ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって…   作:文才皆無。

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おひさっす!!

学校も卒業式までノンストップ!!
リアルなリアルな話、今週で学校も終わりで学生でいられるのもあと二日なのでアップしなきゃって思って強引にでも展開を発展させて書き込みました!

強引感はMAXですけど、どうぞ!!


14 プロは何があってもプロだからプロなんです

そして翌日

 

え、いきなり飛んだ?だってあのあと何が有るわけでもなかったんだもん。

いくら女の子二人と歩いてるって言ったってまだ出会って3日仕方ってないのに進展もくそも無いだろうよ。

 

出会って2日3日で何かしたらそれはヒロインがチョロインだったってだけだよ。よく考えてみ?恋に落ちるのなんて千差万別でも大抵は恋はタイミング。その子の問題で俺が介入する余地なんて無いんだよん♪

劇的ななにかがない限りそんな簡単には心の中は複雑怪奇な異次元空間になってるのだから何もないのだ!

 

 

「皆ぁ~聞いたかい♪」

 

「おー、富士さんじゃん。どした?」

 

「「え!?まだそれ続いてたの(ですか)!!?」」

 

「富士山?俺が帰ったあと何かあったのか?」

 

「富士山じゃなくて富士なんじゃねぇ~…マヨイじゃよ!?」

 

「ナイス、遅延ツッコミ!

まるでカエル男商会の関ヶ原先生みたいだったよ?」

 

「また、マニアックな…桶狭間じゃ!?」

 

 

なんで伊御くんの捕捉をしないかは、敢えてしないことでミニワンに二人で話すという建前を上げるためだ。別に面倒とかじゃない。うん、きっと…たぶん…メイビー…

おっと、マヨイを引き付けておかないとまた伊御くんとミニワンの邪魔するから弄り倒さなきゃ!

 

 

「だって~可能性感じたんだ~♪ってな訳でこれで一つどうぞ!!」

 

 

渡したのはメモ用紙でそこにはカエルの絵を描いてある。

…ゲコ太ではないぞ?だからといってケロロとかでもないぜい!

 

 

「心結くんから何を渡されたんですか?…って上手い!」

 

「そんなに上手いのか?…お、おぉ」

 

「どれどれ…確かに上手ね。でもなんで鳥獣戯画なのよ」

 

 

ミニワンって器用だよね♪なんで感心しながら呆れるっていう顔出来るんだろうね?表情筋どうなってるのそれ?

で、マヨイもカエルでネタが完成したらしいけど…まぁ人に見せられたもんじゃないからまたの機会にでも楽しみに…。

 

 

「…ハァ、ツマンネ」

 

「酷いんじゃよ!?ネタふったのだって心結さんじゃよね!?なのにそんな仕打ちって…仕打ちって…ひd「ゾクゾクするのか?」い…。だからそのマゾっていう勘違いも忘れてほしいんじゃぁ!!」

 

 

どうやら伊御くんとみにわんの会話も終わったようで、こちらの会話に参加してくる。…してる、のか?

 

 

「そんなことは兎も角、…で結局何が言いたかったんだよ?」

 

「そんなって…うぅーん…ま、いいじゃろ。で、聞いて驚け!」

 

「おぉーーー?」

 

「次ってなんだったっけ?」

 

「数学」

 

「お、美味い。次からこれを買うのもありだな!」

 

 

よくわかってなくても感心したような…でもやっぱり分かってない姫ちゃん。そして授業の準備の片手間で会話する伊御くんに、マヨイの戯れ言よりも伊御くんとの会話を優先したミニワン。俺は一応、聞いてるぞ?パン片手に。

 

 

「聞いてくれよぉ~!?」

 

「泣くほどかっ!?」

 

「まっ聞いてほしくてポージングしてまで話を大きくしてるのに全く興味を持たれないからやるせない気持ちになっちゃったんだよ。ほら、何処かの電車のヒーローが変身シーンでやってるようなポーズじゃん?」

 

「平成ライダーで一番ストーリーが凝ってて面白かったよな、電王」

 

 

そこまで察してるなら言ってやるなって?甘い。甘過ぎる!どれくらい甘いかって言えばホットケーキに生クリームをかけてその上にハチミツ、黒蜜、イチゴジャムをトッピングして更にだめ押しにチョコ、メープル、水飴をかけたぐらい甘いぞ!!

