艦これ~桜吹雪の大和撫子~   作:瑞穂国

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お久しぶりです

そろそろリ号作戦も大詰めです。頑張ってまいりましょう!

(あれ、頑張るのって作者自身だよね・・・?)


波頭を砕く翼

「雨ですねえ・・・」

 

艤装を装着しての訓練を始めて一週間。鎮守府に来て、初めて雨が降りました。そんなに激しくはありませんでしたけど。

 

本当は、雨中訓練をしようかとも思ったんですけど。さすがに、まだ艤装を装着して一週間では、危ないですよね。そういうわけで、今回は司令官からストップがかかっていました。

 

ええっと、それにしても暇です。今日は書類の量も少なくて、司令官と二人で分担したらすぐに終わってしまいました。お昼ご飯を食べ終わると、わたしは執務室の窓から外を見て、ポツリと呟いていました。

 

「雨だなあ」

 

同じように、司令官も呟きます。工廠の資料から顔をあげて、窓の外を見ました。

 

「・・・よしっ」

 

ポンッ。突然、工廠の資料を閉じた司令官が、立ち上がりました。

 

「吹雪」

 

「はい?」

 

「どうかな。少し、外出しない?」

 

外出・・・ですか?

 

わたしが首を傾げていると、司令官は気恥ずかしげに頬を掻いて言いました。

 

「近くに、美味しいフルーツパフェを出してくれるお店があるらしいんだ。吹雪、そういうの好きかなと思ってね」

 

あ、あの・・・。それって・・・デート・・・ですか?

 

どうする?そんな目で見つめる司令官に、わたしは頬の熱さを誤魔化すようにして勢いよく頷きました。

 

「はいっ!行きます!」

 

 

“鹿屋”を発艦した基地航空隊は、飛鷹の誘導のもと、一路敵艦隊へと突き進んでいた。

 

同じように、味方船団へと迫る敵攻撃隊とすれ違ったのは、十分ほど前だ。あのまま速度を保ったとすると、第三次攻撃が始まるのは三十分後。基地航空隊が突入する方が、十数分ほど早いことになる。

 

―――狙うのは、空母のみ。

 

編隊各機の機位を調整しながら、飛鷹は攻撃目標を改めて定める。

 

敵の艦載機も、こちらの艦載機同様、空母によってコントロールされている。すなわち、空母を撃沈できれば、コントロールを失った敵機が墜落していくことになるのだ。

 

六隻の空母、全艦を撃沈することは困難だ。だが、二個機動部隊のうち一個―――三隻の空母を撃沈できれば、空襲に参加する敵機は半数になり、それだけ護衛艦隊の負担は減る。

 

―――おそらく、これ以上は護衛艦隊がもたない。

 

飛鷹もそれはわかっている。第二次空襲で、敵機は明らかに護衛の艦娘を狙っていた。何とか、防空戦闘の要である軽空母部隊は守り切ったものの、被害は続出している。輪形陣の一部は再編を余儀なくされていた。次に空襲を受ければ、今度こそ軽空母部隊が被害を受け、あるいは航空隊の多くを喪失することになるかもしれない。そうなれば、船団を守ることは絶望的だ。

 

一か八かの賭け。この攻撃が、船団を守るために必要なことだと、飛鷹もわかっている。だからこそ、全力で成し遂げる。そう、心に固く誓った。

 

やがて、水平線に燻る黒煙が見え始める。位置からして、先に“彩雲”が発見した機動部隊のうち、船団寄りの一つだろう。先に突入した千歳、千代田、隼鷹の攻撃は、すでに始まっているようだ。

 

「・・・やりいっ!」

 

先に突入した味方攻撃隊の戦果に、飛鷹は喜色の滲む声を上げた。

 

黒煙は、いずれも機動部隊の輪形陣左翼から上がっている。よく見れば、そこには明らかな陣形上の穴が開いている。先に突入した攻撃隊は、基地航空隊の到達を見越して、輪形陣の外縁を喰い破ることに集中したのだ。

 

―――さあ、やるわよ!

