ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって…   作:文才皆無。

2 / 21
どうも、書いた文章が消失し全力で萎えている堕作者文才皆無。ですよー…

ううむ、ちょっとやる気がでないのでメガシャキでも飲んできます…。



では行ってみましょい!!

今回は繋ぎ回ということも相まって全然進んでねぇ!
以上!!


冗談は半分だけにしておきますん。
前半はまぁ、マトモっちゃマトモです。その分後半がぶっ飛んでますけど…

では、どうぞ!!


2 積み重なる束、埋もれる先生。

職員室に赴いた俺は入って一発目に後悔することになった…。

 

 

「ふえぇぇー待ってくださいー…オプッ!?」

 

「もう勘弁してください…これで何回目っすか?」

 

 

後悔と言ったが、正確には先生とは何だったか辞書を引きたくなるぐらいに飽き飽きしてきていたのだった。

 

 

 

 

 

 

少し振り返ってみよう。

俺こと、宇図 心結は職員室に赴くと騒然としていた。あえて無視しても良かったのだがそうすると教室の位置も所属も何もかもが分からないという事で仕方無しで扉を開いた。

 

 

「失礼します。転校生という事で本校に参りました宇図心結です。…なにやってるんすか?」

 

 

この時は完全に素が出てしまったがそれも仕方がないと言わざるを得なかった。目の前にいる白銀の髪をした人が何かしらの資料と思わしき書類の下敷きになっていたからだ…。

 

 

「…失礼しました。」

 

「ここで見なかったことにされました!?ちょ、待ってください!?助けてくれないんですか!?」

 

「ある人は言ってました。諦めが肝心だ、と。」

 

「ふぇー、見捨てないでくださいー。」

 

 

職員室にいるってことは教師という事で間違いないだろう…。流石に困ってる人を見捨てたくなかったが…だが、もしこれが担任だとしたらと思うとかなり関わりたくないのも事実。この女性はジーッとこちらに助けてくださいオーラ全開で見ながらジタバタと手足を動かして全力でもがいていたりしている。抜けられなくなったという事だろうな…。

 

 

「はぁ…幸先が不安で仕方ない…」

 

「面目次第もありません…。」

 

 

と言い女性を助けだし、書類の山を一先ずかき集め一纏めにしておく。その間その女性はボーッとしながら俺の動作を見ていた。特に変なところはなかったはずだが何だろうか?

生徒に見られたら不味い書類があったか?それともそれ以外の案件?

 

 

「…どうかしましたか?」

 

「あ、えっと…ありがとうございました。」

 

「別にこれくらいは構いませんよ。ただ、整理ぐらいは定期的にやらないと大変になると思うのでこれからは確りしてくださいね?」

 

「…はい。」

 

 

叱られた子犬のように項垂れる先生を尻目に漸く本題に入れると思い、やっとか…と小さな達成感に浸っていた。先生の方に関しては流石に放置するのは後味が悪かったので少し何か気の利いた事の一つでも言っておこうか。

 

 

「美人なんですから生徒さん方には憧れの存在なんじゃないですか?その思いに応えられるように頑張ってみたら良いんですよ」

 

「ふぇ?…なっな!?びびび美人ですの!?」

 

 

ここまで御世辞で取り乱す人もそうそういないだろう。前の学校でも確かそんなこと言って怒られた記憶があるから注意されるかなって思ったんだけどなんでだろう?

あの時は、そんな事を無表情で言われたら真に受けちゃうでしょ!!そんなことさらっと言わないでっ!って怒られた筈だ。…表情がいけなかったのか?

 

 

「ええ。(にこっ」

 

 

うん、我ながら完璧な笑顔だな。ここまでできれゃぁ演劇部もいけるんじゃね?自画自賛バンザーイ!!