個人的には焼く前の生地に紅茶を少し混ぜるのをオススメしよう。

 

で、話を戻してデンオウの話をしようか!

 

 

「電車王に俺はなる!!」

 

「いやいや、それ海賊王じゃないか?デンオウの話でも無いぞ!?」

 

「ハーレム王に俺はなる!!」

 

「それだと碧陽学園の生徒会副会長になるな…」

 

「なんか意外な単語が伊御くんの口から出てきたぁーー!!?」

 

「榊さんが一時期スッゴいハマってたのが原因じゃと思うんじゃよ♪」

 

「…あー。納得」

 

 

ボケてた筈がいつの間にか突っ込みに変わってる謎。…ナァゼェーー。

 

 

「あ、マヨイは俺、参上!!とか言いながらまたそのポーズしてみ?」

 

「俺、参上!!…おぉ!?ホントだ!マッチしてるんじゃよ!!」

 

「デンオウですか?電車男の続編ですか?」

 

「電車の中で酔っぱらいに絡まれていた女の子を助けたのだけど、実はその女の子が実はお姫様だったのです!!」

 

「な、なんじゃとぉーーー!?」

 

「色々ファンタジーともとネタがごっちゃになってるわよ…。因みに姫、デンオウというのは仮面ライダーよ。」

 

「ミニワンも知ってるんだ!スゲェデンオウ!イマジンとか敵じゃねぇ!!」

 

「ふっふっふ…伊御さんと会話するためになんやかんやで全部見てたんじゃよ♪」

 

「…私、内緒って言ったわよね?覚悟は出来たかしら」

 

 

『見せられないよ!』サーっ

 

 

今、なんか居なかったか!?具体的に言うと笑った顔のピンクっぽいデフォルメされた何かが…おぉ…何時もより高く飛んでいます!

 

…回ってはいないぞ?

 

 

ビタンッ!!

…チーン

 

地面に落ちたマヨイはまるで車に轢かれた生物の死体のようなグロッキーなことになって…いない。

てか、見せられないよっていう看板?が邪魔して見えない…。貴様、やるな!!

発禁阻止のプロだけはあるな。だが、俺はそれすらも越えてやる!ーーーよ、俺は人間をやめるぞぉーーーー!!!

 

その看板を足場にして大きく飛び上がった…あと少し…もうちょっと…見え…見え…見えt(ドコーーン)…はい?

 

俺は目の前が真っ暗になった。

あと少しで見えるという瞬間に頭に衝撃を受けたと思った…だが、実際はそんな物じゃない。俺はまさかと思いつつ直ぐにこの結論に行き着いた。

 

 

「「「…え、え、えぇっと!?…えぇぇえええええええええーーー!!?」」」

 

 

クラスの一体感がカンストしますた。

そしてガラリという音もなりました。

 

 

「…おぉーし、席つけ?これから楽しい楽しい数学の時間だぞぉう…ってだぁぁぁああああーーーー!!?」

 

 

先生が入室しました。

そして多分自分の姿を見て驚いたんだろう。

 

でも、やっぱり一体感は現在進行形でカンスト状態です!

 

 

「…いたたたた。強く殴り過ぎじゃよつみきさんって…ん?え?は?うえぇぇぇーーーー!!?」

 

マヨイも復活しました。

そして相変わらず一体感が(ry

 

では俺の身に起こった現象の答え合わせをしようか。

では、今、この場にいる皆さんどうぞ!!

 

 

 

「「「なんで天井に刺さってる(のぉ)(んじゃぁ)(んだよ)!!!」」」

 

 

 

はい、俺は勢いが着きすぎたようで飛んだ拍子に頭が天井にズボーーしましたとさ。いったい誰がこんな展開を予想できたであろうか…

 

そして『見せられないよ!』のプロは越えられない壁だったようだ。

 

見せられないよには勝てなかったよ…

 


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