ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって…   作:文才皆無。

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にゃっほい!

最近少し物語が難産になってる作者っす。でも、頑張ってみました。褒めて褒めて♪
おえっ

あ、タイトルは死人がでたとか言うわけでは無いですから!
それとほんの少しだけページが進んで嬉しいです。まぁ、ミクロンの世界ですけど…

では、どうぞ


12 見守ってるよ。

…で、戻ってきてみればこれだ。

さっきのアホを見て呆れてる伊御くんも居れば、何があったのかいまだに理解できなくて処理落ちして固まっちゃってるのもいる姫ちゃんがいるし、笑ってるマヨイと逆に無表情のミニワンもいると…いやね、もう心が折れそうッスよ。

 

もうやけくそ精神で他人言みたいになってたときに妙に冷静になっちゃって冷静になったときには自販機にゃ牛乳は無いって気付かされて、だから下手したらコンビニまで走らさせられるとか気にしてたけど心配無用だったらしく自販機に着いたら体のコントロールもちゃんと戻ってたよ。いやぁ…焦った焦った!

 

コンビニともなると家の近くまで戻るって事だから帰宅してんじゃん?更には死ぬっつーの。高校生の体力なんて所詮紙レベルのペライ奴なんだから、帰宅部を走らせないでほしいぜ。

 

で、牛乳は無いから適当にC2レモンとプペシコーラにしておいた…。あ、いや…問題は無かったように見えるけど考えてみてくれ。

 

人間一人にたいして持つペットボトルは五本腕は二本…どう持てば良いんだろうね?横にして持つと崩れて落ちちゃう。で縦で持とうとすると足りない。貴方ならどうするぅ?

うむ。八方塞がりってこういう事だね!

 

 

「何か使えそうな物はっと…」

 

「ワン!」

 

 

いや、目の前から走ってくる一匹を目にして思った感想がこれっていうのも如何なものかと思ったけど言わせてもらおう。

もうハクさん貴方、犬ッスか?

鳴き声がモロ犬だよ?仮にも貴方はコーカサスハクギンオオカミの子供だよね?何?オオカミとしてのプライドは何処かにポイしたとか?プライドなんて犬にでも喰わせとけ?バカなんじゃないかな?

 

俺の思考はガン無視で足下にすりよってくる姿を見て、俺自身が馬鹿馬鹿しくなったがまぁいい。

 

キュピーン!!

 

 

この時心結の頭の中である計算が高速で駆け抜ける。それは一重に神からのお小言のような…一種の天恵だった。

両手で4つまでなら持てる。ならば、もう一本はどうするのか…そう。彼はこう考えたのだ…

今目の前にいるハクにくわえさせて持たせればいい!と…(あえてセルフツッコミを入れておくぞ?自演乙)

 

 

「こぉれだぁぁーー!!」

 

「ビクッ!?」

 

「いいか、よく聞けよ?これをくわえるんだ。それで持ってきてほしい。報酬はその水を分けてやる。どうだ?」

 

「???」

 

 

デスヨネェー!

 

人の話す言葉を理解するのなんてできっこないかぁ…。面倒だけど二回戦でもしますかね…

人は必ずしも成功させる生き物じゃない。そう、完璧な人間が存在しないように不可能はあるという事だね!うん。俺はバカか?諦めが肝心?

はっ君はあの御方の言葉を知らないのか!!

そう、あの方だ。

 

諦める?

 

バカいってんじゃないよ!!お前、言っただろ。富士山みたいに日本一になるって言っただろ!昔を思い出せよ!

今日からお前も、富士山だっ!!

 

そう、松岡さんだ!真夏のような真っ赤な戦士SYUZOUだよ。Never Give Upの精神だ。人間やれば出来る。諦めなければいつか夢も叶うんだよ!さぁ、立ち上がれ!髪の毛達よ!

