s「それは言うなよ......けど、ロメロ監督は、ゾンビってものを躍進させた重要人物だから。最初にゾンビって映画見たときは衝撃だったよ。これは、これまでの世界の歴史に対する風刺だって」
ゾ「......ん?どゆことよ?」
s「だって、未知のものが押し寄せて、それまでの世界を壊しちゃうんだよ?考えてみ?王政が崩壊したのも、資本への共産にしても、それまでの時代には、未知のものだったろ?これをゾンビ映画にあてはめてみ?ほら、見えてきたろ?だから、ロメロ映画の人はゾンビに勝てないんだよ。わかる?これはね、ある種のプロパガンダ的な意味合いもね、含まれてるんだと思うんだよね」
ゾ「ロメロ監督は、そんな側面持ち合わせてないけどな。話し逸らすにして下手くそすぎね?」
s「いや、語らせて?お願いだから俺のパッション受け止めて?」
ゾ「いや、無理じゃね?こじつけもいい加減にしてほしくね?プロパガンダって言葉の意味分かってなくね?大袈裟にするにしても、やっぱり下手くそすぎね?てか、俺らがしたい話しはそこじゃなくね?」
s「だって、しゃーないじゃん!ゾンビを使うなら、こういう場面も必要じゃん!」
ゾ「ストーリー展開の為ってのは分かってやるけどさ。だとしても、タグにゾンビってあるから、わざわざ時間割いてまで読みにきてくれてるにも関わらず、ゾンビ出てこない期間にガッカリしてる方、必ずいるからね?」
s「それは、ほんっと、すいませんです、はい......」
ゾ「そこで俺達を活躍させんで、どうすんの?正直、暴れたくて疼いてんだよこっちは」
s「前歯っすか?奥歯っすか?」
ゾ「歯の話しはしてねえよ!」
s「いや、正直、これから君らの時代がくるからさ、そこは安心してよ。うん、活躍させられなかった点については、ほんっと、ごめんな?」
ゾ「......もう、この際、口調は良いや......それは間違いないんだな?嘘だったらただじゃおかんぞ?」
s「そらーーもう、俺を信じてよ、うん、大丈夫だから」
ゾ「......分かった。なら、信じよう。じゃあ、この話しは終わりだ、悪かったな、わざわざ、足を運んでもらって」
s「いえいえ、そんな滅相もねえよ!こっちこそ、すいません、いや、マジで」
ゾ「もはや、ごっちゃになってんじゃねえか......逆によくそんな喋りかたできるな......」
s「じゃ、俺はこの辺で、失礼しるわ」
ゾ「おう、本編のほう、よろしくな。それと、お前、誤字多いぞ」
s「それこそ、今、それを言うなよおおおお!」
ゾ「しるわってなってるしな」
s「やめてよおおおお!」
ゾ「あと、9月2日に東京行けないからって落ち込むなよ」
s「お前、ぶん殴るぞ?」