年越し初夢にレギュラスが出てきて舞い上がった明日から本気出す者です。
あけましておめでとうございます。
(′・ω・`)ゴメンヨ
side Dumbledore
試験結果を張り出すのに戸惑う。
その訳はもはやお決まりで問題児の点数のせいだった。
全教科において筆記・実技共に満点、その上落書きは減点できないようなものでクオリティと場所も申し分なかった。減点は出来ずスラグホーンなどは加点をして行き、他教師は筆記はなんとか満点で済ませても、実技は加点をしなければならなかったためなんとも人間離れしたカオスな点数が出た。
人間じゃないなら仕方がない、アリスなら仕方がない。
じゃ、ねーよ!とわしは全力で突っ込んだ。おかしい。何かおかしい。いや、確実にアリスがおかしい。
仕方ないねで済ませちゃいけないと思う。
加点に加点を重ね首席で優等生の(一応アリスも優等生だが)トム・リドル(ちゃんと実技などで加点もされている)を軽く超えた点数を出すアリスに本人は居ないというのに胃が痛くなった。
「…アルバス」
「…」
「…がんばれ」
「…」
職員室で机に突っ伏したわしの肩を誰かがぽんと叩いていった。気が滅入る。
それでもグリフィンドール寮に結果を貼りださなくては。重い足取りでグリフィンドール寮に向かい合言葉を言い、結果を貼りだした。
一年のは最後に回して胃が落ち着いた頃に張り出すことにする。胃がもたない。
side Riddle
朝、同室の男子に起こされ何事かと起き上がると興奮した顔で試験結果の話をされた。
トップはアリスか僕なのかなと思いつつ身じたくを済ませ談話室へ。少し人だかりが出来ているが、同室の男子に起こされたためまだ早い時間で空いていると思われる。
「あーリドルー」
おはよー、早いねーときの抜ける声で言われる。そんなアリスをよくわからない目で周りの人は見つめていた。
アリスが先立って試験結果の紙の所へ行くと一位はアリスだった。隣にある気違い染みた成績は無視しておこう。
僕の合計点数の5倍以上あるアリスの点数を見てかなり驚き満点の点数を確認したが加点やらなんやらで僕は満点以上の点数だった。あれ?アリスどうやったの?
「そういえばさあ」
「?」
アリスがふと思いついたように言った。
「これって寮の点数争い終わってから出るんじゃないの?」
「何を言ってるんだアリス、これが毎年の流れだぞ」
「…ふーん(校長が違うからか)」
アリスが少し流れについて疑問を持ったみたいだけどこれが毎年の流れらしい(レストレンジ談)。創設者時代から生きているアリスのことだから多分変わってることに驚いたんだろう。
「…アリス」
「何」
「アリスって何歳」
エイブリーが怪訝そうに質問する。この二人はあまり喋らないんだけど…
「…何歳に見える?」
「…11、か12じゃないとおかしいよな?」
「…見た目は16だよ?」
「…えっ」
見た目は16、中身は100オーバーなのがアリスだ。
「何歳だっけね?とりあえず100は超えてたよ、あれ?0が5個くらい足りないかな?」
本気で考え出したアリスに引くエイブリー。そんなに引くのか…。というか0が5個足りないってどんだけ長生きしてるの。
「?あれ、アリスって創設者時代から来たんだよね」
「うんまあ」
「時空越えたんだよね」
「うんまあ」
「…じゃあそんないってないよね?」
目を逸らされた。えっ、なにそれ。
「……いやぁ……その遥か昔から生きてるし……」
………え、怖い。
いくら人外だからって生きすぎじゃない?日本のアヤカシなの?クリーチャーなの?
「…アリスって何世紀生まれ?」
「うん?21世紀」
今20世紀なんだけど。
(′・ω・`)ゴメンワザト
アリスさんがさらりと未来から来ている発言。怖い。アリスさん怖い。もともと今の時代の人間だったからいいんですけど怖い。
ちなみに満点の場合の合計点数は一万くらい。だと信じてる。
アリスさん→20万点以上
リドルん→3万点くらい
おまえら人間じゃねえよ。その頭脳私にくれ。