別にペテコンは意識してないです。
いやー…纏まった休みとかない(とはいえ、遊んでたりはしました)ので全然書けませんでした…。
今回のお話も半分以上は春先に書いてたのでそこに足す形で仕上げてますからね〜。無駄に上司から仕事し過ぎとは言われてないですからね!
仲の良い作家さんとかと遊んで英気を養ってただけです。…はい、言い訳でした。
まあ、他にも言い訳はありますがそんなのしたって見苦しいですよね〜な訳で難産オブ難産でしたが完成したのでお送りします!では、お楽しみくださいませ!
「それで心結さんや」
「なんだい榊さんや」
「結納の日取りは決まってるんかいのう」
「寝言は死んでから言え」
「はっはっは…はあぁぁ!?
えっ、ちょっ!そこはせめて寝て言えじゃないのかよ!」
「いや、死んでから逝ってくれ。…あ、もう大丈夫だ少年、私が来た!生者は嘘を吐くが死人は真実を語る。これは顔の堀りが深いヒーローととあるNCISの検死官のセリフだよ。さぁ安心してゆっくりしんでいってね!…即○ねやオラァァ!」
「直球過ぎんだろ!容赦ねぇな、オイ!!」
俺のこのやりとりは本当に死んでほしくてって訳では勿論ない。こうでもしんと榊はん、冷やかすやろ?心結(ちい)知ってるよ。なんて内心余裕ぶってるけどエマージェンシーコール鳴りっぱなしだったりするんだよね。前後の会話が頭に入ってこないっていうのはつまり最悪話を月牙天衝、卍っ解!天鎖斬月ドドーンって感じで無月するんやね。心結はINTが一段と上がったよ。え?言葉がすでに頭悪そう?シャラップだわ。
君はいい友人であったが君の父親がいけないのだよ。聞こえていたら君の生まれの不幸をのろうがいい…坊やだからさ☆キラッ
「それはシャアラップだろ」
「冗談ではないっ、私を誰だと思っている」
「心結さんですよね?」
「ふふふ、姫ちゃん大丈夫よ。あれは照れ隠しだと思うわよ。だって榊もたまにああなるもの。」
「そうなんですか…。心結さんも照れたりするんですね」
「失礼な!ツンだけじゃないデレたりもするよ!」
「以外と余裕ありそうじゃね…」
「もうやめてあげないか?」
被弾者が二名に増えてる現状に震撼するよ…。完全に巻き込まれた形で跳弾を胸に受けた榊は隣で呻いている。正直一番の被害者と言えよう…俺は当事者だからまだ事故死程度だが榊は味方である姉の援護射撃でノーガードに一撃必殺たたき込まれたからね…。あと、その気持ちもよくわかる…。あれは…ツラい…。
なるほど姫ちゃんのように無自覚にたたき込むくせにそれを敵味方関係なく一撃必殺も繰り出すスタイルは裸素ボスだな…。もち、誤字にあらず。裸も素も似たような意味だから被ってるんだけどね〜。
…そして我らが良心は伊御君だけだよ。ありがとうね…
悪ふざけもいいけどもそろそろ腕が…というかふくろをもってる掌に食い込んで少し痛いかなって思うのよ~。だぁれが貧弱だって、あぁん?そこまで言うなら貴様も実践してみいや。是非袋に牛乳のパックが五本に小麦粉二袋入った袋を持ち続けて貰おうじゃないか!いやね、ホント男の子としての意地があるから黙ってるけど地味にダメージの蓄積量多いのよ…。考えてみ?これ持ち続けて二話目なんだよ!ここまで来たらチキンレースやんな。
これに加え卵二パックと生クリームって明らかに罰ゲームの域に達してるような気がするんだけどどうなんだろうか…。ああ見えてもしかしてみいこさんってスパルタ…いいえ。ミイコサンハイイヒトデス。キレイデキレイデキレイな人なんだよふざけんな!って電波受信したんだが何処から流れてキタンだろうか?紅蓮で裸眼なんだろうか?ギガッドリルゥブレイクゥァ!!
