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いや、そんなものユウキへの愛で乗り切って見せる!
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書き終えて真っ白な灰に←イマココ
…戦闘はグダグダかもしれませんが、大目に見ていただけると幸いです。
sideユウキ
とりあえず次の村のへ着いた。いま夜8時だけど。
一応キリトの話だと、ボクたちのレベルなら一直線に来ても問題なかったらしいんだけど、SAOがデスゲームと化した今慢心は死を招く。という事で安全なルートを通ってきた結果、夜までかかってしまったのだ。
「もう夜になっちゃったけど、これからどうする?」
「流石に今日はもう動く気にならないなぁ…昼間の狩りが地味にキツかった…」
ああ…確かにあれはちょっとハイペース過ぎたかも…
「それじゃ、宿屋でも探そっか」
「そうだな。明日はまた疲れるハメになるし…」
「…?何か予定でもあるの?」
「ああ。『森の秘薬』ってクエストをやろうと思ってな。クエストの報酬でいい片手剣が貰えるんだが…」
片手剣…へぇ…
「…物凄っごくニッコニコしてるな。まあ、剣って聞いたら俺もテンション上がるけど…。まあ話を戻すと、そのクエストは『リトルネペント』ってモンスターからドロップする胚珠が必要なんだが…それが『花付き』って呼ばれる特殊なモンスターからしかドロップしないんだ」
「そんなの、倒せばいいだけなんじゃ?」
「出現率が低いんだなこれが。それに、偶に『実付き』ってやつも出てくるんだ。ソイツの実を間違って攻撃しようものなら、もううじゃうじゃとリトルネペントが湧き出てくる。…まあ、今の俺達なら問題なく倒せるレベルだけどな」
「なるほどねー。だから今からすぐクエスト受けに行かなかったんだね」
ボクはキリトなら「今日のうちに出来ることはやっておく」とか言い出すかなーなんて思ったりしてたんだけど。
「いつもの俺なら、デスゲームに放り込まれたのに焦って無茶をしてたって事も、あったかもな。クラインを…いや、ニュービーのプレイヤー達を置いてきた罪悪感を紛らわす為にレベリングに勤しんだりしたかもしれない」
「今は違うの?」
「ユウキのおかげでな。ユウキが一緒にいてくれたから、だいぶ心に余裕ができた。少なくとも、こんな状況でも冷静な判断ができる程度にはな」
「えへへ…それはどうも」
そう言われると照れるねー。アスナもキリトのこういうとこにやられちゃったのかな?もう少し詳しく聞いとけばよかったなー。
ともあれボク達は、デスゲーム開始初日を無事終えることが出来たのであった。
次の日の朝。
「キリトー!朝だよー!!起きてー!!!」
「うおっ!?なんだ!?敵襲か!?」
「敵襲って…普段からそんな殺伐とした日常を過ごしてるの?キリト」
起こされる度に敵襲を警戒する日常…うん。嫌だそんなの。
「あ、あはは。こんな状況になったからな。夕べは緊張してなかなか寝付けなかったんだよ。」
「フィールドならまだしも、ここは圏内で、しかも宿屋だよ?流石に敵襲は無いって」
「(そっちじゃない!宿代節約の為とはいえ、美少女と同室で眠るという行為に緊張しない男がいるだろうか。いや、いない!)…ま、まあそれはともかく、おはようユウキ。いい朝だな」
聞こえてるけど、美少女って言葉に免じて許してあげなくもないかな?
