ちょっと抜けてる神様   作:本気は後で出す

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どうも、今のところ1日おき投稿できてて書き置きはない明日から本気だす者です。

ストーリーは授業中考える。つまり書き置きもないノープランでのアドリブ連載。

(′・ω・`)…



相部屋の変人

 

 

ー7月27日 晴れ

 

ふしぎな人外がうら庭に落ちてきた。

 

僕は天使だと思ったんだけど、どうやらちがうらしかった。

 

今日も晴れている。

 

同じこじいんのやつらがわーわーさわいで走り回っていた。

 

部屋にいても聞こえる声にうんざりしていたら、うら庭の人外が部屋に来た。

 

話がおわり、僕とおなじ部屋に入るらしい。

 

『あいべやだよ、やったねリドル!』と僕の手を取ってぴょんぴょんはねていた。

 

よっぽどうれしかったらしい。なんでだろう。

 

 

追記

 

いつもからかってくるやつがアリスにたかっていた。

 

アリスはにこにこして対応していたけど、すぐに僕のところに戻ってきた。

 

何故だかすこしうれしかった。いいきみだ。

 

明日が楽しみかもしれない。

 

(リドルの日記より)

 

 

 

日記を書き終えたので閉じて棚にしまう。

 

この間の外出許可が出た日に気まぐれで買った日記だけど、暇つぶしには丁度よかった。

 

相部屋って、アリスは女の子だし(人じゃないけど)、それに狭いのに、と思ったらアリスがどこでもねれるから平気だと言ってきた。

 

とりあえずそれはダメだと言ったらどこからともなくベッドを持ってきた。アリスは力持ちだ。

 

「これでいいね。やったね。」

 

「相部屋ってどうなんだろうね」

 

「え?いいじゃん楽しいよ。枕投げする?」

 

当然の疑問を口に出したら軽く返された。

 

挙句、枕投げなんて提案をしてきたのでやんわり断っておいた。

 

でも真面目に受け取った僕の返答にアリスは冗談だよと笑ってきた。少し悔しかった。さらにかわいいなと撫でられた。振り払った。当然だろう、恥ずかしい。

 

夕食の時、何故かふくろうが来ていた。

 

アリスがふくろうを撫でて何か受け取っていた。あれはペットなんだろうか。

 

夜、アリスは何かを読んでいた。

 

すこしだけ面白そうに笑って、それからポケットから紙を取り出して羽ペンで何か書いていた。

 

羽ペンを使うなんてアリスは変わっている。いや、人外だからその世界では普通なのかもしれない。

 

そういえばアリスはなんという生物なのか聞いていない。あまりにも人間らしかったから忘れてしまっていた。

 

…でも答えてくれなさそうだし、とりあえずは人間ということにしておく。

 

いい加減睡魔が襲ってきた頃、アリスがさっきの紙を投げていた。紙が途中で消えたように見えたのは、きっと寝ぼけていたせいだろう。

 

うとうとしている僕に気づいたアリスは何がおかしいのか、それとも面白いのかにこにこ笑っておやすみと言ってきた。

 

なんだかイラっと来たので意地でも眠るものかと思ったけど睡魔に負けた。成長期だし、仕方ないか。

 

 

 

7月28日 曇り

 

僕が日記を書いていると知ると、アリスも書き始めた。

 

昨日からアリスの事ばかり考えている。そして書いている。

 

…元々同じようなことのくり返しだったし、ほとんど報告書みたいなものだったからこうやって考えたことをそっちょくに書いているとおかしな感じがする。

 

前のページにさかのぼっていくと自分でもおどろくくらいにくしみのこもった文だった。でも、アリスも居るし別にさみしいわけでもないからよしとする。

 

そういえばアリスに親はいるのだろうか。

 

僕の母親は死んだし父親はいない。

 

だからこじいんに居るんだけど、アリスはわざとここに来たらしかったからきっと居るんだろう。

 

どんな両親なんだろう。親子ってどんなものだろう。

 

この間街で見かけた手をつないで幸せそうな親子のような関係なんだろうか。

 

…なんかもやもやするからここまでにする、続きは明日書けばいい。

 

追記

 

アリスはアホだ

 

(リドルの日記より)

 

 

 

今日はアリスに起こされた。

 

いつも孤児院の人がドアを叩いて起こすのに、それより早く起きることはあっても起こされるとは思わなかった。

 

もしかしてドアを叩かれても起きなかったのかな。

 

「なんでアリスが起こすの?」

 

「え?だってドア叩かれるの嫌だったから。さっき廊下に顔出しておはようございますって挨拶しておいたから叩かれないよ」

 

「ああ、それでアリスが」

 

「うん」

 

アリスは大きな声や人の出す音(生活音や人為的なもの)が嫌いらしい。

 

それなら子供ばかりの孤児院は騒がしくて大変なのではと思ったけど、まずそれ以前に子供は好きなんだろうか。

 

「アリス、子供って好きかい?」

 

「え?どうしたの急に、大嫌いだよ、嫌い」

 

二回もご丁寧に言ってくれた。相当嫌いらしい。

 

それでもとりまくアホどもに笑顔を振りまき愛想よくするあたりアリスは恐ろしい。もしかして僕も嫌いなんだろうか。

 

チクリ、胸が痛んだ。なんだこれ。

 

「アリスは僕のことが嫌い?」

 

「まさか!」

 

「どうして?」

 

「どうしてって、そうだなー、うーんと、なんでだろう、平気なんだよね。多分精神年齢がわりと普通に周りより上だからじゃないの?」

 

アリスは少し悩みながらも理屈でもちゃんと答えてくれた。わりと普通ってどんな言葉だとつっこもうか迷ったけど、その前にまた頭を撫でられた。くすぐったくて逃げた。

 

「何で?リドル私のこと嫌い?」

 

「だから、そんなことないって。ただ、その、子供が嫌いだって」

 

逆に質問された。

 

心構えが出来ていなかった僕は少し驚いたけどちゃんと返した。アリスはしっかり答えたんだから僕も答えなければ、なんでだかそう思った。

 

「ああ、なんだ。だから、リドルは平気なの。寧ろ可愛い」

 

「え」

 

…アリスは本当にぶっ飛んでいる所がある。僕は男なんだけどな…。わかってるのか、それともアリス的には男に可愛いは褒め言葉なのか。

 

聞いてみたら

 

「は?可愛いは普通女に言うことだけど…っていうかリドルまだ見た目子供だから連発してるだけだからね?」

 

とか

 

「色々勘違いっていうかなんかおかしいこと考えてそうだから言うけど、私元々人間だから。住んでる世界が違うとかそういうのあんまないから。」

 

と、僕の心を見透かしたように訂正された。

 

そうか、元人間か…

 

………あれ?それなら何で人外になったんだろう。

 

 






(′・ω・`)ギブミー萌え

リドル「持ってないです」

(;′・Д・)!?

アドリブ文章なので書いているうちに変更する妄想がありますね、楽しいです。

試行錯誤しながら手探りで書くのって楽しくないですか、私の場合よく逸れるんですけど。

やりたい場面はおっくせんまん!おっくせんまん!

…は、ないですね。多分。多分いっせんまん!いっせんまん!が限界。

やりたい場面なんて出来る方が少ないし妥協しまくるのでできてせいぜい50とか100とかなんでしょうね。

畜生め…ッ。

リドルの日記は私の適当に考えた内容です。

それより前?今度時間あったらあとがきで。

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