ゾ「それあれか?ミナリン……」
s「で、次の質問は?」
ゾ「こいつ……次はあれだ。東についてだ。結局、東はなんだったんだ?人間らしくなったの?」
s「アイツはねぇ、結局、最初から最後まで人間だったんだよ。どれだけ驚異的な力を持ったとしても、それをどう選んで使うかは人間しか考えないだろ?神様までいきたいなら持って生れたもんで勝負しなきゃね。だから、途中で狂わせたんだよ。初期から中盤の序盤までは持って生れたもんを全面に出してたけど、後期には丸まって人間の枠から外れようとしてたから狂っちゃって主張を乖離させちゃった」
ゾ「じゃあ、アイツは初期のままなら生きてたの?」
s「それはねえよ!俺、アイツ嫌いだもん!」
ゾ「こーーんな面倒な奴だったかなぁ、お前……」
s「アイツ出てくる度に、言動に大きな違和感を覚えられないように少しずつ変えていって……俺の苦労が分かるのか!?正直、忙しいから更新してなかった期間にも奴の台詞だけはパソコンに打ったりしてたからな!本当、なんなのアイツ!」
ゾ「お前のキャラだろうが!そこまで言うなや!それに他のキャラの台詞だってやってたろうが!」
s「他キャラ× 三くらいかな」
ゾ「いや、そんなにいるか?」
s「パターン用意してたからな」
ゾ「ああ……そういう……」
s「しっくりきそうにない、絶妙なとこをね、ちょっとずつね。そしたら面倒になっちゃってね。最後はもう俺が東絶対殺すマンになってたw」
ゾ「自分のキャラそこまで乏せるのってお前くらいだよな、多分」
s「まあ、世間ってコミュニティから外れてた東は、他人の視点で見れば人間の思考や道徳観から離れてるからね。みんなが一律で持ってる常識が異なる奴は弾かれちゃうんだよ。人間だけど人間じゃないって認識持たれちゃう。だから理解者を求めて、理解者に依存して、けれど理解者を理解できないっていう訳の分からん状況になって間違えちゃう」
ゾ「けど、東って理解してやるって言ってたけど?」
s「それは東自身にも初期で言わせてるんだけど、人殺しの思想ってのは同じ人殺しでも理解できないんだぜって。その後に、誰も理解したくねえっての、ひゃはははは!ってね。依存相手の思考に寄っていく、だけど、つまるところ、東は全てにおいて自己完結しちゃう。それは理解ってのと反対にあるよね。この自己完結が肝なんだよ」
ゾ「ていうと?」
s「自己完結、簡単に言い代えれば自分なりの答えを持ってるってこと。人間、言い切られたら弱いからねーー……俺も仕事中に……うっ、頭が……!」
ゾ「こいつ、嫌な思い出ありそうだな……」