「ん。おはよ。じゃあ早速行こうよ!」
「!?今、朝の4時半…で、合ってるよな…。気が早すぎないか…?」
「いやーこのゲーム初クエストな訳だし、報酬が片手剣って聞いたらどうもねー」
遠足前の小学生みたいかもしれないが、夕べも余り眠れなかったくらいだ。10時には寝たけど。
「よくこんな状況でゲームをそこまで楽しめるな…」
「こんな状況だからこそだよ。安全マージンも十分すぎるほど取れてるし、楽しめる部分は楽しまないとね!」
「そうか…それもそうだな。俺もあんまり気負わないで、製品版SAOを楽しむとするか…」
「という事で、早速出発…」
「しない。それとこれとは話が別だ」
「えーキリトのケチ」
「うっ…拗ねてみせてもダメなものはダメだ。あ、しょんぼりもダメだって!やめろ!罪悪感凄いから!」
えー。もう一押しなのになのになぁ。
あ!そうだ!…いい事思いついた。
「そんなこと言っていいのー?あーあ。お願い聞いてくれたら許してあげようと思ったのに。えーっと、送信ボタンは…」
「ちょ、ちょっと待て!誰に、何を送信する気だ!」
「クラインに、ボクたちの現在状況を報告、かな?」
「なん…だと…た、頼む!それだけは勘弁!」
「顔も知らないキリトの妹にすら反応したクラインだからね。キリトが女の子と同室で一晩過ごした、なんて聞いたら…」
あの時ボクには反応しなかったけどね。ボクには反応しなかったけどね!
「わ、わかった。行く、行くからその送信ボタンに添えられた手を離すんだ」
「…ほんとに?」
「男に二言はない。…というか選択肢がない」
「やった!」
という訳で、朝の5時頃から丸一日かけた狩りが決定したのだった。
後から一日狩りずくめだと聞いたキリトが抵抗したのは言うまでもない事だね。
「ふぅ…ユウキ、今何匹だ?」
「ちょっと待ってね、っと!…今ので346匹目!」
今ボクたちはリトルネペント狩りの真っ最中。クエストとレベリング、互いの戦闘の仕方や連携の確認を兼ねて行っているため、胚珠が出た後も狩り続けている。
「よっ!胚珠は今何個だ?」
「8個!はっ!」
「はあっ!…もう切り上げてよくないか?実付き、5匹分くらい倒してるだろ」
「せいっ!…他のプレイヤーがミスしたのを助けた結果だよ?文句言わないの!」
ここでボクたちが戦い始めてから、ポツポツとプレイヤーがこの村に来始めた様で、森の秘薬クエストをクリアする為にここに来たプレイヤーも何人かいた。中でもニュービーや慢心したβテスターは、実付きを攻撃して窮地に陥ったりしていたので、ボクたちで助けに入ったりしていたのだ。さっき言った討伐数も大体がそのせい。
「それにしてもな。もう3時間超えてるぞ。流石に狩り過ぎだろ!」
「別にそこまで疲れてないよね?」
「それはまあ、そうだけど…」
ボクたちのレベルは昨日の道中、今日の狩りもあって10まで上がっている。この辺の敵なら、もう苦戦することはまず無いだろう。とはキリトの弁だ。
実際、ボクたちのプレイヤースキルの高さも相まって、リトルネペント狩りは最早作業にしかならない。勿論、自分の実力を過信したりはしないけど、余り過小評価するのもよくない事だ。…って昔アスナに教わった。
という訳で、その後も休憩を挟みつつ、延々とリトルネペント狩りを続けることさらに数時間…
「キリトー。そろそろ数えるの疲れてきた…よっと!596匹!」
「そもそも、わざわざ数える必要あるのか…?」
「…今まで数えてきたボクの苦労は一体…」
「…どんまい。あ、胚珠の方もかなり溜まってるだろ」
「後一個で20個だよ。あ、今落ちた。これで20個だね!」
「そろそろ帰るか?流石に集中力も切れてくるだろうし、今の状況でそれは避けたい」
確かに、余裕だからといって狩りを続けてもあんまりメリットは無い。むしろこれ以上はデメリットしかないかもしれない。
「そうだね。そろそろ帰ろっか」
こうしてボクたちは、無事『森の秘薬』クエストをクリアし、目的だった片手剣『アニールブレード』をゲットして終わる……筈だったのだけど。
「えっと…クエスト『森の守護者』?…キリトなにこれ?」
「いや…俺も知らない。βとの変更点か…?」
なにやら新しいクエストフラグがたった。でもキリトは知らないみたいだね。
っと思って話を聞いていると、βとの変更点かどうかはわからないが、話の内容からして、特殊条件達成済みの『森の秘薬』クエストクリアがこのクエストの開放条件らしい。
キリト曰く、「おそらく胚珠20個以上を持ってクリアが条件だろう」とのこと。
「『森に巣食う化け物に捧げる生贄に選ばれてしまった。胚珠でたくさん作った秘薬で勘弁してもらえるよう頼んできてくれ』か…。クエスト名も『森の守護者』だし、化け物を倒して森を守れ!って事かな?」
「頼んできてくれって依頼だけど、おそらくそうだな。…何が起こるかわからないんだ。このクエストを放棄する事だって出来るぞ?」
「まっさか!ボクがクエスト放棄なんてすると思った?」
こんな面白そうなこと放っておく訳無いのに。死なないように準備したらすぐにでも出発するつもりだよ?
