私はこの何日間かですこぶるダメ人間になりました。
寒い…。お布団を…このぬくもりを…けして手放さない!
なんて事が夢の中でまでやったぐらいです。
時期的には学校も始まりましたね♪
皆さんも不摂生な生活の代償でも食らってますかね?
面倒臭くて学校がある日はもっぱら徹夜して学校に行くようにしてたら怒られました!
そんな近況報告は明後日の空にぽい。
では、第10話ですたい!!
みーなさーん!!聞いてくださいよ!
学校に来てたった二日目にして何故か新聞の号外にのってるんですよ!?スゴくね、スゴくね?
因みに写真とかはまだ無かったからいいんだけど中の記事が結構不思議なんだ~。名前、クラス、性別、好きなもの…まぁ俺が昨日一時間目の自習の際に言った奴は大抵書かれてたんだけどその下にどんな人物なのかっていうのが寄せ書きみたいな感じで書かれてたんだー。
云わばクラスメイトの第一印象なんだろうけど…一番多かった意見がよく分からない人だった。
まぁ、これに関しては仕方ないとも思うんだけどね♪ゲームの話で盛り上がったり、近所で起きた事件の話を皆の横で聞いて頷いて知らないことを誤魔化してたり、京谷いじったり、物真似してアホやったり、榊にアターしたり、佳奈やんと一緒にファイト一発したり…こうしてみるととにかくマトモなことしてないなぁ…。
おぉっと、それで告白についてであの三人の事だけど結果から言うと無言を貫き通して見詰めて誤魔化してたらなんか分からないままにうやむやになりましたとさ、チャンチャン♪
え?もっとしっかりした情報寄越せ?貴様ー何様じゃー?
読者様?なら仕方ないね!
「ねーね~三人に聞きたいんやけどどうしてあんなに聞きたがってた情報について言及止めたん?スピリチュアルパワーでも働いたん?」
「そういえば作者って神田明神で初詣したみたいだからね~」
「佳奈、それはメタじゃない?」
「メメタァ…です。」
「で、真実はどうなんだ?」
聞くと直ぐに目をそらされました!!俺は何かしたでしょうか?
あと、忘れてないので頭をかじらないで下さい、ハクさん。
「もう、良いのよ!それを聞くって言うのは野暮ってものよ?」
「そうだよ!そんな真っ直ぐな瞳で見られたからって訳じゃないからね!」
「佳奈さん…それ全部説明してます…。」
「…そうなのか?真っ直ぐなんて言われたことないんだが。」
「心結さんってやっぱり鈍感なんじゃね…。」
「いや、鈍感っていうか天然か?」
「うん、そうなのか?」
「伊御だしな…」
「西原の言う通りね。」
「「「うんうん」」」
「なんか失礼なこと言われてないか」
後ろでの会話は伊御くんの話だな。結局あの話はうやむやって事で終局だな。
局っていうと囲碁だが俺は因みに囲碁は出来ないからヒカルの碁の如くサイさんは見えないからな!ルールすらしらないぞ…。あえて言えば五目並べなら出来るけどな♪
「まぁ、いいか。」
こんな感じで二日目の朝が終わりましたとさ、チャンチャン。
…なんて訳なかったですね。
一時間目が潰れて、集会になってました!!
そりゃあ確かに転校生だもんね。いや、忘れてた訳じゃないよ?だってクラスメイトがキャラ濃いとかそんな言い訳する訳じゃないからな?忙しないからとかでも無いからね!お兄ちゃんなんて(ry
え、略すな?ネタが雑?
仕方無いじゃん。むしろこのタイミングでボケられただけ褒めて欲しいよ…。
「…では転校生の一年、宇図 心結くんの言葉です」
この通り、いきなりこれだ。なのにボケたんだぞ?緊張で胸が張り裂けるぞ!?
心が鉄でできてない限り結構クるものがあるからな?
「よ、ッハ!!…っと。みなさんどうも、紹介にあった通り宇図 心結です。……。あ、まぁその…宜しく!」
「え、終わりですか!?ちょ、ちょっと、心結くん!!心結くん!?」
司会進行役と思われる先生からめっちゃ言われたけど気にせず元の位置に戻っていくと他の生徒からも見られたよ?