 

 

「ハァァァーーーーー!フンッ!」

 

 

シュインシュイン、ボン。

 

………。

 

で、できたぁぁーーー!?俺、今スーパー野菜人だ!?立った…立ったよ、修造先生…。俺、やりました!

クララもビックリするぐらいに立ち上がりました!俺の髪の毛!スカ○プDでも出来なかったこと成し遂げました!怒りとかじゃなくて、修造先生のお言葉でやってやりました!貴方は偉大だ!今日から貴方は、神様だっ!

 

 

「グルルルr」

 

「アッハイ。行きます。サーセン。」

 

 

ハクは俺が遊んでる間にペットボトルを倒してたらしく、それをくわえながら俺を置いていって先に行っちゃってた。

…何か大切な事が抜け落ちたような気もするけど、まぁいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「HEY、pass!」

 

「グハッ!?」

 

「マヨイ!?」

 

「マヨイさん!?」

 

ぺしっ、パァン。ドォォォーン(ぶつかった後プペシが爆発し、その勢いで壁に激突した音)

 

「壁ドンその二ね。」

 

「落ち着きすぎですよ、つみきさん!?」

 

「いったい誰がやった、んじゃぁ……ガクッ」

 

「私だ。」

 

「お前だったのか。」

 

「暇をもて余した」

 

「神々の」

 

「「遊び(ドヤッ)」」

 

 

戦闘力が上がってるのを忘れて放置してために何時もの感覚で投げた為少し強すぎてマヨイに突き刺さったプペシ(爆発済み)の残骸とマヨイだったものを見詰めたあと、死んだと思ったら復活して聞かれた為に悪びれもせず返してみた。

そしたら、あーら不思議。世界が勝手にギャグ補正をかけてくれます。

リスポーンしたマヨイと共にオチまでやりきった俺は気合いでスーパーモードを解除してみた。うん。出来た。

 

気合いってスゲェ。

 

つか、野菜人になれたことが驚きだわ。俺…人外やったんやんねwww

これからは宇宙人名乗った方がいいかな?

 

 

「マヨイさん凄いです。」

 

「あのペットボトルの爆発、意外と大きかったな。」

 

「人間止めてたわね。」

 

「あれぇ?」

 

「お、お帰りなさい。心結」

 

「あぁーうん。はい、ポカリ。」

 

「サンキュー」

 

 

普通に受けとる伊御くん。君、スルースキル凄くない?

あと、なんでミニワンはやっとその領域まで辿り着いたか、みたいな顔で頷いてる?

姫ちゃんは………常識人だね。

マヨイは興味津々で“どうやたのん”とか聞きにきてんだよ…。

野菜人より、マヨネーズなのに。サラダでも作る気か?

 

 

 

 

チャララッチャッチャ~♪チャララッチャッチャ~♪

 

三分クッキングの時間でございます。

全部気合いでどうにかなります。

 

(ry

 

事前に用意しておいた物で~はい完成です。これがマヨイネーズの野菜人(サラダ)です。

 

では、番組は此処まで。次回もまた見てくださいね~♪ジャンケンポン。ウフフフ~♪

 

チャッチャラララララっら~♪

 

 

 

 

 

 

っは!?今何か電波受信した!

しかも放送権が奪われた!貝類が名前の母君も出てきたし…。

 

って、そうじゃなかった。これ渡さなきゃ。

 

 

「はい。姫ちゃんは紅茶華伝のミルクティーね。」

 

「ありがとうです。」

 

「勿論自販には牛乳は置いてないから適当にこれで…OK?」

 

「何でも良いわよ。ありがとう」

 

「マヨイはもう渡したよね~」

 

「たった今さっき爆散したんじゃよ!?」

 

「爆散っていうか、爆慘?」

 

「べつに上手くない!!」

 

「じゃあ、はい。」パンっ

 

「こいつ、錬成しやがった!!」

 

「どうも、プペシの錬金術師です。」

 

 

これは、鋼じゃないのがミソですぜぃ。かにミソは脳ミソではないんだぜぃ。ワイルドだろぉう?