 

飛鷹はさらに気持ちを引き締める。

 

基地航空隊が突入を始めた。護衛の“烈風”が加速し、機動部隊上空に僅かに残っている戦闘機に襲いかかる。“烈風”の巧みな空戦で、敵機は少しずつ、機動部隊上空から引き剥がされていった。

 

それを受けて、残った一式陸攻と“銀河”が輪形陣への突入を始めた。

 

狙うは、輪形陣中央、三隻の敵空母だ。Eliteと思しきヲ級の一隻からは、急降下爆撃を受けたのだろうか、すでに黒煙が噴き上がっている。それを目印にして、攻撃隊が突撃を敢行する。

 

一式陸攻も“銀河”も、今回は魚雷を搭載している。一式陸攻三十機、“銀河”二十四機。計五十四機の双発攻撃機は、三隊に分かれ、超低空からの接近を試みていた。

 

その攻撃隊に、何とかして“烈風”を振り切った敵戦闘機が追いすがる。攻撃隊直衛の“烈風”がそれに反応し、敵機を引き剥がそうとする。それでも、時たま敵機が防御網を突破し、攻撃機に肉薄してくる。

 

一式陸攻や“銀河”各機から、自衛用の対空砲火が伸びる。密集隊形の各機から放たれる機銃は、相当な弾量を投射できる。

 

だが、敵機を撃墜するには至らない。

 

翼に機銃弾が突き刺さり、爆散して錐揉みになりながら、一式陸攻が墜落していく。

 

激しい応酬の末、自衛用の機銃が沈黙した“銀河”に、もう一機が襲いかかる。

 

機首を撃ち抜かれた機体は、飛鷹からのコントロールが利かなくなって、原形を留めたまま波間に飲み込まれていく。

 

しかし、敵機の反撃もそこまでだった。所詮は多勢に無勢。“烈風”の圧倒的性能の前に、次々に撃墜されていく。敵艦隊上空の制空権は、今や完全に攻撃隊が握っていた。

 

護衛戦闘機の奮闘を受けて、ついに三隊の陸攻隊が、敵空母へのアプローチに入った。

 

が、それを阻むかのように。まさしく海上の壁として、攻撃機の正面に立ち塞がるものがあった。

 

輪形陣に空いた穴。そこを無理矢理埋めるかのように、人型の深海棲艦が立っている。海風になびくセーラー服のような服装。真珠のように不思議な艶めかしさを秘める真っ白い肌。禍々しくも、速そうな印象を受ける背部の艤装。太陽に乱反射する白銀の髪。その瞳は金色の怒りに染まっていた。

 

戦艦タ級。それも、最高性能のFlagshipだ。

 

敵空母への距離二万を切った時、その手前に位置取るタ級の艤装が、褐色の炎を噴き上げた。主砲発射のそれよりは遥かに小さいが、圧倒的多数の砲炎が絶え間なく撃ち出される。両用砲による対空射撃が始まったのだ。

 

―――低く。もっと低く。

 

陸攻隊の、低空における安定性にモノを言わせて、飛鷹は編隊の高度を大きく下げた。その攻撃隊を包み込むように、両用砲弾が炸裂する。真っ黒い花が猛烈な勢いで花開き、右と言わず左と言わず、編隊を押し包む。

 

凄まじい弾量だ。他の深海棲艦とは比べ物にならない。まさしく死と破壊の絨毯が、陸攻隊を通して飛鷹の前に広がっていた。

 

―――負けてたまるか!

