ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって…   作:文才皆無。

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初めまして、もしくは改めましてどうもでしょうか?

文才皆無。という者デスヨ?


あっちこっちの六巻が出ていたのに気付かず、最近読んだら結局全部読み返してしまい暴走させちゃいまして…ラブライブ放置でやっちゃいました!!


やっちゃったぜ!


このネタで一体何人が気付けたのですしょうね?
ギャグ日と直ぐに気付いた貴方!!
もしかしたら気が合うかもしれません!

では、どうぞ!!


1 いい加減にしてくださいな…死んでしまいます。

ある晴れた日のことである。

 

俺は出会ってしまった。

 

 

それは偶然で片付けてしまっていいものか…運命なんて表面的な物で表現するべきなのか…。

 

兎に角この出会いは冬を目前にした俺の下にやって来た新たな家族と不可思議なクラスメイトとの学校生活である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは幾分か前のことなんだが少し聞いてほしい。俺は何故か親から家を追い出され、気付くと勝手に転校届けを学校に出されていた。勿論何にも知らされずにである。

 

そしてその日の朝のこと

 

「…あ、そうそう忘れてた。アンタ今日からあの学校行かなくていいから。

これからはここに書いてある学校に行きなさい。そこの校長が私の知り合いでアンタのことを話したら是非会いたいって言われたから思わず転校させといたわ。じゃあ後はよろしくねー…おっと、此処から学校に通うとなると面倒だから一軒家でいい物件も探しておいたから色々手配の方も出来てるわ。お金の方もアンタの口座に一先ず一千万程入れといたからそれで当分はどうにかなるでしょ?住所とかそれもあの紙に書いてあるからね、あの紙持ってれば取り敢えずなんとかなるはずよ。まぁ、何かあったときは電話かければ出ると思うからその時はその時ね。んじゃ、バイビー」

 

そういって、仕事に行ってしまった我が家の母。俺は意味が分からずに口を半開きにして間抜けずらでもしてたんじゃないかと思う。我に返ってその言葉の真相を問いただそうとしたときには既に家は俺以外もぬけの殻。

 

学校に間に合わないっていうのは笑えないのでイライラしながらも母が指差していたその紙を引ったくるように持つと、通帳や一先ず必要になるであろう物全てを持つと家を飛び出していった。スクールバッグはパンパンで重く、走りずらい…訳わかんねぇー

 

ぼやいてもぼやいても収まることのない怒りは逆に募っていき、人からみたら切羽詰まって見えたらしく優しさから声をかけてくれた人がいっぱいいたがそれが鬱陶しい。荒れに荒れているが仕方ないだろう、許してくれ。

 

 

「あー、クソっ!!マジなんだあのアホ親は!破天荒とかっていうレベルじゃねぇだろ!?何なんだよったく!」

 

紙に書いてある場所にはバスを使う必要があり、そのバスの発車時間が走ってやっと間に合う位だった。本当に…

はぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうわけだ。全然説明になってないかも知れないが俺自身分からないことだらけ何だ…許してくれ。

そしてアノ後はバスの時間にも何とか間に合い、バスに揺られていた時間もあったために精神的余裕も出てきて落ち着くことができた。今だけは悲しい歌聴きたくないよ…。

 

降りるバス停に着いたときには案外時間の余裕があった。朝飯も無しに駆けて来たために少しお腹が空いたためにコンビニに寄ると目の前にいたアホ毛が特徴的なメガネの男子と黒いリボンをしたポワポワしてるおんなの子が仲良さそうに話しているのが見えた。

考えてみれば、俺って知り合いのいないとこに行かなきゃならんのだよな…あはは。鬱だ、死のう…。

 

 

「あのー、大丈夫ですか?」

 

「顔色悪いみたいですけど…それにその制服ここら辺で見ませんしどうかしたんですか?」

 

 

目の前から件のリア充が声をかけてきてくれていた。うん…ちょっといけすかないなって思っちゃったけどいい子達だ。俺、君らのこと勘違いしてたっぽい!

 

 

「ああ、ありがとう。見ず知らずのカップルよ…ぶべっ!!?」

 

ぶーーーーっ!!

 

「姫!?それに貴方も大丈夫ですか?」

 

 

嘘間違ってなかった、やっぱ嫌い。

もうなんなんだ…目の前が真っ赤だぞ?俺がいったい何をしたって言うんだ…。泣くぞ?齢16にしてガチ泣きすんぞコラ!そしてメガネ君、君は神の子なんじゃないかい?

