saijya「ここが全日本ゾンビ協会事業所か......呼び出し喰らうなんて、考えてもみなかったし、一体、どんな理由なんだろ......とにかくノックしてみるか」
?「はい、どうぞ」
s「失礼します、本日はお招き頂きありがとうございま......えぇーー......めっちゃ身体腐ってるやん......もしかして、あれが会長なん......?超嫌やわぁ......」
ゾンビ「おお、よお来たのぉ......まあ、座れや」
s「えぇーー......めっちゃ流暢に喋るやん......つうか、喋れるんじゃん......失礼します」
ゾ「ん?同じ視線なんだ?」
s「え?というと......?」
ゾ「いやいやいや、え?なんで呼ばれたか分かってる?」
s「いえ、申し訳ありませんが、ちょっと見当つかずでして」
ゾ「ああーー、そゆこと?うん、分かった分かった。とりあえず、君、正座」
s「えっと......」
ゾ「せ、い、ざ、な?」
s「ええーー、めっちゃキレてるやん......アウトレイジの人みたく両目が煌めいてるやん......淀みの中に煌めきがある矛盾生まれてるやん......」
ゾ「あのさ、君、サイトでさ、ゾンビを取り上げた小説あげてるでしょ?」
s「ええ......そうですね、あげさせてもらっていますね......」
ゾ「だよね。そこでさぁ、納得いかないとこがあるんだけど、言っても良いかな?」
s「納得......ですか?」
ゾ「まずさぁ、ここなんだけど、このダグってとこ。よーー見てみ」
s「......もしかして、このゾンビってやつてすか?」
ゾ「そう、そこそこ。なにか違和感ない?」
s「違和感と言われましても、特には......あの、なぜ煙草に火を?」
ゾ「察しが悪いの?それとも、気付いてないの?」
s「正直、なんのことだか......」
ゾ「あーー、マジガッカリだ。君には、ガッカリだよぉ!」
s「あっつ!?ちょっと!煙草投げるとかなに考えてんすか!?」
ゾ「誰が足崩せっつったよ!正座だろうが、このド低脳がぁ!」
s「ええーー......ド低脳とか言われたん中学生以来だわぁ......いや、本当、マジなんなんすか......?」
ゾ「あーー、マジこいつねえわぁーー、マジ食っちまいそうだわぁーーマジ歯が疼いてきたわぁーー」
s「虫歯っすか?」
ゾ「ちげえーーよ!タグの話ししてんだよタグのよお!まだ違和感湧かねえの?」
s「違和感言われましても......なんだろう......そもそも、タグってなんだろう......正直、いまだに良く分かってない。検索に引っ掛かりますよ的なやつですよね?」
ゾ「そこ分かってたら、違和感あるだろ?」
s「いや、ガチでわっかんないすね」
遊びます