 

飛鷹の魂にも火が付く。ここで怖気付いては、飛鷹型航空母艦娘の名が廃るというものだ。

 

炸裂した両用砲弾の断片をもろに受けて、ズタズタに引き裂かれた一式陸攻が墜ちていく。

 

爆風に煽られて舵を失い、海面に激突する一式陸攻もある。

 

機首の至近で両用砲弾が炸裂し、ぐしゃりと潰れてしまった“銀河”が、海面に飛沫を上げる。

 

一機、また一機。攻撃隊の被害は、確実に広がっていく。それでも、飛鷹が攻撃隊の足を止めることはない。言ってみれば、これは究極の我慢比べだ。あちらは引かない。だったらこちらも引くわけにはいかない。

 

千歳が、千代田が、隼鷹が、こじ開けたのだ。飛鷹の操る陸攻隊に活路を開いてくれたのだ。

 

姉妹艦である隼鷹は、お酒が大好きで、夕食後によく一杯やっている。飛鷹もお酒は好きだが、あくまで隼鷹に付き合う程度にしている。呑んでしばらくすると寝てしまう隼鷹を、二人の部屋まで連れて帰らなければならないからだ。

 

千歳と千代田は、そんな飛鷹と隼鷹の呑み友達だ。飛鷹と隼鷹とは逆に、あちらは姉の千歳の方が呑兵衛で、千代田は飛鷹と同じく介抱役。

 

―――「もう、千歳お姉呑み過ぎ!」

 

―――「大丈夫よ~、千代田あ~」

 

―――「そ~だよ千代田~。まだまだ呑めるってえ~」

 

―――「ああ、もう。二人ともそれぐらいにしときなさいな」

 

そんな会話を、何度もしてきた。

 

楽しかった。四人で居酒屋『鳳翔』に入り浸り、肴を摘まみながらたわいもない話をするのが、この上なく楽しかったのだ。

 

その三人の想いが、今目の前に、一つの道筋として繋がっている。飛鷹を導いている。だから彼女は、攻撃隊を前へ前へと進めるのだ。

 

―――呑み友の力を、嘗めないで!

 

敵空母までの距離、八千。タ級からの対空砲火が、両用砲から機銃へと変わった。青白い火箭が縦横に伸び、攻撃隊にまるでシャワーのように襲いかかる。

 

エンジンカウルを撃ち抜かれた“銀河”が、黒煙を引きながら急速に落伍していく。

 

尾翼を吹き飛ばされた一式陸攻が、機体を保てずによろめき、海面に突き刺さる。

 

攻撃隊の前海面に、ミシン目の如く、機銃弾の小さな水柱が噴き上がっている。まるでスコールだ。その圧倒的な弾雨の中を、攻撃隊は微塵も編隊を揺るがさず、ただひたむきに敵空母へと突き進んでいた。

 

陣形両端の一式陸攻が、ほとんど同時に炎の塊に変わった。

 

一式陸攻を通して飛鷹が見ている映像の中で、タ級から放たれた機銃のシャワーが石礫のように迫ってくる。呆れるほどの弾幕だった。

 

タ級だけではない。空母直衛の二隻の駆逐艦や、空母自身からも、対空砲火が伸びる。だが、攻撃隊がその足を止めることはなかった。

 

三つの隊は、低空を維持したまま方向舵を切り、タ級の横をすり抜ける。その先にいる、空母へ向けて。

 

弾幕を突破した攻撃機に向けて、追いすがるように機銃弾が迫る。が、もはや飛鷹には、攻撃隊を押し包む対空砲火など全く気にならなかった。

 

―――三〇(三千)・・・。

 

いよいよ、飛鷹は魚雷投下への距離を読み始める。必中を期すべく、今回は距離一千以内での投雷を目指していた。

 

轟音を上げる「火星」発動機、あるいは「誉」発動機が、ペラを力強く回す。交流が波を吹き飛ばし、白い飛沫がまるで航跡のように続いてくる。

 

―――二〇・・・。

 

一式陸攻が一機、突然持ち上がった海水に巻き込まれてバランスを失い、海面に主翼を突き立てる。それが、撃墜された最後の機体だった。

 

―――一〇・・・!