優しすぎなんだよ…なんで白いハンカチで赤い何かをふけるんだ…。目立っちゃうんじゃないかな

 

 

「あはは、姫が失礼しました。とんだ災難だったと思って許してくれあげてくれませんか?」

 

「…君の顔を立てて此処は引き下がらせてもらうよ」

 

「あ、ありがとうごじゃいます…。でも、本当にごめんなさいです。私昔から鼻血が出やすい体質みたいで、少しの刺激であふれでちゃうんです…」

 

「そ、そうか…災難だったな。…これって鼻血?この量って致死量じゃ…まいっか。」

 

 

何故だかこれだけは触れてはいけないような気がした。例えるならまるで刃物を突き付けられてるような、そんな寒気が止まらなかったのである…。

 

 

「すいません、お返しにって訳じゃ無いですけど何か出来ませんか?」

 

 

姫と呼ばれた少女は何故か異様にヤル気満々で息巻いてて意地でも譲りませんよ!とでもいうかのようだった。うん。適当に頼みごとして去った方が良いと俺の勘が告げてるぜ!

 

 

「じゃあこの場所ってどこにあるか分かるか?一応用が在るんだがここら辺は初めてで…」

 

「どれです?」

 

「俺も力になれるかもしれないから見させてもらいますね?」

 

「どうぞッス。」

 

 

鼻血姫さんに続くようにメガネ君が俺の手渡した紙を見ていた。その場所はどうやら知っているようで鼻血姫さんが力になれます!!と喜んでいて、良かったなってメガネ君も嬉しそうにしていた。

うん。この子達やっぱりいい子達や…。

 

 

「で、此処へはどういけば良いんだ?」

 

「ふっふっふ、じゃあ案内させてもらいますね?」

 

「ん?聞き間違えか知らないが案内するって言われたような気がするんだが?」

 

「はい!!任せてください!」

 

「ほら、姫ちゃんと説明しないから混乱しちゃってるぞ?」

 

「はわっ!?」

 

 

え?なんで早く離れたいって思ったらこうなったの?しかもちゃっかり手を握られてるんだけど…。俺の朝食は?

なんでしかもコンビニから遠ざかってる?え、何この有無を言わせない強引さ…

 

 

 

 

 

「で、ここまで来ちゃったけど二人はここの生徒だったってことで良いんだな?」

 

 

道中手を離してくれない事を悟ったので大人しくドナドナされて付いていくと学校に行き着いていた。途中で色々話したこともあり、友人と言ってもいい間柄になった。それはつまらない他愛ない世間話やゲームの話、授業の話に一風変わったクラスメイト達まで上がっていた。…ちょっぴり幸先が不安になったのは二人には内緒だ。

 

 

「それで合ってるよ。そういう貴方は転入生ってことか…」

 

「おう、どうやらそうらしいな…。俺の人生波乱万丈過ぎて置いてかれた挙げ句に理解も追い付かないから切ないよ。」

 

「それはまた…」

 

「あはは、訳ありなんですか…でも16ってことは一年生か二年生何ですよね?ならおんなじクラスだと良いですね?」

 

「それはまたその赤い奴で狙撃するっていう宣告か!?」

 

「ち、違いますよ!!」

 

「狙ってたのか?」

 

「伊御君!!」

 

「「冗談だ」」

 

「もうー!!」

 

 

冗談を言い合いながら楽しくふざけあっていたが俺は一応転校生らしいので職員室に行かなければならない。そう切り出すとメガネ君こと伊御君は拳をつき出した。

 

 

「俺は音無 伊御だ。一年で姫とも同じクラスだから何かあれば頼ってくれ。」

 

「おう!!頼むぜ?伊御君!俺は羽図 心結(うと みゆ)って名で同じ一年だから同じクラスになるかもしれないな!!」

 

 

そう自己紹介をしてつき出されていた拳に拳をぶつけた。こうして新天地初の友達が出来たと言うわけだ。幸先がいいな…。お人好しで優しすぎる奴が友達になるって結構勝ち組じゃね?だってボッチにならないで済むんだぜ?これって冗談抜きにしても最高やん!!

 

「よろしくです!!私は春野 姫ですよ!!忘れないで下さいね。」

 

「よっ鼻血 姫!!」

 

「春野 姫ですよ!?」

 

 

なんて笑い合いながら姫ちゃんとも仲良くなった俺は二人に御礼を言い、職員室へと急いだのだった。

 

 

 

 

 




最初の所のアレって必要あったのか?なんて思った貴方!

その感性は正しいですよ?

今回の話では要らなかったって思いますよ…。次かその次辺りでその話に触れていきたいですよ。

そして嘘あらすじのあの嘘予告についてですが嘘というのは嘘なのだよ。
災害=母。人生の荒波=無茶ぶり

そんな所に変換したら強ち間違いでもないなってなっちゃったから余計に反応に困ったんだよ。


で、どうでしたか?楽しんで貰えましたかね?始まったばかりなんで何も言えねぇかもしれないですけどちょっとずつガンバりますのでこれからもヨロシクです!それではこれで!

作者は華麗に舞うと、カボチャのUFOのキャトられていった…。



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