「前後の会話はギガドレじゃなくてゴマダレ~♪」
「ギガドレイン?…ポケモンの話しか?」
「ギガド(リルブ)レ(イク)って些か無理ないか?いや、おれもその略しかた嫌いじゃないけどさ。」
「ゴマダレですか?」
「姫、別にただゴマダレっていう意味で言ったんじゃなくてあれはスキップするっていう言葉を違う言い方するっていうような様式美みたいなものだから食いつかなくて大丈夫よ」
「榊さんは分かったんじゃね…いや、つみきさんも詳しすぎじゃね⁉」
「榊もたまに唐突に意味の分からないこと叫ぶものね?」
「世界の中心で…って地球が丸いと思ってたときは何処で叫んでも中心だよね~って思ってたとこあるわ」
「愛は叫んでねぇよ!」
「確かにそれは昔思った事あったな。実際はかなり歪な形なんだったよな…」
伊御くんが同意してくれる。いや、皆ウンウンと頷いていた。あの作品を知ってて且つ地球の形を知らなかったら絶対思うのだろう。世界=地球って方程式出来上がってるけどそこはトリックだよね?ん?ロジックだったっけ?まあ、いいや。
「ですよね!分かってました!俺今、ホント分かっていながら、あえて動揺してみせてたとこあります!
榊はあくまでも君が好きだと叫びたいだけだよね?ゴメンねゴメンねぇー」
「謝る気ゼロじゃねぇか!!」
「fu~♪ZERO~♪」
ですよね!からの一連の言葉はゲーマーズ!のネタだったりするけど皆は見たかな?たしか夏アニメだったはずだけど…ん?俺は一巻出た時点で買ったよ。だってあの葵せ○なさんの作品だぜ?面白くないとかアリエナーイ。生徒会の一存の作者さんだぞ?白骨化していたとかもう帰ってこないとか頭から離れんよ…誰もあんなもん作れないと思うのよ。他にない良さがあるんだよねぇ~だからあの作者さんの作品ってなったらチェックはする。んでんでんで、にゃぁんで…君が好きだと叫びたいのはスラムダンクよ?いわずもがなだよ。喜界島もがなだよ。それはめだかボックスか…。でも喜界島ちゃん可愛くない?今はどうでもいい?
(´・ω・`)ショボンヌ
「あ、じゃあみいこさん俺ティーセットアールグレイ、チーズケーキでお願いします。」
「ふふ、はーい!承りました〜」
「サラッと注文したぁ!?」
「自然すぎるけど、不自然すぎるタイミング‼」
「アールグレイ…そこは心結ならダージリンを選ぶと思ってたぞ!」
「ねぇ榊、貴方はこの格言を知ってるかしら?『我が行くは恩讐の彼方!』」
「アンフェル・シャトー・デュフ!?」
「『虎よ、煌々と燃え盛れ』でも正解だよ?」
「いや、まあいいか…。巌窟王のセリフだよな…それでどういう意味で?」
「意味などないわ!感じるままに感じろ!待て、しかして希望せよ!だ!!」
「そっちが格言だぁーーーー!!」
ダージリンですからね…格言なんて意味あるのかないのかは微妙なとこでしょ?そんな事に意味はあるのかな?
…ダー様とミカって似たとこあるよねー?乗ってるのはチャーチルとBT-42と共通点はねぇぞい!!どこか天然なとこのあるリーダーって言う観点だけやけどね?
そして榊は自分でネタ振ってきたけど今日も中々冴えたツッコミ…ん?まだ前話から日付変わってない?メタいねぇ。君、実にプロミs…メタいよ!もうね、マスターソードでブンブンとネギ振りしちゃうくらい初音ミクやでぇー!え?そこメタナイトちゃうんかい!!って?なんでそんな言葉を…。また関西人カブレがしたいのか、あんた達は!
「はぁい、こちらアールグレイになります。」
そういうと目の前にそっと置かれたティーカップ。みいこさんはサラッと普通に置いたけど…ティーカップに波紋一つ立っていなかった。…波紋で反応したい欲は抑え付け、匂いを嗅いでみるとスゥっと脳にまで響き渡るような感覚に陥る。イイ香りだった…。これはまさしくアールグレイみたいな香りがpnpnするぜぇー!(イイ香りすぎて元ネタの表現はどうしてもしたくなかった。)
芸人の風上にも置けない…だから風下に置いてくれ…。
でも…おれは…俺は…芸人でありたいんだぁーーー!