 

先生は頭から煙を発しながら俯いていた。気のせいか室内温度が上がったような気もする。

ふと、思い出したがここって職員室なのにこんなに騒いでお咎めなしっていうのは少し変だよなって思って、見渡してみると女性教師の方は赤くなってボーッとしていて、男性教師の方は青くなっていた。うむ、これだけ暑ければ赤くなるのは当たり前っちゃ当たり前だな!男性陣は逆に青いが…ま、どうでもいいな。

 

それにしても…信号?

 

 

「…あ」

 

「えっと…その『あ』ってなんですか?嫌な予感しかしないんですけど…」

 

「あはは…そろそろ出ないとホームルームが…って…」

 

 

苦笑いする先生に何を言ってるんだろうかという目を向けると明後日の方を向いて目を全力で反らしていた。

時計を確認すれば8:25を指している。この学校は知らないが、前の場所は30分がHRだった。

 

「…はぁ。もうなにがなんだかって感じですよ。しょうがないので俺の所属クラスと場所を教えてください。」

 

「すいません…。心結君のクラスですが私のクラス…か、帰ろうとしないでほしいですの!?」

 

 

現実を受け入れる時間が欲しいだけだ!!けして逃げようとしたんじゃない!!

まあこんな感じで今に至るって所だな。

 

 

 

 

 

 

 

そして未だに職員室である。

というのも、出ようとすると先生が書類をひっくり返したりコケたりするから…しかも、態となんじゃねぇか?と疑いたくなる程やらかしてくれる。もう時間が三分を切っていて笑えないので俺がその書類を全て纏め、先生が躓かない場所に置いておく。その動作を繰り返すこと約5回。

もういい加減にして欲しいものだ。

 

 

「遅刻しますよ」

 

「ほぅいわれふぇもー」

 

「あぁもうじっとしててください!後は全部俺が片づけやりますんで」

 

「で、でも…」

 

「でももくそもあるか!!折角間に合ったのに遅れるって事にはなりたくないんすよ!!」

 

「うぅ…すいません。不甲斐ないばっかりに…」

 

 

最後の紙山を片付け終わると同時に、先生を担ぎ上げ廊下をダッシュする。最初は暴れていたが事の重大さに気付いてくれたのか大人しく抱き上げられていた。

 

 

「それでクラスの位置は何処ですか?」

 

「そこを右ですの。それで3つ行った所が私のクラスの1の―」

 

「はい、着きました。お、何とか間に合ったみたいですね…。良かったです。」

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

学校のチャイムがタイミング良く鳴り出した。

まだ何か言おうとしていたが俺は折角間に合ったのを台無しにしてほしくなかったので先生を急かして、教室に入らせた。うむ。転校生といえばこういうイベントだよな。

 

扉の前で頷きながら中でどんな事を言ってるのかと少し耳に意識を集中させてみると中の声があーら不思議、聞こえてくるではありませんか!

 

 

「皆さーんおはようございますですの。」

「因みについでに調べてみた先生の本質は天然王と出た」

「「王!?」」

「凄いなー」

「なんなんですの!?その哀れむような視線は!?」

 

 

聞き覚えのある声と知らない男性一人と女性二人の声もしたが概ね雰囲気は良好だった。

先生ってやっぱり天然のドジなんだな…。しかも職員室でだけじゃなくて生徒の前でも大概あの様子って考えると表裏のない良い先生か…。まぁ、あのドジがたまに傷だが良い先生なのは変わらないし運は良かった…のか?

うぅーん…断言できないのが悲しい…。

 

 

「では、どうぞ入ってきてくださーいですの!!」

 

 

考えている内にどうやら準備が整ったみたいで、俺は先生に声をかけられた。クラス内の緊張感もMAXで今か今かと待っている様だった。

 

 

「………。」

 

「…うん?入ってきて下さいですのよ?」

 

「………。」

 

「聞こえてないんですかね?おーい、おーいですのー」

 

 

俺はこういうときってインパクトが大切だと思うんだよ。

だから思いつきで一発ネタをやろうと思ってるんだよね、それで敢えてすぐに入らないでおいたら後ろのドアから一人の男子生徒が来て今の俺を見てネタの真相に気付いたみたいで親指を立てて良い笑顔をすると隣のクラスに駆けていった。

 

うむ…奴、出来る。

 

 

深呼吸を一つ付くと、盛大に且つ力強くドアを開け放つ。

 

ガラララ!

