ゾ「ロメロ監督が亡くなって、ガチで落ち込んでたしな」
s「膝から崩れそうやったわ......」
ゾ「そして、ロメロ監督追悼オールナイト上映が東京であると」
s「行きてえけど......行きてえけれども!」
ゾ「けど、お前、ゾンビについてはにわかだし、行ったら周囲から浮くんじゃん?さすがに、ロメロとウォーキングだけじゃねえ」
s「浮く位なら、まだ良いよ......上映に気付くのが遅すぎてよぉ......休みとってねえし......とれねえし......」
ゾ「まあ、しゃーないな」
s「......ねえ......殴らせてくんない?この悲しみをぶつけさせてくれない?」
ゾ「殴られるかは、ともかくとして、解決策を授けてやるよ」
s「......なんすか?」
ゾ「自宅で三部作くらいなら見れんじゃね?それこそ夜勤終わったら時間あんだろ?」
s「そんな当たり前のこと......良いか?スクリーンで見れるんだぞ?日本での初上映、こっち生まれる前だぞ?ちくしょう......あーーあ、職場にいるかなり年上の先輩と、よくいろんな映画の話をすんだけど、その人は観に行ってんだよなぁ......そりゃもう自慢することすること......」
ゾ「何歳よ?」
s「60だね」
ゾ「度肝抜かれたわ、よく話あうもんだ」
s「そりゃ、俺ってば映画好きだもん」
ゾ「へえーー、なら、お薦めはなによ?」
s「戦場のメリークリスマス」
ゾ「重いわ!普通、こんなときは、明るい映画だすだろ、おい!」
s「名作よ?デビット・ボーイがこれまたカッコいいんだ」
ゾ「そこに拘るな!明るい映画だっつってんだろ!」
s「ブラザー」
ゾ「お前、ただ北野武が好きなだけじゃね?」
s「GO、凶気の桜」
ゾ「俳優代えんな馬鹿野郎、しかも、また暗いし」
s「ピンポン」
ゾ「やっと明るいの出たじゃん!」
s「あんま好きじゃないけどな。あれは、アニメが良すぎた」
ゾ「いい加減に噛み殺すぞ?」
s「ガチやん、ミスターローレンス」
ゾ「誰が戦メリだバカ野郎」
s「けど、最近、忙しくて映画も見れてないんだよね。やっぱこっち優先しちゃうしね。久しぶりにハロウィンとか見たいな......マイケル・マイヤーズの不気味さを味わいたいな。そいや、先日、妹が顔面パックで真っ白になった画像をラインで送ってきた時に、完全にマイヤーズって返したら画像検索したスクショ送られてきて、妹に、ふざけんなおいって言われたわ……めっちゃ笑ったな、ふふふ」
ゾ「ブギーマンとは、またちょっと古いな……」
次で終わります
……終わります……多分……
注意saijyaは20代ですからね!?