 

飛鷹はまだ投雷しない。目の前に迫ったヲ級は、そのディティールを見て取ることができるほど大きく、近くなっている。真っ赤に染まるその双眸が、攻撃隊越しに飛鷹を見つめているような気がした。どうしようもない怒りと、消えることのない怨念のようなものが、その瞳には満ちていた。

 

―――〇八・・・!

 

飛鷹は投雷を指示する。開かれた爆弾倉から、細長く黒光りする長槍が投下され、海面に突入する。低空での投雷であるため、上がった飛沫も沈み込みも最小限だ。すぐに調定された深度へと戻ってきた計三十八本もの魚雷が、三隻の空母へと白い航跡を引きずって行った。

 

魚雷という重量物を手放したことで軽くなった機体は、ともすれば浮かび上がりそうになる。それを、飛鷹は必死に抑え込んで、低空飛行を続ける。敵空母の手前で一気に引き起こしをかけ、その頭上をフライパスした。ヲ級の蒼白な表情がはっきり見て取れるほど、攻撃隊との距離は近かった。

 

高度を少し取れば、自らがたった今放った魚雷が、真っ白い跡を海面に描きながら、敵空母へ迫る様を見て取ることができた。

 

深海棲艦も、座して命中を待つつもりはない。投雷からしばらくして、三隻の空母は一斉に舵を切り始める。攻撃隊が放った魚雷の網から逃れようと、必死にもがく。

 

だがそれは、虚しい努力にすぎなかった。一千を切っての投雷は、魚雷が到達するまでに三十秒ほどの猶予しかない。その間に、迫る全ての魚雷をかわすのは、至難の技だ。まして空母である。全弾をかわしきるには、いささか大きすぎた。

 

最初に魚雷が到達したのは、すでに被弾していたヲ級だった。フラフラとおぼつかない航行をしていたヲ級は、まともな回避運動を取ることも叶わず、魚雷の網へまっしぐらに突っ込んだ。左舷側にヲ級の身長を遥かに越える水柱が連続して立ち上る。その数、実に四本。これだけまとまって被雷すれば、さしものEliteも耐久の限界を迎える。その姿は、あっという間に波間へと沈みこみ始めた。

 

次に魚雷の餌食となったのは、無傷のヲ級Eliteだった。舵を切ったことで、数本の魚雷から逃れることができたヲ級は、だがしかし全てをかわすには至らなかった。真後ろから突き上げるように水柱が上がり、ヲ級がつんのめる。そこへ立て続けに、二本が命中して、ヲ級の行き足は完全に止まった。トドメとなったのは、左舷に傾き始めたところで命中した四、五本目であった。上空を憎々しげに見上げていた深紅の瞳が色褪せ、やがて真っ白いまぶたに覆われる。それを皮切りに、ヲ級は急速に傾斜を増していった。

 

最後まで粘ったのは、意外にもヌ級の通常型であった。深海棲艦の空母の中では最も性能が低いとされるヌ級であるが、どうやらヲ級よりも身軽であったことが幸いしたらしく、張られた魚雷の網を次々とかわしていく。上空の一式陸攻からその様子を確認するしかない飛鷹は、焦れる思いで動きを追い続ける。やがて、航跡のうち一つが、ヌ級に吸い込まれた。次の瞬間、まるで天を突く柱のように海水が持ち上がる。ついに、ヌ級に魚雷が命中したのだ。

 

だが、命中したのはその一本だけであった。行き足はいくらか遅くなっているものの、依然としてヌ級は海上にある。あの様子では、まだ航空隊のコントロール能力を残しているはずだ。“鹿屋”航空隊は、二隻の空母を撃沈したものの、一個機動部隊の航空戦力を全て無力化することはできなかったのだ。

 

攻撃隊を再編しながらも、飛鷹は悔しさに強く拳を握り締めた。その時だ。

 

敵艦隊が、にわかに慌ただしくなった。先ほど活火山のように砲火を唸らせていたタ級が、“鹿屋”航空隊とは別方向の空を睨みつけている。

 

―――一体、何が・・・?

