やったー一年生終わるー。二年生は飛ばしたいレベルでネタがないオワター。
ラブコメ?なんですかそれは…。アリスさんは知ってますか?
(′・ω・`)ナニソレオイシイノ?
夕食の席でディペット校長が寮の点数の話をしだした。
「……………1位、スリザリン…999999点」
「やったー!カンストしたよ!」
「…………えっ」
スリザリンの席は喜んでいいのか悪いのか戸惑うものと、とりあえず喜ぶ者の2グループに分かれていた。
アリスはもちろん喜ぶ側だ。カンストって…いや、カンストって…。
アリスが特別何かしたかと考える。そういえば初日からスラグホーンに500点…だっけ、そのくらいもらってたし…、僕は僕で色々やったから…
あれ?僕のせいでもあるの?
「…4位、ハッフルパフ394点」
点数を言い終わったディペット校長はダンブルドアに代わってもらい続きを言ってもらっていた。
校長はというとよろよろと席に座ると胃を抑え蹲ってしまった。胃薬を飲むにはディナーが必要らしい。
ディナーが出てくるとがっついてすぐ胃薬を飲んでいた。何となく笑いたくなった。
「そういえばリドル」
「何?」
「飛行術楽しそうにやってたよね?」
「……………えっ、そんなことないよ」
実際はかなり魔法使いらしかったし楽しかったのだが、なんとなく知られたら面倒臭そうだったので目をそらし食べるのに集中した。
エイブリーがそうだそうだと賛同していたが足を蹴ったら黙った。ざまあみろ。
そんな僕らを見てアブラクサスが声を押し殺して笑っていたので睨んだが、謝りながらも笑いが収まることはしばらくなかった。笑い死にしたらせいせいしただろうに。
今年は秘密の部屋が見つからなかったが、勢力を広めることはできたのでよしとする。そういえば夏休みは本当に戻らなければいけないのだろうか。からかってくるやつは返り討ちにできないし(アリスがいるから)、何よりマグルに囲まれていたくない。
後で校長に頼みに行こう。
「レストレンジ、アブフォイ、エイブリー」
「何だ」
「何?」
「おいアブフォイってなんだ」
「リドルと家行ってもいい?」
「「「はあ?」」」
「アリス、何言ってるの?」
「ふへへお泊まり会」
ガキか。いや、お泊まり会っていい方の事だけど。
それでもホグワーツに残れなかった場合いいかもしれない。一応話は聞いておくことにした。
「いやお前な…」
「えっだめ?」
「いやいいんだが」
「俺ん家来てもつまんねーよ」
「私のところもだな」
「同じく」
「つまんないとかいいよ別に喋れば」
「まあそれなら」
「日程はどうするんだ?」
「空いてる日「「「全部だ」」」おうふ」
これでいいのかお前ら。夏休み全部空いてるなんて…
「じゃあ行きたい日の前日あたりふくろう送ればいい?」
「ああ」
なんかさりげなくいい加減な話がまとまった。
「そんないい加減でいいのかい?」
「何とかなるよ」
ぐっと親指を立ててアリスは言う。生き生きとしてる気がするのは気のせいだろうか。
まあでもたしかに何とかなる気がする。あとはホグワーツに残れる(アリスと一緒に)か聞いてみるだけだ。
「悪いがいけない。これは規則だ、変わらない」
少し考えてくれたもののダメだった。……まあアリスがいるならまだいいか。
でも好き勝手動くことは出来ないな。いや、アリスの事だから色んな人のところに行ったりするだろうしチャンスはある。その時にやればいいだけだ。問題ない、多分、大丈夫。
(′・ω・`)オモシロイノカナ?
リドル「ちなみに誰と?」
(′-ω-`)サア
リドル「」
ラブコメなんてないよ。ほんとだよ。
というかアリスがアブフォイ(例)に手を出したとしたら犯罪だよね。とか思いました。
べっ別にラブコメ書くのが面倒な訳じゃないんですからっ!