 

 

「貴様らは今を以て、本校を完全に俺様に占拠された。貴様らは全員捕虜だ!

手を頭の後ろで組み、床に伏せろ!!さもなくば、撃つ!!」

 

「…え?ですの。」

 

 

俺は何故か手元にあった機関銃のレプリカを構え、クラス内の生徒に銃口を向けていた。

ポカンとする先生を除き、決まっていたかのように全員息の合った動作で身を低くしていた…。

 

 

「そこの教師。貴様はどうしてもここで死にたいらしいな」

 

「ふえええーーー!?」

 

「さあ、此方に来い!」

 

 

うん、ちょっと面白くなってきちゃって歯止めがきかなくなってきちゃったよ。

緊張感が違う意味でまた最高潮になってきている。だが、一つだけ言わせて欲しい。

 

何でこんなに普通の高校生が統率の取れた行動が出来んの?おかしくね?

 

 

「うわわわわ、ですの!?」

 

 

俺はあからさまにイラついている様に見せて、レプリカの銃のトリガーを引いた。

 

ズガァン!

 

 

「と、いうわけで俺の名前は宇図 心結です。そらを図る心を結うと書いてうとみゆです。よろしくお願いします!」

 

 

銃口を少し上に傾け、発車されたのは弾ではなく、色とりどりのカラフルな紙屑そしてカラーテープ。

所謂、クラッカーである。パーティー用グッズがまさかこういう風に役立つとは思っていなかったがどっきり大成功みたいでしてやったりと嬉しかった。

 

先生は未だに状況が読めなかったらしく呆然としていたが、ノリが良いのか回りの人は拍手していてくれた。嬉しすぎて歓喜しちゃう!!あ、違った。一人だけ気絶してる…

 

 

「姫ちゃーん!?」

 

「はぇ!?心結さんでした!?」

 

「ゴメンね驚かせて…。ドッキリだったんだけどまさかこんなに驚いてくれるとは思ってなかったんだよ。

お茶目として許してくれないか?」

 

 

俺は膝を付き、固まってしまっていた姫ちゃんの手を取り忠義を誓う騎士とその主みたいな構図で囁くように言ってみた。ヤベェ…テンションがサイコーにハイってやつだ。

 

 

 

「え、えぇっと…はいぃ…」

 

「ありがとう。嬉しいよ、姫。」

 

 

ブシャーっ!!

 

鼻血姫は相変わらずも鼻血姫だった事を追記しておこう…。

前の学校の制服、完全に血だらけだな。

 

 




はっはっは!!

進行具合を考えると原作マンガのカラーページだけだ!!いってしまえば6ページ!!
6000字でそれだけしか進んでねぇぜ!!


やっちゃったぜ!

被せネタはこんくらいにして進みますん。


後半のネタですけど、スパロボZでフルメタのそうじが出るって聞いて思い付きました!
フルメタのシュールなギャグって嫌いじゃないんですよね~。

え、甘ブリ?知らない子ですね…。


因みにレプリカ機関銃のイメージとしてはコルト9mm短機関銃です。

そこはフルメタで出てきた機関銃じゃねぇのかよとツッコンだ君!

その通りだよ。


なんでコルト?って思った方がいたのなら説明しよう!

私が好きだからだ!!
機能とかガン無視で見た目だけは一番好きだからです!!好きなものに妥協はしない(キリッ


では、この辺でおいとまさせてもらいます!
グッドナイっ!






ふぅ…この人間の被り物、ちょっと窮屈だな。
でも、こんなグレイ型の宇宙人って人間に好かれないもんなぁ…


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。