 

飛鷹は、“銀河”の視点から、タ級が見つめる先を確認する。そこには、彼方まで青い空が広がっていた。

 

否。その青の中に、ポツポツと小さな影が見える。影はみるみるうちに大きくなり、十数秒後には機影と判別できるまでになった。

 

わかるだけで、機種は二つ。

 

特徴的な逆ガル翼。鋭さと頑丈さを感じさせる機体。猛禽類を思わせる固定脚が、翼から伸びている。爆撃機らしかった。

 

まるで研ぎ澄まされた剣のような翼。美しい絞り込みのラインを描く、工学的な麗しさを持った尾部。こちらは見るからに戦闘機だ。

 

数は十二機。それらが、綺麗な編隊を組んで、機動部隊の方へと迫ってきていた。

 

タ級が雄叫びを上げ、両用砲を放つ。次の瞬間、十二機の編隊は散開し、両用砲弾に空を切らせる。

 

―――すごい・・・!

 

飛鷹は、突如現れた機体の操作性に驚いた。右に左に、機体を動かして、両用砲に的を絞らせない。それでいて、各機が連携を取れる最低限の距離は保っている。あんなに緻密な航空戦は、鎮守府内でも一部の空母艦娘にしか行うことができない。

 

先行していた戦闘機と思しき機体が、いつの間にかタ級の上空に取り付いて、一斉に急降下に入った。チラリと見えた細い翼には、黒光りする塊が少なくとも二つ、ぶら下がっていた。

 

両用砲弾が炸裂する中、戦闘機が引き起こしをかける。それから数秒して、タ級の艤装に火柱が生まれた。

 

鎮守府で「爆戦」と呼ばれている一部の零戦と同じように、あの機体は戦闘爆撃機のようなものなのかもしれない。

 

爆撃を受けたタ級は、それでも沈むことはない。ただ、そこから放たれていた対空砲火は、明らかに小さくなっていた。

 

それを待っていたかのように、残った八機の爆撃機が輪形陣の内部に侵入する。その狙いは―――

 

―――ヌ級を仕留めるつもり・・・!?

 

飛鷹の予想通り、横一列に綺麗に並んだ爆撃機は、ヌ級の上空で華麗に翼を翻し、急降下に入った。“銀河”の指揮官機に繋がれた集音マイクが、その爆撃機が発する独特のサイレンを拾う。まるで敵に破壊と滅亡を告げるかのような、それはレクイエムにも聞こえる音色だ。

 

爆撃の精度は、異様なほど高かった。ヌ級に連続した火の手が上がり、一式陸攻や“銀河”の雷撃を逃れたその艦体を焦がす。立ち上る黒煙は、どす黒く敵機動部隊を覆っていた。

 

次の瞬間、ヌ級が内側から盛大に噴き飛んだ。何が起こったかは明白だ。命中した爆弾が、弾火薬庫の誘爆を引き起こし、内側から引き裂いたのだ。

 

これで、一個敵機動部隊が完全に沈黙したことになる。

 

ヌ級を撃沈し、悠々と高度を稼いでくる十二機の機体を、改めて観察する。その胴体と翼には、『独立艦隊』所属であることを示す識別マークが描かれていた。

 

Ju87C“スツーカ”、そしてFw190F“フォッケウルフ”。“ペーター・シュトラウス”に残されていた、“ルフトバッフェ”の予備機を組み立てたものであった。




呑み友の力ってなんだよ(真顔)

最初は“鹿屋”航空隊だけで仕留めるつもりだったのに、気づいたら“ルフトバッフェ”も加わっていました・・・。はい、一番驚いてるのは、作者であります

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