える程進行が遅れることに気が付きました!

まあ、1日一回深夜投稿を目指してます!
これからもよろしくお願いしますね♪



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