「思わない。まだ会って2日目だけど、なんとなくユウキの性格はわかってきたからな。どうせ『準備したらすぐ出発!』とか考えてたんだろ?」
「キリト…エスパーだったの…?」
「…ほんとに考えてたのか。まあ、それには賛成だ。暗くなる前にとっとと終わらせて帰ろうぜ」
「おー!」
という訳で村人の案内を受けて化け物がいるらしい所まで…っと思って歩いていると、急にマップが切り替わった。
「えっとこれはもしかして」
「ボス戦だな」
「やっぱり?準備してきてよかったー」
「レベルも上がってるし、剣も変えた。無茶しないで慎重に行けば大丈夫だろう」
「りょーかい!」
そこまで会話した所で、奥からボスらしきモンスターが登場した。HPバーは2本。姿はリトルネペントを大きくしたような感じだ。
「んー『ラージネペント』って…そのまんまだね」
「だけど、純粋に大きさとステータス向上って訳でもなさそうだ」
それは見ればわかるよねー。なんか体にヌメヌメした液体纏ってるし。麻痺とか毒とか、そんなところかな?
「結晶アイテムはここじゃゲットできないからな…ポーションでなんとかするしかないか…」
「そもそも食らわなければいいんだよね?じゃあ、その方針で行こう!」
「はぁ…ハハッ。ユウキにはほんと、頭が上がらないよ」
苦笑しながらそんなこと言うキリト。感謝されるようなことなんてしたかな?ま、貰えるものは貰っておこっか。
「くるぞ!」
「午前中みっちり練習した連携見せてあげようよ!」
「こんな早くに役立つとは思っても見なかったけどなっ…ぜああっ!」
キリトがソードスキル『スラント』を発動させて斬りかかる。続けて『レイジスパイク』。
それに合わせてボクも後ろへ回りこんで『ホリゾンタル』を放つ。
「せいっ!って、あ、あれ?ほとんどHPが減ってない!?」
「は?俺達のレベルは10だぞ。このレベルでほとんどHPが減らないなんて、それこそ10層レベルじゃないと出てくるわけが…これはどういう…って、そうか!」
「なにかわかったのキリト!」
ラージネペントの攻撃をよけつつ、キリトに訪ねると、納得なんだけど、納得したくない答えが帰ってきた。
「普通、最初からリトルネペントを何百匹も狩って胚珠を20個も手に入れるプレイヤーなんていないだろ?つまりそう言う事だ」
「あーそれは確かに。上の層のどこかで情報手に入れたあと、2回目を挑みに来ることが前提に設定されてるのかな。ってことはこのボスは…」
「間違いなく10層クラスの敵だ」
うわぁ、それって割とピンチなんじゃ…。
「でも、10層クラスって言っても1層のボスだ。そこまで厄介な攻撃はしてこないはず。元はさっきまでさんざん戦ってたリトルネペントなんだ。冷静に対処すれば、時間をかけて倒せない相手じゃない」
「それもそっか。うん。キリトのお陰でだいぶ気が楽になったよ」
「お互い様だ。さて、相手もそう待っちゃくれないし、そろそろ戦闘再開と行くか」
「うん!」
そんな感じで、ボクたちのボス戦は幕を開けた。
「うおおっ!はぁ…はぁ…ユウキ!スイッチ!」
「了解、スイッチ!やあっ!」
もう何時間戦闘しているんだか分からなくなってきた。丸一日くらい戦闘してるような感覚もする。あ、もうこれ末期だね。