考えてみてくれ、いきなり前に出て話してくれとか言われてもできるわけないじゃん。
むしろ思い付きで壇上でマイク投げてパフォーマンスしただけでも機転が効いたと思ってくれ。
こんな感じで終わった。
…このあと先生に呼び出しを受け、恒例のメッ!!をもらいました。解せぬ…。
そして、なんやかんやで学校が終わりました!
いや、キングクリムゾンじゃないから。ちゃんと授業とか受けたし、お昼も食べたからね?
授業の際、キクエ先生が壇上でヘッドスライディングかまして倒れた所で、不謹慎な先生が息をしてない…っていうネタをしたあとに何故か怒られ、罰として俺が保健室に運ばさせられたり(先生が恥ずかしながらも何故かお姫様だっこを強要されました)、お昼の際に出したこの弁当のせいで一悶着あった(誰に作ってもらったのかという口論からアイアンクローの流れだった)けど兎に角終わったことは気にしないのだ!
言いたい事はまだまだあるけどこんなもんじゃ!
スクエニのゲームに白いふさふさのカモノハシみたいなの居なかったっけ?ドラゴンクエストで出てくる雑魚モンスターとして扱われるくせになんやかんやで雑魚くないアレ。
「それ、モモンジャじゃないか?」
「おぉー、それそれ。流石京谷。でもよく覚えてたな?」
「まぁな。結構好きだし」
「あぁー納得。」
確かにどことなく感じる小物臭とか、やられ役とかそんな感じがするもんなぁ。京谷=モモンジャの公式が出来るぐらいだもんなぁ…。親近感からか…
「ちゃうわ!!」
「中国の犬?」
「それはチャウチャウ!」
「関西の否定」
「ちゃうちゃう。…これイントネーションが違うだけじゃん。」
「ハァ?何言っての、お前」
「なんかメッチャムカつくな、その顔!」
「プークスクス。」
「ぶん殴るぞ!」
「プギャー」
「テメェは俺を怒らせた」
「しゅんしゅんしゅん」
「クリリンの事かぁ!」
「あ、ドラゴンボールなんじゃね」
「そこはジョジョじゃないのね…」
「伊御くんも榊くんも止めに入らないんですか!?」
「姫ちゃん、大丈夫だよ!咲がホラ」
京谷から意識を外し、伊御くん達の声に意識を傾けた瞬間の出来事だった。視線を元に戻そうとしたら…
そこには…
「フギャァーーー」
「きょ、京谷ぁーーー」
「二人とも少し騒がしすぎじゃないかしら?」
「ハイ、ソノトオリデス。スイマセンデシタ。ナノデソノテヲ…ウギャー」
雪国ならぬ出血で真っ赤な大地が広がりました。
恐怖心から声が上手く出せなく、片言になりました。何時もは端から見るだけのこのアイアンクローは笑えない威力でした。…あ、婆ちゃん。今からそっちに向かうね…。
「どっせい!!」
「眩しいよ、熱いよ、はっ!!?アンリエットさん」
「誰かしら、それ?」
「え、咲さん?あれ俺は何してたんだっけ?婆ちゃんは?それに背中に痛みが走ってるような気も…」
「気のせいじゃないかしら?
…で、そのアンリエットってだぁれ?」
「いや、あの…咲さん?怖いよ?」
「ふふ…」
拝啓、天国の婆ちゃんへ。
気温もめっきり下がり、冬の訪れをヒシヒシと感じさせる今日この頃。婆ちゃんは如何お過ごしですか?
俺は元気です。でも元気過ぎるが故にソッチに行くかもしれません。先人の教えもバカに出来ないことを身をもって理解させられたよ…。
口は災いのもと…。
では、お体お気をつけください。
p.s.お風呂上がりに耳掃除をすると湿っている。
「俺もそれは聞きたいかな?なんて…あはは」
「ギルティ」
「待って!!ジョーク!!ジョークです!