「この上品な香り!これがブルーマウンテンかー」
「アールグレイですからね?」
「この酸味…キリマンジャロだね」
「頼んだのアールグレイですからね?」
「安心する味!これイン……」
「………。(じー)」
「とっても美味しいアールグレイです。香りも引き立ってて茶葉が程よく開いていて、開きすぎた苦味もなく薄くなってしまうこともなく!凄く美味しいです!(インスタントなんて言えるわけねぇだろうがァァァァァ!!)」
ふ…風下どころか川下にでも流してくれよ…。
あーあー川の流れのように…緩やかに死に行く人生でありたかった…。いやね?美味しすぎてネタにするのも憚れるのよ…。コーヒーの方が好きな自分でさえ通い詰めたくなるぐらいに美味しかったんだよね!
「ふふふ、ありがとうございました。」
「いえいえ、こちらこそ美味しいアールグレイ御馳走様でした。毎日でも飲みたい位でした」
「なんなら、毎日淹れましょうか?」
「なら毎日通いますよ。」
「うふふふ」
「あははは」
俺とみいこさんは和やかな雰囲気の中互いに微笑み合う。何者にもとらわれぬまま、温かな雰囲気に流されながら良い笑顔をしている。…さらっとみいこさんが俺の心の内を読んだのにはスルーするとして、ね…。
あと、外野静かだね?心愛ちゃんの真似したらツッコミ来ると思ったんだけど予想外ダッタヨー。
「…ぅん?」
「ありゃ?」
「………。」
「サラッとタイトルの伏線回収したな…あれは。」
「あーなるほど…お味噌汁か。」
「「「伊御(くん)(さん)が鈍くない!?」」」
「さらっとなんか驚かれた!!」
味噌汁にアールグレイは合わんよ?DOKIDOKIディスクは関係ないったらない!二個二個動画で夏と冬のコミケ前のラジオが楽しみとかそんなことないんだぁー!
で…話を戻すけど、アレはシン・アスカの真似してたんだよ。え?何処だよって?
トミ(カ)、明星(会エスメラルダ)、ちから(のたね)…この世の全てを手に入れた男模倣王ゴールドミユー彼の死に際に放った一言は極一部の読者様を冒頭へと駆り立てた。
俺のモノマネか?知りたきゃ教えてやるぜ探してみろこの話の何処かに置いてきた
世はまさに大後悔時代!
っていう訳で探しても得にはならんよ。それでも知りたいならみいこさんがアールグレイ運んでくれた直前だよ。確認してみる?
あー…また脱線してるぅ…やだもー!
「お待たせしました、こちらがチーズケーキになります。」
みいこさんが持ってきてくれたのはまごうことなきチーズケーキだった。鍋に入ったチーズケーキとかではない。鍋にチーズケーキ、これで誰も食えねぇだろ!っていう状態ではない。え?なんで言い方変えてまで2度言ったのか?大事なことだからだよ!
言わなきゃ絶対想像しただろ!だって、ドーモ読者・サンだろ。特別な訓練を受けた限られた人しかここにいないだろ!え?メタい?いつもいつも。
「では、いざ実っ食‼」
「…ジー」
「じっsy…」
「ジーー」
「あの…」
「じぃーーーー」
「すいませんみいこさん、ハクにパンの耳でも分けてくれませんか?」
スクールバッグからひょっこりと顔を出し此方をじっと見る眼力にやられましたわー。いや眼力っていっても睨まれてる訳じゃないけどね?ただこっちをキラキラした目で見つめてくるんですよ…もうね、ノックアウトぉ〜!
DOG DAYSのネタだけど細かすぎて伝わらないか…ほら、シンクに姫さまが戦さについて説明してる時…え?掘り下げなくていい?解せぬぅ
む…貴様、見ているな!
そんな微笑ましいものを見るような目しぃひんといて‼
それと榊、それは映画ドラえもんの優しい目だ。やめろ、その技は俺に効く
「これで大丈夫かしら?」
「全然大丈夫です、ありがとうございます。」
「うふふ、気にしなくてもいいのよ。それに頼んだのは私だもの。」
「あれは頼まれたって言うんですかね?自分からだと思うんですけど…」
「あれ?もしかしてアレって心結のこt」
榊が何か言いかけたと思ったら榊が…
アイツは白目を向きながらくらりと体を傾かせると立て直す事もせずそのまま膝から崩れ落ち、倒れた。
俺たちは何があったのかわからず困惑した。一瞬影が見えたような気もするが視認したというよりもそんな気がしたという物で何とも言えない。
もしかしたら見えてたのではと少しの期待を込めてミニワンに視線を送ると…ミニワンもまた同じような表情をしていた。
あ”っ…!この川、深いっ!!?