「はぁ…はぁ…流石に…はぁ…ちょっと疲れて…はぁ…来たんだけど」
「ふぅ…俺も、そろそろ…限界が、近いかな…でももう、ボスの体力も、赤ゲージだ。なんとか、なる…だろ…はぁ…はぁ」
一気に決めてしまいたいところなんだけど、ここは我慢して地道に削っていくしかない。
油断は禁物、と言う言葉を身に染みて実感する今日この頃だね。
そして更に30分後、ついに…
「お、終わったぁ……」
「つ、疲れたよぉ…」
なんとかラージネペントの撃破に成功。終わってみれば全く苦戦なんてしなかったのに、なぜだか異様に疲れた。二人で一緒にその場で座り込んでしまった。
「はぁ…この緊張感…慣れないなぁ…」
「ボスの緊張感を先に味わえたと思えば、フロアボスとの戦い楽になるかもよ?」
「そこまでポジティブに考えるのは、まだ無理かな」
「そうだねー。流石にボクも、今回は疲れたよ」
でも、いつまでもこうやって座り込んでる訳にも行かないし、クエストの報告に行かなくてはならない。という事でキリトを促して気力を振り絞り、村人の元まで帰る。
「これで、このクエストクリアか…」
「報酬はなんだろうね?ここまでのクエストなんだから、そこそこいい物が貰えそうな気がするけど…」
少しワクワクしつつ村人のみんなにクリア報告。すると、鍛冶屋でボク達に渡したいものがあると言われた。
「剣?剣かな!?」
「片手剣とは限らないからな。あんまり期待しない方がいいぞ」
「ええー。そんなのつまんないよ」
そんなことを言いつつ、鍛冶屋に到着。すると、何か変な石を渡された。
「これは一体…?」
「おじさん?この石はなんなの?」
「そいつはな。今の自分の装備を参考に、自分に最適な武器を作り出してくれるっつー鉱石だ。ほんとなら、あんたらが森の化け物に会いに行くとき、護身用に持たせようと思ってたんだがよ。準備に手間取っちまって。無事戻ってきたから、その祝いにちょうどいいと思ってな」
「って、ことは…片手剣!?うわ、やった!キリト、剣だよ剣!」
「わかった、わかったから落ち着け。…にしても、自分に最適にって、どういう事だ?」
「その石をもって、使って見ればわかる」
「使って…あ、キリト、タップしたらタイプ選択画面が出てきたよ?」
「なるほどな…欲しいタイプを選んで、そのタイプの剣をランダムに生成するってところか…面白いな」
「それじゃ、早速。えーと、ボクはスピードタイプ、と」
「俺はパワータイプかな」
ボクたちが選択すると、突然石光りだした。
「うおっ!眩しっ!」
「なんかこのゲーム始まってからこんなのばっかり!」
光が収まると、そこにはふた振りの剣があった。
「お、おお…えーとなになに『ソニックリッパー』…うん。手に馴染む。軽くていい剣だね!」
「俺のはちゃんと俺好みに重い剣になってるな。『ストロングブレード』…ん。こっちもいい剣だ」
「えへへー。アニールブレードだけかと思ってたのに、これはとんだサプライズだね!」
「苦労したかいがあったな。クエストの難易度もあって性能も現時点では破格だ。しばらくこの剣で戦って行けると思うぞ」
「ほんと!?いやー苦労してゲットした剣だから、あんまり手放したくなかったんだよねー。よかったー」
「ま、気持ちはわかるな」