アンリエットはリュパンの母の名前です!知り合いじゃないです!!」
「それならそうと直ぐに言いなさいよ。まったく…焦っちゃったじゃない。」
「す、すまん…。」
冷や汗が止まんなかった。気付けば二、三歩下がっていたが何時だか言った言葉がブーメランになるなんてな…。
笑顔、怖い。
「あれ?そういえばなんで咲さんが焦ってたんだ?」
「え!?」
「ダメです!」
「ん?姫ちゃん?声荒げてどうしたの」
「ミユミユ、それは女の子の秘密って奴なのさ!」
「…ま、いいか。」
佳奈やんと姫ちゃんに距離を詰められた為に納得してないけど折れた。皆、考えても見てくれ。
もし敵がいるとしよう。
こちらは無防備、だが敵は構えていて目と鼻の先。これってもう摘んでるだろ?
ボクシングならアッパー入れられる寸前だぜ?
無条件降伏あるのみだろ?
第二次世界大戦の日本でもないし、バカじゃない。受け入れるよ、まだ死にたくないもん…。
そして俺達を無視して何故かロケット鉛筆を構えるマヨイが目に入った。
「くらえー、伊御さん!」
「………。」
ヒョイ
「そんなアッサリ!?」
…サクッ
「かふっ」
「「えええぇーーー!?」」
直ぐ後ろでロケット鉛筆の刺さる京谷を見た瞬間に助かった筈の俺達に止めが入ったことを直ぐに理解した。
スローモーションの様に感じる俺の感覚の中でゆっくりと地面に倒れる京谷へ、戦友が倒れ伏す事への無慈悲な一瞬の悲しみが満たす。
もう俺にはなりふり構ってられなく、伊御くんとマヨイの声が…回りの音が一切として聞こえなくなっていた。悲しみにくれる事も出来ず、倒れる音だけが静かに耳につく。
俺は倒れた京谷に走り寄る。肩を持ち、うつ伏せだった京谷を仰向けにさせる。
「なんで…なんでなんだ…。京谷、京谷!!起きてくれ。俺を見捨てないでくれ…。残していかないでくれ…京谷ぁ…。俺、まだお前に謝ってないんだ。ありがとうって感謝の言葉も言えてないんだ。目を開けてくれ!お願いだ…。お願いだよ…。嫌だ、嫌だよぉ。」
目から雫だけが頬を伝い、垂れ、顎にその雫が集まり落ちる。
ピチャン…
そんな音が耳に届いた。俺の涙が京谷の頬に落ち、静かに床に流れていく…。
「心結…。顔を上げてくれ…。俺はもうダメだ…。俺の分まで心結が生きてくれ…。幸せになってくれ…。
俺さ、短い間だったけどお前に会えて良かったよ。つまらない日常がかけがえのない物になったんだ…。俺はダメだけど、お前だけでも…お前だけが………」
それだけ言うと京谷の顔は力なく落ちた。
「京谷………。お前、最高の男だったよ。俺は京谷の友達になれて誇りに思う…。そこで見ててくれ。俺、頑張るからさ。お前の分まできっと…必ず…絶対に幸せになるからさ。それが俺に出来るお前への手向けだよな…。…クソ、目から汗が出やがる…。」
「京谷さん」
「京谷…」
伊御くんとマヨイが俺のすぐ横に歩いてきた。
俺は流れでるものを隠そうともせず、二人を見上げた。そしてソッと静かに抱えている京谷の頭を地面に下ろす。
戦友の立派な散り姿をこの目に焼き付けて、二人に向き直る。
「伊御くん、マヨイ…」
「はい…」
「ああ…」
俺は二人を静かに見やる。俺が何を言おうとしてるのか理解しているようで首を曲げ、頭の天辺を此方に向けていた。
右手に力を入れ、京谷の敵をとる。
「室内で危険なことすんなやぁ!!」
「「すいませんでしたー!!」」
このあと、ロケット鉛筆の先を回収して演技に協力してくれた京谷も無事救出しました。
詳しく説明すると本日二度目の保健室に行きました。
祝、第十回目!
ドンドンパフパフ~!
なので、感想にでもやってもらいたいことを教えて下されば記念という事で実施したいと思っています!
皆さんやったね!
私に追い討ちがかけられますよ♪
冗談です。
でも、こんなのどうだろうっいうのは聞きたいです。
こういうネタは?でもいいですよ?
おまちしてます!!