そして私は男子高校生です。

 

 

「はい、マヨイさま。こちら暖めておきました。」

 

「うむ、くるしゅうない…って、炭酸を温めないで欲しいんじゃよ!!」

 

「冗談です。お嬢様はバカで御座いますか?」

 

「謎解きはランチの後で!」

 

「今は放課後だけどな。」

 

「…じゃあ謎解きはafter schoolの後で?」

 

「語呂悪いし、”after”と”後で”で意味が被ってるぞ?」

 

「…難しいんじゃ。って、普通に渡してくれればいいなじゃよ!」

 

「(誤魔化した)」

「(誤魔化したな)」

「(誤魔化ました)」

「(誤魔化したわね)」

 

「分かったよ。ちゃんと渡せばいいんだろ。じゃあ…

はい、ケバブ。」

 

「ありがとう…渡し方は正しいのに渡した物がおかしいことにツッコメばいいんじゃよね?なんでホントにケバブが出てくるんじゃよぉ…」

 

「ブラジルの人ー、聞こえますかー?」

 

「いや、聞いてるの心結さんだから」

 

「今のはケバブのネタをやってる人とかけてみました!」

 

「そんな清々しい顔されても困るんじゃよ…」

 

「俺、手品が得意なんだよね。」

 

「いや、プペシだそうよ」

 

「プペシル、ブシャー!」

 

「ウギャーーー…目に、目にぃーー!?」

 

「メディーーーック!!」

 

ここまでが一連の流れだったとさ。

で、マヨイ弄りに精を出してたらミニワンが大変な事になってたんよ…。

 

だって、ミニワンが伊御くんに抱きついてるじゃ、アーリマセンカ。

酔ってる?酔ってるよね?だって、ボーッと違うとこ見てるもん。

 

 

「美味しそう」

 

「youパクパクねー」

 

「人肉実食!?」

 

「そう言われると、○肉○食って問題思い出しちゃいます!」

 

「もういいだろ。起こすぞ!」

 

「あ、伊御くんや。俺も手伝うよ。」

 

「ああ、サンキュー。」

 

「いい加減目を覚ませ」

 

パァン!!

 

 

伊御くんがミニワンのほっぺをムニィしちゃったタイミングでやらかしたっぽい。

俺もまさかそんな典型的な事するとは思ってなかったから…

 

 

「伊御くん…すまん。」

 

「あー、仕方ない、かな?最初にそれに気付ければそうしてたと思うし…」

 

「…という訳でしてだからその辺で離してあげませんか?」

 

「マジ噛みですな…」

 

「………!?」

 

 

ガジガジから、ギリィって音になったもんね。噛み付きっていうより締め上げ、もしくは咬みきりに入ってたよね。

伊御くんもちょっと頭から血が出ちゃってるし…

 

 

「…これぐらいで、許してあげる。」

 

「…すまない」

 

 

って、収まった。

それから、あのパァン!は猫だましの音だよ。

意外と効き目があったからこっちも驚いたもんだ。流石は猫娘といったところか…。

 

でも、酔って乙女の純情を傷付けずに済んでよかった。そういう行為はやっぱりちゃんと意識がある時にやってほしいからな…。

それが御庭の為と伊御くんの為になる筈だよ。お兄さんは君達の恋愛模様は応援してますから。

 




もうこれで十二話になるんですね…

お読みの方、ありがとうです。
つか、作者色んな小説書くなよって思うかもしれませんね…。私もそう思います…。

そして、この小説がなんと友達に読んで貰ったら、お前の頭の中ってこんなんだったんだなって言われました…。
そりゃ、内気で思ったこと言えませんよ。でもその返しは無いんじゃない?
作品の感想下さいよ…みたいな?

話が反れましたが戻します。で、そろそろ何かしらの展開があってもいい頃合いかなって思いましたので心結くんにフラグを建てたいっておもいます!どうでしょう?


意見をお待ちしております!


(^o^)ノシ

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