そんなこんなで、クエストを全て終えて、ポーション等の補給を済ませたらもう夕方。時間的にも体力的にも、今日はもう帰って休んだほうがいいかな。
「という訳で、宿屋にかえろー!」
「何が、という訳でなのかわからないけど、俺も賛成。流石に今日はもう疲れた…」
「あはは。それ、昨日も言ってなかった?」
「ユウキといると疲れることが多いんだよきっと」
「…そんなこというキリトはクラインにメッセージ送ってあげるから制裁を食らえばいいんだよ」
「悪かった!冗談だって!…ユウキがいてくれて助かったよ。今日だって、俺一人じゃ危なかっただろうし」
「それも、昨日似たようなこと聞いたよ?」
「そうだっけか?あはは」
「そうだよー。ふふふ」
嬉しいけど、照れくさいので誤魔化す。ボクはアスナとは違うから、この程度じゃ絆されたりしないんだよ?なんてね。
「…今日も約束が守れてよかったよ」
「約束?」
「しただろ?必ず生き残るって約束」
「…そうだね。ヒヤッとした時もあったけど、無事だったし、約束はしっかり守れたって事になるね」
「改めて誓うよ。明日も、明後日も、その先も…ゲームクリアまで、この約束、絶対に守ってみせる」
「うん。ボクも絶対に守ってみせるよ」
願わくば、クラインや、この世界にいるはずで、まだ出会ってないアスナ達とも約束しよう。
ボクたちは、そんな風にそれぞれ決意を固めつつ、ゲーム開始2日目の夜はふけていくのであった…。
ユウキ「クラインに送信っと」
キリト「うおぉい!何送信してるんだ!?許してくれたんじゃなかったのか!?」
ユウキ「いやーボク的には許してあげても良かったけどね?『キリトなんて爆ぜろっ!』っていう宇宙意思がボクを突き動かしたんだよ」
キリト「そんな良く分からないものの為に俺は犠牲になったのか…」
ユウキ「あ、返信きた。なになにー?えーっと『本来ならすぐにでもそこへ行って、キリトのヤロウをけちょんけちょんに叩きのめしてやりたい。でもまだ行けそうに無いので、かわりにこの情報もプレイヤーへレクチャーしてやります』…これボクにも被害がくるよね」
キリト「自業自得だろ。訳わからん理由で人を陥れようとするからそうなるんだ」
ユウキ「訳わからなくなんてないよ!?きっと読者のみなさんだって、ボクたちを暖かく見守ると同時に心のどこかで『キリト爆ぜろっ!』って願ってる筈なんだ!」
キリト「俺はその読者のみなさんとやらになぜ恨まれてるんだ…」
ユウキ「え」
キリト「?」
ユウキ「自覚ない…!?凄まじいね主人公補正…だけど残念!この小説の主人公はボクだからね!ハーレムなんて築かせないよ!」
キリト「今までで一番話が読めない…一体なんのことを…」
ユウキ「相変わらずなキリトは放っておいて次回予告!こ、これは…ようやくボクがあの人と出会う話みたいだね!くぅー楽しみだなぁ!」
キリト「あの人?って一体誰だ?」
ユウキ「それ言っちゃったら面白くないでしょ?楽しみは後にとっておかないとね」
キリト「まあ、ユウキが喜んでるし、なんでもいいけどな」
ユウキ「それではまた次回〜」
キリト「え、えっと、また次回〜?」
ユウキ「キリトが空気を読んだ…!?前回教えた甲斐があったなあ。次もこの調子でね!」
キリト「つ、次があるのか…」