ちゃうね。
この感じたぶん向こうも同じ光景を目撃したのだろう…と言う事はあれは残像…?速すぎて残像すら残像ってもう何が何やら…
仕方ないので地面に崩れ落ちている榊を肩に担ぎ…高くジャンプ!筋肉ぅバスタァァー!
もちろんしないよ?
普通に肩を貸し、伊御くんに案内されながら隣に置きっぱなしにしてた榊の荷物(あっ、榊が荷物じゃないからね?勘違いは禁物だよん?)を持ってバックヤードに運ぶ。
「お客なのに荷物持たせて悪い」
「ん?あー、そっか伊御くんは知らないのか。別に自分から榊を手伝っただけだからね〜気に知ることないよ。それに、こんな楽しい経験ってあんまり…あんまり出来ない?し…」
「そこなんで疑問系なんだ?急に自信無くなったみたいだったけど」
「いやね?前の学校もかなりぶっ飛んでたから珍しくないのかもしれないなぁって気がしちゃってさ〜
あはは、飴ちゃん吹き飛ばす破壊兵器な妹ちゃんとかビビリなあまり机から出られない後輩ちゃんとか妖怪探知機な同級生とか居たから自分の常識疑っちゃったんだよねぇ〜変な事なんて何にもないのにおかしいね!」
「確実にそれはおかしいだろ…」
「…えっ!?どこが!?」
「前の学校で何があったら人外魔境に早変わりするんだ!?」
「全部妖怪のせいだよ!」
「それで片付けていいレベルじゃなくないか!?」
でも残念ながら全部妖怪のせいだったりするので否定できないのが辛い。言われて気づいたけどやっぱりクラスメイト変だった!そうだよね…演劇やるからって女装強制ってやっぱりおかしいよね…?(そこだけじゃない!)
今地の文でツッコミ入らなかった?気のせい?ならそうなんだろう、お前の中ではな!
ゴミ箱から失礼しちゃうようなクラスメイトだしそこはもう…いいか。いいクラスメイトだったけどヅれてたんね。ズラがヅれた校長だったけど…ヅラじゃないカツラだ!
「…榊ここに寝かせとけばいい?」
「せめてイスに置いてあげないか?そこ思いっきり床だぞ…」
「ジョーク!」
「それチョーク!」
「大丈夫!しまってないから!チョークスリーパーだって問題ないよね!」
「愛さえあれば問題ないみたいに言ってるけど一応怪我人(?)だから」
「あーい!」
くだらないやり取りで笑い合う俺と伊御くん。
特に意味なんてないやりとりだが、それでも俺の中では何かが満たされるような気がした。まあ、所詮感覚的物で目には見えないんだけどね〜。
「じゃあ、俺は仕事に戻るから」
「うん、お勤めご苦労様だよ。俺も姫ちゃん達のとこ戻るよ若者よ、頑張りんしゃい」
「あはは、なんだそれ」
「なんだろうね?」
「分かってないのか。」
「そんなの気分だからね、それじゃ引き止めるのも悪いから今度こそ頑張ってね」
「ああ」
伊御くんの背中、仕事の出来るお父さんみたいな背中やなぁ〜なんて冗談めかして心で呟くとよっこらせ!と声を出し立ち上がるとハク達のいる喫茶店の方に歩き出した。
如何でしたか?お楽しみいただけましたか?
楽しむことが出来たのなら幸いです。
今回少し物騒と言ってしまえば物騒な物言いがありましたね…。気分を害してしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。男子高校生と男子高校生のやりとりなので軽い感じで言ってます。互いに悪気がある訳では無いことを承知の上での軽口ですのでそれは見逃していただけると嬉しいのですが…
過ぎたることは及ばざるが如しという奴です。良いことではないので皆さんも容易に命を軽んじてほしくないです。…いったいどこ目線なんでしょうね?
今回はこのへんでしめさせていただきます。
感想、誤字報告等ございましたらお気軽にしていただけたら作者として嬉しいです。ではあでゅーです!